JPH04157072A - 異材接合方法 - Google Patents
異材接合方法Info
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- JPH04157072A JPH04157072A JP27564990A JP27564990A JPH04157072A JP H04157072 A JPH04157072 A JP H04157072A JP 27564990 A JP27564990 A JP 27564990A JP 27564990 A JP27564990 A JP 27564990A JP H04157072 A JPH04157072 A JP H04157072A
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、チタンと鋼材との異材接合あるいはチタンク
ラッド鋼どうしを接合(以下異材接合とよぶ。)する方
法すなわちチタンの異材接合方法に関するものである。
ラッド鋼どうしを接合(以下異材接合とよぶ。)する方
法すなわちチタンの異材接合方法に関するものである。
(従来の技術)
チタンは、チタン類似の金属とは接合はできるが、例え
ば、チタンクラッド鋼の接合においてチタンと母材であ
る炭素鋼あるいは低合金鋼をAr。
ば、チタンクラッド鋼の接合においてチタンと母材であ
る炭素鋼あるいは低合金鋼をAr。
He等の不活性ガスを用いてアーク溶接すると、溶融金
属中にFeが多量に溶込み、Fe−Tiの金属間化合物
やTiCあるいはTiN等の化合物か多量に形成され、
これが溶接金属を脆化させるために接合は不可能といっ
てもよい。
属中にFeが多量に溶込み、Fe−Tiの金属間化合物
やTiCあるいはTiN等の化合物か多量に形成され、
これが溶接金属を脆化させるために接合は不可能といっ
てもよい。
従って、従来チタンと鋼材あるいはチタンクラッド鋼ど
うしを接合するいわゆる異材接合の場合には、真空炉内
蝋付けにて接合するか、拡散接合のように金属間化合物
を形成しないインサート材を挿入して接合している。そ
のために大きさの制約があるのと同時に現場での接合が
できないとか、電子ビーム溶接のように貴金属類を使用
するために高価になるのとともに接合強度が低い等の欠
点がある。
うしを接合するいわゆる異材接合の場合には、真空炉内
蝋付けにて接合するか、拡散接合のように金属間化合物
を形成しないインサート材を挿入して接合している。そ
のために大きさの制約があるのと同時に現場での接合が
できないとか、電子ビーム溶接のように貴金属類を使用
するために高価になるのとともに接合強度が低い等の欠
点がある。
第5図(a)、 (b)はFeを主体とする母材2の上
面に商用Ti合わせ材3を結合したチタンクラッド鋼1
の接合方法を示しているが、第5図(a)はクラツド鋼
1の両端部4、を溶接してから、合わせ材3と同質のT
iスペーサ材6を、切り欠き部に載置し、合わせ材3と
このスペーサ材6を溶接7′ して、継手部を構成して
いる。しかし、この継手部において、母材端縁4の表面
と、スペーサ材6との間には、空隙10ができこの空隙
が接合強度を低下させる。一方合わせ材3と、スペーサ
材6の溶接に際し、クラツド鋼母材2の一部が溶融し、
これが溶接部7の溶着金属中に混入してTic、TiN
等の化合物やFe−Ti金属間化合物の脆弱層を生成せ
しめ、これが原因となってわれることか起こる。
面に商用Ti合わせ材3を結合したチタンクラッド鋼1
の接合方法を示しているが、第5図(a)はクラツド鋼
1の両端部4、を溶接してから、合わせ材3と同質のT
iスペーサ材6を、切り欠き部に載置し、合わせ材3と
このスペーサ材6を溶接7′ して、継手部を構成して
いる。しかし、この継手部において、母材端縁4の表面
と、スペーサ材6との間には、空隙10ができこの空隙
が接合強度を低下させる。一方合わせ材3と、スペーサ
材6の溶接に際し、クラツド鋼母材2の一部が溶融し、
これが溶接部7の溶着金属中に混入してTic、TiN
等の化合物やFe−Ti金属間化合物の脆弱層を生成せ
しめ、これが原因となってわれることか起こる。
このような溶接脆弱層の形成を防ぐため、第5図(b)
