JPH04169284A - 写真画像入りカードの作製方法 - Google Patents

写真画像入りカードの作製方法

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JPH04169284A
JPH04169284A JP2295356A JP29535690A JPH04169284A JP H04169284 A JPH04169284 A JP H04169284A JP 2295356 A JP2295356 A JP 2295356A JP 29535690 A JP29535690 A JP 29535690A JP H04169284 A JPH04169284 A JP H04169284A
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JP
Japan
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card
photographic image
card material
resin
image
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JP2295356A
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English (en)
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Tawara Komamura
駒村 大和良
Takao Futamura
二村 隆夫
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真画像入りカードの作製方法に関し、さら
に詳しくは、画像の耐久性の優れた写真画像入りカード
を簡易な方法で作製するための写真画像入りカードの作
製方法に関する。
本発明の方法により作製された写真画像入りカードは、
例えば認証識別カード(IDカード)用として特に好ま
しく利用される。
〔従来の技術〕
写真画像入りカードとしては、認証識別カードを代表的
なものとして挙げることができ、この認証識別カードに
は、例えば従業員証、クレジットカード、運転免許証、
通行許可証等がある。
従来の写真画像入りカードは、紙、プラスチック等の支
持板面に所定の必要事項、例えば住所、氏名、番号のよ
うな書誌的事項(情報)を印刷等により記入すると共に
、その人物を確認するための写真等の確認情報を貼着し
て、これに割印を施して作製されている。
しかし、このような従来の写真画像入りカードは、偽造
や変造がしやすいという問題がある。また、これらの写
真画像入りカードは、摩擦等の耐久性に弱く、常時携帯
すると汚染や破損することが多かった。
このような欠陥を改善したものとして、最近は、支持板
上にハロゲン化銀乳剤のような感光乳剤を塗布したカー
ド材料を用い、このカード材料に書誌的情報を焼き付け
ると共に、人物の顔写真を焼き付ける方法が採用される
ようになり、またこのようなカード材料の表面を樹脂フ
ィルムで被覆して熱シールしたもの、カード材料の両面
を樹脂フィルムでラミネートしたもの等、偽造や変造を
有効に防止するために種々の工夫がなされたものが提案
されている。
しかしながら、このように感光乳剤を塗布したカード材
料を用いる方法では、画像を形成するための処理か液処
理であり、繁雑でかつ画像を形成するための装置か大き
くなるという欠点を有していた。
これらの欠点を改良する方法として、特開平】−301
293号公報には、感熱転写方式や熱現像方式により、
熱可塑性樹脂中に画像を形成し、この樹脂を適当なラミ
ネート材料でラミネートすることにより、画像、特にI
Dカード用画像を形成する方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記公報の方法に従えば、簡易でかつドライな処理で画
像を得ることが可能であるが、画像形成後にラミネート
する際に、あらかじめカード材料の大きさにラミネート
材料の大きさを合わせておいてラミネートする場合には
、カード材料上にラミネート材料を重さねる際の位置合
わせか困難であり、位置ずれを生ずるという問題が発生
し、またカード材料の大きさよりもラミネート材料の大
きさを大きくしておくと、位置合わせの問題は生じない
が、ラミネート後に余分のラミネート材料をカットする
ための裁断装置が必要となり、装置が複雑化すると共に
、カットされた余分の材料がゴミとして残るという問題
があった。
本発明の第1の目的は、簡易な方法でIDカード用等に
好適な写真画像入りカードを作製することができる方法
を提供することにある。
本発明の第2の目的は、簡易な方法で、カード材料とラ
ミネート材料の位置ずれを生ぜず、また余分の材料によ
るゴミを生ずることがな(、写真画像入りカードを作製
することができる方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために、本発明の写真画像入りカ
ードの作製方法は、ラミネート材料の端部とカード材料
の端部とを接合し、このカード材料の表面に感熱転写記
