JPH04163892A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH04163892A
JPH04163892A JP28942490A JP28942490A JPH04163892A JP H04163892 A JPH04163892 A JP H04163892A JP 28942490 A JP28942490 A JP 28942490A JP 28942490 A JP28942490 A JP 28942490A JP H04163892 A JPH04163892 A JP H04163892A
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discharge lamp
point
lamps
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JP28942490A
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Kazuhiro Nishimoto
和弘 西本
Koji Yamada
晃司 山田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、蛍光ランプなとの放電ランプをインバータ
回路を用いて高周波点灯させる放電灯点灯装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
蛍光ランプ等の放電ランプを高周波点灯させるインバー
タ式の放電灯点灯装置においては、放電ランプの寿命末
期のフィラメントエミッタの消耗。
フィラメント切れ等の異常の発生時に、例えば放電ラン
プへ高周波電力を供給するインバータ回路のスイッチン
グ素子に過大なストレスが加えられ、スイッチング素子
が破壊されることがある。
このような問題を防止するために、ランプ異常検出回路
を設けて放電ランプの寿命末期のフィラメントエミッタ
の消耗、フィラメント切れ等の異常の発生によるランプ
電圧の上昇を検出し、この、検出時にインバータ回路に
おいてスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路
に異常信号を与えることにより、スイッチング素子を強
制遮断し、スイッチング素子の保護を図るようにしてい
た。
この種の従来の放電灯点灯装置として、特開昭3 56
−54792号公報に開示された放電灯点灯装置がある
。この放電灯点灯装置は、バランサを介して複数個の放
電ランプを接続したものにおいて、バランサに磁気的に
結合した検知巻線を介して半波放電状態になったときの
異常電圧を検知す、るものである。
ところか、この放電灯点灯装置は、交流成分を検出する
ものであって、直流成分を検出することができなかった
。そのため、検出精度か低かった。
また、バランサを有する点灯回路でなければ異常(を検
出てきなかった。
このような放電灯点灯装置の問題を解決できるものとし
て、第8図、第9図および第10図に示す放電灯点灯装
置か提案さねている。
まず、第8図の放電灯点灯装置は、X点およびY点間に
インバータ回路(図示せず)からの高周波電圧が印加さ
れ、この高周波電圧かバランサL2を介して放電ランプ
LP、、LP2に加えられ、放電ランプLP、、LP2
か並列点灯するようになっている。なお、Cs、C=は
LC直列共振用のコンデンサである。
そして、ランプ異常検出回路は、ダイオードD電、抵抗
Re、R7およびコンデンサC7よりなる平滑型電圧検
出部■と、ダイオードD7.抵抗R= 、 Reおよび
コンデンサC,よりなる平滑型電圧検出部■と、ツェナ
ーダイオードZD、。
ZD4.  コンパレータ(演算増幅器よりなる)○P
、、OP4.およびオア回路○R1よりなる電圧比較部
■とから構成されている。
このランプ異常検出回路は、放電ランプLP。
