JPH04156528A - フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビ - Google Patents
フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビInfo
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- JPH04156528A JPH04156528A JP2282117A JP28211790A JPH04156528A JP H04156528 A JPH04156528 A JP H04156528A JP 2282117 A JP2282117 A JP 2282117A JP 28211790 A JP28211790 A JP 28211790A JP H04156528 A JPH04156528 A JP H04156528A
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- Japan
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- fresnel lens
- lens sheet
- resin film
- reflection
- light
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- Pending
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 4
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Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、透過型プロジェクションテレビに用いられる
高性能のフレネルレンズシートに関する。
高性能のフレネルレンズシートに関する。
従来の技術
透過型プロジェクションテレビのスクリーンに用いられ
る透過型スクリーンとしては、明るい映像が広い視野範
囲で得られることが要求されている。このため透過型ス
クリーンの構成は特開昭６３−２６５２３５号公報等で
開示されているように、投写光を可視化するための光拡
散剤を透過型スクリーンの基材中に混入し、更に投写光
の拡散に異方性を持たせて要求される視野範囲における
映像の輝度を高めるために透過型スクリーンの表面にレ
ンチキュラレンズを形成させている。加えて、投写光に
対するフィールドレンズの作用を持ったフレネルレンズ
と組み合わせて、透過型スクリーン周辺部の輝度低下を
抑制することが併せて行われている。
る透過型スクリーンとしては、明るい映像が広い視野範
囲で得られることが要求されている。このため透過型ス
クリーンの構成は特開昭６３−２６５２３５号公報等で
開示されているように、投写光を可視化するための光拡
散剤を透過型スクリーンの基材中に混入し、更に投写光
の拡散に異方性を持たせて要求される視野範囲における
映像の輝度を高めるために透過型スクリーンの表面にレ
ンチキュラレンズを形成させている。加えて、投写光に
対するフィールドレンズの作用を持ったフレネルレンズ
と組み合わせて、透過型スクリーン周辺部の輝度低下を
抑制することが併せて行われている。
発明が解決しようとする課題
このような透過型スクリーンは第５図に示すように複数
枚のシート、すなわち１枚のフレネルレンズシート１６
と１枚のレンチキュラレンズシート４から構成されてい
るために少なくとも４面の空気との界面が発生する。界
面では投写器５からの投写光６の反射による光量低下の
ほかに、界面反射による迷光が発生し、いわゆるゴース
ト像が形成されるなど、画像の品位が低下された映像が
観察者７によって観察されるという課題が発生する。第
６図はフレネルレンズシート１６の投写光６の入射側で
ある平面側の界面１７と射出側の界面であるフレネルレ
ンズ面１日で発生する迷光２１の様子を示している。投
写光６はフレネルレンズシート１６の入射側界面１７か
らフレネルレンズシート内に入射し、フレネルレンズ面
１日から射出し、所望の投写光１９となってＬ／ン千キ
ュラレンズシ一トへと進む。このとき、フレネルレンズ
面１８で界面反射が発生し、反射光２０が生ずる。反射
光２０は図示の光路を進み、フレネルレンズシートの入
射側の界面１７に再び入射する。
枚のシート、すなわち１枚のフレネルレンズシート１６
と１枚のレンチキュラレンズシート４から構成されてい
るために少なくとも４面の空気との界面が発生する。界
面では投写器５からの投写光６の反射による光量低下の
ほかに、界面反射による迷光が発生し、いわゆるゴース
ト像が形成されるなど、画像の品位が低下された映像が
観察者７によって観察されるという課題が発生する。第
６図はフレネルレンズシート１６の投写光６の入射側で
ある平面側の界面１７と射出側の界面であるフレネルレ
ンズ面１日で発生する迷光２１の様子を示している。投
写光６はフレネルレンズシート１６の入射側界面１７か
らフレネルレンズシート内に入射し、フレネルレンズ面
１日から射出し、所望の投写光１９となってＬ／ン千キ
ュラレンズシ一トへと進む。このとき、フレネルレンズ
面１８で界面反射が発生し、反射光２０が生ずる。反射
光２０は図示の光路を進み、フレネルレンズシートの入
射側の界面１７に再び入射する。
ここで、反射光２０は２分され、屈折され透過する光線
２２と反射され迷光２１とになる。迷光２１は所望の投
写光１９とフレネルレンズシートからの射出位置が異な
るため、ゴースト像あるいは２重像と呼ばれる画像品位
を低下させる状態が生ずる。
２２と反射され迷光２１とになる。迷光２１は所望の投
写光１９とフレネルレンズシートからの射出位置が異な
るため、ゴースト像あるいは２重像と呼ばれる画像品位
を低下させる状態が生ずる。
課題を解決するための手段
本発明のフし４ルレンズンートの要旨とする手段は、透
過型スクリーンを構成するフレネルレンズソートにおい
て、フレネルレンズを片面に形成したフレネルレンズシ
ートの平面側に反射防止処理を形成した樹脂フィルムを
非反射防止処理側を対向させ、貼付したフレネルレンズ
