JPH0416424A - 積層されたシート状物品の積出し装置 - Google Patents

積層されたシート状物品の積出し装置

Info

Publication number
JPH0416424A
JPH0416424A JP12189490A JP12189490A JPH0416424A JP H0416424 A JPH0416424 A JP H0416424A JP 12189490 A JP12189490 A JP 12189490A JP 12189490 A JP12189490 A JP 12189490A JP H0416424 A JPH0416424 A JP H0416424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
loading
blocks
unloading
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12189490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3099028B2 (ja
Inventor
Koji Fujisawa
藤沢 宏司
Hiroshi Sanada
真多 博志
Hajime Takano
一 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUISHI GIKEN KK
Toppan Inc
Original Assignee
FUKUISHI GIKEN KK
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUKUISHI GIKEN KK, Toppan Printing Co Ltd filed Critical FUKUISHI GIKEN KK
Priority to JP02121894A priority Critical patent/JP3099028B2/ja
Publication of JPH0416424A publication Critical patent/JPH0416424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3099028B2 publication Critical patent/JP3099028B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙器用打抜ブランクや紙器用紙といったシー
ト状物品を積重ねてブロックとし、このブロックをスペ
ーサを介して複数段に積重ねて積層体としたものから、
当該ブロックを積出す装置に関する。
(従来の技術) 例えば、印刷打抜機によって印刷を施されて打抜かれた
紙器用打抜ブランクは、サック貼り機に供給されて紙器
に成形されるが、2次加工等を行なうため打抜き後に一
旦積層される。
この場合、打抜きブランクの積重ね枚数が多すぎると搬
送途中等に崩れてしまうため、まず一定紋数だけ積重ね
てブロックとし、このブロックをスペーサを介して複数
層に積重ねることで積層体としている。
従来、その積層体からブロックを積出す作業は人間の手
作業により行なわれていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、積層体を構成するブロックは大重量で一作業場
当たりでは膨大な数であり、これを人手により積出すに
は非常に大きな労力と多数の人手を要するものであり、
省力化が望まれている。
そこで本発明は、そのような積層体からのブロックの積
出し作業の自動化に寄与できる積出装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明による積出装置の特徴とするところは、シート状
物品を積重ねてブロックとし、このブロックをスペーサ
を介して複数段に積重ねて積層体としたものから、当該
ブロックを積出す装置であって、前記積層体をブロック
の積降ろし位置まで搬入する搬入手段と、積層体の最上
層のブロックに係脱自在な係合体を備えると共に、この
係合体により積層体からブロックを積降ろすブロック積
降ろし手段と、積降ろされたブロックを積降ろし位置か
ら搬出する搬出手段と、積層体の最上層のスペーサを、
積降ろし位置から搬出するスペーサ回収手段とを備えて
いる点にある。
この場合、係合体がブロックの底面に係脱自在とされ、
この係合体によりブロックを持上げてブロック積降ろし
動作をさせるべく、係合体を上下及び横方向に移動させ
る駆動機構を備え、スペーサの上面に、係合体をブロッ
ク底面の下方に導くことができるように、凹部が形成さ
れているのが好ましい。
あるいは、係合体がブロックの側面に係脱自在とされ、
この係合体によりブロックを漢方向に押すことでブロッ
クの積降ろし動作をさせるべく、係合体を横方向に移動
させる駆動機構を備えているのが好ましい。
そして、積層体の各層のブロックが複数とされ、各層の
ブロックの横方向間に、係合体をブロックの側方に導く
ことができるように間隔が形成されているのが好ましい
(作 用) 本発明の構成によれば、積層体は、搬入手段によりブロ
ックの積降ろし位置に搬入される。この積降ろし位置に
おいて、積層体の最上層のブロックが、ブロック積降ろ
し手段の係合体により積層体から搬出手段に積み降ろさ
れる。この積み降ろされたブロックは、搬出手段により
積降ろし位置から搬出される。
そして、最上層のブロックが積降ろされると、積層体の
最上層となったスペーサが、スペーサ回収手段により積
降ろし位置から搬出される。