のランプ電圧、すなわちA0点の電圧を平滑型電圧検出
部■で整流、平滑および分圧し、81点の電圧を電圧比
較部■のコンパレータOP、に加えてツェナーダイオー
ドZD、の両端に生じる基準電圧(ツェナー電圧)と比
較し、その結果をオア回路OR,へ出力する。また、放
電ランプLP2のランプ電圧、すなわちA2点の電圧を
平滑型電圧検出部■て整流、平滑および分圧し、82点
の電圧を電圧比較部■のコンパレータOP、に加えてツ
ェナーダイオードZD4の両端に生じる基準電圧(ツェ
ナー電圧)と比較し、その結果をオア回路OR+へ出力
する。そして、オア回路OR。
てコンパレータOPs 、OF2の出力の論理和を求め
、このオア回路OR,の高レベル出力を2点より異常信
号として出力する。
この場合、放電ランプLP、にフィラメントエミッタの
消耗、フィラメント切れ等の異常か発生してA、点の電
圧が上昇すると、B1点の電圧も上昇する。83点の電
圧がツェナーダイオードZD、によって作られた基準電
圧を超えたときに1、コンパレータ○P2の出力か高レ
ベルとなり、オア回路OR,から高レベルの異常信号か
出力され、例えばインバータ回路のスイッチング素子に
与えるベース電流を停止してスイッチング素子の保護を
図る。また、放電ランプL P tに異常か発生した場
合には、A2点の電圧か上昇して82点の電圧も上昇し
、87点の電圧かツェナーダイオードZD、によって作
られた基準電圧を超えたときに、コンパレータOP、の
出力か高レベルとなり、オア回路OR,から高レベルの
異常信号が出力されることになる。
この第8図の放電灯点灯装置は、放電ランプLP+、L
P2の異常を検出するのに、放電ランプLP1.LP2
のランプ電圧を一定の基準電圧と比較するだけであった
ので、周囲温度や電源電圧等か変化した場合や調光を行
った場合等におけるランプ電圧の変動による誤動作の対
策か必要であった。この問題を解決できる放電灯点灯装
置を第9図に示す。
第9図の放電灯点灯装置は、第8図の放電灯点灯装置に
おけるランプ異常検出回路の電圧比較部■に代えて、電
圧比較部■を用いている。その他の構成は第8図と同じ
であるので、主に第8図と異なる部分についてのみ以下
説明する。
この放電灯点灯装置の電圧比較部■は、ツェナーダイオ
ードZD、、ZD、、  コンパレータOP、、OP2
 、およびオア回路OR2からなり、平滑型電圧検出部
IV、 Vから出力されるB1点の電圧と87点の電圧
との差電圧の絶対値かツェナーダイオードZD、、ZD
2のツェナー電圧を超えたときにオア回路OR2から高
レベルの異常信号か出力される。
この場合、2本の放電ランプLP、、LP2に同時に生
しるランプ電圧の変動(ランプ異常ではない)がキャン
セルされることになり、周囲温度や電源電圧等が変化し
た場合や調光を行った場合等の誤動作を防止することが
できる。
しかし、放電ランプLP、、LP2のランプ電圧(A1
.A2点の電圧)を平滑した電圧(B、。
B2点の電圧)は、正常時と異常時とて差か顕著に現れ
ることが少なく、放電ランプLP、、LP2の異常を確
実に検出することは容易でなかった。
そこで、この問題を解決できる放電灯点灯゛装置として
、特開平〇1−167986号公報に開示された放電灯
点灯装置かある。この放電灯点灯装置は、2本の放電ラ
ンプを並列点灯させる場合に、何れか1本の放電ランプ
に異常か発生すると、異常が発生した放電ランプの瞬時
ランプ電圧および瞬時ランプ電流の位相か、正常な放電
ランプの瞬時ランプ電圧および瞬時ランプ電流の位相と
ずれることを利用して放電ランプの異常を検出するよう
にしたものである。この放電灯点灯装置の一例を第10
図に示す。
この放電灯点灯装置のランプ異常検出回路は、ダイオー
ドD6および抵抗R,,R,よりなる非平滑型検出部I
と、ダイオードD7および抵抗Rs、Riよりなる非平
滑型検出部■と、ツェナーダイオードZD、、ZD2.