シートを用いて、透過型スクリーンを構成することにあ
る。
過型スクリーンを構成するフレネルレンズソートにおい
て、フレネルレンズを片面に形成したフレネルレンズシ
ートの平面側に反射防止処理を形成した樹脂フィルムを
非反射防止処理側を対向させ、貼付したフレネルレンズ
シートを用いて、透過型スクリーンを構成することにあ
る。
作用
本発明は上記した構成すなわち、片面にフレネルレンズ
を形成したフレネルレンズノートの平面側に反射防止処
理を形成した樹脂フィルＪ、を貼付したフレネルレンズ
ノートを用いてｉ！ｉｉ！ｉ型スクリーメスクリーンた
め、投写器からの投写光がフレネルレンズシートの平面
側で界面反射を生じなくなり、迷光の発生を抑制し画像
品位の高い映像を得ることができる。
を形成したフレネルレンズノートの平面側に反射防止処
理を形成した樹脂フィルＪ、を貼付したフレネルレンズ
ノートを用いてｉ！ｉｉ！ｉ型スクリーメスクリーンた
め、投写器からの投写光がフレネルレンズシートの平面
側で界面反射を生じなくなり、迷光の発生を抑制し画像
品位の高い映像を得ることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例について図面を参照εて詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本発明の反射防止処理を施したフレネルレンズ
シートを用いた透過型スクリーンの構成図である。透過
型スクリーン１は本発明になる反射防止処理を施した樹
脂フィルム２の非反射防止処理側をフレネルレンズシー
トの平面側に貼付したフレネルレンズシート３と光拡散
特性を有する拡散剤を混練した樹脂材料を基材としたレ
ンチキュラレンズシート４から構成されている。投写器
５からの投写光６は、これら構成要素からなる透過型ス
クリーンで可視化され観察者７によって観察される。
シートを用いた透過型スクリーンの構成図である。透過
型スクリーン１は本発明になる反射防止処理を施した樹
脂フィルム２の非反射防止処理側をフレネルレンズシー
トの平面側に貼付したフレネルレンズシート３と光拡散
特性を有する拡散剤を混練した樹脂材料を基材としたレ
ンチキュラレンズシート４から構成されている。投写器
５からの投写光６は、これら構成要素からなる透過型ス
クリーンで可視化され観察者７によって観察される。
第２図は反射防止処理を施した樹脂フィルム２を貼付し
たフレネルレンズシート３に入射した投写光が、フレネ
ルレンズシートの出射側のフレネルレンズ面８で反射さ
れた様子を示している。反射光９は、フレネルレンズシ
ートの入射面１０側に戻るが、入射面側に反射防止処理
を施した樹脂フィルム２が貼付されているので、再度フ
レネルレンズ面側に反射される迷光１１の強度は小さく
再生画像に与える影響は小さい。これによって、映像の
品位を従来に比して高めることができる。
たフレネルレンズシート３に入射した投写光が、フレネ
ルレンズシートの出射側のフレネルレンズ面８で反射さ
れた様子を示している。反射光９は、フレネルレンズシ
ートの入射面１０側に戻るが、入射面側に反射防止処理
を施した樹脂フィルム２が貼付されているので、再度フ
レネルレンズ面側に反射される迷光１１の強度は小さく
再生画像に与える影響は小さい。これによって、映像の
品位を従来に比して高めることができる。
反射防止処理を施した樹脂フィルムとフレネルレンズシ
ートとの接合は、接着剤による接合または熱接合によっ
て実施することができる。また、反射防止処理を施した
樹脂フィルムとフレネルレンズシートの屈折率は同じで
あると、これら接合面での界面反射を発生させないこと
ができる。例えば、フレネルレンズシートの基材がアク
リル樹脂であれば、樹脂フィルムの基材はアクリル樹脂
が望ましい。
ートとの接合は、接着剤による接合または熱接合によっ
て実施することができる。また、反射防止処理を施した
樹脂フィルムとフレネルレンズシートの屈折率は同じで
あると、これら接合面での界面反射を発生させないこと
ができる。例えば、フレネルレンズシートの基材がアク
リル樹脂であれば、樹脂フィルムの基材はアクリル樹脂
が望ましい。
第３図は、フレネルレンズソートに貼付する本発明にな
る反射防止処理を施した樹脂フィルムの製造方法を示し
ている。樹脂フィルムの元材料は、供給側ローラ１２か
ら巻取り側ローラ１３に移動し、巻き取られる。この時
同時にハース１５内の酸化シリコン（Ｓ ＋ ０２ ）
あるいはフッ化マグネシウム（ＭｇＦ２）等の誘電体材
料１４は電子線あるいは抵抗加熱（図示せず）によって
、蕉発され樹脂フィルム上に蒸着され誘電体薄膜による
反射防止膜が形成される。このように反射防止処理を樹
脂フィルムに形成することによって、連続で加工が行う
ことができ、低コストで実現できる。
る反射防止処理を施した樹脂フィルムの製造方法を示し
ている。樹脂フィルムの元材料は、供給側ローラ１２か
ら巻取り側ローラ１３に移動し、巻き取られる。この時
同時にハース１５内の酸化シリコン（Ｓ ＋ ０２ ）
あるいはフッ化マグネシウム（ＭｇＦ２）等の誘電体材
料１４は電子線あるいは抵抗加熱（図示せず）によって
、蕉発され樹脂フィルム上に蒸着され誘電体薄膜による
反射防止膜が形成される。このように反射防止処理を樹
脂フィルムに形成することによって、連続で加工が行う
ことができ、低コストで実現できる。
更に、直接フレネルレンズシートに反射防止膜を蒸着し
ないので、大きな蒸着装置を必要としないので、装置の
コストも低くすることができる。
ないので、大きな蒸着装置を必要としないので、装置の
コストも低くすることができる。
第４図は、本発明の反射防止処理を施した樹脂フィルム
を貼付したフレネルレンズシートを用いた透過型スクリ
ーンｌと投写器５および投写光路折り曲げ用ミラー２３
からなる透過型プロジェクションテレビ２４の概略構成
を示す。迷光が発生しないので、高画質の映像を得るこ
とができる。
を貼付したフレネルレンズシートを用いた透過型スクリ
ーンｌと投写器５および投写光路折り曲げ用ミラー２３
からなる透過型プロジェクションテレビ２４の概略構成
を示す。迷光が発生しないので、高画質の映像を得るこ
とができる。
発明の効果
以上述べたように、本発明によれば、高品位な映像を再
