JP2605083B2 - エアゾール容器の底部側のバルブ - Google Patents

エアゾール容器の底部側のバルブ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエアゾール容器の底部側のバルブに関する。
さらに詳しくは、底部側からエアゾール容器内にガスを
充填することができ、かつエアゾール容器の廃棄のとき
に簡単にガス抜きができるエアゾール容器の底部側のバ
ルブに関する。
[従来の技術] 従来より、噴出される内容物と噴射剤とを混合しない
ように収容するため、エアゾール容器内に可撓性を有す
るインナーバッグを設け、そのインナーバッグを噴射剤
などの圧力ガスによって押圧し、インナーバッグ内の内
容物を外部に放出せしめるようにした二重エアゾール容
器が知られており、化粧品、コーキング剤などに広く用
いられている。
またインナーバッグに代えてピストン状の可動仕切り
を内装したものも知られており、さらに使用時にはじめ
て混合する必要のある二液を仕切り壁を介して別個に収
容しているいわゆる二液混合型エアゾール製品も知られ
ている。
前記インナーバッグを備えたエアゾール容器は、外筒
にインナーバッグ(第8図(4)参照)を懸吊してクリ
ンチするときに、外筒の口部に形成したビード(1a)と
インナーバッグのフランジ部(4a)との隙間からガスを
充填したりすることが多い。そしてエアゾール容器の廃
棄のときには、エアゾール容器の底部に形成した薄肉部
を外方からピンで押圧して破り、ガス抜きを行なってい
る。
また前記ピストン形のエアゾール容器や二液混合型の
エアゾール製品においては、第9図に示すように、エア
ゾール容器の底部(50)に開口部(50a)を形成してお
き、開口部(50a)からエアゾール容器内にガスや原液
を充填し、その後ゴム栓(51)を開口部(50a)に打栓
して密閉するものがある。このものはエアゾール容器の
廃棄のときは、ゴム栓(51)を開口部(50a)から外方
に引き抜いてガス抜きを行なっている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエアゾール容器のうち、開口部(50a)を穿設
しないで底部(50)に薄肉部を設けたエアゾール容器に
あっては、外筒の口部に形成したビードとインナーバッ
グのフランジ部との間からガスを充填するため、充填作
業が頗る面倒であると共に、充填効率が低いという欠点
がある。
また第9図に示すように、エアゾール容器の底部(5
0)の開口部(50a)からガスを充填した後、ゴム栓(5
1)を打栓して密閉するタイプのエアゾール容器にあっ
ては、ゴム栓(51)を開口部(50a)に打栓する作業が
必要があり、そのための装置が必要であるという欠点が
ある。また廃棄の際は、ゴム栓(51)を開口部(50a)
から強く引き抜く必要があり、ガスの放出作業が頗る困
難であるという問題点がある。
一方、エアゾール容器の底部側に通常のマウントキャ
ップで固着するバルブを設けたり、容器とは別体のチェ
ックバルブなどを底部に固着する方法が提案されている
が(実開昭58−151470号公報、実開昭58−82870号公報
など参照)、いずれも部品点数が多く、プリアッセンブ
リの製造工程が多大になるなどの問題があり、広く実用
化されるに至っていない。
本発明はそのような従来の問題点に着目してなされた
もので、底部側からエアゾール容器内へのガスの充填お
よび放出作業が簡単かつ効率的に行なうことができると
共に、エアゾール容器内の気密性も保持できる簡便で安
価なエアゾール容器の底部側のバルブを提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のエアゾール容器の底部側のバルブは、エアゾ
ール容器の底部に一体に成形されると共に、その内部に
係止部を有し、かつエアゾール容器内部と連通する開口
部を有するバルブ保持筒と、該バルブ保持筒内に挿入さ
れ、前記係止部によって上方への動きが係止されると共
に、下側からの押圧操作により外部と前記開口部間を連
通させるバルブ体と、バルブ保持筒の下端近辺から一体