  コンパレータ○P0.○P2およびダイオードD、
、D、よりなる比較部■とから構成されている。なお、
コンデンサC1および抵抗R1゜、R11は積分回路を
構成している。
このランプ異常検出回路は、放電ランプLP、。
LP、の瞬時ランプ電圧をそれぞれ非平滑型検出部I、
  I[で検出している。すなわち、A1点およびA2
点の電圧を整流および分圧している。そして、比較部■
で非平滑型検出部L  I[により検出して32点およ
び32点から整流および分圧されて出力される電圧の差
の絶対値を基準値と比較し、差の絶対値が基準値を超え
たときに比較部■から、異常信号を発生させるようにし
ている。
この放電灯点灯装置は、何れか1本の放電ランプLP、
、LP、に異常か発生したときに、瞬時ランプ電圧の間
にたとえ振幅の差かでなくても、位相に差がでるだけで
、非平滑型検出部I、  IIから出力される81点お
よび32点の電圧に大きな差が現れることになり、放電
ランプLP、、LP。
の異常を容易かつ確実に検出することができる。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら第8図ないし第10図に示す従来の構成に
よれば、放電ランプLP、、LP2のそれぞれに検出部
1. II、 IV、 Vが必要となり、ランプ異常検
出回路の回路構成が複雑になる。
この発明の目的は、簡単な回路構成で放電ランプの異常
を容易かつ確実に検出することができる放電灯点灯装置
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の放電灯点灯装置は、高周波インバータ回路の
一方の出力端子に第1および第2の放電ランプの一方の
フィラメントの一端をそれぞれ接続し、第1の放電ラン
プの他方のフィラメントの一端と高周波インバータ回路
の他方の出力端子との間に第1の限流要素を接続すると
ともに、第2の放電ランプの他方のフィラメントの一端
と高周波インバータ回路の他方の出力端子との間に第2
の限流要素を接続し、第1の放電ランプの一方および他
方のフィラメントのそれぞれ他端間に第1のインピーダ
ンス要素を接続するとともに、第2の放電ランプの一方
および他方のフィラメントのそれぞれ他端間に第2のイ
ンピーダンス要素を接続している。
そして、第1の放電ランプの一方のフィラメントの他端
と第2の放電ランプの一方のフィラメントの他端とを共
通ラインで接続し、この共通ラインに流れる電流を検出
しその電流値か所定値を超、えたときに異常信号を発生
するランプ異常検出回路を設けるとともに、異常信号に
応答して高周波インバータ回路の動作を停止または抑制
する保護手段を設けている。
〔作用〕
この発明の構成によれば、第1および第2の放電ランプ
の何れか一方が異常となれば、第1の放電ランプの一方
のフィラメントの他端と第2の放電ランプの一方のフィ
ラメントの他端に生じる電圧に位相差が生じることにな
る。したかって第1の放電ランプの一方のフィラメント
の他端と第2の放電ランプの一方のフィラメントの他端
とを接続した共通ラインに電流か流れる。ランプ異常検
出回路は、この共通ラインに流れる電流を検出し、その
電流値か所定値を超えたときに異常信号を発生する。そ
して、この異常信号に応答して保護手段か高周波インバ
ータ回路の動作を停止または抑制する。
〔実施例〕
第1の実施例 この発明の第1の実施例について第1図ないし第3図に
基づいて説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例の放電灯点灯装置の回
路図である。
この放電灯点灯装置は、交流電源1が全波整流器2の交
流入力端子に接続され、全波整流器2の直流出力端子に
は平滑コンデンサC3が接続されている。そして、この
平滑コンデンサC8の両端から得られる直流電圧か、直
列共振型の高周波インバータ回路3に供給されるように
なっている。
この高周波インバータ回路3は、一対のトランジスタQ
、、Q、を備えており、この一対のトランジスタQ、、
Q、の直列回路の両端に直流電圧が印加される。一方の
トランジスタQ1と並列に、カップリングコンデンサC
4+ 放電ランプ4.インダクタンス素子(限流要素)
Llおよび電流帰還用の電流トランスCTの1次巻線よ
りなる直列回路か接続されている。また、トランジスタ
Q1と並列に、カップリングコンデンサC4,放電ラン
プ4′、インダクタンス素子(限流要素)L1′および
電流帰還用の電流トランスCTの1次巻線よりなる直列
回路か接続されている。なお、D、1D2はそれぞれト
ランジスタQ、、Q2に逆並列接続されたダイオードで
ある。
