JPH041557Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH041557Y2
JPH041557Y2 JP1984109442U JP10944284U JPH041557Y2 JP H041557 Y2 JPH041557 Y2 JP H041557Y2 JP 1984109442 U JP1984109442 U JP 1984109442U JP 10944284 U JP10944284 U JP 10944284U JP H041557 Y2 JPH041557 Y2 JP H041557Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corona
fan
corona discharger
drum
discharger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984109442U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6124751U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10944284U priority Critical patent/JPS6124751U/ja
Publication of JPS6124751U publication Critical patent/JPS6124751U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH041557Y2 publication Critical patent/JPH041557Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複写機等におけるコロナ放電器の汚れ
防止装置に関する。
(従来の技術) 乾式複写機においては、例えば光導電性層を備
えた感光ドラムに対し第1のコロナ放電器により
帯電させて感光性を付与し、次いで光線像に露光
すると共に第2のコロナ放電器により異なる電荷
を帯電して静電潜像を作り、次いで現像、転写を
行ない、転写後に残留したトナーをクリーナーに
より清掃し、次の複写工程に入る構成が知られて
いる。かかる構成において、機内の空気中にはク
リーナーや現像器から飛散するトナーや被転写体
としての紙から出る紙紛などのダストが浮遊し、
且つ長期にわたる連続運転においてはダストの濃
度が増大し、しかもコロナ放電器には約6000ボル
トの高圧電流が印加されるので、ダストはコロナ
ワイヤおよびコロナハウスに吸着され、そのよう
なダストの吸着により放電むらを生じ、最終的に
はコピーむらとなつて現われた。
そのため、例えば特公昭40−17229号および特
公昭42−16597号に見られるように、コロナ放電
器におけるダストの吸着を防止する装置も見られ
たが、それらの装置では第3図に示すように、各
コロナ放電器のコロナハウスの天井板から空気が
送入されるものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに感光ドラム1に感光性を付与する第1
のコロナ放電器2と光線像に露光する際に帯電さ
せる第2のコロナ放電器3とは隣り合つて設置さ
れるため、従来のようにコロナハウスの天井板か
らコロナハウス内に空気を送入してドラムに面し
た開口部から放出すれば、第3図に示すように各
コロナ放電器のコロナハウス側部とドラムとの間
の隙間から空気は流出し、互に向き合つて近接し
た側の側部から流出する空気流はぶつかり、渦流
を生じ、その結果一部は逆流して再びコロナハウ
ス内に導入され、汚れた空気を持ち帰るという問
題点があつた。その上、各コロナ放電器に別々に
空気を送入するため空気路を構成する配管を要
し、構造が複雑になる欠点があつた。
本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消す
ることであつて、それ故、互に隣り合う各コロナ
放電器内のダストを流出し、流出したダストを持
ち帰る逆流を防止し得ると共に単純な構造のコロ
ナ放電器の汚れ防止装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案によるコロナ放電器の汚れ防止装置の特
徴は、互に隣り合つて設けられた一対のコロナ放
電器2と3の間にフアン10を設け、且つフアン
の吸入側にフイルター11を備え、さらに前記フ
アンからの空気流が前記一対のコロナ放電器の互
に近接して向き合う側部22b,32bで案内さ
れるように前記フアンは前記コロナ放電器におけ
るコロナハウスの天井板より前記ドラムから離れ
た位置に配置されている。
(作用) この汚れ防止装置では一対のコロナ放電器の間
にフアン10があるため、フアン10によつて誘
起される空気流はほぼ二分されてその一方は一方
のコロナ放電器2と感光ドラム1の間の隙間を通
つてドラムの回転方向とは反対側に流れ、その際
コロナ放電器2内のダストはその内の空気と共に
その空気流によつて吸引され、排出される。同様
にフアン10からの空気流の他の半分は他方のコ
ロナ放電器3と感光ドラム1の間の隙間を通つて
ドラムの回転方向に流れ、コロナ放電器3内のダ
ストを排出する。フアン10による空気流は二分
されて互に反対方向に流れるので、空気流が衝突
することはなく、従つて逆流を生じることはな
い。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し
説明する。第1図および第2図は本考案の一実施
例を示すものであつて、1は光導電性層を備えた
感光ドラムであり、そのドラムから適当な寸法だ