生することが可能な透過型スクリーンを構成するフレネ
ルレンズシートを実現することが可能となり、産業上の
価値は大である。
生することが可能な透過型スクリーンを構成するフレネ
ルレンズシートを実現することが可能となり、産業上の
価値は大である。
第１図は本発明の反射防止処理を施した樹脂フィルムを
貼付したフレネルレンズシートを用いた透過型スクリー
ンの構成図、第２図は本発明になる反射防止処理を施し
た樹脂フィルムを貼付したフレネルレンズシート中にお
ける投写光の挙動を示す断面図、第３図は透過型スクリ
ーンを構成するフレネルレンズシートに貼付する樹脂フ
ィルムに反射防止処理を施す製造方法を示す工程概略図
、第４図は本発明になる反射防止処理を施した樹脂フィ
ルムを貼付したフレネルレンズシートを構成要素とした
透過型スクリーンを用いた透過型プロジェクションテレ
ビの概略構成を示す断面図、第５図は従来の透過型スク
リーンの構成図、第６図は従来のフレネルレンズシート
中における投写光の挙動を示す断面図である。 １・・・・・・透過型スクリーン、２・・・・・・反射
防止処理を施した樹脂フィルム、３・・・・・・フレネ
ルレンズシート。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 ほか２名イ 第２図 ５コ一 第３図
貼付したフレネルレンズシートを用いた透過型スクリー
ンの構成図、第２図は本発明になる反射防止処理を施し
た樹脂フィルムを貼付したフレネルレンズシート中にお
ける投写光の挙動を示す断面図、第３図は透過型スクリ
ーンを構成するフレネルレンズシートに貼付する樹脂フ
ィルムに反射防止処理を施す製造方法を示す工程概略図
、第４図は本発明になる反射防止処理を施した樹脂フィ
ルムを貼付したフレネルレンズシートを構成要素とした
透過型スクリーンを用いた透過型プロジェクションテレ
ビの概略構成を示す断面図、第５図は従来の透過型スク
リーンの構成図、第６図は従来のフレネルレンズシート
中における投写光の挙動を示す断面図である。 １・・・・・・透過型スクリーン、２・・・・・・反射
防止処理を施した樹脂フィルム、３・・・・・・フレネ
ルレンズシート。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 ほか２名イ 第２図 ５コ一 第３図
Claims (3)
- （１）樹脂フィルムの片面に反射防止処理を形成し、フ
レネルレンズを片面に形成したフレネルレンズシートの
平面側に前記樹脂フィルムの非反射防止処理側を対向さ
せ、貼付したフレネルレンズシート。 - （２）樹脂フィルムの片面に誘電体薄膜を蒸着形成して
反射防止処理をせしめたフレネルレンズシートの製造方
法。 - （３）請求項（１）記載のフレネルレンズシートを用い
た透過型プロジェクションテレビ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2282117A JPH04156528A (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2282117A JPH04156528A (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04156528A true JPH04156528A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17648352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2282117A Pending JPH04156528A (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04156528A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5676804A (en) * | 1994-09-13 | 1997-10-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for fabricating fresnel lenses by selective application and removal of films on lens surfaces |
| JP2005107044A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Konica Minolta Holdings Inc | ディスプレイ用フレネルレンズ |
| JP2014191285A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Shimadzu Corp | 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2282117A patent/JPH04156528A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5676804A (en) * | 1994-09-13 | 1997-10-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method for fabricating fresnel lenses by selective application and removal of films on lens surfaces |
| JP2005107044A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Konica Minolta Holdings Inc | ディスプレイ用フレネルレンズ |
| JP2014191285A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Shimadzu Corp | 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ |
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