に示すようにスペーサ材6は、合わせ材3と溶接せず、
合わせ材3間を被覆載置するに止め、その上部に当て板
材8で覆うと共にこれと合わせ材3とを重ね隅肉溶接部
9を形成して接合する継手としている。
に示すようにスペーサ材6は、合わせ材3と溶接せず、
合わせ材3間を被覆載置するに止め、その上部に当て板
材8で覆うと共にこれと合わせ材3とを重ね隅肉溶接部
9を形成して接合する継手としている。
当て板材8は、合わせ材3、スペーサ材6と同様チタン
で構成されており、従って、重ね隅肉溶接部9における
前記の脆化層の問題は起きない。
で構成されており、従って、重ね隅肉溶接部9における
前記の脆化層の問題は起きない。
しかしこの継手は合わせ材の上に押さえ板を溶接するた
めに、溶接構造が複雑になるのと共に曲げ加工によって
空隙部か拡大されるので加工を伴う構造物には適用でき
ない。
めに、溶接構造が複雑になるのと共に曲げ加工によって
空隙部か拡大されるので加工を伴う構造物には適用でき
ない。
なお、チタンクラッド鋼の溶接方法は特開平2−521
76号公報に開示されている。
76号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記した問題点を解決するものであって、チ
タンと鋼材あるいはチタンクラッド鋼どうしなどの異材
接合するに際して、炉内接合等の特別な工程を採用する
ことなく、簡易な方法で脆化の無いしかも耐食性に優れ
たAr、He等の不活性ガスを用いたアーク溶接法を提
供することを目的とする。
タンと鋼材あるいはチタンクラッド鋼どうしなどの異材
接合するに際して、炉内接合等の特別な工程を採用する
ことなく、簡易な方法で脆化の無いしかも耐食性に優れ
たAr、He等の不活性ガスを用いたアーク溶接法を提
供することを目的とする。
(問題を解決するだめの手段)
本発明は、上記の目的を達成するために以下の構成を要
旨とする。すなわち本発明は、チタンと鋼材との接合あ
るいはチタンクラッド鋼どうしなどを接合するに際し、
Ag−Cuを主成分とする溶材で、Ar、He等の不活
性ガスを用いてTIG溶接することを特徴とするチタン
と鋼材との異材接合方法である。また上記溶材にはLi
。
旨とする。すなわち本発明は、チタンと鋼材との接合あ
るいはチタンクラッド鋼どうしなどを接合するに際し、
Ag−Cuを主成分とする溶材で、Ar、He等の不活
性ガスを用いてTIG溶接することを特徴とするチタン
と鋼材との異材接合方法である。また上記溶材にはLi
。
Snの何れかまたは両方を添加してもよい。
以下本発明の詳細な説明する。
(作 用)
チタンは、耐食性に優れているため、化学プラントや航
空機部品などに使用され、その用途は拡大しつつあるが
、高価であることが実用上の制約となっている。従って
腐食雰囲気にはチタン、その反面は強度部材としての役
割を保持するために、低合金鋼、高張力鋼などよりなる
クラツド鋼が用いられる。使用するチタンはJISに規
定されている1種〜3種の何れでもよい。クラツド鋼は
、上記のように種々の機器、部品などに使用されるがこ
れらの構成部材とするにあたり、上述したように脆性が
なく、接合強度のある接合部を得ることは重要である。
空機部品などに使用され、その用途は拡大しつつあるが
、高価であることが実用上の制約となっている。従って
腐食雰囲気にはチタン、その反面は強度部材としての役
割を保持するために、低合金鋼、高張力鋼などよりなる
クラツド鋼が用いられる。使用するチタンはJISに規
定されている1種〜3種の何れでもよい。クラツド鋼は
、上記のように種々の機器、部品などに使用されるがこ
れらの構成部材とするにあたり、上述したように脆性が
なく、接合強度のある接合部を得ることは重要である。
すなわちチタンクラッド鋼を接合する場合には、母材(
軟鋼あるいは合金鋼)に開先を設けて母材とうしを同質
の溶材を用いて溶接し、この溶接部分では、母材と、合
わせ材(T1)どうしあるいは合わせ材(Ti)と同質
のスペーサ材とをAg −Cuを主成分とする溶材を用
いて前記TIG溶接をする。また、これらの溶接部端面
においては、例えば母材とスペーサ材との間隙をシール
するために、両者間に亘ってAg−Cuを主成分とする
