JPH0417935A

JPH0417935A - リベッター

Info

Publication number: JPH0417935A
Application number: JP12196190A
Authority: JP
Inventors: Masaru Mori; 優森
Original assignee: NIHON RIKI KK
Current assignee: NIHON RIKI KK
Priority date: 1990-05-10
Filing date: 1990-05-10
Publication date: 1992-01-22
Anticipated expiration: 2009-12-14
Also published as: JPH06102240B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、リベツタ−の改良に関し、さらに詳しくは、
ブラインドリベットを締着する板材に該リベットの挿入
孔を設ける穿孔機能を備えたリベツタ−に関する。

（従来の技術）従来のリベツタ−は、電動リベツタ−、エアーリベツタ
−、ハンドカベツタ−を含めて、その構成の複雑性、簡
単性或は操作の難易性に関係なく、リベツティング作業
に際しては、例えば電動リベツタ−の場合は、先づ、板
材に電気ドリル等によりリベット挿入孔を開設し、然る
後に、リベツタ−に装填したリベットを該孔に挿入して
所期のりベツティング作業を行なうように構成されてい
る。

（発明が解決しようとする課題）上記のように、従来のりベラターの場合は、電気ドリル
等の穿孔具による板材への開孔作業とリベツタ−による
リベツティング作業といった２種類の工具による２つの
作業が必要であるため、作業性が悪く、能率的にリベツ
ティング作業を行ない得ない問題があり、この問題は足
場の悪い高所等における作業時には一層増大され、２種
の工具の取替え時に工具を落下したりする危険性があり
、不測の事故を誘発するといった問題がある。

本発明は、上記の問題を解決することを課題として開発
されたもので、単一のりベラターによって板材への穿孔
作業とリベツティング作業を連続的に行ない得る至便性
を備えたリベツタ−を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）上記の課題を解決し、上記の目的を達成する手段として
、本発明では、先端側をジョー機構に連結すると共に、
後方側に螺杆部を設け、且つ中間部適所に軸線方向を横
切って回り止めピンを貫設し、該ピンの両端を突出させ
て構成した回転シャフトと、該回転シャフトの後端側に
螺合したローリングナツトと、該ローリングナツトと回
転動力シャフトを係脱自在に連結するクラッチ機構と、
上記回転シャフトに被嵌して該回転シャフトの上記回り
止めピンの両端突出部を挿入する軸線方向に沿う２条の
長孔を対設して成る筒状の軸受フレームと、該軸受フレ
ームに被嵌して該フレームに一体的に止着すると共に、
ジョー機構を内装したヘッドフレームに先端側を被嵌し
て成る筒状のメインフレームとから構成されており、且
つ上記回転動力シャフトの先端側に所要深さの有底孔を
設けて回転シャフトの後退とクラッチ機構の切離を可能
に構成したリベツタ−を開発、採用した。

また、本発明では、上記のように構成したリベツタ−に
おいて、回転動力シャフトの先端面に一体的に形設した
クラッチと、ローリングナツトの後面に設けた前後に可
動な可動クラッチによりクラッチ機構を構成したりベラ
ター、及び回転動力シャフトの駆動モータを正逆回転モ
ータで構成したりベラターを夫々開発し、採用した。

（作　用）上記のように構成したリベツタ−において、第１図に示
すようにジョー機構３のジョー１７が開かれた状態にあ
る時に、先端にドリル刃４０を備えたブラインドリベッ
ト３９を該ジョーに挿入した後、ノーズピース３８側か
ら見て時計方向にメインフレーム８を手動的に所要量だ
け回転させると、該メインフレーム８の回転は軸受フレ
ーム７、回り止めピン１１を介して回転シャフト１に伝
達され、該回転シャフト１を同じ方向に回転し、ローリ
ングナツト２及び軸受フレーム７に設けた長孔２７．２
７を介して該回転シャフト１を後退させるので、第２図
に示すようにブラインド刀ベット３９はジョー１７によ
り咬持される。　また、このリベット咬持動作は、メイ
ンフレーム８を回転しないように手で固定し、この状態
で回転動力シャフト５をモータにより正回転さぜること
により、クラッチ機構６を介してローリングナツト２を
回転させ、回転シャフト１を後退させることによっても
達成できる。