に伸びると共に、前記バルブ体の下端側にカシメつけら
れるカシメ部とからなり、前記バルブ体がゴム状の弾性
体であり、前記係止部とカシメ部とにより圧縮されて挟
持された前記弾性体の弾発力によって、弾性体の下端面
と前記カシメ部との間でシール作用を行なうようにされ
てなること特徴としている。
本発明のバルブの第2の態様では、開口部および係止
部がバルブ保持筒の天板に形成されており、前記弾性体
の上端面と天板との間、および弾性体の側面とバルブ保
持筒の側壁との間にそれぞれ順に連通する連通路が設け
られている。
さらに本発明の第3の態様では、エアゾール容器の底
部に一体に形成されると共に、その内部に形成部を有
し、かつエアゾール容器内部と連通する開口部を有する
バルブ保持筒と、該バルブ保持筒内に挿入され、前記係
止部によって上方への動きが係止されると共に、下側か
らの押圧操作により外部と前記開口部間を連通させるバ
ルブ体と、バルブ保持筒の下端近辺から一体に伸びると
共に、内方にカシメつけられることにより前記バルブ体
の下端側を保持しているカシメ部とからなり、前記開口
部が天板の中央に形成されており、前記バルブ体が、係
止部と係合する周縁部およびシール部となる中央部を備
えると共に該中央部の周囲に連通孔を有する弾性体であ
り、弾性体とカシメ部との間に挟着されることにより前
記中央部との間でシール作用を奏するリング状の中空体
を備えている。
[作 用] 第1の態様においては、バルブ保持筒に収容されてい
るがバルブ体の上端側がバルブ保持筒の係止部で、下端
側がカシメ部で直接または介在物を介してそれぞれしっ
かりと保持される。また天板、バルブ保持筒の胴部およ
びカシメ部が一体であるため全体のシールが確保される
と共に、部品点数が少なく組み立て工数が少ない。
バルブ体の中央部下面はカシメ部により覆われておら
ず、外部に露出しているので、外部からバルブ体を直接
または介在物を介して押圧操作することができる。すな
わち、外部からバルブ体を上方に押圧すると、外部と開
口部とが連通し、ガスを充填したりガス抜きをすること
ができる。
第2の態様では弾性体を外部から押し込むと、弾性体
の下端面とカシメ部との間のシール作用が解かれ、弾性
体の側面とバルブ保持筒の側壁との間、弾性体の上面と
バルブ保持筒の天板との間および天板の開口部を通して
外部とエアゾール容器内部とが連通する。
第3の態様では弾性体を外部から押し込むと、弾性体
の中央部のシール部と中空体との間のシール作用が解か
れ、弾性体の孔と天板の開口部の通して外部とエアゾー
ル容器内とが連通する。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本発明のバルブを説明す
る。
第1図は本発明のバルブの一実施例を示す断面図、第
2図は第1図に示すバルブの組み立て前の状態を示す一
部断面斜視図、第3図は第1図に示すバルブの動作状態
を示す断面図、第4図は本発明のバルブの他の実施例を
示す断面図、第5図は第4図に示すバルブのカシメ部を
折り曲げる前の状態を示す断面図、第6図は第4図に示
すバルブの使用時の状態を示す断面図、第7図は本発明
のバルブのさらに他の実施例を示す断面図、第8図は本
発明のバルブを備えたエアゾール容器の一例を示す断面
図である。
第1図に示すバルブ(A)はエアゾール容器の胴部
(1)および底部(2)と一体に形成されるバルブ保持
筒(6)を有しており、バルブ保持筒(6)内にはバル
ブ体として弾性体(7)が挿入され、さらにカシメ部
(8)によって保持されている。
前記エアゾール容器の胴部(1)および底部(2)は
アルミニウムなどの金属から一体に、たとえばインパク
ト成形により同時に形成される。さらにそのとき同時
に、あるいは後工程で、有底筒状のバルブ保持部(6)
が底部(2)の中央部上側に向けて成形される。
バルブ保持筒(6)の天板(9)の中央下方には係止
部として突起(10)が設けられており、その周囲に開口
部として複数個の孔(11)が形成されている。突起(1
0)および孔(11)は前述のインパクト成形と同時に成
形してもよく、後工程で行なってもよい。
