JPH041713A - 管内観察用内視鏡対物光学系 - Google Patents

管内観察用内視鏡対物光学系

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JPH041713A
JPH041713A JP2101726A JP10172690A JPH041713A JP H041713 A JPH041713 A JP H041713A JP 2101726 A JP2101726 A JP 2101726A JP 10172690 A JP10172690 A JP 10172690A JP H041713 A JPH041713 A JP H041713A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として工業用として使用される管内観察用
内視対物光学系に関するものである。
[従来の技術] 従来、内視鏡光学系の観察対象物の形状は、平面である
ことを想定している。また撮像面も平面である。そのた
め内視鏡対物光学系は、物体平面に対して共役の結像面
がほぼ平面になるように補正されている。つまり軸外の
結像性能を向上させるために非点隔差を小さくし、かつ
像面湾曲がな(なるような光学設計がなされてきた。し
たがって物体側が平面に近い状態、つまり撮像面の中心
付近と周辺に対応する物体平面までの距離がほぼ等しい
状態であれば良好な画像が得られた。
また、主に工業用内視鏡の分野では、水道管や土管など
の管状物体の内面検査に内視鏡対物光学系が用いられて
いる6管状物体を観察する場合。
−度により多くの情報を得ることや、管内面に対して出
来るだけ垂直に近い状態で観察できることが重要である
ため、対物光学系の広角化が望まれる。
しかし物体面が管状の場合、像面中心付近と周辺に対応
する物体平面までの距離に違いが出る。
例えば物体平面からスコープの先端までの距離をし、管
の内径をφとし、対物光学系の半画角をωとすると次の
ように表わせる。
tanω        tanω ただしEは対物光学系の入射瞳距離である。上の式から
物体距離りは、管の内径φに比例し、対物光学系の半画
角ωのタンジェントに反比例することがわかる。第12
図は画角と物体距ff1Lとの関係を示す略図で、対物
光学系の画角がω1からω2へと広がれば広がるほど像
面周辺での物体距離がLlからL2へと近点寄りになる
。そのために従来の対物光学系では、特に細径の管の観
察の場合、像面中心付近を無限遠点にピントを合わせる
と、被写界深度から近点側がはずれ、像面周辺でピント
が合わないと云う不具合があった。またこの不具合を解
消するための手段として被写界深度をより深くすること
が考えられるが、その場合、Fナンバーが大になるよう
絞らなければならず、光学系が暗(なる。
[発明が解決しようとする課題1 本発明は、固体撮像素子又はイメージガイドを用いた内
視鏡光学系で、管状物体を観察した時像面中心付近から
周辺までピントが合いかっFナンバーの小さい明るい光
学系を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、固体撮像素子又はイメージガイドを用いた内
視鏡先端光学系で、物体側より順に前群発散レンズ系と
、明るさ絞りと、後群収斂レンズ系とよりなるレトロフ
ォーカス型レンズ系で、次の条件を満足するものである
[210,2< P−f (3)   o、8< I/f (410,5≦f2/f≦3 f:対物光学系の合成焦点距離 ■=最大像高 φニスコープの外径 P:対物光学系のペッツバール和 ω:最大像高での半画角 fF:対物光学系の前側焦点距離 Lo:管状物体観察時の内視鏡を管状物体中心においた
ときの最近接物体距離(物体距離は対物レンズの光軸に
沿って測る) r+:i番目の曲率半径 n、:i番目の屈折率 f2:後群収斂レンズ系の合成焦点距離前記の構成のレ
ンズ系で物体平面からスコープ先端までの距離をし、対
物光学系の後側焦点距離をfIl、最終面からガウス像
面までの距離をSkとすると近軸的には次の関係が成立
つ。
(L + frl (Sm−fa)  =f”ここでS
アーf、は無限遠物点の結像位置と近接物点の結像位置