次に、ジョー１７に咬持されたブラインドリベット３９
のドリル刃４０の先端を所用の板材４１に押し当て・回
転動力シャフト５を正回転させると、板材４１はドリル
刃４０により穿孔され、同時に該孔にブラインドリベッ
ト３９は挿入される（図示せず）。

この状態において、メインフレーム８を回転しないよう
に手で固定して回転動力シャフト５を正回転させると、
第３図に示すように前記した伝達手段を介して回転シャ
フト１は必要量だけ後退しりベツティング作業を終了す
る。

リベツティング作業の終了後に、メインフレーム８をノ
ーズピース３８側から見て反時計方向に回転させるか、
或はメインフレーム８を回転しないように手で固定し、
この状態で回転動力シャフト５をモータにより逆回転さ
せるかの何れかの手段により、前記した伝達手段を介し
て回転シャフト１を前進させ、ジョー１７によるブライ
ンド力ベットの切断シャフトの咬持力を解いて、該切断
シャフトを排出させる。

次に、本発明におけるクラッチ機構６の動作を説明する
。

上記のようにしてリベツティング作業を終了した後、さ
らにメインフレーム８を固定したま１回転動力シャフト
５を正回転し続けると、回転シャフト１は第３図に示す
位置からさらに後退し、その後端が回転動力シャフト５
の有底孔２１の奥部に嵌入しである鋼球２３に衝き当っ
て該動力シャフト５を後退させ、第４図〜第６図に示す
ように（特に第４図に示すように）動力シャフト５側の
クラッチ２６と可動クラッチ２５及びローリングナツト
２との間に間隙を形成して両クラッチ２５．２６の係合
関係が切れ、動力シャフト５のトルクは可動クラッチ２
５側に伝達されなくなり、ローリングナツト２は回転し
なくなって回転シャフト１の後退動作は停止する。次に
、両クラッチ２５．２６が第７図の位置状態にあるとき
に、メインフレーム８を固定したま）動力シャフト５を
逆回転させると、両クラッチ２５．２６のＡの部分が咬
み合って係合し、動力シャフト５の回転がローリングナ
ツト２に伝達され、回転シャフト１を図に向って左方向
に前進させて、第１図に示す初期の位置に復動させ、か
くしてリベツティング作業のワンサイクル動作を完了す
るものである。

（実　施　例）以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて、電動リ
ベツタ−について説明する。

この実施例に係る電動リベツタ−は、大別して、回転シ
ャフト１と、ローリングナツト２と、ジョー機構３と、
ヘッドフレーム４と、回転動力シャフト５と、該ローリ
ングナツト２と動力シャフト５を係脱自在に連結するク
ラッチ機構６と、異形円筒状の軸受フレーム７と、円筒
状のメインフレーム８とから構成されている。

而して、上記回転シャフト１は、先端側にジョー機構３
の１部のショ一部材を収容するための有底孔（凹孔）９
を設けると共に、後方側に螺杆部１０を設け、且つ略中
間部に軸線方向と直交して回り止めピン１１を貫設し、
その両端を突出させると共に、後端にブツシュロッド１
２を突設して構成されている。

ローリングナツト２は、上記回転シャフト１の螺杆部１
０の後端部に螺合されており、該ナツトの後端部にフラ
ンジ１３を設けて、該フランジ１３に、後述するクラッ
チ機構６の可動クラッチを僅かに進退可能に取付けた連
結ピン１４と可動クラッチ押圧用スプリング１５が夫々
設けである。