そして、放電ランプ4の両フィラメント4a。
4bの非電源側端子間にコンデンサ(インピーダンス要
素)C1が接続されており、フィラメント4a、4bを
予熱しつつ、放電ランプ4を点灯させている。同様に放
電ランプ4′の両フィラメント4a’、4b’の非電源
側端子間にコンデンサ、 (インピーダンス要素)C2
′が接続されており、フィラメント4a’、4b’を予
熱しつつ、放電ランプ4′を点灯させている。ここで、
コンデンサC2とコンデンサC7′、インダクタンス素
子り、とインダクタンス素子LI′および放電ラン0 
ブ4と放電ランプ4′は、それぞれ同じ特性をもつもの
で並列点灯方式である。また、コンデンサc、、c、’
は、それぞれインダクタンス素子り、、L、’ ととも
に同じ特性のLC共振回路を構成している。
さらに、放電ランプ4のフィラメント4aの非電源側端
子と放電ランプ4′のフィラメント4a’の非電源側端
子とを共通ラインで接続し、この共通ラインに電流検出
用トランスT、の一次巻線を挿入している。
電流帰還用の電流トランスCTは、2個の2次巻線を育
し、一方の2次巻線はバイアス抵抗R1を介してトラン
ジスタQ、のベース・エミッタ間に接続されており、他
方の2次巻線はバイアス抵抗R1を介してトランジスタ
Q2のベース・エミ、 ツタ間に接続されている。さら
に、高周波インバータ回路3の入力端子間には、起動回
路5が接続されており、電源投入時にトランジスタQ2
をオンにする。
そして、ランプ異常検出回路は、電流検出用トランスT
l+ ダイオードD3.抵抗R,,R,およびコンデン
サC2よりなる検出部6と、ダイオードD4+  コン
パレータ8および基準電圧源9よりなる比較部7とから
構成されている。そして、比較部7より出力される異常
信号に基づき、保護手段であるスイッチS1の切替が行
われるようになっている。
以上のように構成された放電灯点灯装置について、以下
その動作を説明する。
交流電源1を投入すると、全波整流器2により整流され
、平滑コンデンサC1により平滑された直流電圧が得ら
れる。平滑コンデンサC3の電圧が上昇すると、起動回
路5によりトランジスタQ。
がオンとなる。これ以後は、電流帰還用の電流トランス
CTの各2次巻線から得られる帰還電流により、トラン
ジスタQ、、Q2が交互にオンオフを行い、放電ランプ
4.4′に交流電流が流れる。
この交流電流の周波数は、コンデンサC,(C,”)と
インダクタンス素子り、(L、’)の共振周波数に応じ
て決まる。カップリングコンデンサC4の容量値は、共
振用のコンデンサc、、c、’に比べて十分に大きく、
共振にはほとんど寄与しない。
検出部6では、電流検出用トランスT1の2次巻線の出
力を、ダイオードD、とコンデンサC1により整流、平
滑し、抵抗R,,R,て分圧した直流電圧(a点の電圧
)■、を比較部7へ出力する。
比較部7では、検出部6より入力されるa点の電圧V、
と、基準電圧源9の電圧である基準電圧V、とを比較し
、a点の電圧V、が基準電圧V。
を超えたときに、コンパレータ8の出力か高レベルとな
り、ダイオードD4のカソード側に高レベルの異常信号
が出力されることになる。また、a点の電圧V、が基準
電圧V、以下のときには、ダ5 イオードD4のカソー
ド側か低レベルとなる。
ダイオードD4のカソード側に高レベルの異常信号が出
力されたときは、この異常信号が抵抗Rsを介してスイ
ッチS1に伝えられ、スイッチS。
かオンとなってトランジスタQ2がオフ状態に保、持さ
れ、高周波インバータ回路3の発振が止まり、放電ラン
プ4,4′への電力供給か停止する。
以下、ランプ異常検出回路を構成する検出部6および比
較部7の動作について、第2図および第3図を参照しな
か・らさらに詳しく説明する。
放電ランプ4,4′の両方か正常であるときは、放電ラ
ンプ4′、4のランプ電圧、すなわちA1点およびA1
点の電圧V A I + V A !は、第2図におい
て、破線H3と実線H2て示すように、略同相の波形に
なり、電位差はほとんどない。したがって、電流検出用
トランスT、にはほとんと電流は流れず、a点の電圧V
、が基準電圧V、を超えることはなく、比較部7の出力
は低レベルとなる。
ところが、2本の放電ランプ4,4′のうちの1本、例
えば放電ランプ4にフィラメントエミッタの消耗の異常
か発生すると、A1点およびA。
点の電圧V A l + V A iは、第3図(a)
において、破線J1と実線J、で示すようになり、両者
を比較すると位相がずれている(この図の場合、振幅も
相違しているが、振幅は同じであっても問題はない、)
このように、A、点の電圧vAIとA2点の電圧vA!