との差を表わすが、本発明では一つの管状物体を観察す
る場合でも画角に応じて物体距離が異なる。ω=0では
、事実上無限遠物点と考えられるので51fmは画角毎
に異なる値を持ち、各画角におけるガウス像面と実像面
とのずれを表わすことになる。このずれ量 (Sk−f
、)が観察する管の内径φと対物光学系の画角ωによっ
て変化することは明らかである。任意の径φ、の管にお
いて、対物レンズの中心(無限遠物点)での合焦位置か
ら周辺部のそれぞれの画角での物体面からスコープの先
端までの距離りに対応する、各像高での最終面からガウ
ス像面までの距離Skをつないだ管内面に共役な像面形
状の概略図を第11図に示しである。ここでfF、f、
 =O,f= 1としている。
次に実際の対物光学系の像面ば、平面の物体の像が湾曲
する像面湾曲が発生する。3次収差の領域では像面が球
面になり、その曲率がペツッパール和で次の式で表わさ
れる。
このPの値が正のときには、像面ばレンズ系Gこ向かっ
て凹状に湾曲する。又湾曲による対物レンズ中心(無限
遠物点)での、合焦位置から周辺部での合焦点位置まで
のずれ量ΔS、は次のよう1こなる。
I2・P ΔS、=−− 以上のことから、(S、−f、l  とΔSつとが互し
)に打消し合うためには、両者の値が符号が反対で絶対
値がほぼ等しい値である。つまり下記の式(−ΔS8と
fslfs)の比)が1に近くなるように像面湾曲を補
正することによって、観察管の管径ψるこおし)(Sう
−f、)2f2 ここで管状物体観察時の最近接距離は、観察可能な管の
太さつまりスコープの外径ψと、最大画角ωとで規定さ
れ、その時の物体距離り。は次の式%式% この物体距離り。に対応する最終像面からガウス像面ま
での距離をSmoとすると、前記の比つまりΔS8と(
Sino−fBtの比は下記のようになる。
−ΔS、   I”(LO+fF+P (S、、−fll)   2f2 上記の比が1に近い値つまり条件(1)を満足し更に条
件(2)を満足するように像面湾曲を補正すれば、観察
可能限界の細径の管まで画面の中心付近から周辺まで良
好な画像が得られる。
外径の極めて細いスコープ用の対物光学系は、条件f1
+に示す式の値を0.1以上にしかつ全系の焦点距離f
で規格したペッツバール和P・fを0.2より大にする
ことによって、少なくとも実際に観察する時に一番必要
と考えられる範囲である像高的70%から周辺までの範
囲(中心は真暗なので見えなくともよい)において良好
な画像が得られる。これは観察可能限界の細径の管(ス
コープ外径と同等の径)においては、△Sアの値が(3
つ。−f、)より小さくなるので、像面が撮像面側に倒
れる。
しかし条件(1) 、 (21の下限を越えなければ、
像面の倒れ量があまり大きくない。したがって最大像高
から像高が約70%での結像位置まで結像位置をほぼ平
面とみなすことが出来、その位置に撮像面を合わせるこ
とによって実際に観察するときに一番必要と考えられる
範囲において良好な画像が得られる。
しかし条件(2)の範囲を外れると、ペッツパル像面が
ほぼ平面とみなせるようになり、撮像面上での像面の倒
れ量が大になる。そのために最大像高での結像位置から
像高が約70%までの結像位置をほぼ平面とみなすこと
が出来なくなるため、周辺まで良好な画像を得ることが
出来なくなる。
また条件t1)の上限を越えると逆に像面が倒れすぎて
太い径の管を周辺まで良好な画像で観察することが出来
ない。
条件(3)の下限を越えると画角が狭くなり、管状物体
を観察するときに一度により多くの情報を得ることや管
内面に対して出来るだけ垂直に近い状態での観察が出来
なくなるので、管内観察用対物光学系としては、使い勝
手が悪くなる。また焦点距離が長くなるために被写界深
度が浅くなるという不具合も生ずる。
本発明の光学系を固体撮像素子を用いた内視鏡先端光学
系とした場合、固体撮像素子の前にモアレを除去するた
めの光学的ローパスフィルターを配置する必要がある。
そのためには、光学系のバックフォーカスを長くしなけ
ればならない。ここで対物光学系の後群の焦点距離とを
I2、対物光学系全系の後側焦点距離をfll、後群の
結像倍率をβ2とすると次の関係式が成立つ。