上記の動作が繰返されることにより、積層体の上層から
順次ブロックが積出される。
積降ろし手段の係合体がブロックの底面に係脱自在なも
のである場合、その積降ろし動作は、係合体を駆動機構
により昇降させると共に横方向移動させることでなされ
る。この場合、ブロックは係合体により持ち上げられて
搬送され、シート状物品を積重ねたものを搬送するのに
適したものである。
その係合体がブロックの底面に係合する際、スペーサの
上面に凹部が形成されているため、ブロックの底面とス
ペーサとの間に間隙ができ、この間隙から係合体をブロ
ックの底面に導くことができる。
積降ろし手段の係合体がブロックの側面に係脱自在なも
のである場合、その積降ろし動作は、係合体を駆動機構
により横方向移動させることでなされる。この場合、ブ
ロックは係合体により横方向に押されて積降ろされる。
積層体の各層のブロックが複数とされ、各層のブロック
の横方向間に係合体を導く間隔が形成されることにより
、各層のブロックに係合体を容易に係合させることがで
きる。
(実施例) 以下、図面を参照し本発明の詳細な説明する。
第1図は第1実施例に係る積出し装置1であって、これ
は、紙器用打抜ブランクを積重ねてブロック2とし、こ
のブロック2をスペーサ3を介して複数段に積重ねて積
層体4としたものから、当該ブロック2を積出すもので
ある。
その打抜ブランクは、図外グラビヤ印刷機等によって印
刷を施され、打抜機や裁断機等により打抜かれた後に積
重ねられて積層体4とされるものである。
なお、本実施例では、積層体4の各層には4個のブロッ
ク2が2列に配列され、2層に積重ねられているが、各
層のブロックの数、ブロックの積層数は特に限定されな
い。
また、本実施例では積層体4はパレット5上に積層され
て積出し装置1に搬入されるが、パレット5は必須では
ない。
そして、積出し装置1によって積層体4から積出されて
搬出されたブロック2は、図外サック貼り機の次工程に
供給され、例えばサック貼り機の場合はブロック2の各
打抜ブランクは紙器に成形される。
上記積出し装置lは、本体枠6と、この本体枠6の中央
の積降ろし位置に、前記積層体4を搬入する搬入手段7
と、前記ブロック2を積降ろし位置から搬出する搬出手
段8とを備えている(以下、第1実施例においてはその
搬出入方向をX方向とし、これに直交する横方向をY方
向とする)。
また積層装置1には、積層体4の最上層のブロック2を
積降ろすブロック積降ろし手段9と、積層体4の最上層
のスペーサ3を積降ろし位置から搬出するスペーサ回収
手段10とを備えている。
前記本体枠6は、複数の支柱11によりフレーム12を
支持することで構成されている。
前記搬入手段7は、一対の側壁13の間で周回駆動され
る搬入用ベルトコンベヤ14により構成されている。
本実施例では、積降ろし位置にローラテーブル15が備
えられている。このローラテーブル15は、その上面に
複数の回転駆動されるローラ16を有し、このローラ1
6によりパレット5をX方向に搬送自在に支持する。
また、ローラテーブル15はリンク機構17を介して昇
降駆動自在とされ、下降したローラテーブル15からパ
レット5を回収するため、前記搬入用ベルトコンベヤ1
4の下方には、パレット回収用ベルトコンベヤ18が備
えられている。
前記搬出手段8は、一対の側壁19の間の搬出用ベルト
コンベヤ20により構成されている。この搬出用ベルト
コンベヤ20により搬出されたブロック2が図外サック
貼り機等に供給される。
前記ブロック積降ろし手段9は、係合体21と、この係
合体をX、Y及び上下方向に駆動する駆動機構22とを
有する。
その係合体21は、第2図にも示すように一対の相対向
する側板23と、この両側板23の上端の連結板24と
、各側板23の下端に取付けられた爪25とを備えてい
る。その両側板23の対向間隔はブロック2の幅よりも
大きくされ、その爪25は図外カム等を介し揺動駆動自
在とされている。尚、本実施例では連結板24に流体圧
シリンダが内蔵され、この流体圧シリンダの伸縮ロッド
を介して両側板23が取り付けられている。これにより
両側板23の対向間隔はY方向に可変とされ、両側板2
3によりブロック2を挟んで整列させることができる。
また、前記スペーサ3は、その表裏面が凹凸面となるよ
う成形されたいわゆる波板とされ、ブロック2とスペー
サ3との間に溝状の凹部26が形成される。
これにより、第2図に示すように、係合体21が積層体
4の最上層のブロック2のひとつを覆う状態において、
爪25を第2図の状態から揺動させて第3図の状態とす
ることで、爪25はスペーサ3の凹826からブロック
2の底面の下方に導かれる。
この際、係合体21の側板23がスペーサ3の凸部と干
渉しない様に、側板23は側面視櫛歯状とされている。
しかる後に、駆動機構22により係合体21を上昇させ
ると、ブロック2は係合体21に持ち上げられ、この係
合体21を駆動機構22により前記搬出用ベルトコンベ
ヤ20の上方まで搬送し、その爪25を揺動させてブロ
ック2との係合を解除することで、ブロック2は搬出用
ベルトコンベヤ20の上に積降ろされる。
その駆動機構22は、本実施例ではX方向移動体30と
、Y方向移動体31とを備えている。そのX方向移動体
30は、前記本体枠6に架は渡された一対のX方向ガイ
ドロッド32に取付けられてX方向に案内される。また
、本体枠6にはX方向送りネジ33が架は渡され、この
X方向送りネジ33に螺合する送りナツト34がX方向
移動体30に取付けられ、そのX方向送りネジ33を回
転駆動するモータ35が本体枠6に取付けられている。
そのY方向移動体31は、X方向移動体30の中央部の
