JPH04164620A - オーディオカセット収納用上ケースの成形用金型 - Google Patents

オーディオカセット収納用上ケースの成形用金型

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JPH04164620A
JPH04164620A JP2293383A JP29338390A JPH04164620A JP H04164620 A JPH04164620 A JP H04164620A JP 2293383 A JP2293383 A JP 2293383A JP 29338390 A JP29338390 A JP 29338390A JP H04164620 A JPH04164620 A JP H04164620A
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JP
Japan
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thin
upper case
mold
cavity
gas
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JP2293383A
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English (en)
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JP2701530B2 (ja
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Yoshinobu Takeda
武田 与志信
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はオーディオカセットを収納するケースの上ケー
スを射出成形法により成形するためのオーディオカセッ
ト収納用上ケースの成形用金型に関する。
「従来の技術」 従来、この種のものとして特開昭61−291113号
公報にはダイプレートに固定された固定型と、この固定
型に突き合わされる可動型と、この固定型と可動型との
突き合わせ面間に形成される空間内に一部が位置し箱状
をなす上ケースのポケットを形成するための中子たるス
ライドコアを備え、これら固定型、可動型、スライドコ
アとによって形成されるキャビティ内に溶融樹脂を注入
するゲートを前記キャビティの一側に対応して設けたオ
ーディオカセット収納用上ケースの成形用金型が提案さ
れている。
そしてこの成形用金型により成形された上ケースを下ケ
ースに夫々の基端をヒンジを介して一体に連結し、オー
ディオカセットのヘッド対応部を前記ポケットに遊嵌し
てオーディオカセ・yトを収納するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術により成形されるような上ケースを有するオー
ディオカセット収納用ケースにおいては、ヘッド対応部
を前記ポケットに遊嵌するものであったため、オーディ
オカセットの摘み箇所がヘッド対応部と直交する短いオ
ーディオカセットの側部となり、操作性に劣るという問
題点があった。
このような問題点を解決するものとして第4図及び第5
図に示すケース1が考えられる。
このケース1は平板状厚肉部2.3の基端4゜5に設け
られた孔6、ヒンジ軸7を介して一体に連結した上ケー
ス8と下ケース9を有し、前記上ケース8には、オーデ
ィオカセット10の側部11、すなわちヘッド対応部1
2と直交する部位が遊嵌するポケット13を前記上ケー
ス8の基端4に形成し、さらに前記ヘッド対応部12の
オーディオカセット10の上面に形成された台形の***
部14か嵌合するように上ケース8の長手方向の中央−
側には薄肉部15が内側に形成されている。したがって
比較的長いヘッド対応部12あるいはその反対側を摘ん
でオーディオカセット10の側部11をボケ−y)13
に遊嵌することにより簡単にオーディオカセット10を
収納することができ、またオーディオカセット10の隆
起部14を薄肉部15に嵌合することにより上ケース8
、ひいてはケース1全体の厚みを小さくしてコンパクト
化を図ることができる。
しかしながら、前記上ケース8を成形する場合、薄肉部
15に対応する金型のキャビティは狭所となるため抵抗
が大きく良好なガス抜きを行わないと未充填品などが生
ずる虞れがある。すなわちキャビティ内の溶融樹脂から
未反応物や水分などによるガスが発生するためキャビテ
ィ内のエアとともにこれらのカスを十分排気させないと
未充填品ができるばかりでなく、ガスふくれ、ガス焼け
などの外観不良品の発生原因となる。
本発明はオーディオカセットを収納するための上ケース
を成形する射出成形用金型において、ガスを十分排気さ
せて良好な成形を行うことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成゛するために本発明のオーディオカセッ
ト収納用上ケースの成形金型は、キャビティに溶融樹脂
を注入するゲートを、上ケースの厚肉部と薄肉部の境界
あるいは薄肉部における前記境界の近傍に対応して設け
たものである。
[作 用3 本発明の成形用金型にあっては、ゲートより溶融樹脂が
注入されると該注入圧により薄肉部に対応するキャビテ
ィ内のガスが効率良く排気されるため、未充填やガスふ
くれ、ガス焼けを防止できる。
U実施例] 以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第3図を用いて
具体的に説明する。
前記第4図及び第5図で示した上ケース8を射出成形す
る金型21はタイブレート22に固定された固定金型た
る固定型板23と、この固定型板23に対向して移動自
在に設けられる可動金型たる可動型板24と、これら固
定型板23と可動型板24との突き合わせ面25間に形
成される空間内に一部が位置し、前記ポケット13を形
成する中子たるスライドコア26とを主な構成とするも
のである。そしてこれらの固定型板23、可動型板24
の対向面及びスライドコア26の表面には夫々前記上ケ
ース8を形成するための彫刻面が各々形成されてキャビ
ティ27が設けられている。さらに前記可動型板24に
は、前記上ケース8の薄肉部15における厚肉部2と薄
肉部15の境界に対応してダイレクトゲート28が設け
られている。尚、このダイレクトゲート28はスプルー
29にノズル30シールするためのトピード31が設け
られており、このトピード31は射出時には上昇してダ
イレクトゲート28を開き、射出完了と同時にダイレク
トゲート28を閉じるように設けられている。
また前記スライドコア26の上面には前記上ケース8の
厚肉部2と薄肉部15の境界たる上辺15Aと下辺15