flI:I2(1−β2) 上記式からI8を大にするためにはI2を大にする必要
があることがわかる。
条件(4)においてfa/fが下限を越えるとバックフ
ォーカスを充分とることが出来なくなる。又条件(4)
の上限を越えると前群の負のパワーが強くなり、他の条
件を満足させるためには前群の外径が大になってしまい
好ましくない。
以上のように、本発明は前述のレンズ構成で条件+1)
〜(4)を満足させることにより、管状物体を観察する
時にFナンバーを小さくしても像面中心付近から周辺ま
でピントの合う対物光学系を得るようにした。
[実施例] 次に本発明の管内観察用内視鏡対物光学系の各実施例を
示す。
実施例1 f =1.000 、 fF=0.537 、 f、=
−0,074I H=0.85080 、2ω= 12
0”r1=■ d、= 0.2321   n、= 1.88300 
  Vl= 40.78ra”1.5702 d、 = 0.6704 r3=■(絞り) ds” 0.3287 r4=−4,7591 d4= 0.4126 r、=−o、7634 d、= 0.0516 nz=1.51633 シ、= 64.15 ra= ■ d6= 0.7736 n、= 1.52000 シ3=74.00 r、:Oo d、= 0.0516 ra=3.0923 d、= 1.0315 rs=−1,0356 n、= 1.69680 シ4=56.49 d*= o、1547 ns” 1.83350 ν5==21.0O rl。 =−2,3175 d、0== 0.2579 r目 =00 d、、=0.9644    n、=1.54814 
    シ、=45.78r+z  °00 d、、=0.2063    n7”=1.51633
     シ、=64.15r1. =■ (I2・(Lo十tr)・P)/+2・f”)  =0
.373   (ψ = 8■)P−f =0.362
 、  I/f =0.851  、  f2/f= 
1.303実施例2 f  =  1.000  、  fF= 0.610
  、  fa= −〇、116I H=0.8486
1 、2ω= 120’r、= ■ d、=0.2315     n+= 1.88300
     ν+= 40.78ra=1.5682 d、= 0.6687 rs=oo(絞り) d、= 0.2418 r、 = −2,2522 d4= ()、3601   n、= 1.51633
  172= 64.15r@= −0,6923 d、= 0.0514 r6:cIO d、 = 0.7716   na = 1.5200
0   173= 74.00r7=oO d7= 0.0514 ra=11.4513 da” 0.8745   n4= 1.69680 
   y−= 56.49re” −0,9894 ds” 0.1543    ns= 1.8335[
11)s= 21.0Or、。 = −1,8066 d、。= 0.3601 r++  =3.5020 d++=0.4205    n5=1.51633 
   シ、=64.15rI2 :0O d1*= 0.9619    n、= 1.5481
4     vt= 45.78r13 =■ d+*=0.2058     n、= 1.5163
3      v、= 64.15r14  : 00 (1”・(Lo+fy) 4)/ 12・f2)  =
 0.402  (+ = 8 mm)P−f  =0
.382 、 1/f =0.849 、  f2/f
=1.378実施例3 f = 1.000 、 f、=0.231 、 f、
=−0,076I  H=0.85521  、 2 
 ω =1406r1; ■ dl= 0.2333     nt= 1.8830
Ovl=40.18r、=1.3210 d怠= 0.2286 r3=cX:+(絞り) d、= 0.0401 r4=−1,8840 d4= 0.4147 n2= 1.51633 シ、=64.15 r5=−Q、48D1 d5= 0.0518 rs= ■ d、= 0.7776 r7=■ d、=口、0518 ra=8.o120 d、= 0.1555 ri+=1.5851 ns” 1.52000 fi4= 1.68893 シ、=74.00 ν、=31.08 d、= 0.9331 ns= 1.77250 ν、=49.66 r+o  =−1,8143 d、。= 0.0985 r目=Oa dl、=0.7776 r122″l d1□=0.2074 ns” 1.54814 シg=45.78 n、= 1.51633     v、= 64.15
