JPH04158680A - 画像処理方式 - Google Patents

画像処理方式

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JPH04158680A
JPH04158680A JP2283498A JP28349890A JPH04158680A JP H04158680 A JPH04158680 A JP H04158680A JP 2283498 A JP2283498 A JP 2283498A JP 28349890 A JP28349890 A JP 28349890A JP H04158680 A JPH04158680 A JP H04158680A
Authority
JP
Japan
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density
pixel
pixels
gradation
matrix
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Pending
Application number
JP2283498A
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English (en)
Inventor
Masato Obata
小幡 正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2283498A priority Critical patent/JPH04158680A/ja
Publication of JPH04158680A publication Critical patent/JPH04158680A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば複写機等の画像形成装置に用いられ、デ
ジタル画像信号を画像処理して中間調画像を表現する画
像データとして出力する画像処理方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、デジタル複写機等の画像形成装置の画像処理方式
において周知のように、入力画像濃度信号を2”レベル
に量子化し、nビットでその濃淡を表現したデジタル多
値画像データに変換して各種の画像処理をすることが一
般的に行われている。
その中で人間の目の積分効果を利用することにより、デ
ジタル多値画像データを効果的に中間調表現の2値画像
データに変換して濃淡表現を行うデイザ法や濃度パター
ン法は画像データの復元精度が良く、取り扱いが容易な
ので上記装置において多用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、デイザ法にしろ濃度パターン法にしろ、言己録
ドツト数を変えて中間調画像を表現する場合、階調表現
能力と分解能が両立しないという欠点があった。即ち、
画像濃度の階調数を大きくするためにマトリックスパタ
ーンのサイズを大きくすると分解能が低下し、分解能を
良くするためにマトリックスパターンのサイズを小さく
すると画像濃度の階調数を大きく取れないという点であ
る。
また、マトリックスパターンの型に注目すると、濃度の
増加に従って黒(100χ濃度−以下同じ)画素を増加
させる仕方が、ある核画素を中心に成長させるドツト集
中型の場合は、増加する黒画素数に対応した出力画像の
濃度階調度の変化は線形に近いものになる反面、やや分
解能が低下する。逆に、特に核画素を作らずに黒画素を
均一に増加させる仕方を取るドツト分散型の場合は、分
解能はさ程低下しない反面、マトリックス内の黒画素数
と出力画像の濃度階調度の変化は線形性が悪くなる(喚
問があった。
こうした問題点を解消する方法の一つとして、1画素に
対して複数の闇値を設けて多段階の濃度出力を可能にす
る多値デイザ法が提案されているが、上記問題点の根本
的解決には至っていない。
即ち、上記方法に基づいたドツト集中型のマトリックス
パターンを用いた場合は、分解能の問題を解決できず、
またドツト分散型のマトリ・ノクスパターンを用いた場