録材料のインク層を重ね合わせ、当該感熱転写記録材料
を写真画像および/または文字情報に応じて加熱し、カ
ード材料に写真画像および/または文字情報を記録した
後、カード材料の画像面に当該ラミネート材料を重ね合
わせ、加熱および/または加圧処理することを特徴とす
る。
本発明においては、写真画像が熱拡散性の色素の転写に
より形成され、文字画像が溶融転写により形成されるこ
とが好ましい。
本発明においては、写真画像がキレート色素により形成
されることが好ましい。
本発明においては、カード材料の写真画像形成面が熱可
塑性樹脂からなることか好ましい。
〔発明の具体的構成〕
以下、本発明の構成を図面を参照しながら具体的に説明
する。
本発明においては、第1図に示すように、まずラミネー
ト材料2の端部とカード材料1の端部とを接合する。
ラミネート材料(斜線部分)2は、カード材料1の画像
面に重ね合わせたときに、ラミネート材料2がカード材
料1からはみ出さない大きさであることが好ましい。ま
たラミネート材料2はカード材料1の両面にラミネート
できるように2枚のラミネート材料から構成されていて
もよいが、カード材料1の裏面の筆記性の点から、カー
ド材料1の画像面側のみをラミネートするように構成さ
れることが好ましい。
ラミネート材料2の端部とカード材料1の端部との接合
の態様は特に限定されず、第1図に示すように両材料の
端部の一辺で接合してもよく、また第2図に示すように
一つの頂点部で接合してもよく、さらに第3図に示すよ
うにラミネート材料2の端部の一部とカード材料lの端
部の一部の一定面とを接合してもよい。
ラミネート材料2は、支持体(図示省略)上に接着層(
図示省略)が設けられてなるものであり、接着層として
は、接着剤からなる接着層であってもよいし、熱溶着層
であってもよい。
偽造や変造を有効に防止する観点からは、特に、支持体
上に熱溶着層を設けたラミネート材料か好ましい。ここ
で「熱溶着層」とは、カード材料1の表面(通常は後述
する受像層)と、加熱、加圧下において接合されたとき
に、カード材料lの表面と少なくとも部分的に特別の接
着剤を用いない状態で熱溶融して接着されるような層を
いう。また、支持体自体が熱溶着層であってもよい。
熱溶着層は、熱可塑性樹脂からなることが好ましく、カ
ード材料lの表面と加熱下で溶融混合し合えるものがよ
い。特に、カード材料lの表面とラミネート材料2の熱
溶着層が、共に熱可塑性樹脂からなり、さらにそれぞれ
の樹脂を構成する繰り返し単位の少なくとも一部が、化
学的に同一であることが好ましい。
熱溶着層に用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリカー
ボネート類、ポリ了クリレート類、ポリエステル類、ポ
リ塩化ビニル類等が挙げられるが、特に、ポリ塩化ビニ
ル類が好ましい。
接着層に用いられる接着剤としては、例えば化学便覧応
用編改訂第3版(丸善出版1980年)第897〜第9
03頁、技術シリーズ「接着」 (山ロ章三部監修、朝
倉書店1981年)第20〜第38頁に記載されている
ものが挙げられる。
特に好ましく用いられる接着剤としては、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリアミド、ポリエ
ステル樹脂等のホットメルト型接着剤;酢酸ビニル系、
クロロプレン系、アクリルエマルジョン系等の熱可塑性
樹脂接着剤;クロロブレンゴム系等のゴム系接着剤;ウ
リア樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、エポ
キシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系等の熱硬化性樹脂接着
剤;光硬化性樹脂接着剤、ゼラチン、でんぷん、にかわ
等の天然物接着剤;等が挙げられる。
ラミネート材料2の支持体としては、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の各
種の合成ポリマーフィルムの透明性支持体が用いられる
また、カード材料lが透明である場合には、ラミネート
材料2の支持体が反射性支持体であってもよく、反射性
支持体としては、紙、バライタ紙、アート紙、キャスト
コート紙、ポリエチレンコート紙等の樹脂コート紙、白
色顔料を含有したポリエステルやポリスチレン等のプラ
スチック支持体等が用いられる。
カード材料1は、支持体と、写真画像を記録するための
受像層とから構成されており、支持体が受像層を兼ねて
いてもよい。
また、受像層は、カード材料1を構成する支持体上の全
面に塗設されていてもよいし、支持体上の一部、例えば
写真画像を記録する部分のみに塗設されていてもよい。
カード材料lの支持体としては、透明性支持体、不透明
性支持体等のいずれかを使用してもよいが、例えばポリ
エチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のフィルム、これらのフィルム中に酸化チタン、硫化
バリウム、炭酸カルシウム、タルク等の顔料を含有させ
た支持体、バライタ紙、紙の上に顔料を含んだ熱可塑性
樹脂をラミネートしたRC紙、布類、ガラス類、アルミ