ジョー機構３は、周知の各ジョ一部材、即ち、ジョーケ
ース１６内に収容されたジョー１７、ジョープッシャー
１８、ジョープッシャースプリング１９から構成されて
おり、その中のジョープッシャー１８とジョープッシャ
ースプリング１９は上記回転シャフト１の有底孔９内に
収容され、且つジョーケース１６は回り止めリング２０
を介して回転シャフト１の先端部外周に止着されている
。

ヘッドフレーム４は、ジョー機構３と回転シャフト１の
先端部に被嵌されてあり、その後端部を後述する軸受フ
レーム７の先端部に嵌着しである。

回転動力シャフト５は、先端側に回転シャフト１の後退
を可能にするための所要深さの有底孔（凹孔）２１を設
けると共に、この実施例では、その底部にＯリング２２
を介して鋼球２３を嵌着し、該鋼球２３に後退する回転
シャフト１のブツシュロッド１２が衝き当って該動力シ
ャフト５を後退させ、クラッチ機構６の係合を切離する
ように構成されており、且つ有底孔２１の開口部のフラ
ンジ２４の前面に次に述べるクラッチ機構６の他方のク
ラッチが一体に形設されている。

クラッチ機構６は、ローリングナツト２の後端フランジ
１３の後面に、連結ピン１４と押圧用スプリング１５を
介して僅かに前後に動き得るように取付けられた可動ク
ラッチ２５と、該可動クラッチ２５と係脱する、動力シ
ャフト５における有底孔２１の開口部のフランジ２４の
前面に一体に形設された動力シャフト側のクラッチ２６
とから構成されている。

軸受フレーム７は、前半部の小径フレーム部７ａと中間
部の中径フレーム部７ｂと後方部の大径フレーム部７Ｇ
とを連設して形成した異形円筒状体から構成されており
、その小径フレーム部７ａの略中間部に、第１図に向っ
て上下に位置して軸線方向の２条の長孔２７．２７が対
設しである。而して、この小径フレーム部７ａを前記回
転シャフト１に被嵌して、長孔２７．２７に回転シャフ
ト１の回り止めピン１１の両突出端部１１ａ、１１ａを
嵌挿させ、且つ該小径フレーム部７ａの先端部をヘッド
フレーム４の後端部に嵌着すると共に、その後端部をロ
ーリングナツト２の細径部に被嵌しである。　また、中
径フレーム部７ｂの内側には、スラストベアリング２８
、ローリングナツト２の後端フランジ１３及びクラッチ
機構６等が配設され、大径フレーム部７Ｃの内側には、
動力軸受２９の前半部分、軌道リング３０、スペーサー
３１等が配設されている。

メインフレーム８は、上記軸受フレーム７の大径フレー
ム部７Ｃの外径と同長の外径を備えた円筒状体で構成さ
れており、その後端部を軸受はフレーム７の中径フレー
ム部７ｂと大径フレーム部７Ｃとの段差部に当接させた
状態で、軸受フレーム７の中径フレーム部７ｂからヘッ
ドフレーム４の後半部に至るまでの各部材を被嵌すると
共に、この実施例では、軸受フレーム７の中径フレーム
部７ｂの肉厚個所において、止めネジ３２により軸受フ
レーム７に一体的に止着されており、このようにして電
動リベツタ−を構成したものであって、第１図〜第３図
において、３３は動力軸受２９の後半部に被嵌したりャ
フレーム、３４はその止めネジ、３５はニードルベアリ
ング、３６は軸受フレーム７の小径フレーム部７ａの後
方段部と回り止めピン１１との間に弾装した回転シャフ
ト用スプリング、３７は動力軸受は用スプリング、３８
はノーズピース、３９は先端にドリル刃４０を一体的に
備えたブラインド刀ベット、４１は被すベツテインク板
材、４２は動力シャフト５を着脱可能に構成した正逆回
転モータ及びスイッチ機構等（図示せず）を僅えたハン
ドルを夫々示すものである。