合は、微画素の記録画像が不安定になり易いという問題
点があった。
本発明はL記事情に鑑みて成されたもので、多階調画素
のマトリックスパターンを用いて中間調画像を表現する
画像処理方式において、解像度が劣化せず、出力画像の
階調性やコントラストが優れ、視覚的に滑らかな画像を
出力可能な画像処理方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するために、第1の手段は多階
調画素から成る画素マトリックスを用いて、入力画像信
号に画像処理を施し中間調画像を表現する画像データに
変換する画像処理方式において、前記画素マトリックス
は入力画像信号の階調度の増加に伴い濃度変換される画
素が前記マトリックス内の画素を網羅するように1画素
ずつ、かつ濃度階調順に濃度変換されるように配列した
ものである。
また、第2の手段は上記第1の手段において、入力画像
信号の階調度の増加に伴い濃度変換される画素マトリッ
クスの画素は、ある画素と該画素から空間的に離れた位
置にある画素に順次分布させる画素分散型配列により配
列したものである。
さらに、第3の手段は上記第2の手段において、画素分
散型配列は画素マトリックスを複数のサブマトリックス
で構成し、入力画像信号の階調度の増加に伴い濃度変換
される画素を前記サブマトリックス毎に順次分布させる
ように配列したものである。
また、第4の手段は上記第2または第3の手段において
、多階調画素をパルス幅変調で階調制御した出力画像信
号で形成し、入力画像信号のIll!調度の増加に伴い
濃度変換される画素マトリックスの画素は、隣合う画素
間で画素内の濃度階調変換の順序を互いに異ならしめた
ものである。
また、第5の手段は上記第2の手段において、入力画像
信号の階調度の増加に伴い濃度変換される画素マトリッ
クスの画素は所定の画素と該画素に近接する画素に順次
分布させる画素集中型配列により配列したものである。
[作用] 入力画像信号は上記画像処理方式によって画像処理が施
され、多階調画素から成る画素マトリックスを用いて中
間調画像を表現する画像データに変換される。その際用
いられる前記画素マトリックスは入力画像信号の階調度
の増加に伴い濃度変換される画素が1つずつ前記マトリ
ックス内の画素を網羅するように、かつ1濃度階調ずつ
濃度変換されるように配列されている。
入力画像信号の階調度が増加すると、例えば、画素分散
型配列では前記マトリックス内で黒画素が離散的に出力
され、画素集中型配列では前記マトリックス内で所定の
画素の近傍に黒画素が集中的に出力される。
また、画素マトリックスを複数のサブマトリックスで構
成した画素分散型配列では、入力画像信号のi調度の増
加に伴い前記サブマトリックス毎に順次濃度変換される
画素が出力される。
また、パルス幅変調で階調制御した出力画像信号で多階
調画素を形成し、入力画像信号の階調度の増加に伴い濃
度変換される画素は、隣合う画素間で画素内の濃度階調
変換の順序を互いに異ならしめた画素分散型配列では、
入力画像信号の階調度の増加に伴い濃度変換される画素
の黒濃度の微画素を近接して出力できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第3図は本発明の実施例に係るデジタル複写機の画像処
理回路の概略ブロック図である。図において、1は原稿
画像を1ライン毎に読み取ってアナログ画像信号Aに変
換するラインイメージセンサ−(LIS)、2は変換さ
れたアナログ画像信号をデジタル画像信号りに変換する
A/D変換器、3はシェーディング補正回路で、原稿面
の照度ムラやラインイメージセンサ1の感度バラツキに
よって生しる画像歪や画像濃度バラツキを補正する。
4は多値処理ユニットで、デジタル画像信号D′を多値
デイザ、多値濃度パターン法等により多値数にビット変
換する多値処理を行い、画像濃度に対応した画像データ
D′を出力する。5は出力制御回路で、入力された画像
データD″に従った再生画像信号Cを出力する。6は多
値プリンタで出力制御回路5から入力された画像信号C
に基づいて再生画像を用紙等に記録する。7は制御ユニ
ットで上記各回路ユニット等1〜6に同期信号等の制御