に位相差が生じ、電圧V A Iと電圧VA2との差電
圧により、電流検出用トランスT1に電流が流れ、a点
の電圧V、が基準電圧V、を超えることになる(第3図
(b))。そして、比較部7は高レベルの異常信号をス
イッチS1へ出力し、スイッチS1はオンとなり高周波
インバータ回路3の発振が止まり、放電ランプ4,4′
への電力供給が停止する。
したがって、この実施例によれば、放電ランプ4.4′
の寿命末期のフィラメントエミッタの消耗等の異常の発
生時に、例えば放電ランプ4,4′へ高周波電力を供給
する高周波インバータ回路3中のスイッチング素子であ
るトランジスタQI+Q2に過大なストレスが加えられ
ることなく、スイッチング素子であるトランジスタQ、
、Q、の破壊等を防止することができる。
また、検出部6で放電ランプ4′、4の瞬時ランプ電圧
V A I + V A 2の差により流れる電流を電
圧V、に変換し、比較部7で電圧V、と基準電圧V。
とを比較し、a点の電圧V、か基準電圧V、を超えたと
きに異常信号を発生させるようにしたので、放電ランプ
4,4′の何れか一方の異常時に、放電ランプ4′、4
の瞬時ランプ電圧vAI、VA□の相互間の振幅に差が
出なくても、位相に差か出れば、瞬時ランプ電圧V A
 I I V A 2に大きな差か現れ、電流検出用ト
ランスT、に電流か流れるため、放電ランプ4.4′の
異常を容易かつ確実に検出することができる。
以上のようにこの実施例によれば、第8図ないし第10
図に示す従来例に比へ、ランプ異常検出回路が1つの検
出部6と1つのコンパレータ8を有する比較部7とから
なる簡単な回路構成て放電ランプ4,4′の異常を容易
かつ確実に検出することができる。
また、放電灯点灯装置からランプに接続するために引き
出すランプ線の数も、2灯用の場合、従来7本のものか
6本に減少する。
第2の実施例 この発明の第2の実施例について第4図に基ついて説明
する 第4図はこの発明の第2の実施例の放電灯点灯装置の回
路図である。
この放電灯点灯装置は、第1図における比較部7を省き
、検出部6の出力であるa点の電圧V。
を抵抗R6のみを介してスイッチSlに入力させるよう
にしたものであり、その他の構成は第1の実施例と同し
てあり、第1図と対応するものには同一の符号を付しで
ある。
この放電灯点灯装置のランプ異常検出回路である検出部
6において、電流検出用トランスT、の2次巻線の出力
を、ダイオードD、とコンデンサC2により整流、平滑
し、抵抗R,,R,て分圧した直流電圧(a点の電圧)
v、は、抵抗R5を、介してスイッチS1に伝えられ、
a点の電圧V。
か高レベルになったときに、スイッチSIかオンとなり
高周波インバータ回路3の発振か止まり、放電ランプ4
,4′への電力供給が停止する。この場合、スイッチS
Iの制御入力部か第1図のコ、 ンパレータ8および基
準電圧源9の機能を兼ねることになる。その他の動作に
ついては、第1の実施例と同じである。
この実施例によれば、第1の実施例と比へ、比較部7(
第1図)を省いたため、回路構成の一層の簡略化かでき
る。
第3の実施例 この発明の第3の実施例について第5図に基づいて説明
する 第5図はこの発明の第2の実施例の放電灯点灯装置の回
路図である。
この放電灯点灯装置は、第1図における比較部7の代わ
りに比較部7′を用いたものであり、その他の構成は第
1の実施例と同じであり、第1図と対応するものには同
一の符号を付しである。
この比較部7′は、検出部6より入力されるa点の電圧