溶材で前記TIG法でシール溶接するものである。
軟鋼あるいは合金鋼)に開先を設けて母材とうしを同質
の溶材を用いて溶接し、この溶接部分では、母材と、合
わせ材(T1)どうしあるいは合わせ材(Ti)と同質
のスペーサ材とをAg −Cuを主成分とする溶材を用
いて前記TIG溶接をする。また、これらの溶接部端面
においては、例えば母材とスペーサ材との間隙をシール
するために、両者間に亘ってAg−Cuを主成分とする
溶材で前記TIG法でシール溶接するものである。
すなわちこのような場合は、何れも鋼母材とチタンの異
材接合となる。
材接合となる。
本発明において接合に使用される溶材としては、前記の
ようにAg−Cuを主成分とするものを用いるものであ
り、例えばJIS Z 3261に規定されているBA
g8あるいはBAg −8A (Li :0.15〜0
.3%添加)系材料でよい。これらの材料にはSnを含
有してもよく、さらにZnを作業性を害しない程度であ
れば添加することはできるが多量に添加するとヒュウム
の発生が多くなるのでその添加量は少量に制限される。
ようにAg−Cuを主成分とするものを用いるものであ
り、例えばJIS Z 3261に規定されているBA
g8あるいはBAg −8A (Li :0.15〜0
.3%添加)系材料でよい。これらの材料にはSnを含
有してもよく、さらにZnを作業性を害しない程度であ
れば添加することはできるが多量に添加するとヒュウム
の発生が多くなるのでその添加量は少量に制限される。
AgおよびSnは溶融点を低く抑さえ、FeおよびTj
との反応を防ぎ、Cuは継手強度を向上させ、Liは軟
鋼とのなじみを良くするために用いる。
との反応を防ぎ、Cuは継手強度を向上させ、Liは軟
鋼とのなじみを良くするために用いる。
本発明はTIG溶接法を用い積極的に溶融接合するもの
で、Ag−Cuを主成分とする溶材は金属間化合物を作
らないのと低融点のためにTIG溶接法を用いるが、T
IG溶接法は加熱速度が早いので、溶融金属の溶けわか
れがない。
で、Ag−Cuを主成分とする溶材は金属間化合物を作
らないのと低融点のためにTIG溶接法を用いるが、T
IG溶接法は加熱速度が早いので、溶融金属の溶けわか
れがない。
また、この種の溶材で溶接する場合は開先形状はできる
だけ小さくする方が接合強度の面より好ましい。
だけ小さくする方が接合強度の面より好ましい。
(実 施 例)
図面は本発明の溶接法により得た溶接部の実施例を示す
ものである。
ものである。
第1図(a)はチタンクラッド鋼1を接合した状態を示
し、母材(軟鋼)2と2をTIG溶接で多層溶接し溶接
部5を形成した後、合わせ材3と同質のTiスペーサ材
6を切り欠き部に載置し合わせ材3,3とこのスペーサ
材6をAg−Cuを主成分とする溶材でAr、He等の
不活性ガスを用いてTIG溶接し、溶接部7を形成する
。
し、母材(軟鋼)2と2をTIG溶接で多層溶接し溶接
部5を形成した後、合わせ材3と同質のTiスペーサ材
6を切り欠き部に載置し合わせ材3,3とこのスペーサ
材6をAg−Cuを主成分とする溶材でAr、He等の
不活性ガスを用いてTIG溶接し、溶接部7を形成する
。
第1図(b)は、スペーサ材6と合わせ材3,3とをA
g−Cuを主成分とする溶材でAr、He等の不活性ガ
スを用いてTIG溶接し、溶接部7を形成後、その上部
に当て板材8で覆うと共にこれと合わせ材3とを重ね隅
肉溶接部9を形成して接合する継手である。
g−Cuを主成分とする溶材でAr、He等の不活性ガ
スを用いてTIG溶接し、溶接部7を形成後、その上部
に当て板材8で覆うと共にこれと合わせ材3とを重ね隅
肉溶接部9を形成して接合する継手である。
当て板材8は、合わせ材3に重ね隅肉溶接し隅肉溶接部
9を形成する。しかしこの継手はスペーサ材6の上に当
て板材8を溶接するために、図示のような継手端面側に
は、母材(軟鋼)2とスペーサ材6との間に空隙部10
が形成されるため、これをふさぐためにシール溶接をす
る必要かあるが、これは異材接合となるために本発明で
はAg−Cuを主成分とする溶材でAr、He等の不活
性ガスを用いてTIG溶接し、異材シール溶接部14を
形成する。さらにスペーサ材6と当て板材8との間に形