信号を出力し画像処理動作を制御する。
第4図は制御ユニット7におけるタイミング制御の制御
信号を原稿画像の読み取り動作に対応させて示した図で
あって、Mは原稿、FGATEは副走査方向の有効原稿
幅を表す信号、LGATEは主走査方向の有効原稿幅を
表す信号、LSYNCは主走査方向の読み取りの同期信
号である。
原稿M画像はLSYNCに同期して1ラインずつ主走査
方向に読み取られ、FGATEおよびI、GATEが共
にHIGHの時のみ有効な画像信号となる。読み取られ
た画像信号は制御ユニット7の基準信号CLKに同期し
て1画素ずつラインイメージセンサ1から出力される。
第1図は多値デイザ法を用いた多値処理ユニット4の内
部回路を示したブロック図である。本実施例では出力画
像データD″の多値数はO〜3の4値となっている。
41は主走査カウンタでCLKに従って主走査方向に画
素を数えアドレス信号CNTlを出力する。42は副走
査カウンタで同様にLSYNCに従って副走査方向にラ
インを数えアドレス信号CNT2を出力する。40はデ
イザROM (DROM)でありデイザ閾値TH,(n
=1〜3)と入力画像データD′の値の大小関係によっ
て出力画像データD″の値を決定して出力する。主走査
カウンタ41および副走査カウンタ42はリングカウン
タ構成となっており、CNT1およびCNT2はDRO
M4O内の各画像アドレスに対応している。従ってDR
OM40は各アドレスでの闇値データTH,と入力画像
データD′の値の大小関係を比較して記録濃度に対応し
た多値画像データD″を出力する。CNTlおよびCN
T2は出力制御回路5にも出力され、パルス幅変調のタ
イミングを制御する。
DROM40に記憶されている闇値データTH,。
を変更することにより様々なデイザマトリックスを形成
することが可能である。
第2図は出力制御回路5および多値プリンタ6の内部回
路を示したブロック図であり、図において51は遅延回
路(DEL) 、52はアンドオアロジックで構成され
る論理回路、53はデータセレクタ、62はレーザーダ
イオード(LD)、61はLD駆動回路である。本実施
例では出力制御回路5は1画素をパルス幅の異なる(0
を含む)4値のパルスで出力するパルス幅変調回路で、
多値プリンタ6はレーザープリンタで構成されている。
出力制御回路5では基準信号CLKをDEL 51で遅
延させた信号を用いて、論理回路52で組み合わせてパ
ルス幅の異なるパルス信号を生成している。これらのパ
ルス信号は多値処理ユニット4から出力された画素の濃
度を表す画像データD″、アドレス信号CNT1.CN
T2によりデータセレクタ53で選択されて再生画像信
号Cが出力される。
多値プリンタ6では再生画像信号Cがパルス幅変調信号
として入力され、LD駆動回路61から該パルス幅変調
信号で制御されたLD駆動電流IがLD62に流されて
、画素濃度に対応した発光時間とタイミングでLD62
が発光する。
第5図は第1の実施例に係るデジタル複写機の多値処理
ユニット4から出力される多値画像データD″の値を入
力画像データD′の値に応じて示した関係図であり、第
6図ia)は多値画像データD″の値に応じた、データ
セレクタ53から出力される再生画像信号Cのパルス波
形を示したものであり、第7図(a)は多値画像データ
D″の値に応じた1画素の出力濃度パターンを示したも
のである。
図のようにD′の値の増加につれて画素内の微画素は図
では左方から順に黒濃度に変化する。
第8図はDROM40における4X4=16画素P8、
ci、j=1〜4)で、さらに1画素を3個の微画素D
Pi7m  (k=l〜3)で構成したデイザマトリッ
クスを示したものである。本実施例ではパルス幅変調に
より1画素p ijを3個の微画素DPijk  (k
=1〜3)に分割し、1画素で4値(D ’ = O〜
3)の階調出力を可能にしている。
第9図はDROM40の中間調出力画像データD″を出
力する際のデイザマトリックスIを示したものである0
図で大枠は画素p iJを、細枠は微画素DP、、kを
それぞれ表し、微画素DPi、、枠内の数値は各微画素
に対応する閾値データTH。
の値を示したものである。入力画像データD′は49値