切欠36内に配置され、X方向移動体30に架は渡され
た一対のY方向ガイドロッド37に取付けられてY方向
に案内される。また、X方向移動体30にはY方向送り
ネジ38が架は渡され、このY方向送りネジ38に螺合
する送りナツト39がY方向移動体31に取付けられ、
そのY方向送りネジ38を回転駆動するモータ40がX
方向移動体30に取付けられている。
また、Y方向移動体31には上下方向に伸縮自在な流体
圧シリンダ41が取付けられ、この流体圧シリンダ41
の伸縮ロッド42に前記係合体21が取付けられている
。これによって、係合体21はX方向移動体30の移動
によりX方向に、Y方向移動体31の移動によりY方向
に、流体圧シリンダ41の伸縮により上下方向にそれぞ
れ駆動される。
前記スペーサ回収手段10は、Y方向移動体31に取付
けられた一対の上下方向に伸縮自在な流体圧シリンダ4
2と、各流体圧シリンダ42の伸縮ロンドに取付けられ
た吸着パッド43とを備えている。その吸着バッド43
は図外真空ポンプに接続されている。
これによって、流体圧シリンダ42により吸着パッド4
3を降下させることで、積層体4の最上層のスペーサ3
を吸着することができる。しかる後に吸着パッド43を
駆動機構22により移動させることで、スペーサ3を積
層体4から搬出し、さらに、搬入用ベルトコンベヤ14
の上方の回収台44まで搬送し、ここで吸着バッド43
による吸着を解除することで回収台44に載置すること
ができる。なお、回収台44はブラケット45を介して
本体枠6に取付けられている。
なお、スペーサ回収手段10によるスペーサ3の搬送は
吸着バッド43を用いるものに限らず、例えばスペーサ
3の底面に係脱自在な爪を介し搬送するものでも良い。
そして、上記の積出し装置1は、サック貼り機等と共に
図外制御装置により駆動制御される。以下、上記構成の
動作を説明する。
まず、積層体4を積層したパレット5を搬入用ベルトコ
ンベヤ14に積込む。この積込みは、フォークリフトや
無人搬送車等で行なったり、ブロック2、スペーサ3、
パレット5を積層して積層体4とする積層装置からベル
トコンベヤ14により直接搬入するものでも良い。
次に、その積層体4を積層したパレット5を搬入用ベル
トコンベヤ14によってX方向に搬送し、積降ろし位置
のローラテーブル15上に載せ換える。
この際、ローラテーブル15のローラ16の回転駆動に
より、その載せ換えが補助され、積層体4が一定位置に
位置決めされると停止される。
なお、その積層体4のX方向の位置決めは、例えばパレ
ット5の位置検出センサーを設ける等して適宜性なう。
また、パレット5に対する積層体4の配置や、積層体4
自体のブロック2やスペーサ3の配置、積込段数は搬入
用ベルトコンベヤ14により搬入する前に予め定める。
あるいは、ブロック積降ろし手段9による積降ろしを行
なう前に、それらの配置を検知するセンサーと、所定位
置に整列させるアクチュエータを適宜設けるようにして
も良い。
本実施例では、積層体4の各層のブロック2の側面は略
XY方向に沿い、各層のブロック2のY方向間には係合
体21を導く間隔50が形成されている。
また、スペーサ3の凹部26の長手方向はY方向に沿う
ものとされている。
次に、Y方向に沿って揺動する爪25を有する係合体2
1を駆動機構22により移動させ、第2図に示すように
最上層のひとつのブロック2を覆うものとする。そして
、この係合体21の爪25をそのブロック2の底面に係
合させる。
しかる後に、係合体21によりブロック2を持ち上げて
搬出用ベルトコンベヤ20まで搬送し、ここでブロック
2の底面と爪25との係合を解除することで、そのブロ
ック2を搬出用ベルトコンベヤ20の上に積降ろす。こ
の搬出用ベルトコンベヤ20によりそのブロック2は積
下ろし位置から搬出され、サック貼り機等に供給される
尚、上記実施例では係合体21はブロック2に一つずつ
係合するものであるが、係合体21のX方向寸法を大き
くして一列に並ぶ複数のブロック2に一挙に係合するも
のでも良い。また係合体21の両側板23はX方向に関
して対向するものでも良い。
上記動作を繰り返すことで積層体4の最上層のブロック
2をすべて積み降ろしたならば、スペーサ回収手段lO
の吸着パッド43を流体圧シリンダ42により下降させ
、積層体4の最上層となったスペーサ3を吸着する。し
かる後に、駆動機構22によって吸着パッド43に吸着
されたスペーサ3を回収台44の上方まで搬送し、しか
る後にスペーサ3の吸着を解除することで、そのスペー
サ3を回収台44に載置する。
次に、積層体4の最上層に位置することとなったブロッ
ク2を、再び上記と同様にして積降ろす。
上記動作を繰返すことで、積層体4からブロック2をす
べて積出すと共に、スペーサ3をすべて回収したならば
、ローラテーブル15を下降させてローラ16を駆動す
ることにより、パレット5をパレット回収用ベルトコン
ベヤ18に搬入して図外回収位置まで搬送する。
上記積出し装置1によれば、積層体4を搬入手段7に載
せるだけで搬出手段8からブロック2が順次搬出される
ことになり、打抜ブランクのサック貼り機等への供給工
程の自動化に寄与し得るものである。
また、ブロック積降ろし手段9は、ブロック2を持ち上
げることで積層体4から積み降ろすものであるため、打
抜ブランクのようなシート状物品を積重ねたものに適し
たものである。
なお、ブロック積降ろし手段9は上記実施例に限定され
ず、例えば第4図、第5図に示すものでも良い。
これは、係合体21を一対のフォーク51と、このフォ
ーク51を連結する連結体52とで形成している。
この係合体21は、駆動機構22の中間支持体53に、