成される空隙部10aにはスペーサ材6と当て板材8と
同様のTj溶溶材用いてTIG溶接し、シール溶接部1
5を形成する方法を採用している。
9を形成する。しかしこの継手はスペーサ材6の上に当
て板材8を溶接するために、図示のような継手端面側に
は、母材(軟鋼)2とスペーサ材6との間に空隙部10
が形成されるため、これをふさぐためにシール溶接をす
る必要かあるが、これは異材接合となるために本発明で
はAg−Cuを主成分とする溶材でAr、He等の不活
性ガスを用いてTIG溶接し、異材シール溶接部14を
形成する。さらにスペーサ材6と当て板材8との間に形
成される空隙部10aにはスペーサ材6と当て板材8と
同様のTj溶溶材用いてTIG溶接し、シール溶接部1
5を形成する方法を採用している。
第2図(a)は、鋼製反応容器等で耐食性の要求される
場合に内張り用としてチタン12を使用し、このチタン
と鋼材の異材接合状態を示したものである。すなわち、
第2図(b)の要部説明図に示すように、母材2の内面
に裏当て材としてのチタンの合わせ材3をAg −Cu
−Li −Snを主成分とする溶材で、Ar、H6
等の不活性ガス雰囲気でTIG溶接法を用いて隅肉溶接
をし、チタン3と鋼材2との異材接合による隅肉溶接部
11を形成し、そのチタン合わせ材3の上層部に内張り
のチタン12を同質のT1溶材を用いてTIG溶接で突
合せ溶接を行って突合せ溶接部13を形成する方法を示
している。
場合に内張り用としてチタン12を使用し、このチタン
と鋼材の異材接合状態を示したものである。すなわち、
第2図(b)の要部説明図に示すように、母材2の内面
に裏当て材としてのチタンの合わせ材3をAg −Cu
−Li −Snを主成分とする溶材で、Ar、H6
等の不活性ガス雰囲気でTIG溶接法を用いて隅肉溶接
をし、チタン3と鋼材2との異材接合による隅肉溶接部
11を形成し、そのチタン合わせ材3の上層部に内張り
のチタン12を同質のT1溶材を用いてTIG溶接で突
合せ溶接を行って突合せ溶接部13を形成する方法を示
している。
第3図(a)は、チタンクラッド鋼板をバイブに加工し
、軟鋼配管2(a)と成形したチタンクラッド鋼管1と
の突合せ接合した状態を示したもので、同図(b)に示
すように、クラツド材の端部面4でチタン合わせ材3と
母材2とをAg−Cu−Liを主成分とする溶材でAr
、He等の不活性ガスを用いてTIG溶接した後、母材
(軟鋼)2をTIG溶接で多層溶接し溶接部5を形成す
る方法を示している。
、軟鋼配管2(a)と成形したチタンクラッド鋼管1と
の突合せ接合した状態を示したもので、同図(b)に示
すように、クラツド材の端部面4でチタン合わせ材3と
母材2とをAg−Cu−Liを主成分とする溶材でAr
、He等の不活性ガスを用いてTIG溶接した後、母材
(軟鋼)2をTIG溶接で多層溶接し溶接部5を形成す
る方法を示している。
第4図は、チタンクラッド鋼板をバイブに加工し、これ
を海洋における飛沫・干満部の防食法として使用した際
の鋼管杭との突合せ状況を示す。
を海洋における飛沫・干満部の防食法として使用した際
の鋼管杭との突合せ状況を示す。
すなわち海洋構造物脚柱15に巻回する場合の本発明の
使用例であり、これを海水スプラッシュゾーンに設置す
るクラツド鋼板の接合に使用することにより、脚柱の波
による浸食を保護し、その長寿命化に役立つことができ
る。図示のようにチタンクラッド鋼1を脚柱15に接合
する場合に、構造部材15とクラツド鋼母材2をTIG
溶接で多層隅肉溶接し溶接部5を形成した後、チタンの
合わせ材3と同質のTiスペーサ材6を切り欠き部に載
置し、合わせ材3とこのスペーサ材6を同質のTi溶溶
材TIG溶接7後、これらの溶接部端面を母材2と、合
わせ材およびスペーサ材に亘って、Ag −cu −S
nを主成分とする溶材でAr。
使用例であり、これを海水スプラッシュゾーンに設置す
るクラツド鋼板の接合に使用することにより、脚柱の波
による浸食を保護し、その長寿命化に役立つことができ
る。図示のようにチタンクラッド鋼1を脚柱15に接合
する場合に、構造部材15とクラツド鋼母材2をTIG
溶接で多層隅肉溶接し溶接部5を形成した後、チタンの
合わせ材3と同質のTiスペーサ材6を切り欠き部に載