V、と、基準電圧源9の電圧である基準電圧V、とを比
較し、a点の電圧V、が基準電圧V、を超えたときに、
コンパレータ8の出力が高レベルとなり、異常信号が出
力される。このときコンパレータ8の高レベルの出力は
、ダイオードD、を介して、a点の電圧V、か入力され
るコンパレータ8の入力端子に接続されているため、a
点の電圧■、は基準電圧■、を超えた電圧に維持される
。このため、比較部7′から出力される異常信号は保持
され、スイッチS、のオン状態が保持されて放電ランプ
4,4′への電力供給の停止状態か保持されることにな
る。なお、コンパレータ8の高レベルの出力は、コンパ
レータ8の電源をおとせば低レベルに復帰する。その他
の動作については、第1の実施例と同じである。
この実施例によれば、第1の実施例と同様簡単な回路構
成で放電ランプ4,4′の異常を容易かつ確実に検出す
ることができるだけでなく、異常時に放電ランプ4,4
′か点滅を繰り返すことかなく、トランジスタQ、、Q
2へのストレスを一層軽減することができる。
第4の実施例 この発明の第4の実施例について第6図に基づいて説明
する 第6図はこの発明の第4の実施例の放電灯点灯装置にお
ける検出部の回路図である。
この放電灯点灯装置は、第1図において検出部6の代わ
りに第6図に示す検出部6′を用いたものである。
この検出部6′は、第1図のA、点とA2点の間に抵抗
R7を挿入し、抵抗R7と並列にダイオードブリッジD
BおよびフォトカブラPC,を接続している。たとえば
、2本の放電ランプ4.4′のうちの1本に異常が発生
すると、A1点およびA2点の電圧vA1.vA□に差
が生じ抵抗R7に電流か流れ、抵抗R7の両端に発生し
た電圧をダイオードブリッジDBにより整流し、この整
流された電圧によりフォトカブラPCIかオンして、抵
抗R,,R,で電源10の電圧を分圧した直流電圧(a
点の電圧)■、を比較部7へ出力する。その他の構成お
よび動作については、第1の実施例と同じである。
この実施例によれば、第1の実施例と同様簡単な回路構
成で放電ランプ4.4′の異常を容易かつ確実に検出す
ることかできる。
第5の実施例 この発明の第5の実施例について第7図に基づいて説明
する 第7図はこの発明の第5の実施例の放電灯点灯装置にお
ける検出部の回路図である。
この放電灯点灯装置は、第1図において検出部6の代わ
りに第7図に示す検出部6″を用いたものである。
この検出部6″は、第1図のA3点とA!点の間に抵抗
R7と逆並列接続した2個のフォトカブラPC,,PC
,を挿入している。たとえば、2本の放電ランプ4,4
′のうちの1本に異常が発生すると、A1点およびA2
点の電圧V A I I V a tに差が生じ抵抗R
7と2個のフォトカブラPC,。
PC,のうち一方に電流が流れ、電流が流れた方のフォ
トカブラがオンして、抵抗R3,R4で電源IOの電圧
を分圧した直流電圧(a点の電圧)■、を比較部7へ出
力する。その他の構成および動作については、第1の実
施例と同じである。
この実施例によれば、第1の実施例と同様簡単な回路構
成で放電ランプ4,4′の異常を容易かつ確実に検出す
ることができる。
なお、上記実施例は2灯並列点灯のものに本発明を適用
したか、これに限らず、多灯並列点灯。
多灯直並列点灯の放電灯点灯装置にも本発明を適用でき
る。
また、高周波インバータ回路3についても、直列インバ
ータに限らず、ハーフブリッジ型、フルブリッジ型、1
石式、プッシュプル型なとてもよい。
また、上記実施例では、高周波インバータ回路3の動作