上記のように構成した実施例の電動リベツタ−は、作用
の項で詳述したように操作されることにより作動して、
所期のドリリング作業とりベツティング作業を単一の電
動リベツタ−のみにより達成できるので、リベツティン
グ作業を著しく能率的且つ経済的に達成できるものであ
る。

以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、例えばエアーモ
ーターを使用したエアーリへツタ−にも適用可能であっ
て、要するに本発明の目的を達成でき、且つ本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で、種々の設計変更が可能である
ことは当然である。

（発明の効果〉本発明は、前記の構成に係り、前記のように操作して使
用するものであるから、ブラインドリベツティング作業
に際して、従来の各種リベツタ−のように、先づドリル
工具を用いて被りベツティング板材に穿孔した後に、リ
ベツタ−を用いてリベツティング作業を行なうといった
、２種類の工具を使用して２種類の作業を行なう必要が
全くなく、本リベツタ−のみにより穿孔作業とりベツテ
ィング作業を連続的に達成できるので、極めて経済的且
つ能率的でおり、また、高所での作業時における安全性
にも優れており、ざらに、既存の電気ドリル等の工具の
正逆回転モータを利用し、該工具に取着けて使用するア
タッチメントタイプに構成したので、−層安価に提供で
きる等の有用顕著な利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は全体の縦
断正面図、第２図はブライント力ベットを咬持させた状
態の縦断正面図、第３図はリベツティング作業終了時の
縦断正面図、第４図の（イ）及び（ロ）〜第７図の（イ
）及び（口〉はクラッチ機構の動作説明図であって、第
４図の（イ）及び（ロ）〜第６図の（イ）及び（ロ）は
クラッチ機構における両クラッチの係合間係の切離状態
を夫々段階的に示す要部の正面図及びその断面図、第７
図の（イ）及び（ロ）はクラッチ機構における切離され
た両クラッチが係合状態に復する状態を示す要部の正面
図及びその断面図である。（符号の説明）１・・・回転シャフト、２・・・ローリングナツト、３・・・ジョー機構、４・・・ヘッドフレーム、５・・・回転動力シャフト、６・・・クラッチ機構、７・・・軸受フレーム、８・・・メインフレーム、９・・・有底孔、１０・・・螺杆部、１１・・・回り止めピン、１２・・・ブツシュロッド、２１・・・有底孔、２５・・・可動クラッチ、２６・・・動力シャフト側のクラッチ、２７・・・長　
孔。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）先端側をジョー機構に連結すると共に、後方側に
螺杆部を設け、且つ中間部適所に軸線方向を横切つて回
り止めピンを貫設し、該ピンの両端を突出させて構成し
た回転シャフトと、該回転シャフトの後端側に螺合した
ローリングナットと、該ローリングナットと回転動力シ
ャフトを係脱自在に連結するクラッチ機構と、上記回転
シャフトに被嵌して該回転シャフトの上記回り止めピン
の両端突出部を挿入する軸線方向に沿う２条の長孔を対
設して成る筒状の軸受フレームと、該軸受フレームに被
嵌して該フレームに一体的に止着すると共に、ジョー機
構を内装したヘッドフレームに先端側を被嵌して成る筒
状のメインフレームとから構成されており、且つ上記回
転動力シャフトの先端側に所要深さの有底孔を設けて回
転シャフトの後退とクラッチ機構の切離を可能に構成し
たことを特徴とするリベッター。
（２）回転動力シャフトの先端面に一体的に形設したク
ラッチと、ローリングナットの後面に設けた前後に可動
な可動クラッチによりクラッチ機構を構成したことを特
徴とする請求項（１）に記載のリベッター。
（３）回転動力シャフトの駆動モータを正逆回転モータ
で構成したことを特徴とする請求項（１）に記載のリベ
ッター。