バルブ保持筒(6)に挿入される弾性体(7)はゴム
などの弾性材料から円柱状に形成されたものであり、第
2図に示すようにその外周面に軸方向の溝(12)が設け
られている。そのためバルブ保持筒(6)内に弾性体
(7)が挿入されると弾性体(7)の上端面(13)が突
起(10)によって支持され、環状の隙間(14)が形成さ
れると共にその隙間(14)が溝(12)と連通して連通路
が形成される。
前記カシメ部(8)は当初は第2図に示すように底部
(2)から下方に伸びる薄肉の円筒状のものとして形成
されており、たとえば胴部(1)および底部(2)のイ
ンパクト成形時に前方押し出しなどにより成形しうる。
カシメ部(8)は弾性体(7)がバルブ保持筒(6)内
に挿入された後に内側に折り曲げられ、弾性体(7)の
下端面の周縁部(15)にカシメつけられる。それにより
弾性体(7)が軸方向にいくらか圧縮され、その弾発力
で前記周縁部(15)とカシメ部(8)の内面との間がシ
ールされる。
叙上のごとく構成されるバルブ(A)は、第3図に示
すように外部から弾性体(7)の露出している部分を押
圧して操作する。すなわち第3図に示すように突上杆
(30)で矢印(P)方向に押圧することにより、前記シ
ールされている周縁部(15)とカシメ部(8)との間に
隙間があき、そのため外部とエアゾール容器内部とが連
通してプロペラントなどの充填および放出が自由にでき
る。また一旦エアゾール容器内部にプロペラントが充填
されると、内圧で弾性体(7)が下方に押され、カシメ
部(8)との間のシール作用が一層確実になる。
第1〜3図に示すバルブ(A)はバルブ体として一部
品からなる弾性体(7)を用いているが、本発明におけ
るバルブ体はそのようなばあいに限定されるものではな
く、たとえばコイルスプリングと合成樹脂製のピストン
あるいはボールなどの栓体をその順にバルブ保持筒
(6)内に挿入するなど、二種以上の部品を組み合わせ
てバルブ体を構成しても同じ作用が奏される。
また弾性体(7)やピストンとカシメ部(8)との間
にリング状のリテーナなどを介在させるようにしてもよ
い。
第4〜6図はそのようなぱあいの好ましい例を示して
いる。
第4図に示すバルブ(B)では底部(2)の中央部下
側に穿設されるバルブ保持筒(6)内に、弾性体(17)
からなるバルブ体とその取りつけのための中空体(18)
とが挿入されている。バルブ(B)のバルブ保持筒
(6)も、インパクト成形法により胴部(1)および底
部(2)と同時に成形され、底部(2)の下側に突設さ
れる。このバルブ保持筒(6)の天板(9)の中央部に
は比較的大きい開口部(21)が形成されている。この開
口部(21)はインパクト成形と同時あるいは後加工のい
ずれかにより形成される。
バルブ保持筒(6)内には、ゴムなどの弾性材料から
なる、第5図に示すような周縁部(17a)がリング状に
膨大し、中心のシール部(17b)がレンズ状に膨大して
いる全体として円盤状の弾性体(17)が挿入されてお
り、その周縁部(17a)は開口部(21)の外周側面に形
成された係止部である係止突起(22)の内側に係止され
ている。なお弾性体(17)にシール部(17b)と周縁部
(17a)の間の比較的肉厚の薄い部分(17c)には複数個
の孔(17d)が形成されている。
弾性体(7)の下方には、第5図に示すように開口部
(23)を有する小径部(24)、その小径部(24)と連続
するテーパ部(25)、そのテーパ部(25)の下端と連続
するリング部(26)からなる中空体(18)が挿入されて
いる。中空体(18)のリング部(26)の上面である肩部
(18b)は第4図のように組み立てられたときに弾性体
(6)の周縁部(17a)の下側に圧着され、周縁部(17
a)は係止突起(22)に確実に固定されている。そのと
き周縁部(17a)はシール部(17b)を下方向に引張ると
同時に、天板(9)の下面と中空体(18)の肩部(18
b)との間をシールしてエアゾール容器内部からのガス
漏れを防止するパッキンの役割を果たしている。
前記シール部(17b)の下側には中空体(18)の小径
部(24)の上端が弾発的に圧着されている。
