JPH04173573A - 二重エアゾール容器の内筒 - Google Patents

二重エアゾール容器の内筒

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JPH04173573A
JPH04173573A JP2290530A JP29053090A JPH04173573A JP H04173573 A JPH04173573 A JP H04173573A JP 2290530 A JP2290530 A JP 2290530A JP 29053090 A JP29053090 A JP 29053090A JP H04173573 A JPH04173573 A JP H04173573A
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JP
Japan
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inner cylinder
shaped groove
propellant
upside
mounting cup
Prior art date
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JP2290530A
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English (en)
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JP2929036B2 (ja
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Hikoichiro Fujimori
藤森 彦一郎
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Takeuchi Press Industries Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工産業上の利用分野 この考案は二重エアゾール容器の内筒に関し、さらに詳
しくは、炭酸ガス、水素、フロンガス、LPG等のプロ
ペラントを容器本体のピード部と内筒のフランジ部との
間隙から、容器本体内に確実にかつ簡単に充填すること
ができる二重エアゾール容器の内筒に関する。
■従来の技術 従来、容器本体内に可撓性を有する内筒を設け、この内
筒をプロペラントによって押圧し、内筒内の内容物を外
部に噴出せしめるようにした二重エアゾール容器は、化
粧品、コーキング刑等に広く用いられている。
これらの二重エアゾール容器は、第4図および第5図に
示すように、容器本体51の底孔52に弁体53が嵌装
され、この弁体53が開閉されることにより、容器本体
51内にプロペラントが充填されていた。すなわち、第
5図に示すように弁体53の凹所54に充填ノズル50
を挿入し、この充填ノズル50の先端でシール部ヲヲを
押し上げ、プロペラ〉・トをシール部55の溝56から
容器本体内に充填するものである。そして、充填の完了
後、充填ノズルラOを凹所ラ−1から抜き取ると、シー
ル部55は容器本体51内の圧力の作用により、下方に
押し下げられる(第4図)、そして、この状態で容器本
体51の内部と外部とは遮断されている。
■発明が解決しようとする課題 しかし、二のような従来の二重エアゾール容器にあって
は、以下に述べるような問題があった。
(I>製造工程において、容器本体51に底孔52を穿
設する作業を必要とし、かつ底孔52に嵌装する弁体5
3が必要なため、製造コストが高くなる欠点があった。
(IF)底孔52からプロペラント漏れが生じなし1よ
うに、底孔52の端面にパリ等が存在しなし1か否かを
入念に検査する必要があると共に、底孔52に弁体53
を嵌装する作業を必要とした。そして、これらの作業は
頗る労力と時間を必要とした。
(I)弁体ヲ3の構造が複雑であるため、各々の弁体5
3の間で寸法にバラツキを生じ、これがプロペラント漏
れの原因となっていた。
この考案は、このような従来の課題に着目してなされた
もので、容器本体の底部に底孔および弁体を必要とせず
、内筒の開口部のフランジ部に工夫を施すことにより、
プロペラントをマウンティングカップの下側から充填可
能とし、かつ製造工程において労力と時間を節約できる
と共に、プロペラント漏れの恐れがなく、簡単にプロペ
ラントを充填することができる二重エアゾール容器の内
筒を提供することを目的とする。
■課題を解決するための手段 この課題を解決するため、この考案は容器本体1のビー
ド部2にフランジ部3が挟着され、かつ上方からマウン
ティングカップ4がクリンチされて、容器本体1内に懸
吊される二重エアゾール容器の内筒において、この内筒
本体5の開口部に、マウンティングカップ4の逆U字溝
4aに挟着される水平フランジ部6と、逆U字溝4aの
外周縁4bに外側から当接する立上がりフランジ部7と
を形成したことを特徴とするものであり、他の実施例と
して内筒本体うの外周に、複数の外リブ8aを設けたこ
とを特徴とするものである。
5作用 以上のような構成をもった、この考案の作用について説
明する。二の発明に係る二重エアゾール容器の内筒の立
上がりフランジ部7は、逆U字溝4aの外周縁4bに外
側から当接し、かつ逆U字溝4aを覆うように垂直に立
上がっている。したがって、プロペラントを充填する場
合は、第3図に示すように逆U字溝4aの外周縁4bに
当接する立上がりフランジ部7を外方から治具9で押圧