を完全に停止させたが、抑制するだけても保護の効果が
得られる。
〔発明の効果〕
この発明の放電灯点灯装置は、第1および第2の放電ラ
ンプの何れか一方の異常時に、ランプ異常検出回路が、
第1の放電ランプの一方のフィラメントの他端と第2の
放電ランプの一方のフィラメントの他端とを接続した共
通ラインに流れる電流を検出し、その電流値が所定値を
超えたときに異常信号を発生する。そして、この異常信
号に応答して保護手段が高周波インバータ回路の動作を
停止または抑制するようにしたことにより、簡単な回路
構成で放電灯の異常を容易かつ確実に検出、することが
でき、高周波インバータ回路のスイッチング素子の保護
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の放電灯点灯装置の回
路図、第2図および第3図は同実施例に、おけるランプ
異常検出回路の動作を説明するための図、第4図はこの
発明の第2の実施例の放電灯点灯装置の回路図、第5図
はこの発明の第3の実施例の放電灯点灯装置の回路図、
第6図はこの発明の第4の実施例の放電灯点灯装置の検
出部の回、略図、第7図はこの発明の第5の実施例の放
電灯点灯装置の検出部の回路図、第8図、第9図および
第10図は従来の放電灯点灯装置の回路図である。 3・・・高周波インバータ回路、4,4′・・・放電う
、 ンブ、4a、4a’ 、4b、4b’ −フィラメ
ント、6.6’、6’・・・検出部、7.7′・・・比
較部、SI・・・スイッチ、L、、L、’・・・インダ
クタンス素子、Ct、Ct’・・・コンデンサ 特許出願人  松下電工株式会社 第3図 (a) j。 (b) 第1!!I → 吟聞 第6図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高周波インバータ回路の一方の出力端子に第1および第
    2の放電ランプの一方のフィラメントの一端をそれぞれ
    接続し、前記第1の放電ランプの他方のフィラメントの
    一端と前記高周波インバータ回路の他方の出力端子との
    間に第1の限流要素を接続するとともに、前記第2の放
    電ランプの他方のフィラメントの一端と前記高周波イン
    バータ回路の他方の出力端子との間に第2の限流要素を
    接続し、前記第1の放電ランプの一方および他方のフィ
    ラメントのそれぞれ他端間に第1のインピーダンス要素
    を接続するとともに、前記第2の放電ランプの一方およ
    び他方のフィラメントのそれぞれ他端間に第2のインピ
    ーダンス要素を接続した放電灯点灯装置において、 前記第1の放電ランプの一方のフィラメントの他端と前
    記第2の放電ランプの一方のフィラメントの他端とを共
    通ラインで接続し、この共通ラインに流れる電流を検出
    しその電流値が所定値を超えたときに異常信号を発生す
    るランプ異常検出回路を設けるとともに、前記異常信号
    に応答して前記高周波インバータ回路の動作を停止また
    は抑制する保護手段を設けたことを特徴とする放電灯点
    灯装置。
JP28942490A 1990-10-26 1990-10-26 放電灯点灯装置 Pending JPH04163892A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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