置し、合わせ材3とこのスペーサ材6を同質のTi溶溶
材TIG溶接7後、これらの溶接部端面を母材2と、合
わせ材およびスペーサ材に亘って、Ag −cu −S
nを主成分とする溶材でAr。
He等の不活性ガスを用いてTIG溶接をして異材シー
ル溶接部14を形成する。この結果、前記溶接部端面は
、スペーサ材と母材間に間隙か構成されていてもこれを
完全にシールし、溶接部に上記間隙からの海水浸入によ
る脆化や腐食を防止できる。
ル溶接部14を形成する。この結果、前記溶接部端面は
、スペーサ材と母材間に間隙か構成されていてもこれを
完全にシールし、溶接部に上記間隙からの海水浸入によ
る脆化や腐食を防止できる。
このように本発明では溶材にAg−Cuを主成分とする
材料を使用するためAgを主成分とする溶着成分が得ら
れFeの溶造はあるものの少量でありAgリッチの溶着
金属が得られる。また、本発明は溶融溶接されるために
蝋接に比較して接合強度が高く、現場での溶接施工が可
能である。
材料を使用するためAgを主成分とする溶着成分が得ら
れFeの溶造はあるものの少量でありAgリッチの溶着
金属が得られる。また、本発明は溶融溶接されるために
蝋接に比較して接合強度が高く、現場での溶接施工が可
能である。
(発明の効果)
以上のように、本発明法によれば、チタンと鋼材との異
材接合あるいはチタンクラッド鋼どうしを接合するにお
いてネックとされていた溶接部の脆化や耐食性の低下が
ない溶着金属が、従来と同様なアーク溶接で簡単に得ら
れその工業的な効果は極めて大きい。
材接合あるいはチタンクラッド鋼どうしを接合するにお
いてネックとされていた溶接部の脆化や耐食性の低下が
ない溶着金属が、従来と同様なアーク溶接で簡単に得ら
れその工業的な効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明法によるチタンクラッ
ド鋼の溶接部を示す概略図であり、第2図(a)は、チ
タンと鋼材の溶接法を示す概略図、同図(b)は、同(
a)図の一部拡大説明図であり、第3図(a)は、チタ
ンクラッド鋼管と炭素鋼鋼管との溶接法を示す断面斜視
図、同図(b)は同(a)図の一部拡大説明図であり、
第4図(a)は、炭素鋼構造物にチタンクラッド鋼管を
巻回し、鋼との異材溶接法を示す概略図、同図(b)は
同図(a)の一部拡大説明図であり、第5図(a)、
(b)は従来のチタンクラッド鋼の接合法を示す断面図
である。 1・・・クラツド鋼板 2・・・母 材2(a)
・・・軟鋼配管 3・・・合わせ材4・・・クラ
ツド鋼1の両端部 5・・・クラッド鋼板軟鋼部母材多層盛溶接部6・・・
スペーサ材 7.7′・・・スペーサ材溶接部 8・・・当て板材 9・・・重ね隅肉溶接部
10・・空 隙11・・・隅肉溶接
ド鋼の溶接部を示す概略図であり、第2図(a)は、チ
タンと鋼材の溶接法を示す概略図、同図(b)は、同(
a)図の一部拡大説明図であり、第3図(a)は、チタ
ンクラッド鋼管と炭素鋼鋼管との溶接法を示す断面斜視
図、同図(b)は同(a)図の一部拡大説明図であり、
第4図(a)は、炭素鋼構造物にチタンクラッド鋼管を
巻回し、鋼との異材溶接法を示す概略図、同図(b)は
同図(a)の一部拡大説明図であり、第5図(a)、
(b)は従来のチタンクラッド鋼の接合法を示す断面図
である。 1・・・クラツド鋼板 2・・・母 材2(a)
・・・軟鋼配管 3・・・合わせ材4・・・クラ
ツド鋼1の両端部 5・・・クラッド鋼板軟鋼部母材多層盛溶接部6・・・
スペーサ材 7.7′・・・スペーサ材溶接部 8・・・当て板材 9・・・重ね隅肉溶接部
10・・空 隙11・・・隅肉溶接
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)チタンと鋼材あるいはチタンクラッド鋼どうしを接
合するに際し、Ag−Cuを主成分とする溶材を用い、
TIGアーク溶接法で溶接することを特徴とする異材接
合方法。 2)Ag−Cu−Liおよび不可避不純物からなる溶材
を用いてTIGアーク溶接することを特徴とする請求項
1記載の異材接合方法。 3)Ag−Cu−Snおよび不可避不純物からなる溶材
を用いてTIGアーク溶接することを特徴とする請求項