中空体(18)の底部(18c)、すなわちリング部(2
6)下面には、バルブ保持筒(6)の先端部によって形
成されるカシメ部(8)が内方にカシメるように折曲さ
れ、それにより弾性体(17)および中空体(18)はバル
ブ保持筒(6)内に密着状態で内装されている。
つぎに叙上のごとく構成されるバルブ(B)の作用に
ついて説明する。
弾性体(17)の周縁部(17a)は、中空体(18)の肩
部(18b)によって下方から押圧されているので、バル
ブ保持筒(6)内に形成された係止突起(22)に確実に
係止される。また弾性体(17)のシール部(17b)は、
バルブ保持筒(6)のカシメ部(8)によって上方に押
し上げられる中空体(18)の小径部(24)に係止されて
いる。したがって、シール部(17b)は前記薄肉の部分
(17c)の曲げおよび引っ張りの弾発力によって常に周
縁部(17a)の方向に引張られる状態で小径部(24)の
上端に圧着されている。
バルブ(B)を解放するばあいは、第6図に示すよう
に、突上杆(30)を中空体(18)の開口部(23)内に挿
入し、その先端部を弾性体(17)のシール部(17a)の
下面に当接し、周縁部(17a)の方向に引張られている
シール部(17a)を上方に押し上げる。そしてシール部
(17a)と小径部(24)との係合を外し、バルブ(B)
を解放状態にする。
この状態で中空体(18)の開口部(23)からガスを流
入すると、ガスは開口部(23)から弾性体(17)に穿設
された孔(17d)および天板(9)の開口部(21)を経
てエアゾール容器内部に充填される。
充填後突上杆(30)を下降すると、シール部(17b)
は周縁部(17a)の方向に引張られているので、シール
部(17b)は中空体(18)の小径部(24)に弾発的に圧
着され、バルブ(B)は閉塞される。なお、エアゾール
容器の内圧によりシール部(17b)と小径部(24)の上
面とのシール性は一層確実にされ、エアゾール容器は気
密状態に保持される。
つぎにエアゾール容器を廃棄するときには、エアゾー
ル容器内のガスを外部に放出しなければならない。この
ばあいも前記と同様に突上杆(30)の先端部を中空体
(18)の開口部(23)内に挿入し、弾性体(17)のシー
ル部(17b)を上方に押し上げることにより簡単にガス
を外部に放出することができる。
第7図に示されているバルブ(C)は前記バルブ
(B)とほぼ同じ構成を有している。バルブ(B)と異
なる点は、中空体(18)の小径部(24)に放射状に複数
の孔(24a)が穿設されており、弾性体(17)のシール
部(17b)が中空体(18)の開口部(23)内に深く圧入
され、孔(24a)が開口部(23)の内部において閉塞さ
れている点である。なお小径部(24)の孔(24a)は弾
性体(17)の孔(17d)および天板(9)の開口部(2
1)を介してエアゾール容器内部に連通している。
このものは第6図のばあいと同じように、突上杆(3
0)でシール部(17b)を上方に押し上げてシール部(17
b)による孔(24a)の閉塞をはずし、中空体(18)の孔
(24a)、弾性体(7)の孔(17d)および開口部(21)
からなる通路を通してエアゾール容器内にガスなどを充
填あるいは放出しうる。
バルブ(B)およびバルブ(C)はエアゾール容器の
底部(2)より下方に突出しているが、第8図に示すよ
うな内方に彎曲する底部(2)を有するエアゾール容器
に設けるばあいはとくにエアゾール容器を不安定にする
ような問題は生じない。もし第1図に示すような比較的
平坦な底部(2)を有するエアゾール容器に設けるばあ
いは、第1図に示すバルブ(A)と同じように底部
(2)から上方に突出するバルブ保持筒(6)を採用す
ればよい。
なお第8図において、(4)はアルミ箔、合成樹脂あ
るいはそれらのラミネートなどからなるインナーバッグ
であり、(4a)はインナーバッグ(4)のフランジ部、
(9)は上部側のバルブのマウンティングカップであ
る。上部バルブのマウンティングカップ(9)はフラン
ジ部(4a)を挟んで胴部(1)上端のビード部(1a)に
カシメつけられる。
なお本発明のバルブは上記二重エアゾール容器のほ