ニウム等の金属等、これらの支持体材料上に顔料を含ん
だ電子線硬化性樹脂組成物を筒布、硬化させた支持体、
これらの支持体材料の上に顔料を含んだ塗布層を設けた
支持体等が挙げられる。さらに、特開昭62−2833
33号公報に記載されたキャストコート紙も支持体とし
て有用である。
好ましい支持体としては、例えばポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の白色の
プラスチックフィルムであり、特にポリ塩化ビニルフィ
ルムが好ましい。
また、支持体中、または支持体と熱可塑性樹脂との間に
IDデイバイスや磁気記録層を有していてもよい。さら
に、支持体の裏面に筆記性を付与するために紙を貼り合
わせてもよい。
写真画像形成面である受像層としては、特にガラス転移
温度が40〜250°Cのポリマー、これらのポリマー
に熱可塑性を付与するために可塑剤が添加されたポリマ
ーが好ましい。代表的なポリマーとしては、ポリスチレ
ン、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル類、ビスフェノー
ルA1ポリカーボネート等のポリカーボネート類、ポリ
n−ブチルアクリレート等のポリアクリレート類等が挙
げられる。
また、これらのポリマーを2種類以上併用したブレンド
ポリマーでもよく、さらに塩化ビニルとアクリル酸エス
テルとのコポリマーのような共重合体であってもよい。
特に、好ましいポリマーとしては、特開昭59−223
425号公報に記載のポリ塩化ビニル(酢酸ビニル等と
のコポリマーを含む)、特開昭60−19138号公報
に記載の可塑剤を含有したポリカーボネートおよびポリ
エステルが挙げられる。これらのポリマーは支持体を兼
用して用いることもでき、その場合には、支持体は単一
の層から形成されていてもよいし、また多数の層により
形成されていてもよい。
カード材料1および/またはラミネート材料2には、さ
らに各種の添加剤が含まれていてもよい。
この添加剤としては、特開昭59−158289号、同
59−182785号、同60−130735号、同6
1−118748号、同61−153638号、同61
−159644号の各公報等に記載された紫外線吸収剤
、退色防止剤が挙げられる。
カード材料1および/またはラミネート材料2上には、
文字、線等の一定の記載事項があらかじめ印刷等により
記録されていてもよい。
また、カード材料1の受像層表面および/またはラミネ
ート材料2の接着層面、特にラミネート材料2の接着層
面は、ラミネート時の接合部における気泡の残存を防止
するために粗面化処理されていることが好ましい。
以上のようにして、ラミネート材料2の端部とカード材
料lの端部とを接合した後、このカード材料lの表面に
感熱転写記録材料のインク層を重ね合わせ、当該感熱転
写記録材料を写真画像および/または文字情報に応じて
加熱し、カード材料lに写真画像および/または文字情
報を記録する。
第4図は、感熱転写記録材料の構成例を示し、3は支持
体であり、この支持体3上に、イエロー−インク層4と
、マゼンタインク層5と、シアンインク層6とを1ユニ
ツトとして、面順次で繰り返して塗設されている。また
、7は必要に応じて設けられる検知マークである。
第5図は、感熱転写記録材料の他の構成例を示し、支持
体3上に、イエローインク層4と、マゼンタインク層5
と、シアンインク層6と、ブラックインク層8とを1ユ
ニツトとして、面順次で繰り返して塗設されている。
また、イエローインク層、マゼンタインク層、シアンイ
ンク層、ブラックインク層が各々別の支持体上に形成さ
れていてもよい。
支持体3としては、寸法安定性がよく、感熱ヘッドでの
記録の際の熱に耐えるものか用いられるが、コンデンサ
ー紙、グラシン紙のような薄葉紙、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリアミド、ポリカーボネートのような耐熱
性のプラスチックフィルム等が挙げられる。
各インク層の構成は、感熱転写記録材料の記録方式によ
り異なる。すなわち、写真画像情報を記録する場合には
、色素熱拡散方式(昇華方式)の感熱転写記録材料が好
ましく、文字情報を記録する場合には、溶融方式の感熱
転写記録材料が好ましく、各材料に応じて、インク層の
構成が選択される。
色素熱拡散方式の感熱転写記録材料の場合には、インク
層は少なくとも色材とバインダーから構成される。
色材としては、熱拡散性色素(昇華性色素)が好ましく
、例えばシアン色素としては特開昭59−78896号
、同59−227948号、同60−24996号、同
60−53563号、同60−130735号、同60
−131292号、同60−239289号、同61−
29396号、同61−22993号、同61−312
92号、同61−31467号、同61−35994号
、同61−49893号、同61−148269号、同
62−191191号、同63−91288号、同63
−91287号、同63−290793号等の各公報に
記載されているナフトキノン系色素、アントラキノン系
色素、アゾメチン系色素等が挙げられる。
マゼンタ色素としては、特開昭59−78896号、同
60−30392号、同60−30394号、同60−