流体圧シリンダ54を介して昇降自在に取付けられ、そ
の中間支持体53が、駆動機構22の移動体55に流体
圧シリンダ56とガイドロッド57とを介して昇降自在
に取付けられている。
そして、そのガイドロッド57は、前述したものと同様
の本体枠に送りネジ58とガイドロッド59とを介して
横方向駆動されるよう取付けられている。
また、搬出手段8は多数の駆動ローラ60を並列したい
わゆるローラコンベヤで、各ローラ60の径方向間に前
記係合体21のフォーク51が挿入可能とされている。
これにより、係合体21のフォーク51は第4図に示す
ように、駆動機構22により横方向からスペーサ3の凹
部26に挿入されてブロック・2の底面の下方に導かれ
る。
しかる後に、流体圧シリンダ54.56により係合体2
1を上昇させることで、フオニク51はブロック2の底
面と係合してブロック2を片持ち状に持ち上げる。
次に、駆動機構22により係合体21を搬出手段8の上
方まで横方向移動させ、流体圧シリンダ54.56によ
り下降させることで、搬出手段80ローラ60の上にブ
ロック2は積降ろされる。この際、フォーク51はロー
ラ60の間に挿入されることで搬出手段8と干渉しない
ものとされる。
なお、ブロック2を片持ち状で持ち上げた場合、その自
由端側は自重で撓むことになるが、この撓み量はブラン
ク材質等により異なることから持ち上げ量も異なる。そ
こで、流体圧シリンダ54.56は場合に応じ両方ある
いは一方のみ用いる。
また、打抜ブランクのようなシート状物品を積層する場
合、くずれや散乱の防止のためスペーサ3を介在させる
が、上記積出し装置1によればスペーサ3の回収の自動
化も図れる。このスペーサ3は、通常ひとつの積層体で
数枚必要なことから、−作業場あたり数千枚のスペーサ
3を必要とすることもあり、このスペーサ3の回収の自
動化による作業能率の向上の効果も大きい。
また、上記積出し装置1は、スペーサ3として上面に凹
部を有するものに適用されるものであるため、ブロック
2を持ち上げて積み降ろしを行なう上で好ましいもので
ある。
さらに、搬入手段7による積層体4の搬入方向と、搬出
手段8によるブロック2の搬出方向と、駆動機構22に
よる係合体21の駆動方向とがすべてX方向に沿うもの
であるため、積出し装置1をX方向に多数並列する場合
、作業場のスペースを有効利用できる。
また、上記実施例ではスペーサ3の回収位置が搬入手段
7の上方とされ、X方向に関して搬入手段7、搬出手段
8、ブロック積降ろし手段9及びスペーサ回収手段10
が重なるものであるため、作業場のスペースの有効利用
上好ましい。
また、上記積出し装置1では駆動機構22が係合体21
をX方向にも駆動するものであるため、ブロック2を積
層体4の各層ごとにX方向にも複数積重ねることができ
、効率的な積層を行なう上で好ましいものである。
次に、第6図を参照して第2実施例の積出し装置1につ
いて説明する。この第2実施例の積出し装置1は、第1
実施例と同様に、紙器用打抜ブランク等のシート状物品
を積重ねてブロック2とし、このブロック2をスペーサ
3を介して複数段に積重ねて積層体4としたものから、
当該ブロック2を積出すものである。
この積出し装置1は、本体枠6と、積降ろし位置に積層
体4を搬入する搬入手段7と、ブロック2を積降ろし位
置から搬出する搬出手段8とを備えている(以下、第2
実施例においては搬入方向をX方向、これに直交する搬
出方向をX方向とする)。
そして、積出装置1は、積層体4の最上層のブロック2
を搬出手段8に積降ろすブロック積降ろし手段9と、積
層体4の最上層のスペーサ3を積降ろし位置から搬出す
るスペーサ回収手段10とを備えている。
前記本体枠6は、複数の支柱11によりフレーム12を
支持することで構成されている。
前記搬入手段7は、一対の側壁13の間の搬入用ベルト
コンベヤ14により構成されている。
本実施例では、積降ろし位置にローラテーブル15が備
えられている。このローラテーブル15は、その上面に
複数の回転駆動されるローラ16を有し、このローラ1
6によりパレット5をX方向に搬送自在に支持する。
また、ローラテーブル15はリンク機構17を介して昇
降駆動自在とされ、下降したローラテーブル15からパ
レット5を回収するため、前記搬入手段7の側壁13の
間の搬入用ベルトコンベヤ14の下方には、パレット回
収用ベルトコンベヤ18が周回駆動自在に備えられてい
る。
そして、ローラテーブル15の側方には圧縮空気供給装
置70が備えられている。これは、スペーサ3をいわゆ
るエアーテーブルにより構成したことによる。
すなわち、スペーサ3は、第7図に概略的に示すように
、その中空内部に複数のボール状転動体65を有し、ス
ペーサ3の上面には転動体65により開閉される開口6
7が複数形成され、その転動体65をその開口67から
突出するよう付勢するバネ66が設けられている。また
、スペーサ3の上面には圧縮空気の供給口68が形成さ
れている。
これにより、スペーサ3の上面にブロック2をのせると
、転動体65がスペーサ3内に没入して開口67が開放
され、そこから圧縮空気が吹き出すことでスペーサ3と
ブロック2との間の摩擦係数が小さくなり、ブロック2
の積出の円滑化がはかられている。
そして、圧縮空気供給装置70は、支持台71の上に流
体圧シリンダ72が取付けられ、この流体圧シリンダ7
2の伸縮ロッドに空気供給ノズル73が取付けられ、こ
の空気供給ノズル73がブロワ−74にホースを介して
接続されたものである。これにより、流体圧シリンダ7
2により空気供給ノズル73をY方向に伸長させること
で、積降ろし位置のスペーサ3の供給口68に空気供給