し、外周縁4bと立上がりフランジ部7とを堅固に密着
せしめる。そして、プロペラントが逆U字溝4aと水平
フランジ部6との間隙から内容物11内に混入するのを
防止した後、充填圧力でマウンティングカップ4および
水平フランジ部6を浮き上がらせて、プロペラントをビ
ード部2と水平フランジ部6との間隙かち、容器本体1
と内筒本体5との間隙10に充填する。この時の充填圧
力は40kg〜60kgである。なお、逆U字溝4aの
外周縁4bに、立上がりフランジ部7が密着するように
設計されることにより、治具9を外側から当接すること
なくプロペラントを充填することも可能である。一定量
のプロペラントが容器本体1内に充填された後、第3図
に示すようにマウンティングカップ4のカップ側面を、
容器本体1のビード部2の下側にクリンチする(クリン
チ後のカップ側面の状態を第3図において2点鎖線で示
す)。
このマウンティングカップ4のクリンチ作業により、容
器本体1内への、内容物11とプロペラントの収納作業
を完了する。
■実施例 次に、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、この考案の実施例を示す図面である
。第1図および第3図は、この考案の第1実施例を示す
図面であり、容器本体1内には、内筒本体5のフランジ
部3の根幹から下方に至るまで、ストレート状に形成さ
れた内筒本体5が挿入されている。二の内筒本体5は可
撓性を有するアルミ箔あるいは合成樹脂材料等で造られ
、内筒本体5内には、外部に噴出される内容物11が充
填されている。
また、内筒本体うの開口部にはフランジ部3が形成され
ており、このフランジ部3はマウンティングカップ4の
逆U字溝4aと容器本体1のビード部2との間に挟着さ
れる水平フランジ部6および水平フランジ部6に連続し
、かつ上方に向かって垂直に折曲された立上がりフラン
ジ部7から構成されている。そして、立上がりフランジ
部7はマウンティングカップ4の外周縁4bに外側から
当接するように、逆U字溝4aの外径より多少大きくま
たは外周縁4bに密着するように形成されている。
第2図は、この発明の第2実施例を示す図面であり、第
1実施例の発明の構成と異なる点は、内筒本体5の開口
部下側の外周に、複数の外リブ8aが形成された点にあ
る。この複数の外リブ8aは、マウンティ〉・グカップ
4のカップ側面が内筒本体5の開口部にスムーズに嵌合
されるように、ビード部2と一時的に係合するものであ
る。そして、最終的にマウンティングカップ4が押圧さ
れて、容器本体1内に挿入されると同時に、外リブ8a
も容器本体1内に挿入される。
又、プロペラントは、マウンティングカップ4のカップ
側面がビード部2にクリンチされる直前に、マウンティ
ングカップ4の逆U字溝4aおよび水平フランジ部6を
プロペラントの充填圧で浮き上がらせることにより、ビ
ード部2と水平フランジ部6との間隙から容器本体1内
に充填されるものである。さらに、外リブ8aの形成は
、次の利点がある。すなわち、マウンティングカップ4
のクリンチの際に、内筒本体5の開口部は、マウンティ
ングカップ4のカップ側面と共にクリンチ爪により外方
に押し広げられるが、外リブ8aが外方に膨出した分だ
け、内筒本体5の口径が広げられるので、内筒本体5は
余裕をもって外方に広がる。したがって、クリンチの際
に内筒本体5に亀裂が発生するのを防止できる特有の効
果を有する。
■効果 以上説明してきたように、この発明によれば内筒本体の
開口部に工夫を施したから、プロペラントをマウンティ
ングカップの下側から充填可能になり、かつ製造工程に
おいて労力と時間が節約できると共に、プロペラント漏
れの恐れがなく、簡単にプロペラントを充填することが
できる効果を奏する。また、本発明に係る内筒を懸吊し
た二重エアゾール容器は、底孔を穿設し、かつ弁体を嵌
装する必要がないから製造コストが安い利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この発明に係る内筒およびこの内筒
を収納したエアゾール容器並びにマウンティングカップ
を示した実施例の正面断面図であり、第1図はこの発明
に係る内筒の第1実施例を示す正面断面図、第2図は内
筒の第2実施例を示す正面断面図、第3図はこの発明に
係る第1実施例の内筒を有する二重エアゾール容器に、
プロペラントを充填している状態を示す正面断面図であ
る。第4図および第5図は従来の二重エアゾール容器を
示すもので、エアゾール容器の底孔に弁体が嵌装された
場合の実施例を示す正面断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器本体のビード部にフランジ部が挟着され、か
    つ上方からマウンティングカップがクリンチされて、容
    器本体内に懸吊される二重エアゾール容器の内筒におい
    て、 該内筒本体の開口部に、マウンティングカップの逆U字
    溝に挟着される水平フランジ部と、逆U字溝の外周縁に
    外側から当接する立上がりフランジ部とを形成したこと
    を特徴とする二重エアゾール容器の内筒。
  2. (2)内筒本体の外周に、複数の外リブを形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の二重エアゾール容器の内筒
JP2290530A 1990-10-26 1990-10-26 二重エアゾール容器の内筒 Expired - Lifetime JP2929036B2 (ja)

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