JPH04164788A

JPH04164788A - エレベータの乗場報知装置

Info

Publication number: JPH04164788A
Application number: JP28582390A
Authority: JP
Inventors: Kazunori Matsubara; 松原　和則
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-10-25
Filing date: 1990-10-25
Publication date: 1992-06-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、エレベータの乗場報知装置に関する。

（従来の技術）乗場呼び割り付は号機予報およびかごの到着予報を表示
灯（ホールランタン）により報知するようにしたエレベ
ータの乗場報知装置では、一般に、複数台のエレベータ
を群管理制御する場合の乗場呼び割り付は号機の予報表
示と、エレベータ制御方法に関係なく、かごが到着した
ときの着床表示を行い、その旨を乗場待客に報知するよ
うにしている。

このようなエレベータの乗場報知装置に用いられる従来
のホールランタンの形状は第６図（ａ）。

（ｂ）のようなしのであり、アップ側ランタンＩＵとダ
ウン側ランタンＩＤとで構成されている。

そして、このランタンＩＵ、ＩＤは第７図に示すような
タイミングにより点・消灯制御がなされるようになって
いる。

例えばアップ側ランタンＩＵが割り当て予報表示のため
に点灯する場合には、タイミングＡにおいて点灯を開始
し、この割り当て号機が乗場呼び階に到着したタイミン
グＤにおいて点滅を開始し、そして、一般には、着床し
てドア開し、客の乗降の後にドア閉したタイミングＥに
おいて消灯するのである。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来のエレベータの乗場報知
装置では、発生した乗場呼びに対して応答する号機は知
ることができるが、その号機のエレベータが到着するま
でにどのくらいの待ち時間がかかるのかは、その表示か
らでは分からず、特にエレベータ需要が増加した場合の
ように待ち時間が長くなる場合には、乗場の待客をいら
いらさせてしまうことがある問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、乗場待客に対して予測待ち時間の変化をホール
ランタン点灯部分の面積の増減によって報知し、待客の
いらいらを緩和することができるエレベータの乗場報知
装置を提供することを目的とする。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）この発明は、乗場に待つ利用者に、乗場呼びに応答する
エレベータ号機を予報報知し、また当該乗場呼びに応答
したエレベータ号機の到着を報知する表示灯を各階の乗
場に備えたエレベータの乗場報知装置において、前記表示灯を、個別に点・消灯制御可能な複数のブロッ
クに分割し、乗場呼びの応答して割り当てられたエレベータ号機が当
該乗場呼び発生階に到着するまでに要する到着予測時間
の長短に応して前記表示灯の点灯させるブロック数を増
減制御する点灯制御手段を設けたものである。

（作用）この発明のエレベータの乗場報知装置では、各階乗場の
表示灯全体を複数のブロックに分割し、分割した各部路
の点・消灯を各々独立に行える構成とし、各ブロックの
点・消灯制御は、当該乗場呼びの待ち時間の計算結果か
ら、その予測待ち時間の長短により点灯制御手段が点灯
するプロ・ツク数を増減させることにより行い、その点
灯面積の大小によって待客に待ち時間の長短を報知する
。

（実施例）以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。

第１図はこの発明の一実施例のブロック図であり、群管
理制御により運行制御される複数台のエレベータがビル
の１０階床分を昇降してサービスする場合の実施例であ
る。

従って、各エレベータは群管理制御装置によって全体的
な制御がなされ、任意の階で発生した乗場呼びに対して
どの号機を応答させるかを各号機の到着予測演算の結果
から判断し、最適号機をその乗場呼びに割り当てを行い
、さらに各号機ご斗に担体制御装置が備えられていて、
自分のかご呼びに対して応答させ、また目的階に到着す
るときの加速、減速、着床などの走行制御を行うのであ
るが、これらの群管理制御については、従来から各種の
方式が提案されいるので、それらのどれを用いることも
可能である。

そして、この発明の実施例の特徴は、実際の海苔が発生
したときに、その乗場呼びに対していずれかの号機が割
り当てられた場合に、その割り当て号機が乗場呼び登録
階に到着するまでに要すると予測される予測到着時間の
長短により、表示灯をどのような態様で点灯制御するか
にある。

第１図はこのような表示灯の点灯制御に用いられる乗場
報知装置の一実施例であり、各乗場に設置されている乗
場呼びボタン１１．１２．・・・、２０と、各乗場にお
いてエレベータかごごとにその近く設置されている表示
灯（ホールランタン）２１．２２．・・・、３０とを備
えている。

また、各乗場呼びボタン１１，１２．・・、２０のいず
れかが押された時にその乗場呼び信号を人力する入力制
御部３１と・、登録された乗場呼びに対して、各号機の
かごの位置情報、かご呼び状態情報、および他の階で発
生しているかも知れない乗場呼び状態情報をテーブルと
して記憶しているデータ記憶部３２とを備えている。

さらに、このデータ記憶部３２のデータを基にして入力
制御部３１からの乗場呼び信号に対していずれの号機の
エレベータを割り当てるのが最適かを各号機の予測到着
時間を演算し、その大小によって判断して割り当て号機
を決定し、さらにその予測待ち時間をも出力する待ち時
間演算部３３と、この待ち時間演算部３３の求めた予測
待ち時間に基づいて乗場呼び発生階の表示灯（例えば、
乗場呼び発生階か４階であれば、４階の表示灯２４）の
点灯ブロック数を制御し、また消灯制御を行う表示灯制
御部３４とを備えている。