、即ちθ〜48の値を取り、Oおよび48がそれぞれ白
および黒の濃度に対応する。
従ってデイザマトリックスIでは、例えばP。
の画素に注目すると入力画像データD′が1〜16のと
き微画素DP+++が、17〜32のとき微画素DP、
lおよびDPzzが、33以上のとき全微画素DP++
+〜DP+++が黒濃度の出力画像データD#とじて出
力される。
本実施例のデイザマトリックスIの特徴はマトリックス
を画素pH+  P+!+  P31およびP。をそれ
ぞれ頂点とした、4つの画素で構成される互いに隣接す
るサブマトリックスI (11〜I(4)に分割した時
に、D′の値が1つ大きくなる毎にサブマトリックスI
s’(al =(1)〜(4))内の1画素ずつ、順次
サブマトリックスI+wを変えて次に濃度階調を増加さ
せる画素が空間的に近接しないように、かつ全ての画素
P、Jを網羅するように、白濃度の微画素DPiJkの
濃度を順に黒に変えていく、所謂ドツト分散型のデイザ
マトリックス配列とすると共に、入力画像データD′の
値の増加するにつれて濃度変化する1画素p 、内の濃
度変化順序が微画素DP、、にのkの値が小さい(左に
位置する)方から変化させるように配列した点にある。
第13図(a)〜(d)は均一な濃度の入力画像データ
D′の値に対応したマトリックスの出力濃度パターンを
入力画像データD′の値を変えて示したものであり、(
al、 (bl、 (C)および(d)はそれぞれ入力
画像データD′の値が4.8.16および2oの時の出
力濃度パターンを示している。
まず、入力画像データD′の値が均一に4の時は、(a
lに示すように、各サブマトリックスI+n(m−(1
)〜(4))内の左上の画素pH,Pl:ll  P:
llおよびP。の左寄りの微画素D P +z 、  
D P 3:11 、  DP+1+ 、DP331が
欅掛けの順序で、黒濃度として出力される。D’=8に
なると(b)のように次のサブマトリックス内の1画素
ずつの@濃度変換が一巡してサブマトリックスTs+内
の上記画素のそれぞれの斜め下に位置する画素内の微画
素DPZZ1、  DP441 、 DPz4+ 、 
 DP4ZIが黒濃度として出力され、網目模様の濃度
パターンが出力される。
D’=16になるとtC)のように全画素p、(i。
j=1〜4)の左寄りの微画素D PiJk(k = 
1 )が@濃度となり細線縞模様の濃度パターンが出力
される。D’=20ではfdlのように最初の画素pH
に戻って濃度変換される微画素DP、Jkのkの値を2
として上記サブマトリックスII毎の濃度変換を繰り返
して上記細線縞模様に順次1微画素の黒濃度を付加した
濃度パターンが出力される。
第10図は第2の実施例に係るデジタル複写機のDRO
M40の中間調出力画像データD″を出力する際のデイ
ザマトリックス■を示したものであり、他の構成は第1
の実施例と同じである。
本実施例のデイザマトリックス■の特徴は入力画像デー
タD′の値が8になるまでは第1の実施例と同しように
、次に濃度階調を増加させる画素が空間的に近接しない
ようにサブマトリックス■−内の1画素ずつ順次サブマ
トリックス■■を変えて((1)〜(41)、かつ当該
画素P、Jの各頂点が接する全ての斜め位置にある画素
を網羅するように、画素内の左に位置する白濃度の微画
素DP、、、の濃度を黒に変えていき、D′の値が9〜
16の範囲の時は同じようにサブマトリックス■■内の
1西素ずつ順次サブマトリックスIImを変えて残って
いる画素Pt、の濃度を変換していくが、その際の微画
素DPiJkの濃度変換順序をkの値が大きい(右寄り
)方からとした点にある。さらに入力画像データD′の
値が増加すると、濃度変換される画素の位置は第1の実
施例と同じであるがサブマトリックスI[im内で右上
と左下の画素の濃度変換を行う時は右寄りの微画素から
濃度変換を行う。
即ち、本実施例では画素P ijの指数のi+jの値が
偶数か奇数かによって濃度パターンの現れ形が違ってく
る。i+j−偶数の時は画素P、jの濃度パターンは微
画素DPijkのkの値が小さい方から現れるのに対し
て、i+j−奇数の時は微画素DP=Jkのkの値が大
きい方から現れる。第6図(b)は画像データD#、ア