!−+i= ■ (I” (Lo+fr) ・P)/ f2・f”l  
= 0.297  (ψ=81III)P−f  =0
.482  、 1/f  =0.855  、  f
t/f=1.077実施例4 f = 1.000 、 f、=0.827 、 f、
=−0,035I H=0.95321 、2ω=14
0゜r =■ d1= 0.2600   n1= 1.51633 
  v+= 64.15rz=1.5337 d2= 0.6970 r3=oo(絞り) d、= 0.0420 f4=−2,4797 d、 = 0.4622   jl、= 1.5163
3   v、 = 64.15rs =−0,7052 ds=0.0578 ra= ■ d、 = 0J667  11.= 1.52000 
  v、= 74.00rr=■ d、= 0.0578 ra=8.6149 d、=o、1155    n、=1.72825  
   v、=28.46r9=1.3287 d−= 1−0399    n5= 1.72916
    375= 54.68r1o =−1,216
6(非球面) dl。=0.08 rll  ” ■ d、、=0.8667    n6=1.54814 
    シ、=45.78r+z  =″l d、z= 0.2311    ny= 1.5163
3     シフ= 64.15r、、  :CIO 非球面係数 P =0.8541  、   E =0.86247
  x 10−’F = 0.12932 x 10−
’   G = 0.31100 x 10−”H= 
0.10222 X 10−’ (I”・(t、+tr)・P)/[2・f”)  =0
.538   (φ = 8■嘗)!”f =0.51
9 、 I/f =0.953 、 fg/f=1.2
83ただしrll rR9−・−はレンズ各面の曲率半
径、d、、 d、、−・・は各レンズの肉厚およびレン
ズ間隔、n+、 nz、・・・は各レンズの屈折率、シ
1.シ2.・・・は各レンズのアツベ数である。
実施例1は第1図に示す構成で、物体側より順に像側に
凹面を有する負レンズと、絞りと、像側に凸面を有する
正レンズと、固体撮像素子(CCD)に近赤外領域の光
が入射するのを防ぐための色温度補正フィルターF1と
、軸外の倍率の色収差を補正するためにアツベ数の大き
い材料よりなる正レンズとアツベ数の小さい材料よりな
る負のメニスカスレンズとを貼合わせた全体として正の
屈折力を有する接合色消レンズと、モアレおよび擬色の
発生を防止するために高周波成分をカットする光学的ロ
ーパスフィルターF2と、CCDカバーガラスCとを配
置したものである。この実施例1は、画角が約120°
の広角な対物光学系である。
この実施例は、明るさ絞りより後群の収斂レンズ系にお
ける色温度補正フィルターF3が吸収フィルターである
とき軸外での入射光の入射角が大きいと(約40°以上
であると)、軸上光線との光路差が太き(なり軸上に比
べて周辺での赤側の波長の光の分光透過率がおちる。そ
の影響で画面周辺で多少青みがかるなどの問題が生ずる
。またCCD受光素子の前にR,G、B等のモザイクカ
ラーフィルターが設けられている同時式CCDにおいて
は、受光素子への入射角度が大きいと色むらを起こしや
すいと云う欠点がある。そのためCCDに入射する各像
高での主光線がCCDに対しほぼ垂直に入射するように
しなければならない、つまり対物光学系としては、瞳位
置がほぼ無限遠になるテレセントリック光学系が望まれ
る。
上記問題点を解決するために、この実施例1は、像高工
に対するフィルターF1より後方のレンズの合成焦点距
離fl+を下記のように設定し、f□を長くしてフィル
ターF1への入射角を小さくしている。
I/ f * l< tan40@= 0184また後
群収斂レンズ系の焦点路111f、を短くすることより
前群発散レンズ系の後方で光線を充分に曲げることが出
来、凹レンズの屈折力を小さくし得るようにした。つま