ノズル73が接続される。
前記搬出手段8は、第8図、第9図に示すコンベヤベル
)20を有し、ブロック積降ろし手段9により積層体4
から積降ろされたブロック2をY方向に搬出するもので
ある。
また、搬出手段8は、その搬出用コンベヤベルト20に
直交する取込用ベルト75を有する。この取込用ベルト
75は、搬出用コンベヤベル)20の一部をローラ20
aにより凹ませることにより形成された空間2Ob内に
おいて、流体圧シリンダ20cにより搬出用コンベヤベ
ル)20の上下位置に昇降駆動自在とされ、搬出用コン
ベヤベル)20の上方位置で周回駆動されることで、積
層体4から積降ろされるブロック2をX方向に搬送して
取込み、しかる後に下降することで取込んだブロック2
を搬出用コンベヤベルト20上に載置状とする。
上記搬出手段8に隣接して、ブロック2をY方向に搬送
するベルトコンベヤ76が備えられている。
このベルトコンベヤ76に隣接して、ベルトコンベヤ7
6から搬入されるブロック2をX方向に搬送するコンベ
ヤベルト77が備えられている。このコンベヤベルト7
7に直交するように、前記取込用ベルト75と同様の昇
降駆動自在な取込用ベルト78が備えられ、ブロック2
のベルトコンベヤ76からコンベヤベルト77へのY方
向の搬入を補助する。
そして、ブロック2は、コンベヤベルト77からブロッ
ク方向変換手段80を介し、図外サック貼り機等に供給
される。このブロック方向変換手段80は、サック貼り
機等に対する打抜ブランクの方向は一定方向とする必要
があるため、サック貼り機等に供給する前に、ブロック
2のXY及び上下方向を一定とするためのものである。
なお、積出し装置1に積み込む前に予めブロック2の方
向を一定としておくことも考えられるが、紙器の種類に
よっては積出し装置lへの積込前に打抜ブランクの加工
工程が必要な場合がある。例えば、紙器が窓を有し、そ
の窓がシートにより覆われているようなものでは、打抜
ブランクにそのシートを貼る工程が必要となる。このよ
うな工程が入る場合、ブロック2の方向を一定方向とす
るのは積層体4から積出した後とするのが合理的である
ブロック方向変換手段8oは、前記コンベヤベルト77
の上方に配置されたモニターカメラ81と、コンベヤベ
ルト77に隣接するxY方向変換体82と、上下方向変
換体83とを備えている。
そのモニターカメラ81は、ブロック2がXY及び上下
方向に関し、一定方向であるか否かを検知する。
そのXY方向変換体82は、基台84に平面視十字形の
変換ベース85が昇降駆動自在かつ縦軸中心に回転駆動
自在に取付けられ、その回転により90°毎4位置に回
転割出可能とされている。また、基台84には変換ベー
ス85を囲むように4つのベルトコンベヤ86が設けら
れている。このベルトコンベヤ86ハ周回駆動され、コ
ンベヤベルト77から搬入されるブロック2を上下方向
変換体83に搬送する。
また、変換ベース85の上面は下降状態でベルトコンベ
ヤ86の上面の下方とされ、上昇状態でベルトコンベヤ
86の上面の下方とされる。
これにより、ブロック2のXY方向が一定方向でない場
合、当該ブロック2がベルトコンベヤ86に搬入される
と、モニターカメラ81からの検出慣号により変換ベー
ス85が上昇してブロック2が持ち上げられる。そして
、変換ベース85が回転されることにより、ブロック2
のXY方向が所定方向に割り出し可能とされている。
前記上下方向変換体83は、台車87の上に設けられた
一対の支柱88に、上下反転枠89をY方向軸90中心
に180°回転駆動自在に取付けることで構成されてい
る。その台車87はX方向に往復駆動自在とされ、その
上には上下反転枠89と並列してベルトコンベヤ91が
設けられている。
その上下反転枠89はY方向視口字形で内部にブロック
2が挿入可能とされ、その上下壁には切欠92、93が
形成されている。この、上下反転枠89の図示の状態で
下方側の切欠92の間にベルトコンベヤ94が、上下反
転枠89が図示状態から180°回転した状態で下方側
となる切欠93の間にベルトコンベヤ95がそれぞれ設
けられている。
これにより、ブロック2の上下方向が一定方向でない場
合、当該ブロック2がベルトコンベヤ94により上下反
転枠89の内部に挿入された後に、モニターカメラ81
からの信号により上下反転枠89が180°回転駆動さ
れ、ブロック2の上下方向が反転されて一定方向とされ
る。しかる後にブロック2はベルトコンベヤ95により
隣接のベルトコンベヤ96に搬出され、このベルトコン
ベヤ96からサック貼り機等に供給される。
また、ブロック2の上下方向が所定の方向である場合は
、モニターカメラ81からの信号により台車87がX方
向移動し、ブロック2はベルトコンベヤ86からベルト
コンベヤ91に搬入され、このベルトコンベヤ91によ
りそのままの状態でベルトコンベヤ96に搬出される。
前記ブロック積降ろし手段9は、係合体21と、この係
合体21をX方向に駆動する駆動機構22とを有する。
その係合体21は板状で、積層体4の各層においてX方
向に並列する一対のブロック2の側面に係脱するものと
されている。なお、係合体21の縦すんぼうブロック2
の高さと略等しい大きさにすると良い。
これにより、駆動機構22によりブロック2を一対のブ
ロック2の側面に係合させると共に、X方向に駆動させ
ると、係合体21はブロック2を搬出手段8に向けて押
すこととなり、ブロック2の積層体4から搬出手段8へ
の積降ろしを行なうことができる。
その駆動機構22は、本実施例ではX方向移動体30を
備え、前記本体枠6に架は渡された一対のX方向ガイド
ロッド32に取付けられてX方向に案内される。また、