1記載の異材接合方法。 4)Ag−Cu−Li−Snおよび不可避不純物からな
る溶材を用いてTIGアーク溶接することを特徴とする
請求項1記載の異材接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27564990A JPH07236B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 異材接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27564990A JPH07236B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 異材接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04157072A true JPH04157072A (ja) | 1992-05-29 |
JPH07236B2 JPH07236B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17558403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27564990A Expired - Lifetime JPH07236B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 異材接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07236B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104741829A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-07-01 | 西安理工大学 | 钛-管线钢焊接用Cu-Ag-Cr焊丝及其制备方法 |
CN104741826A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-07-01 | 西安理工大学 | 钛-管线钢焊接用Cu-Ag-Mo焊丝及其制备方法 |
CN105382381A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-09 | 安徽马钢工程技术集团有限公司 | 一种电热炉电阻带的焊接方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106475709A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-03-08 | 西安理工大学 | 一种用于焊接钛‑钢复合板过渡层的焊丝及其制备方法 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27564990A patent/JPH07236B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104741829A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-07-01 | 西安理工大学 | 钛-管线钢焊接用Cu-Ag-Cr焊丝及其制备方法 |
CN104741826A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-07-01 | 西安理工大学 | 钛-管线钢焊接用Cu-Ag-Mo焊丝及其制备方法 |
CN105382381A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-09 | 安徽马钢工程技术集团有限公司 | 一种电热炉电阻带的焊接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07236B2 (ja) | 1995-01-11 |
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