Bを有する薄肉部15を形成するための台形の突部32
か設けられている。前記突部32は上辺33と下辺34
を有し、そして前記ダイレクトゲート28は前記上辺3
3の中央の薄肉部15側に配置されている。さらに前記
スライドコア26にはアンギュラピン35が挿入されて
おり、またその後部にはロッキング36か設けられてい
る。また第3図に示すように可動型板24の一側には上
ケース12の孔6を成形するためのコアロッド37か設
けられている。
次に前記のように構成された金型を用いて上ケース8を
成形する場合には、まず固定金型23と可動型板24と
を突き合わせ、この突き合わせ面25間に形成される空
間内にスライドコア26、コアロッド37を配置する。
この後トビード31によりゲート28を開いて溶融樹脂
Pがキャビティ27へ注入されるとともに、該溶融樹脂
Pはダイレクトゲート28より上ケース8の厚肉部2に
対応するキャビティ27の部位に充填されるとともに薄
肉部15に対応するキャビティ27の部位に順次充填さ
れる。この際に発生するガスは、前記注入される溶融樹
脂Pの圧力により第1図の一点鎖線で示すように流れる
。すなわちガスはキャビティ27を放射状に流れて可動
型板24とスライドコア26間側へ排気される。この際
可動型板24とスライドコア26の突部32間の狭所、
すなわち上ケース8における薄肉部15に対応する部位
においてはガスが流れにくくなっているが、前記のよう
にダイレクトゲート28より注入される樹脂Pは薄肉部
15に対応するキャビティの部位に注入されるため、該
キャビティ27のガスが放射状に流れることにより、該
箇所のガスを確実に排気することかできる。この結果薄
肉部15が未充填状態となることを防止できる。
このようにして成形が行われた後、型開き状態となると
ともに、アンギュラピン35によりスライドコア26が
後退し、またエアシリンダ等の駆動装置によりコアロッ
ド37が後退し、そしてエジェクタロッド(図示せず)
が固定型板23上に突出して成形品たる上ケース8が突
き出される。
このようにダイレクトゲート28の位置を、厚肉部2と
薄肉部15の境界より薄肉部15fPIに対応するキャ
ビティ27の部位に設けたことにより、ダイレクトゲー
ト28より溶融樹脂Pがキャビティ27内へ注入された
際、該注入の圧力によって前記狭所のガスが排気できる
ため、上ケース8における薄肉部15に対応するキャビ
ティ27の部位が未充填となったり、またガスふくれ、
ガス焼けなどの虞れを一層できる。
さらにダイレクトゲートを厚肉部に設けたような場合に
は、前記薄肉部に対応するキャビティの部位のガス抜き
を行うため高圧をかける必要があるが、前記実施例の場
合では薄肉部15に対応するキャビティ27の部位にダ
イレクトゲート28を設けたことにより、前記樹脂Pの
注入圧を比較的低くできる。
しかも前記ダイレクトゲート28は厚肉部2と薄肉部1
5の境界すなわち上辺15の近傍に設けたことにより、
厚肉部2、薄肉部15と対応するキャビティ27に樹脂
Pを確実に注入することができる。
第6図及び第7図並びに第8図は本発明の第2実施例及
び第3実施例を示しており、前記第1実施例と同一部分
には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
第2実施例においては、ダイレクトゲート28の位置を
、薄肉部15と厚肉部2との境界すなわち上辺15に対
応してキャビティ21に設けたものである。このように
してもダイレクトゲート28より注入される溶融樹脂P
の圧力により薄肉部15に対応するキャビティ27内の
ガスを一層確実に排気することができる。
第3実施例においては薄肉部15を厚肉部2の一側の長
手方向に形成するとともに、その先端4A側にアンダー
カット41を設けた上ケース8であって、前記薄肉部1
5における厚肉部2と薄肉部15との境界の近傍にゲー
ト28Aを設けたものである。
このようにしても第1実鉋例と同様にガス抜きを確実に
行うことができ、また前記アンダーカット41によりス
ライドコアの引き抜き作動時、製品たる上ケース12を
浮き上がらせて、上ケース12に設けられた立上り壁4
2の離型性を向上することができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されず例えばセミポット
、ランナを通して上ケースにおける厚肉部と薄肉部との
境界に設けたゲートによりキャビティ内に溶融樹脂を注
入してもよいなど種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明はゲートを上ケースに形成
される厚肉部と薄肉部の境界、あるいは薄肉部の前記境
界の近傍に対応して設けるように構成することにより、
前記薄肉部に対応するキャビティ内のガスを確実に排気
して溶融樹脂の未充填やガスふくれ、ガス焼きなどを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示しており、
第1図は一部切欠き平面図、第2図は縦断面図、第3図
はコアロッド廻りの断面図、第4図はケースの分解斜視
図、第5図は上ケースの底面図、第6図は第2実施例を
示す斜視図、第7図は第3実施例を示す底面図、第8図
は同断面図である。 1・・・ケース 2・・・厚肉部 8・・・上ケース 15・・・薄肉部 15A・・・上辺(境界) 23・・・固定型板(固定金型〉 24・・・可動型板(可動金型) 25・・・突き合わせ面 26・・・スライドコア(中子) 27・・・キャビティ 28・・・ダイレクトゲート(ゲート)特 許 出 願
 天′   三菱金属株式会社代 理 人 弁理士  
 牛  木    層間   弁理士   薄 1)長
 四 部第5図 i 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定型と、この固定型に突き合わされる可動型と、前記
    突き合わせ面間に形成される空間に設けられる中子を備
    え、平板状厚肉部の長手方向の基端にポケットを形成す
    るとともに前記厚肉部の一側に薄肉部を内側に設けたオ
    ーディオカセット収納用上ケースを成形する成形用金型
    において、キャビティに溶融樹脂を注入するゲートを、
    前記厚肉部と薄肉部の境界あるいは前記薄肉部における
    前記境界の近傍に対応して設けるように構成されたこと
    を特徴とするオーディオカセット収納用上ケースの成形
    用金型。
JP2293383A 1990-10-29 1990-10-29 オーディオカセット収納用上ケースの成形用金型 Expired - Lifetime JP2701530B2 (ja)

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