本体枠6にはX方向送りネジ33が架は渡され、このX
方向送りネジ33に螺合する送りナツト34がX方向移
動体30に取付けられ、そのX方向送りネジ33を回転
駆動するモータ35が本体枠6に取付けられている。
また、X方向移動体31には上下方向に伸縮自在な流体
圧シリンダ41が取付けられ、この流体圧シリンダの伸
縮ロッド42に前記係合体21が取付けられている。
これによって、係合体21はX方向移動体30の移動に
よりX方向に、流体圧シリンダ41の伸縮により上下方
向にそれぞれ駆動される。
前記スペーサ回収手段10は、X方向移動体31に取付
けられた上下方向に伸縮自在な流体圧シリンダ42と、
この流体圧シリンダ42の伸縮ロッドに一対のガイドロ
ッド97を介して取付けられた吸着パッド43とを備え
ている。
これにより、流体圧シリンダ42により降下された吸着
パッド43により、積層体4の最上層のスペーサ3を吸
着することができ、しかる後に吸着パッド43を駆動機
構22により移動させることで、スペーサ3は積層体4
から搬出される。本実施例では、そのスペーサ3の回収
位置は本体枠6内の搬入用ベルトコンベヤ14の上方と
され、ここでスペーサ3の回収台44が本体枠6に取付
けられている。
そして、上記積出し装置1はサック貼り機等と共に図外
制御装置により駆動制御される。
以下、上記構成の動作を説明する。
まず、積層体4を載置したパレット5を搬入用ベルトコ
ンベヤ14によってX方向に搬送し、ローラテーブル1
5上に載せ換える。この際、ローラテーブル15のロー
ラ16の回転駆動により、その載せ換えが補助され、積
層体4が一定位置に位置決めされると停止される。
なお、その積層体4のX方向の位置決めは、例えばパレ
ット5の位置検出センサーを設ける等して適宜行なう。
また、パレット5に対する積層体4の配置や、積層体4
自体のブロック2やスペーサ3の配置、積層数は搬入用
ベルトコンベヤ14により搬入する前に予め定める。本
実施例では積層体4は2層とされ、その各層には4個の
ブロック2が2列に配列され、その側面は略xY方向に
沿い、ブロック2のX方向間には係合体21をブロック
2の側方に導く間隔50が形成されている。
次に、ブロック積降ろし手段9の駆動機構22により、
係合体21をブロック2の間の間隔50内に下降させ、
一対のブロック2の側方に導く。
しかる後に、係合体21をX方向に駆動させることで、
一対のブロック2の側面に係合させると共に、そのブロ
ック2をX方向に押し、これにより積層体4からブロッ
ク2を積降ろす。
この際、圧縮空気供給装置70により、最上層のブロッ
ク2を載せたスペーサ3の内部に圧縮空気を供給する。
すると、スペーサ3の上面から突出する転動体65がブ
ロック2によって押し下げられることにより開口67か
ら空気が吹き出してブロック2とスペーサ3との間の摩
擦係数が小さくなり、ブロック2の係合体21による押
出しが円滑におこなわれる。また、ローラテーブル15
の上下高さが搬出手段8の取込用ベルト75の高さに応
じてリンク機構17により調節される。
そして、搬出手段8の取込用ベルト75が、積層体4か
ら押出されるブロック2をX方向に搬送し、搬出手段8
への積降ろしを補助する。
次に、搬出手段8の取込用ベルト75ヘブロツク2が積
降ろされたならば、この取込用ベルト75は下降され、
ブロック2は搬出手段8の搬出用コンベヤベルト20に
よりベルトコンベヤ76へ搬送される。
この搬出されたブロック2は、ベルトコンベヤ76の間
欠動作とコンベヤベルト78の取込み動作によりコンベ
ヤベルト77にひとつずつ搬入される。
このコンベヤベルト77に搬入されたブロック2は、ブ
ロック方向変換手段80のモニターカメラ81により、
そのXY及び上下方向がそれぞれ所定の一定方向か否か
検知される。しかる後に、ブロック2はコンベヤベルト
77からxY方向変換体82に搬出される。
このXY方向変換体82においてブロック2は、XY力
方向所定の一定方向であれば、そのまま上下方向変換体
83に搬出される。また、XY力方向所定の一定方向で
なければ、変換ベース85により持ち上げられ、変換ベ
ース85の回転により所定の一定方向とされ、降下され
てからベルトコンベヤ86により上下方向変換体83に
搬出される。
その上下方向変換体83においてブロック2は、上下方
向が所定の一定方向でなければ、ベルトコンベヤ94に
より上下反転枠89に挿入され、上下反転枠89がY方
向軸90中心に180°回転することにより上下反転さ
れ、しかる後にベルトコンベヤ95によりベルトコンベ
ヤ96に搬出される。
また、ブロック2は、その上下方向が所定の一定方向で
あれば、台車87がY方向移動され、ベルトコンベヤ8
6によりベルトコンベヤ91に搬出され、このベルトコ
ンベヤ91によりそのままベルトコンベヤ96に搬出さ
れる。
そして、ブロック2はベルトコンベヤ96からサック貼
り機等に供給される。
そして、積層体4の最上層のブロック2をすべて積降ろ
したならば、スペーサ回収手段lOの吸着パッド43を
流体圧シリンダ42により下降させ、積層体4の最上層
となったスペーサ3を吸着し、駆動機構22によってそ
の吸着されたスペーサ3を回収台44の上方まで搬送し
、しかる後にスペーサ3の吸着を解除することで、その
スペーサ3を回収台44に載置する。
次に、積層体4の最上層に位置することとなったブロッ
ク2を、再び上記と同様にして順次積降ろす。
上記動作を繰返すことで、積層体4からブロック2をす
べて積出すと共に、スペーサ3をすべて回収したならば
、ローラテーブル15を下降させてローラ16を駆動す
ることにより、パレット5をパレット回収用ベルトコン