ドレス信号CNT l 。
CNT2の値に応じた、データセレクタ53から出力さ
れる再生画像信号Cのパルス波形を示したものである。
同し画像データD″の値1.2に対して同一のパルス波
形を与えるCNT1.CNT2の偶数と奇数の組み合わ
せはそれぞれ2組ずつある。
第7図(blは多値画像データD″に応じて形成される
記録画像の画素P、Jの濃度パターンをD″の値の順に
示したものである。図のようにD″の値の増加につれて
i+j=偶数の時は画素p i=内の微画素DPi、、
はkの値の小さい順に(左方から)黒濃度に変化するの
に対し、i+j=奇数の時は微画素DPi、にのkの値
が大きい方(右方)から順に黒濃度に変化する。
第14図(a)〜ld)は均一な濃度の入力画像データ
D゛に対応したマトリックスの出力濃度パターンを入力
画像データD′の値を変えて示したものであり、(δ)
、 ff1)、 fc)および(dlはそれぞれ入力画
像データD′の値が4.8.16および20の時の出力
濃度パターンを示している。
まず、入力画像データD′の値が比較的小さいD′=4
の時は、(alに示すように、サブマトリックスIIs
内の1画素ずつ左に位置する白濃度の微画素の濃度を順
に黒に変えていく。即ち、最左上部の画素P、から始ま
って画素P331  Paff、  P3+の順序で最
左側の微画素DPI++ 、 DPti+ 、DP1□
、0Psr1が黒濃度として出力される。D′−8にな
ると(b)のように上記画素のサブマトリックスIIs
内のそれぞれの斜め下に位置する画素内の微画素DPz
i+ 、 DPaa+ 、 DPta+ 、 DPat
+が黒濃度として出力されて、次のサブマトリックス■
−内の1画素p i=ずつの黒濃度変換が一巡して綱目
模様の濃度パターンが出力される。D′=16になると
teiのように(a)、(1))の場合と同じようにサ
ブマトリックスロー内の1画素ずつ順次サブマトリック
スns+を変えて残っている画素P8.の濃度を変換し
ていくが、その際の微画素DP、J。
の濃度変換順序をkの値が大きいく右寄り)方から順に
黒濃度に変えていく。その結果、隣合う画素p 、とp
 iJ。1の黒濃度の微画素同士が隣接し太めの黒画点
の網目模様が形成される。D’=20では(d)のよう
に、(a)の場合と同しくサブマトリックスロー内の1
画素ずつ左に位置する白濃度の微画素D P ijzの
濃度を順に黒に変えた結果、上記綱目模様の黒画点をさ
らに太くしてマトリックス内に4つの1画素の大きさの
画点が形成される。
第11図は第3の実施例に係るデジタル複写機のDRO
M40の中間調出力画像データD′を出力する際のデイ
ザマトリックスmを示したものである。他の構成は第1
の実施例と同じである。
本実施例のデイザマトリックス■の特徴は入力画像デー
タD′の値が増加していくと、画素P2□から始って順
次隣接する画素の濃度を1画素ずつ、画素内の左寄りの
白の微画素を1つずつ黒41こ変えていくことによって
濃度変換していく所謂ドツト集中型類似のデイザマトリ
ックス配列にした点にある。
第15図(a)〜(dlはデイザマトリックス■による
均一な濃度の入力画像データD′に対応したマトリック
スの出力濃度パターンを入力画像データD′の値を変え
て示したものであり、(aね(b)、(員および(dl
はそれぞれ入力画像データD′の値が4,8゜16およ
び20の時の出力濃度パターンを示している。
(alは入力画像データD′の値が均一に4の場合の出
力濃度パターンを示したもので、隣接する4つの画素P
 11  P 13.  P22.  PZコ内の微画
素DP、、。
、D P I+ll 、  D P z□、DPzs+
が黒濃度として出力された状態を示したものである。D
’=8になると(b)のように上記画素P0.Pzzの
横および下に隣接する4西素Ptr、  Ptal  
Psz、  Psz内の微画素の濃度が新たに黒に変わ
る。D’=16になると(C)のように全画素P=J(
i、j=1〜4)の左寄りの微画素DPij、 (k 
= 1)が黒濃度となり縮緬縞模様の濃度パターンが出
力される。D′=20では(d)のように最初の画素P
2Zに戻って濃度変換される微画素DPigのkの値を
2として+3>と同様の手順で隣接する4つの画素P1
□−P+3+P !2+  P txの濃度が1階調分
増加される。
第12図は参考例に係るデジタル複写機のDROM40
の中間調出力画像データD″を出力する際のドツト集中
型のデイザマトリックス■を、また第16図(a)〜(
d)はデイザマトリックス■による均一な濃度の入力画
像データD′に対応したマトリックスの出力濃度パター
ンを入力画像データD′の値を変えて示したものであり
、(a)、 (b)、 (C)およびfd)はそれぞれ
入力画像データD′の値が均一に4.8.16.および
20の時の出力濃度パターンを示している。
このデイザマトリックス■ではD′の値が1つ大きくな
る毎に中央上左寄りの画素P2□を核として画素内の微
画素DPzzm  (k−1〜3)を1つずつ黒濃度に
変えて1画素の濃度階調を連続して増加させてゆき、画
素P2□が全黒になると隣接する画素P。に移って同様
に画素P2.の濃度階調を順次上げていき、さらに次々
に隣接する画素P1、に移って同様の濃度変換を行って
いくという典型的なドツト集中型の配列になっている。
この様なデイザマトリックス■では濃度階調出力の仕方
が2値のデイザ法と近似するので、FJ11度のW!、
画素の数と階調数が路線形となり出力画像のコントラス
トが良くなるが、中間調画像をドツトの塊の集合で表現
するため出力画像の木目が荒くなり、解像度も劣化して
線画像のトギレが生じ昌くなる等、多値化デイザ法のメ
リフトがあまり活かされない。
これに対して第1実施例に係るデイザマトリックス■に
よる濃度階調出力では、入力画像データD′の値が1つ
大きくなる毎に次に濃度階調を増加させる画素が空間的
に近接しないように、順次サブマトリックスI+を変え
てサブマトリックスニー内の1画素ずつ濃度階調を上げ
る所謂ドツト分散型のデイザマトリックス配列となって
いるので、原稿の地肌部が規則的なドツト配列の記録画
像として出力されるのを防止し、特に濃度変化の比較的
少ない、例えば写真画像等において視覚的に滑らかな解
像度の優れた記録画像を出力できる。
一方、第2実施例のデイザマトリックス■による濃度階
調出力では、基本的には濃度階調出力の仕方をドツト分
散型としながら隣接する画素の出力濃度パターンを近接
して出力させることにより、ドツト集中型の性質も合わ
せ持つことができる。
従って出力された1個の微画素の微小な記録画素の不安
定さや、黒濃度に変換された画素数と記録濃度の非線形
性を補うことができ、解像度をさ程劣化させずに階調再
現性やコントラストの良い視覚的に滑らかな記録画像を
出力することが可能となる。
また、第3実施例のデイザマトリックス■による濃度階
調出力では、濃度変換される画素の配列の仕方をドツト
集中型としながら画素の濃度を1階調ずつ変換すること
により、ドツト集中型のマトリックス配列の欠点である
線画像のトギレを防止し、階調再現性やコントラストの
良い解像度の優れた記録画像を出力できる。
第17図(a)、 (bl、 fclは入力画像データ
D′がそれぞれほぼ均一な低濃度のマトリックスパター
ン、低濃度の斜線を表すマトリックスパターンおよび高
濃度の斜線を表すマトリックスパターンを示したもので
あり、第18図(I)、<IN)、(III)および(
IV)はそれぞれ第17図(atに示すほぼ均一な低濃
度のマトリックスパターンのデイザマトリックス!、n
、mおよび■による出力濃度パターンを、また第19図
(1)、(n)、(III)および(IV)は第17図
(b)に示す低濃度の斜線を表すマトリックスパターン
のそれぞれデイザマトリックスI、  II、 I[[
および■による出力濃度パターンを、第20図(I)。
(n)、(I[r)および(IV)は第17図(C1に
示す高濃度の斜線を表すマトリックスパターンのそれぞ
れデイザマトリックスI、  II、  Iおよび■に
よる出力濃度パターンを示したものである。
これらの図で明らかなように、第17図(a)に示す均
一な低濃度の入力画像データD′に対してデイザマトリ
ックス■による出力濃度パターン(IV)はドツト状(
配列)の濃度パターンになり木目の荒い画像になる。こ
れに対しデイザマトリックスIによる出力濃度パターン
(1)は出力される微画素が均一に分散されるので、記
録画素にやや不安定性を生しるものの記録画像は木目の
細かな滑らかな画像となる。また、デイザマトリックス
Hによる出力濃度パターン(n)は均一にドツト分散さ
れると共にやや太めの画点で出力されるので、画像トギ
レを生じず木目がさ程荒くない滑らかな出力画像となる
。デイザマトリックス■による出力濃度パターン(II
I)は均一にドツト分散されると共にドツト集中型に類
偵の出力濃度パターンとなるので、やや記録画素の安定
性に欠けるが画像トギレを生じず木目が細かな滑らかな
画像となる。
第17図(b)に示す低濃度の斜線を表すマトリックス
パターンの出力濃度パターン(IV)はやはり黒画像の
ドツト状(配列)のパターンとなるので、均一な低濃度
の入力画像データに対するのと同様に木目の荒い画像に
なる。これに対しデイザマトリックスI、IIおよび■
によるマトリックスの出力濃度パターン(I)、(II
)および(Dlr)は出力画像部分がほぼ均一に分散さ
れるので滑らかな出力画像となる。
第17図fc1に示す高濃度の斜線を表す入力画像デー
タD′のデイザマトリックス■による出力濃度パターン
第20図(rV)は画像(線)方向に画像トギレを生じ
、滑らかさに欠ける。これに対しデイザマトリックス1
.■および■による出力濃度パターン第20図(i)、
(ii)および(iii )は画像(縞)トギレが生じ
ないばかりでなく、滑らかな線画像が出力される。特に
デイザマトリックスHによる出力濃度パターン(n)は
疑似ドツト集中型になっているので視覚的にやや荒い感
じがあるが濃度階調性やコントラストに優れている。
上記実施例の説明では、デイザマトリックスの濃度変換
されるマトリックスの画素Pinの配列の仕方が、ドツ
ト集中型およびドツト分散型のいずれかの配列方法を採
用したもので説明したが、これに限らず他の配列方法に
よるものであっても良いし、同じ型で異なるパターンの
マトリックス配列をしたものでも良い。デイザマトリッ
クスサイズも4×4画素の大きさに限らず他の大きさの
ものであっても全く同様に実施できる。
さらに、画像濃度信号を中間調画像を表現するデジタル
画像データに変換する画像処理方法をデイザ法に従った
例で説明したが、濃度パターン法等他の画像処理方法に
従ったものであっても構わない。
また、画素濃度を多値化する手段を1画素に対する点灯
時間を分割して微画素を形成するパルス幅変調により行
う方法で説明したが、例えば記録装置としてレーザープ
リンターを用いた時にはレーザーの光量を制御する強度
変調等の多値化手段を用いても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、人力画像信号の階
調度の増加に伴い濃度変換される画素の濃度階調を1つ
ずつ、かつマトリックス内の画素を網羅するように配列
された画素マトリックスを用いて、人力画像信号に画像
処理を施し中間調画像を表現する多階調画像データに変
換するようにしたから、出力画像の解像度が劣化せず、
階調性やコントラストが優れ、視覚的に滑らかな記録画
像を出力することが可能となる。さらに画素分散型また
は画素集中型の配列とした画素マトリックスを用いれば
、入力画像信号の特性に適応した記録画像が得られる。
また、パルス幅変調で階調制御した出力画像信号で多階
調画素を形成し、入力画像信号の階調度の増加に伴い濃
度変換される画素の画素内の濃度変換順序を異ならしめ
たものにあっては、低濃度の記録画像の不安定性を補う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るデジタル複写機の多値処
理ユニットの内部回路を示したブロック図、第2図は出
力制御回路および多値プリンタの内部回路を示すブロッ
ク図、第3図はデジタル複写機の画像処理回路の概略ブ
ロック図、第4図はタイミング制御の制御信号を原稿画
像の読み取り動作に対応させて示した説明図、第5図は
多値処理ユニットの出力画像データの値を入力画像デー
タの値に応して示した関係図、第6図(al、 (b)
はデータセレクタから出力される再生画像信号のパルス
波形図、第7図(at、 (blは多値出力画像データ
に応じて形成される画素の濃度パターンを示した説明図
、第8図は実施例に係る4×4画素で構成したデイザマ
トリックスを示す構成図、第9図、第10図、第11図
および第12図はそれぞれ第1、第2)第3の実施例お
よび参考例に係るデイザマトリックスを示した構成図、
第13図fa)〜(d)、第14図(al 〜(d)、
第15図(a) 〜(d)および第16図tai〜(d
lはそれぞれ第1、第2)第3の実施例および参考例に
係るデイザマトリックスによる、均一な濃度の入力画像
データの値に対応した出力濃度パターンを示した説明図
、第17図(a)〜(C)は斜線を表す入力画像データ
の画素マトリックスを示した説明図、第18図、第19
図および第20図は第17図(a)〜(c)に示す均一
な低濃度、低濃度および高濃度の斜線を表す入力画像デ
ータの出力濃度パターンを示した説明図である。 4・・・多値処理ユニット、40・・・デイザROM、
41・・・主走査カウンタ、42・・・副走査カウンタ
。 第1図 第4図 第5図 第6図(a) 第6図(b) 第7図(a) 第7図(b) D″ 0  1  2  3 第8図 纂9図 第10図 第ti図 $ 12図 第13図 (c)                      
 (d)第14図 (a)                     (
b)第15図 (a)                      
       (b)第16図 第17図(a)   第17図(b) 第17図(c) 第20  以’Q  rIノ 第20図丑 第 20@J(II) 第20図M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多階調画素から成る画素マトリックスを用いて、
    入力画像信号に画像処理を施し中間調画像を表現する画
    像データに変換する画像処理方式において、前記画素マ
    トリックスは入力画像信号の階調度の増加に伴い濃度変
    換される画素が前記マトリックス内の画素を網羅するよ
    うに1画素ずつ、かつ濃度階調順に濃度変換されるよう
    に配列されていることを特徴とする画像処理方式。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の記載において、入力画像
    信号の階調度の増加に伴い濃度変換される画素マトリッ
    クスの画素は、ある画素と該画素から空間的に離れた位
    置にある画素に順次分布させる画素分散型配列により配
    列されていることを特徴とする画像処理方式。
  3. (3)特許請求の範囲第2項の記載において、画素分散
    型配列は画素マトリックスを複数のサブマトリックスで
    構成し、入力画像信号の階調度の増加に伴い濃度変換さ
    れる画素を前記サブマトリックス毎に順次分布させるよ
    うに配列したものであることを特徴とする画像処理方式
  4. (4)特許請求の範囲第2項または第3項の記載におい
    て、多階調画素はパルス幅変調で階調制御した出力画像
    信号で形成されたものであり、入力画像信号の階調度の
    増加に伴い濃度変換される画素マトリックスの画素は、
    隣合う画素間で画素内の濃度階調変換の順序を互いに異
    ならしめたことを特徴とする画像処理方式。
  5. (5)特許請求の範囲第1項の記載において、入力画像
    信号の階調度の増加に伴い濃度変換される画素マトリッ
    クスの画素は、所定の画素と該画素に近接する画素に順
    次分布させる画素集中型配列により配列したことを特徴
    とする画像処理方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511857B2 (en) 2004-01-26 2009-03-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Halftoning method and system

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