253595号、同61−262190号、同63−5
992号、同63−205288号、同64−159号
、同64−63194号等の各公報に記載されているア
ントラキノン系色素、アブ色素、アゾメチン系色素等が
挙げられる。
イエロー色素としては、特開昭59−78896号、同
60−27594号、同60−31560号、同60−
53565号、同61−12394号、同63−122
594号等の各公報に記載されているメチン系色素、ア
ゾ系色素、キノフタロン系色素、アントライソチアゾー
ル系色素等が挙げられる。
色素としては、特に好ましくは、開鎖型または閉鎖型の
活性メチレン基を有する化合物とp−フェニレンジアミ
ン誘導体の酸化体またはp−アミンフェノール誘導体の
酸化体とのカップリング反応により得られるアゾメチン
色素、フェノールまたはナフトール誘導体とp−フェニ
レンジアミン誘導体の酸化体またはp−アミノフェノー
ル誘導体の酸化体とのカップリング反応により得られる
インドアニリン色素が挙げられる。これらの色素によれ
ば、高感度化が達成され、色再現性が向上する。
また、下記一般式(1)または(2)で表わされるキレ
ート化可能な色素も好ましく用いられる。
一般式(1) 〔ただし、式中、Xlは少なくとも一つの環が5〜7個
の原子から構成されている芳香族の炭素環または複素環
を完成するのに必要な原子団を表わし、かつ、アゾ結合
に結合する炭素の隣接位の少なくとも1つが窒素原子で
あるか、または窒素原子、酸素原子もしくはイオウ原子
で置換された炭素原子である。Xtは少なくとも1つの
環が5〜7個の原子から構成されている芳香族の炭素環
または複素環を完成するのに必要な原子団を表わす。
Gはキレート化基を表わす。〕 一般式(2) 〔式中、XIは一般式(1)で定義されたものと同じで
あり、Zlは電子吸引基を表わし、Z2はアルキル基ま
たはアリール基を表わす。〕 上記−一般式11または(2)で表わされるキレート化
可能な色素を用いた感熱転写記録材料では、前記色素が
カード材料1の受像層中等に添加された金属イオンと反
応してキレート色素を形成することにより定着性や耐候
性に優れた画像が得られる。
インク層を構成するバインダーとしては、セルロース系
、ポリアクリル酸系、ポリビニルアルコール系、ポリビ
ニルピロリドン系等の水溶性ポリマー、アクリル樹脂、
メタクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポ
リスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタール、ニトロセルロース、エチ
ルセルロース等の有機溶媒に可溶なポリマーか挙げられ
る。
また、インク層に隣接する層としては、インク層と支持
体との間に設けられる層(下引層)や、インク層の上層
に設けられる層(保護層)等が挙げられる。
下引層としては、インク層と支持体との接着性を高める
目的で設けられる接着層や、色材の支持体側への拡散を
防止するために設けられる拡散防止層が挙げられる。
これらの層は、前記バインダーを構成するポリマーを主
成分として形成されており、必要に応じて種々の添加剤
、例えば離型剤、接着剤、熱溶融性物質等が添加される
溶融転写方式の感熱転写記録材料の場合には、インク層
は、染料または顔料からなる色材と、ワックス類と、熱
可塑性樹脂とから構成される。
色材としての染料または顔料としては、アルカリ土類金
属の炭酸塩、T i O! 、Mg 01ZnO、アル
ミナ、シリカ、カーボンブラック、ニグロシン染料、ス
ーダンブラックSM、ファーストイエローG1ベンジジ
ンイエロー、ピグメントイエロー、オイルイエローGG
、ザポンファーストイエローCGG、スミプラストイエ
ロー〇〇、インドファーストオレンジ、スミブラストオ
レンジG1ピグメントオレンジR、ザポンファーストオ
レンジGG、イルガジンレッド、バラニトロアニリンレ
ッド、トルイジンレッド、リソールレッド2G、レーキ
レッド0、オイルスカーレット、ザボンファーストスカ
ーレットOG、アイゼンスビロンレッドBEH、メチル
バイオレッドBレーキ、フタロシアニンブルー、ピグメ
ントブルー、ファーストゲンブルー5007、ビクトリ
アブルーF4R,スーダンブルー、オイルピーコックブ
ルー、ブリリアントグリーンB1フタロシアニングリー
ン等の公知の染料や顔料が用いられる。
ワックス類としては、カルナバワックス、モンタンワッ
クス、蜜ろう、ライスワックス、キャンデリラワックス
、ラノリンワックス、パラフィンワックス、マイクロク
リスタリンワックス、ポリエチレンワックス、サゾール
ワックス、酸化ワックス、アミドワックス、シリコンワ
ックス等か挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、ナイロン等のポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリエ
チルアクリレート等のポリ(メタ)アクリル酸エステル
系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル樹脂、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、ポリスチレ