ベヤ18に搬入して図外回収位置まで搬送する。
上記第2実施例の積出し装置1によれば、第1実施例の
積出し装置lと同様に、積層体4からのブロック2の積
出しの自動化を図れるものである。
また、スペーサ3の回収の自動化により省力化も図れる
そして、ブロック積降ろし手段9は係合体21によりブ
ロック2を押すことで積み降ろすものであるため、第1
実施例のブロック積降ろし手段9に比べ、係合体21自
体の構造、駆動機構22の構造が簡単化される。さらに
、積降ろし位置におけるブロック2の位置が多少不均一
であっても、係合体21によりX方向に押すだけで積み
降ろせるため、積層体4の積み重ね精度や搬入用ベルト
コンベヤ14への積み込み精度等を第1実施例のものよ
りラフにできる。この際、間隔50が形成されているた
めにブロック2の側面に係合体21を導くことができる
なお、第2実施例のようにY方向に沿う間隔5゜ヲ挟ん
でブロック2を積層した場合に、ブロック2をY方向に
押して積み出すようにしても良く、この場合の間隔50
は、押し出されるブロック2が隣接するブロック2と干
渉するのを防止する空間として機能する。
また、スペーサ3として上記のようにブロック2との間
の摩擦係数変更手段を備えるものを用いることで、ブロ
ック2の積み降ろしを円滑かつ確実に行なえる。
なお、スペーサ3としては摩擦係数の小さな樹脂製のプ
レートを用いても良いし、打抜ブランクの表面自体が摩
擦係数の小さなものであればスペーサ3の材質は特に限
定されない。
なお、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく
、例えば搬出人手段としては、積層体を搬送できるもの
であれば良い。
また、積降ろし手段も、積層体の最上層のブロックの積
降ろしができるものであれば良い。
また、係合体21をブロック2の側面に係合させて押し
て積降ろす場合でも、並列する一対のブロック2の一方
のみの側面に係合体21を係合させ、他方のブロック2
は一方のブロック2を介して押すことで一対のブロック
2をまとめて押し出すようにしても良い。
また、ブロック2の間の係合体21を導くための間@5
Gも必須でなく、例えば第3図、第4図のブロック積降
ろし手段9によれば、その間隔5oがなくトモフロック
2の底面に係合できる。
(発明の効果) 本発明による積出し装置は、シート状物品を積重ねたブ
ロックをスペーサを介して積重ねた積層体から、当該ブ
ロックを人間の手作業によらず積出すことができ、さら
に、スペーサの回収も人間の手作業によらず行なうこと
ができ、積出し作業の省力化、自動化に寄与できるもの
である。
また、積出し装置の係合体がブロックの底面に係脱する
ものとされ、スペーサの上面に係合体をブロック底面に
導くことができるよう凹部が形成されることで、ブロッ
クを持上げて積降ろすことができ、シート状物品のブロ
ックの積出しに適したものである。
また、積出し装置の係合体がブロックの側面に係脱する
ものとされることで、ブロックを横方向に押すだけで積
層体から積降ろすことができ、係合体の駆動機構が簡素
化される。。
さらに、積層体の各層のブロックを複数とする場合に、
各層のブロックの横方向間に係合体を導く間隔が形成さ
れることにより、ブロックを係合体により積出すのが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る積出装置の斜視図、
第2図及び第3図は第1実施例の係合体の構成説明用断
面図、第4図は変形例に係る積降ろし手段の概略構成を
示す正面図、第5図は第4図の側面図、第6図は第2実
施例に係る積出装置の斜視図、第7図は第2実施例のス
ペーサの構成説明用断面図、第8図は第2実施例のコン
ベヤベルトの構成説明用平面図、第9図は第8図の側面
図である。 1・・・積出し装置、2−・・ブロック、3・・・スペ
ーサ、4・・・積層体、7・・・搬入手段、8・・・搬
出手段、9・・・ブロック積降ろし手段、1o・・・ス
ペーサ回収手段、21−・・係合体、22・・・駆動機
構、26・・・凹部、5o・・・間隔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状物品を積重ねてブロックとし、このブロ
    ックをスペーサを介して複数段に積重ねて積層体とした
    ものから、当該ブロックを積出す装置であって、前記積
    層体をブロックの積降ろし位置まで搬入する搬入手段と
    、積層体の最上層のブロックに係脱自在な係合体を備え
    ると共に、この係合体により積層体からブロックを積降
    ろすブロック積降ろし手段と、積降ろされたブロックを
    積降ろし位置から搬出する搬出手段と、積層体の最上層
    のスペーサを、積降ろし位置から搬出するスペーサ回収
    手段とを備えていることを特徴とする積層されたシート
    状物品の積出し装置。
  2. (2)係合体がブロックの底面に係脱自在とされ、この
    係合体によりブロックを持上げてブロック積降ろし動作
    をさせるべく、係合体を上下及び横方向に移動させる駆
    動機構を備え、スペーサの上面に、係合体をブロック底
    面の下方に導くことができるように、凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項(1)記載の積層されたシ
    ート状物品の積出し装置。
  3. (3)係合体がブロックの側面に係脱自在とされ、この
    係合体によりブロックを横方向に押すことでブロックの
    積降ろし動作をさせるべく、係合体を横方向に移動させ