り前群発散レンズ系の焦点距離をf、とすると、1ft
l>riとなり、1f11を長く出来かつ凹レンズの凹
面に対して光線が高いところで交わるので、凹面の曲率
半径r 21を大きく出来、これによってペッツバール
和Pをプラス方向へもっていっている。
又接合レンズの正レンズと負レンズの屈折率差を小さく
し、夫々のレンズの屈折率を大きくすることによっても
ペッツバール和をプラス側へもって行くことが出来、全
体的にペッツバール和を大きくしている。
この光学系を用いて管状物体面を観察した時の非点収差
を第5図に示しである。この時のスコープの外径は、条
件としては厳しい細径スコープの外径81−で行なった
比較のために同一画角でペッツバール和かほぼ零である
第9図に示す特開昭62−173415号の実施例7の
非点収差図を第10図に示す。
第5図と第10図とを比較すれば明らかであるようにこ
の実施例1は特に球欠方向の非点収差において像面の倒
れが従来例に対し約173に改善されている。
実施例2は、第2図に示す構成で、光学的ローパスフィ
ルターF2の直前に物体側に凸面を向けた正のフィール
ドレンズを配置したものである。これは、実施例1の説
明でも述べたように、受光素子の前にR,G、B等のモ
ザイクカラーフィルターが設けられている同時式COD
において受光素子への入射角度が大きいと色むらを起こ
しやすい欠点がある。そのためCCDに対して各像高で
の主光線を垂直に入射させる必要がある。かつ内視鏡の
先端部は、出来るだけ細くすることが望まれているが、
最終レンズをCCDから離せば離す程最終レンズの外径
が大になる。そのために光学的ローパスフィルターF2
の前面に物体側に凸面を向けた正のフィールドレンズを
設けることによって、このフィールドレンズよりも前側
のレンズの径を小にすることが出来、かつCCDに対し
て垂直に入射するようにして色むらのない画像が得られ
るようにした。
実施例3は、第3図に示す構成で、画角を更に広角にし
1401にしてより広い範囲の観察を可能にした対物光
学系である。
実施例4は第5図に示す構成で、画角が140°である
。この実施例は、接合レンズ中の正レンズの像側の面が
非球面で、この非球面レンズを用いることによりコマ収
差等の軸外収差を補正している。この実施例では最終レ
ンズ面に非球面を用いているが、前群に非球面を用いて
も同様の効果が得られる。更に前群、後群の両方に非球
面を用いればより効果的である。
上記非球面の形状は、光軸方向をX軸、光軸と垂直方向
をy軸とした時、次の式で表わされる6ただしrは光軸
近傍の曲率半径、E、F、G。
Hl・・・は非球面係数である。
[発明の効果] 本発明の管内観察用内視鏡光学系は、以上述べてきたよ
うに管状物体内を観察したときに像面中心付近から周辺
までピントが合いかつFナンバーの小さい明るい光学系
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明対物光学系の実施例1乃至実
施例4の断面口、第5図乃至第8図は実施例1乃至実施
例4の非点収差曲線図、第9図は従来の内視鏡対物光学
系の断面図、第1O図は上記従来例の非点収差曲線図、
第11図は管内面に共役な像面形状の概略図、第12図
は画角と物体距離の関係を示す図である。 出願人 オリンパス光学工業株式会社 代理人   向    寛  ニ 第2 第5図 第6 第9wJ 第10図 手続補正書 平成3年7月9日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 物体側より順に前群発散レンズ系と、明るさ絞りと、後
    群収斂レンズ系とよりなり、次の条件を満足することを
    特徴とする管内観察用内視鏡光学系。 (1)▲数式、化学式、表等があります▼ (2)0.2<P・f (3)0.8<I/f (4)0.5≦f_2/f≦3 ただしfは対物光学系の合成焦点距離、Iは最大像高、
    Pは対物光学系のペッツバール和、f_Fは対物光学系
    の前側焦点距離、L_Oは管物体観察時の最近接物体距
    離、f_2は後群収斂レンズ系の焦点距離である。
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