前記表示灯２１，２２．・・・３０それぞれは、第２図
に示すようにアップ側表示部２Ｕもダウン側表示部２Ｄ
も共に、複数のブロックに分割されており、この実施例
ではそれぞれ３段に分割されており、各段のブロックａ
、ｂ、ｃが表示灯制御部３４によって個別に点・消灯さ
れるようになっている。

次に、上記の構成のエレベータの乗場報知装置の動作に
ついて説明する。

第３図のタイミングチャート、第４図のフローチャート
に示すように、ある階で乗場呼びか発生すると、自号機
かその乗場呼びに応答するエレベータかどうかを判断し
、自号機が応答号機として割り当てられたならば（ステ
ップＳｌ）、次１．：、その乗場呼びに対する到着予測
時間（乗場呼び階の利用者にとっては、これが予測待ち
時間となる）を演算する（ステップＳ２）。この待ち時
間演算方法は、一般によく知られている方法で、応答す
べき乗場呼び階、自号機のかご位置、方向、速度、予測
発生かご呼びなと、データ記憶部３２に記憶されている
データを基にして演算される。

次に、ステップＳ３において、ステップＳ２で得られた
予測待ち時間の大きさに応じて、次の処理に振り分けら
れる。

この実施例では、表示灯の分割を３ブロツクとしている
ので、予ｆｆ１ｌ待ち時間Ｔが、１）　　Ｔ＞２０秒１ｆ）２０秒〉Ｔ〉１０秒１ｉｉ）１０秒〉Ｔの３つの場合に分けて制御する。もちろん、この制御は
、ブロックが４つ、あるいはそれ以上に分割されていれ
ば、その分割個数に応した段階の制御がなされる。

Ｔが２０秒を超える場合は、ステップｓ４にてａ部分を
屯灯し、ｂ、ｃ部分は消灯する。すなわち、第３図にお
いて、乗場呼び発生点ＡからＢ点の期間のようにａ部分
のみを点灯させるのである。

またＴか２０秒以下、１０秒までの場合２は、つまり第
３図においてＢ点〜Ｃ点の期間では、ステップＳ５にお
いてａ、ｂ部分を点灯し、Ｃ部分を消灯する。さらに、
■が１０秒以下の場合には、つまり第３図においてＣ点
〜Ｄ点の期間では、ａ。

ｂ、ｃ部分すべてを点灯させる。こうして、乗場呼びに
対して、その乗場呼びに応答するのにががる予測待ち時
間に応じて表示灯の複数に分割したブロックａ、ｂ、ｃ
の点灯ブロック数を増減させることにより待ち時間を利
用客に知らせるのである。

続いて、ステップＳ７では、その階にかごが着床したか
どうか判断し、着床したならば、ステップＳ８において
着床後、ドア閉し、その後利用者が乗降し終わり、ドア
閉が完了するまで表示灯を点滅させる（第３図において
は、Ｄ点〜Ｅ点の期間）。

そして、着床後、客の乗降が終了してドア閉となれば、
ステップＳ９のように表示灯の点灯をリセットする。

なお、乗場呼びに対して自号機が割り当てを受けなかっ
た場合には、ステップＳ　１０において、自号機の表示
灯を消灯し、点滅リセットを指令する。

このようにして、乗場呼びに応答しである号機のエレベ
ータが割り当てを受けて乗場呼び登録階に走行する場合
、その到着に要すると予想される時間の長短に応して表
示灯のブロックの数を増減させて待ち時間を利用客に知
らせ、利用客のいらいらを抑えることができるようにな
る。

なお、かご呼びに応答する場合には、従来通り、表示灯
を着床時に点滅表示させることになる。

また、上記の実施例では、表示灯２１．２２゜・・・、
３０に三角形状の物を用いたが、この表示灯の形状は特
に限定されることがなく、第５図に示したように円柱状
として、同心円筒のブロックａ。

ｂ、ｃにより分割して表示できるようにしてもよい。

［発明の効果］以上のようにこの発明によれば、乗場待客に対して、エ
レベータの需要の増減により変化する待ち時間を知らせ
るために、乗場のエレベータの到着報知用表示灯の点灯
態様を予測待ち時間に応じて変化させるようにしたので
、乗場の待客に対して、何も知らさないで長待ちさせる
よりもいらいらさせることを少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は上
記実施例の表示灯の点灯動作を示す説明図、第３図は上
記実施例の表示灯の点灯動作を説明するタイミングチャ
ート、第４図は上記実施例の動作を示すフローチャート
、第５図は他の実施例で使用される表示灯の斜視図、第
６図は従来例の表示灯の斜視図、第７図は従来例の表示
灯の点灯動作を説明するタイミングチャートである。

Claims

【特許請求の範囲】乗場に待つ利用者に、乗場呼びに応答するエレベータ号
機を予報報知し、また当該乗場呼びに応答したエレベー
タ号機の到着を報知する表示灯を各階の乗場に備えたエ
レベータの乗場報知装置において、前記表示灯を、個別に点・消灯制御可能な複数のブロッ
クに分割し、乗場呼びの応答して割り当てられたエレベータ号機が当
該乗場呼び発生階に到着するまでに要する到着予測時間
の長短に応じて前記表示灯の点灯させるブロック数を増
減制御する点灯制御手段を設けて成るエレベータの乗場
報知装置。