    る駆動機構を備えていることを特徴とする請求項(1)
    記載の積層されたシート状物品の積出し装置。
  4. (4)積層体の各層のブロックが複数とされ、各層のブ
    ロックの横方向間に、係合体をブロックの側方に導くこ
    とができるように間隔が形成されていることを特徴とす
    る請求項(1)乃至(3)のいずれかに記載の積層され
    たシート状物品の積出し装置。
JP02121894A 1990-05-10 1990-05-10 積層されたシート状物品の積出し装置 Expired - Fee Related JP3099028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02121894A JP3099028B2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 積層されたシート状物品の積出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02121894A JP3099028B2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 積層されたシート状物品の積出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0416424A true JPH0416424A (ja) 1992-01-21
JP3099028B2 JP3099028B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=14822540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02121894A Expired - Fee Related JP3099028B2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 積層されたシート状物品の積出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3099028B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761603A (ja) * 1993-08-23 1995-03-07 Mazda Motor Corp ワーク移載装置
JP2006036412A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Sharp Corp トレイ段積み装置及びそれを用いた段積みトレイの移し替え方法
CN108249144A (zh) * 2018-03-28 2018-07-06 广东广中皇食品有限公司 包装物卸垛设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761603A (ja) * 1993-08-23 1995-03-07 Mazda Motor Corp ワーク移載装置
JP2006036412A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Sharp Corp トレイ段積み装置及びそれを用いた段積みトレイの移し替え方法
CN108249144A (zh) * 2018-03-28 2018-07-06 广东广中皇食品有限公司 包装物卸垛设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3099028B2 (ja) 2000-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110654019A (zh) 超薄电子玻璃离线覆膜生产线及生产方法
JP2798577B2 (ja) 積層板製造の過程において中間製品薄板を重積して中間製品単位にするための装置
JPH0873036A (ja) 積付方法及び積付装置
JPH0416424A (ja) 積層されたシート状物品の積出し装置
JPH0416423A (ja) シート状物品の積込方法と積層装置
CN217807011U (zh) 一种自动拆码垛装卸车
CN213386674U (zh) 上料输送设备及应用其的板材制造***
CN210880905U (zh) 超薄电子玻璃离线覆膜生产线
JP2008143610A (ja) 仕分保管装置
JPH06246468A (ja) レーザ加工システム
JPH0581138U (ja) ターンテーブル
JPH05254643A (ja) フィルムロールのパレタイズ装置
JPH06227663A (ja) 物品積込装置
JP3241135B2 (ja) ケース積下ろし装置
CN218907883U (zh) 一种托盘上料机构
JPS60183429A (ja) 段積み荷の移送装置
JP7161256B1 (ja) トラックへの積載方法及びその積載装置
JP3143162B2 (ja) 小製品の仕分け集積装置
JP3143230B2 (ja) 小製品の仕分け集積装置
JPH0524656Y2 (ja)
JPH09255143A (ja) 板状体の搬送装置
JP3096118B2 (ja) オートパレタイザ及びその干渉防止板開き装置
JP2023131831A (ja) 巻取ロール搬送システム
JPS60232316A (ja) ワ−ク移載装置
JPS60183428A (ja) 段積み荷の移送方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees