JPH04157670A

JPH04157670A - 磁気ディスク装置

Info

Publication number: JPH04157670A
Application number: JP28161890A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Harashima; 原嶋　泰雄
Original assignee: Tokico Ltd
Current assignee: Tokico Ltd
Priority date: 1990-10-19
Filing date: 1990-10-19
Publication date: 1992-05-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明は、特に高速動作を要求される分野に用いて好
適な可能とする磁気ディスク装置に関する。

「従来の技術」磁気ディスク装置は、磁気ディスクの表面に周回方向に
沿って言己録トラックを形成し、さらに各トラックを所
定データ長毎に分断することによってセクタを形成し、
各セ、クタに対してデータの入出力を行う。しかし、磁
気ディスク装置に使用される磁気ディスクは製造課程あ
るいは使用時に傷が付く可能性がある。傷の付いた部分
に係るセクタは不良セクタと呼ばれ、データの入出力が
不可能となる。

このため、磁気ディスク装置にあっては磁気ディスク上
に予備のセクタ（交替セクタ）を確保しておき、不良セ
クタが発生した場合には、この不良セクタの代りに交替
セクタを使用することによって磁気ディスク装置の記録
容量を仕様上の容量を一定に保っている。その詳細を第
６図〜第８図を参照し説明する。

第６図において５は磁気ディスクであり、その周回方向
に沿ってトラック（データ領域トラック）１が設けられ
ている。また、トラックエは所定デ−タ長のセクタに分
断されている。そして、周知のように各セクタには、同
期情報やアドレス情報を記録するためのＩＤフィールド
と、データを記録するためのデータ・フィールドとが設
けられている（図示せず）。また、トラック１において
は、なんらかの原因により不良セクタ２が生じている。

また、３は交替領域トラックであり、交替セクタ４等の
交替セクタが設けられている。また、不良セクタ２のＩ
Ｄフィールドには、当該セクタ２が不良である旨を示す
データ（以下、不良ＩＤという）が記録されている。

次に、従来の磁気ディスク装置の構成を第７図に示す。

図において６はマイクロプロセッサであり、ＲＯＭ／Ｒ
ＡＭ７に記憶された制御プログラムに基づいて各部を制
御するように構成されている。９はリード／ライト回路
であり、マイクロプロセッサ６から供給された制御信号
に基づいて磁気ディスク５に対してデータの入出力を行
う。また、８はハードディスクコントローラであり、ホ
ストインターフェースバス１２を介してデータが供給さ
れると、マイクロプロセッサ６からの制御に基づいてこ
のデータをリード／ライト回路９；；供給する一方、磁
気ディスク５、リード／ライト回路９を順次介してデー
タが供給されると、このデータをホストインターフェー
スバス１２を介して出力する。また、１１はバッファＲ
ＡＭであり、ハードディスクコントローラ８とホストイ
ンターフェースバス１２との入出力に供されるデータを
一時的に記憶することにより、その入出力時間を短縮す
るために設けられたものである。

次に、第７図の構成における動作を第８図を参照し説明
する。なお、第８図は、ＲＯＭ／ＲＡＭ７に格納された
制御プログラムにおいて、所定のセクタにデータを入出
力される際に起動されるプログラムのフローチャートで
ある。

図において処理が開始されると、ステップ５ＰＡ１にお
いて、指定されたセクタのＩＤフィールドが読み込まれ
、不良ＩＤが存在するか否かが判定される。ここで、不
良ＩＤが存在しない場合には「ＮＯ」と判定され、処理
がステップ５ＰＡ２に進む。ステップ５ＰＡ２において
は、指定されたセクタがアクセスされ、このセクタに対
してデータの書込みまたは読出しが行われる。

一方、指定されたセクタに不良ＩＤが存在した場合には
、ステップ５ＰＡＩにおいて「ＮＯ」と判定され、処理
がステップ５ＰＡ３に進む。ステップ５ＰＡ３において
は、リード／ライト回路９を介して、交替領域トラック
３（第６図参照）における空きセクタの有無が探索され
る。そして、空きセクタが存在すると、この空きセクタ
が交替セクタ４に指定される。なお、既に不良セクタ２
に対して交替セクタ４が指定されている場合には、上記
処理は行われない。

次に、処理がステップ５ＰＡ４に進むと、リード／ライ
ト回路９を介して、磁気ヘッド（図示せず）が、交替セ
クタ４の位置する交替領域トラック３にシークされる。

そ゛して、磁気ディスクＳの回転に同期して交替セクタ
４がアクセスされ、この交替セクタ４に対してデータの
書込ろまたは読出しが行われる。

そして、データの書込みまたは読出しが終了すると、処
理がステップ５ＰＡ６に進み、磁気ヘッドが交替元の領
域（上記例にあってはトラック１）にリシークされ、処
理が終了する。

「発明が解決しようとする課題」ところで、上述した磁気ディスク装置にあっては、交替
セクタ４が不良セクタ２とは別のトラックに設けられて
いるため、不良セクタ２がアクセスされた際、交替セク
タ゛４に磁気ヘッドをシークする必要があり、読出し／
書込み動作の完了後は交替元の領域にリシークする必要
がある。従って、不良セクタ２の周辺を頻繁にアクセス
する場合には、多大な動作時間を要し、スルーブツトが
大幅に低下するという問題点があった。

本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、不
良セクタが存在する場合にもきわめて高速に動作する磁
気ディス・り装置を提供することを目的としている。

「課題を解決するための手段」上記課題を解決するため、本発明にあっては、磁気ディ
スク上に不良セクタが存在する場合にこの不良セクタの
交替セクタを前記磁気ディスク上に設けてなる磁気ディ
スク装置において、前記交替セクタのデータ内容を予め
記憶するとともに少なくとも前記磁気ディスクのアクセ
ス時間に比較してより早いアクセス時間を有する記憶手
段を設け、前記不良セクタがアクセスされると前記記憶
手段をアクセスする制御手段を設けてなることを特徴と
している。

「作用」磁気ディスクの不良セクタがアクセスされると、制御手
段が記憶手段をアクセスする。これにより、記憶手段に
対してデータの書込みあるいは読出しが行われる。

「実施例」以下、第１図ないし第５図を参照し、本発明の一実施例
を説明する。なお、図において第６図ないし第８図の各
部に対応する部分には同一の符号を付しその説明を省略
する。

第１図において１３は交替セクタＲＡＭであり、半導体
記憶装置等によって構成され、ハードディスクコントロ
ーラ８を介してデータの書込み／読出しが可能になって
いる。そして、交替セクタＲＡＭ１３には、例えば装置
の電源投入時において、交替領域トラック３の各交替セ
クタの内容たるデータａ、ｂ、・・・・・・が全て転送
され、第３図に示すようなメモリマツプを有している。

ここで、使用される交替セクタの内容が全て交替セクタ
ＲＡＭ１３に収容できない場合には、交替セクタＲＡＭ
１３に収容可能な容量だけ収容しておく。

また、ＲＯＭ／ＲＡＭ７には、第２図に示すような交替
ＲＡＭ管理テーブルが設けられており、交替セクタＲＡ
ＭＩ　３における各データａ、ｂ。

・・・・・・に１対１に対応して、磁気ディスク５にお
けるアドレス情報（シリンダ、ヘッド、セクタ等）が記
憶されている。

次に、上記構成による本実施例の動作を第４図および第
５図を参照し説明する。なお、第４図はＲＯＭ／ＲＡＭ
７に記憶された読出し制御プログラムのフローチャート
であり、所定のセクタに対する読出しを行う際に起動さ
れる。また、第５図はＲＯＭ／ＲＡＭ７に記憶された書
込み制御プログラムのフローチャートであり、所定のセ
クタにデータを書込む際に起動される。

まず、第４図を参照し、指定されたセクタに対する読出
し動作について説明する。図において処理が開始される
と、ステップ５ＰＢＩにおいて、リード／ライト回路９
を介して指定されたセクタのＩＤフィールドが磁気ディ
スク５から読出さ枳ここに不良ＩＤが存在するか否かが
判定される。

ここで、ｒＮＯＪと判定された場合には処理がステップ
５ＰＢ２に進み、そのセクタに対して通常の読出し動作
を行う。

一方、ステップ５ＰＢＩにおいてｒＹＥｓＪと判定され
た場合には、処理がステップ５ＰＢ３に進む。ステップ
５ＰＢ３においては、交替ＲＡＭ管理テーブル（第５図
）が参照され、不良ＩＤの検出されたセクタと同一のセ
クタアドレスが存在するか否かが判定される。ここで、
「ＹＥＳ」と判定されると処理がステップ５ＰＢ４に進
む。

ステップ５ＰＢ４においては、不良ＩＤの検出されたセ
クタに対応する交替セクタＲＡＭＩ　３の内容が、ハー
ドディスクコントローラ８、ホストインターフェースバ
ス１２を順次介して出力され、処理が終了する。

一方、ステップ５ＰＢ３において「ＮＯ」と判定された
場合には処理がステップ５ＰＢ５に進み、不良セクタに
対応する交替領域（交替セクタ）からデータが読出され
る。読出されたデータは、リード／ライト回路９、ハー
ドディスクコントローラ８、ホストインターフェースバ
ス１２を順次介して出力され、しかる後に処理が終了す
る。

次に、第５図を参照し、本実施例の書込み動作を説明す
る。なお、第５図に示すプログラムが起動される前に、
磁気ディスク５に書込むべきデータが予めバッファＲＡ
ＭＩ　１に転送されていることとする。

図において処理が開始されると、ステップ５ＰＣ１にお
いて交替ＲＡＭ管理テーブル（第２図参照）が検索され
、指定されたセクタに対応するデ−タが存在するか否か
が判定される。ここで「ＮＯ」と判定されると、処理が
ステップ５ＰＣ３に進み、通常の書込み動作が行われる
。すなわち、バッファＲＡＭＩ　１に格納されたデータ
が、ハードディスクコントローラ８、リード／ライト回
路９を順次介して、磁気ディスク５の指定されたセクタ
に書込まれる。

一方、ステップ５ＰＣＩにおいて「ＮＯ」と判定された
場合は処理がステップ５ＰＣ２に進む。

ステップ５ＰＣ２においては、バッファＲＡＭ１１に記
憶されたデータが、指定セクタに対応する交替セクタＲ
ＡＭＩ　３の領域に転送される。そして、処理がステッ
プ５ＰＣ３に進み、上述したように磁気ディスク５に対
する書込み動作が行わ紙処理が終了する。

このように、交替ＲＡＭ管理テーブル（第２図）におい
てアドレス情報が記憶されているセクタに対して書込み
を行うと、これに対応する交替セクタＲＡＭ１３の内容
が更新される。これは、次の読出し動作に備えたもので
ある。また、交替セクタＲＡＭ１３へのデータ転送の有
無に拘らずステップ５ＰＣ３が実行され、磁気ディスク
５における交替セクタ４へのデータ書込みが行われるか
ら、誤ってデータを消失させる危険性も少ない。

「発明の効果Ｊ以上説明したように本発明によれば、不良セクタがアク
セスされた際、制御手段によってアクセス時間の速い記
憶手段がアクセスされるがら、不良セクタが存在した場
合においてもきわめて高速に動作する。

Ｃ以下、余白）

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気ディスク装置のブロッ
ク図、第２図はＲＯＭ／ＲＡＭ７に設けられた交替ＲＡ
Ｍ管理テーブルのメモリマツプ、第３図は交替セクタＲ
ＡＭ１３のメモリマツプ、第４図および第５図はＲＯＭ
／ＲＡＭ７に設定された制御プログラムのフローチャー
ト、第６図は磁気ディスクのトラックを示す図、第７図
は従来の磁気ディスク装置のブロック図、第８図は従来
の磁気ディスク装置のｗ４御プログラムのフローチャー
トである。５・・・・・・磁気ディスク、６・・・・・・マイクロ
プロセッサ（制御手段）、８・・・・・・ハードディス
クコントローラ（制御手段）、１３・・・・・・交替セ
クタＲＡＭ（記憶手段）。

Claims

【特許請求の範囲】磁気ディスク上に不良セクタが存在する場合にこの不良
セクタの交替セクタを前記磁気ディスク上に設けてなる
磁気ディスク装置において、前記交替セクタのデータ内
容を予め記憶するとともに少なくとも前記磁気ディスク
のアクセス時間に比較してより早いアクセス時間を有す
る記憶手段を設け、前記不良セクタがアクセスされると前記記憶手段をアク
セスする制御手段を設けてなることを特徴とする磁気デ
ィスク装置。