ン−アクリル樹脂、ポリエチレン−酢酸ビニル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリブタジェン
樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、フェノール樹脂、メ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ニトロセルロース、アセチルセルロース等
のセルロース系樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、ポリビ
ニルピロリドン樹脂、ポリビニルアニリン樹脂、ポリサ
ルホン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アイオノマー樹脂
、ポリシロキサン樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルアセタール、ポリビニルホルマール等のアセタール
系樹脂、石油系樹脂、ロジン系樹脂、タロマン−インデ
ン樹脂、テルペン系樹脂、スチレン−ブタジェンゴム、
イソプレンゴム、ニトリルゴム等が挙げられる。
本発明においては、上記感熱転写記録材料を写真画像お
よび/または文字情報に応じて加熱し、カード材料に写
真画像および/または文字情報を記録するが、加熱方法
は限定されず、感熱ヘッド(サーマルヘッド)による加
熱や、レーザー光を利用した加熱等、通常の感熱転写記
録材料に対する公知の加熱方法が適用される。
また、加熱の際、例えば第4図に示すフルカラー面順次
の感熱転写記録材料では、イエロー、マゼンタ、シアン
の各色で写真画像を形成し、その前後で黒色の文字画像
を溶融転写で記録することか好ましく、従って、感熱ヘ
ッド等の加熱装置を2つ以上設けることが好ましい。
また、第5図に示す感熱転写記録材料では、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各インク層か面順次に形
成されているために、加熱装置は1つでよい。この場合
、イエロー、マゼンタ、シアンの各層が昇華型であり、
ブラックが溶融量であることが好ましい。
また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各イン
ク層が、別々の各々独立の支持体上に形成された感熱転
写記録材料を用いてもよい。この場合には、各感熱転写
記録材料の数に対応する数の加熱装置が用いられる。
また、文字情報は、通常、ブラックのインクで記録され
るが、他の色、例えば赤、青等のインクで記録してもよ
い。
以上のようにして、カード材料1に写真画像および/ま
たは文字情報を記録した後、カード材料lの画像面に、
あらかじめ接合されたラミネート材料2を重ね合わせ、
加熱および/または加圧処理して、写真画像入りカード
を作製する。
ラミネートの際の加熱は、内部加熱または外部加熱によ
って行われる。内部加熱としては、超音波、高周波、マ
イクロ波等が用いられ、特に超音波または高周波によれ
ば、カード材料lとラミネート材料2との接触部をより
簡単に溶かして接合し一体化させることができる点で好
ましい。また、外部加熱としては、熱ローラ、赤外線、
ヒートシール、レーザー等が用いられる。
また、ラミネートに際して、加熱温度は、80〜180
℃が好ましい。加圧力は、I cm2当り0.1〜10
0 kgが好ましく、特に0.2〜30kgか好ましい
ラミネート時間は、0.01〜30秒が好ましく、特に
0.1〜10秒か好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明するか、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕 厚さ4.5mmのポリエチレンテレフタレートフィルム
上に、第4図に示すように、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各インク層か塗設された感熱転写記録材料を作製し
た。
インク層のバインダーとしてはニトロセルロースを用い
た。
イエロー、マゼンタ、シアンの各層に含有された色材は
、下記の通りである。色材の付量は、イエローが0.6
g/m”、マゼンタが0.3g/m”、シアンが0−4
g/m”であり、バインダーの付量は、各層共0.4g
/m’である。
(イエロー) (マゼンタ) 0CH(CHs ) ! 第1図に示すように、厚さが0.2mmのポリ塩化ビニ
ルからなるラミネート材料2の端部と、カード材料1の
端部とを接合した後、上記の感熱転写記録材料を用いて
、当該カード材料1上に、サーマルヘッドにより写真画
像の記録を行った。
なお、カード材料1は、厚さ力月mmの白色のポリ塩化
ビニルからなる支持体上に、ポリ塩化ビニル層(ポリ塩
化ビニルの付量は10g/m”)を設けてなるものであ
り、ポリ塩化ビニル層には下記式(a)で表される化合
物(付量5g/mりが含有されている。
式(a) [Nj” (NHt CHz C0NHz ) * )
 ((C−H* ) 4 B−) 2次に、厚さが4.