か、いわゆるピストン缶、バックイン缶など、底部側か
らプロペラントや内容物を充填するものであればいずれ
のエアゾール容器にも採用しうる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明のバルブを採用すれ
ばエアゾール容器内へのガスの充填および放出作業が簡
単かつ効率的に行なうことができると共に、エアゾール
容器内の気密性も保持することができる。またバルブを
構成する部品数も少ないので、経済的かつ量産に適する
などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバルブの一実施例を示す断面図、第2
図は第1図に示すバルブの組み立て前の状態を示す一部
断面斜視図、第3図は第1図に示すバルブの動作状態を
示す断面図、第4図は本発明のバルブの他の実施例を示
す断面図、第5図は第4図に示すバルブのカシメ部を折
り曲げる前の状態を示す断面図、第6図は第4図に示す
バルブの使用時の状態を示す断面図、第7図は本発明の
バルブのさらに他の実施例を示す断面図、第8図は本発
明のバルブを備えたエアゾール容器の一例を示す断面
図、第9図は従来の底部側のガス充填機構の一例を示す
断面図である。 (図面の主要符号) (A)、(B) (C):バルブ (1):胴部 (2):底部 (6):バルブ保持筒 (7)、(17):弾性体 (8):カシメ部 (9):天板 (11):孔 (12):溝 (18):中空体 (21):開口部
フロントページの続き (72)発明者 宇津木 賢久 富山県富山市上赤江町1丁目10番1号 武内プレス工業株式会社内 (72)発明者 水川 真澄 埼玉県与野市大字鈴谷987―10 (56)参考文献 実開 昭64−14681(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアゾール容器の底部に一体に形成される
    と共に、その内部に係止部を有し、かつエアゾール容器
    内部と連通する開口部を有するバルブ保持筒と、該バル
    ブ保持筒内に挿入され、前記係止部によって上方への動
    きが係止さると共に、下側からの押圧操作により外部と
    前記開口部間を連通させるバルブ体と、 バルブ保持筒の下端近辺から一体に伸びると共に、前記
    バルブ体の下端側にカシメつけられるカシメ部とからな
    り、 前記バルブ体がゴム状の弾性体であり、 前記係止部とカシメ部とにより圧縮されて挟持された前
    記弾性体の弾発力によって、弾性体の下端面と前記カシ
    メ部との間でシール作用を行なうようにされてなるエア
    ゾール容器の底部側のバルブ。
  2. 【請求項2】前記開口部および係止部がバルブ保持筒の
    天板に形成されており、前記弾性体の上端面と天板との
    間および弾性体の側面とバルブ保持筒の側壁との間にそ
    れぞれ順に連通する連通路が設けられてなる請求項1記
    載のバルブ。
  3. 【請求項3】エアゾール容器の底部に一体に形成される
    と共に、その内部に形成部を有し、かつエアゾール容器
    内部とを連通する開口部を有するバルブ保持筒と、 該バルブ保持筒内に挿入され、前記係止部によって上方
    への動きが係止されると共に、下側からの押圧操作によ
    り外部と前記開口部間を連通させるバルブ体と、 バルブ保持筒の下端近辺から一体に伸びると共に、内方
    にカシメつけられることにより前記バルブ体の下端側を
    保持しているカシメ部とからなり、 前記開口部がバルブ保持筒の天板の中央に形成されてお
    り、 前記バルブ体が、係止部と係合する周縁部およびシール
    部となる中央部を備えると共に該中央部の周囲に孔を有
    する板状の弾性体であり、 該弾性体とカシメ部との間に挟着されることにより前記
    シール部との間でシール作用を奏するリング状の中空体
    を備えてなるエアゾール容器の底部側のバルブ。
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