5mmのポリエチレンテレフタレートベース上に、rE
V210J  (三井デュポンケミカル社製)5重量部
、パラフィンワックス95重量部からなる厚さカ月mm
の層と、カーボンブラック(30%分散液)67重量部
、フェノール系樹脂「タマノル526J  (荒用化学
社製)75重量部、rEV・40YJ  (三井デュポ
ンケミカル社製)5重量部からなる厚さが1mmの層と
から構成された溶融型感熱転写記録材料を用いて、黒色
文字の印字を行った。
さらに、カーボンブラックを赤外染料に変更したほかは
上記と同様に構成された溶融型感熱転写記録材料により
赤色文字の印字を行った。
次いで、カード材料の画像面にラミネート材料を重ね合
わせ、150℃で20秒間加熱処理し、本発明の写真画
像入りカードを作製した。
第6図および第7図は、完成した写真画像入りカードの
正面図および断面図であり、11は写真画像、12はカ
ード材料にあらかじめ印刷されている文字、13は黒色
文字、14は赤色文字、15は磁気ストライブ、16は
ラミネート材料、17は受像層、18は支持体、19は
カード材料を示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ラミネート材料
の端部とカード材料の端部とをあらかじめ接合しておく
ので、カード材料上にラミネート材料を重ね合わせる際
の位置合わせが容易であり、位置ずれを生ずるおそれが
ない。しかも、ラミネート材料をカード材料に接合する
際には、カード材料に適合した大きさのものを選択する
ことができるので、ラミネート後に余分のラミネート材
料をカットする必要がなく、従って、裁断装置が不要で
あり、装置が複雑化することがなく、またカットした余
分の材料がゴミとして残るという問題も発生しない。
従って、本発明によれば、簡易な方法でIDカード用等
に好適な写真画像入りカードを作製することができる。
また、簡易な方法で、カード材料とラミネート材料の位
置ずれを生ぜず、また余分の材料によるゴミを生ずるこ
とがなく、写真画像入りカードを作製することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はラミネート材料の端部とカード材料の端部とを
接合した状態の一例を示す斜視図、第2図および第3図
はそれぞれラミネート材料の端部とカード材料の端部と
を接合した状態の他の例を示す平面図、 第4図および第5図はそれぞれ感熱転写記録材料の構成
例を示す斜視図、 第6図および第7図はそれぞれ完成した写真画像入りカ
ードの正面図および断面図である。 1・・・カード材料    2・・・ラミネート材料3
・・・支持体      4・・・イエローインク層5
・・・マゼンタインク層 6・・・シアンインク層7・
・・検知マーク    8・・・ブラックインク層11
・・・写真画像     12・・・文字画像13・・
・黒色文字     14・・・赤色文字15・・・磁
気ストライブ  16・・・ラミネート材料17・・・
受像層      18・・・支持体19・・・カード
材料 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラミネート材料の端部とカード材料の端部とを接
    合し、このカード材料の表面に感熱転写記録材料のイン
    ク層を重ね合わせ、当該感熱転写記録材料を写真画像お
    よび/または文字情報に応じて加熱し、カード材料に写
    真画像および/または文字情報を記録した後、カード材
    料の画像面に当該ラミネート材料を重ね合わせ、加熱お
    よび/または加圧処理することを特徴とする写真画像入
    りカードの作製方法。
  2. (2)写真画像が熱拡散性の色素の転写により形成され
    、文字画像が溶融転写により形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の写真画像入りカードの作製方法。
  3. (3)写真画像がキレート色素により形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の写真画像入りカードの作製
    方法。
  4. (4)カード材料の写真画像形成面が熱可塑性樹脂から
    なることを特徴とする請求項1に記載の写真画像入りカ
    ードの作製方法。
JP2295356A 1990-11-02 1990-11-02 写真画像入りカードの作製方法 Pending JPH04169284A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198994A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート

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