け離れてその周囲に第1のコロナ放電器2が設置
され且つそのコロナ放電器2から或る程度離れて
その隣りに第2のコロナ放電器3が設けられる。
各コロナ放電器2,3はそれぞれコロナワイヤ2
1,31とそれを包囲するコロナハウス22,3
2から構成される。これらのコロナハウスは図示
のように感光ドラム1に面する側が開口してい
る。図示の例では、ドラム1は時計方向、即ち矢
印A方向に回転され、その回転方向に関しコロナ
放電器2の手前側に残留トナーを清掃するクリー
ナー4が設置され、且つコロナ放電器3の後方に
静電潜像を可視化する現像器5が配置されてい
る。従つて、一対のコロナ放電器2,3はクリー
ナー4と現像器5との間に配置されている。な
お、このほかドラム1に沿つて転写装置、定着装
置等が配置されるが、それらは本考案とは直接関
係がないので、図示および記載を省略する。
この汚れ防止装置は隣り合う一対のコロナ放電
器2,3に空気流を送るフアン10およびその空
気流を清浄なものにするフイルター11から構成
され、図示のようにフアン10はそれら一対のコ
ロナ放電器2,3の間に設置される。フアン10
はそれらのコロナ放電器の近接位置に在るケーシ
ング板6に取付けられる。フイルター11はフア
ン10の吸入側に設置されるが、第1図に見られ
るようにフアン10のケーシング12で画成され
る吸入口に取付けられる。また、第2図に示すよ
うに、フアン10はそれらのコロナ放電器2,3
の長手方向のほぼ中央の位置に設置される。
第1図に示すように、フアン10は各コロナ放
電器のコロナハウス22,32の天井板22a,
32aよりも感光ドラム1から離れた位置に備え
られ、このようにすればフアン10からの空気流
をコロナ放電器の長手方向に分散し得ると共に、
各コロナハウス22,32の互に近接して向き合
う側部22b,32bで案内され、適切に方向づ
けられてドラム1に達するので、空気流は整然と
した流れとなる。この空気流は次いでドラム表面
に沿つてクリーナー4および現像器5の方向に向
う為、これら装置により発生するトナー・ダスト
等のコロナハウスへの侵入を確実に防止し得る。
作動時には、フアン1によりフイルター11を
通して空気を浄化して吸引し、一対のコロナ放電
器2,3の間を通して感光ドラム1に吹付け、そ
こに吹付けられた空気流は二方向に分れ、前述の
ように一方はコロナ放電器2の開口側とドラム1
の間の隙間を通つてドラム1の回転方向とは反対
向きに且つ他方はコロナ放電器3の開口側とドラ
ム1の間の隙間を通つてドラム1の回転方向に流
れ、それぞれコロナ放電器内に空気と共にダスト
を排出する。
(考案の効果) 上記のように、本考案によれば、各コロナ放電
器内のダストを含む空気はその開口側と感光ドラ
ムの間の隙間を通る空気流によつて吸引され且つ
排出され、それに代つて前記隙間を通る清浄な空
気流の一部が入るため、コロナ放電器から排出さ
れたダストが逆流によつて戻ることはなく、また
その空気流によつて外部に飛散するダストがコロ
ナ発生器の内部に侵入することが防止されるので
隣り合う各コロナ放電器は常に清浄に保たれる。
例えばフアンを設けない場合には2000〜3000枚で
複写コピーむらが生じたものが、本考案では
30000枚を越えてもコピーむらが生じなかつた。
その上、フアンは一対のコロナ放電器の間に設け
られるため空気流を案内するダクトまたは案内板
などは不要であり、従つて極めて単純な構造にな
つている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による汚れ防止装置の好適な一
実施例を図式的に示す立面図、第2図はその概略
平面図、そして第3図は従来技術を示す立面図で
ある。 図中、1……感光ドラム、2,3……コロナ放
電器、10……フアン、11……フイルター、2
2a,32a……コロナハウスの天井板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光ドラムの周囲に備えられたクリーナーと現
    像器との間に在つて前記感光ドラムから離れてそ
    の周囲に且つ互に隣り合つて設けられた一対のコ
    ロナ放電器を含む複写機等における前記コロナ放
    電器の汚れ防止装置において、前記一対のコロナ
    放電器の間に設けられたフアンと、前記フアンの
    吸入側に設けられたフイルターを含み、前記フア
    ンからの空気流が前記一対のコロナ放電器の互に
    近接して向き合う側部で案内されるように前記フ
    アンは前記コロナ放電器におけるコロナハウスの
    天井板より前記ドラムから離れた位置に在ること
    を特徴とするコロナ放電器の汚れ防止装置。
JP10944284U 1984-07-19 1984-07-19 コロナ放電器の汚れ防止装置 Granted JPS6124751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10944284U JPS6124751U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 コロナ放電器の汚れ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10944284U JPS6124751U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 コロナ放電器の汚れ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124751U JPS6124751U (ja) 1986-02-14
JPH041557Y2 true JPH041557Y2 (ja) 1992-01-20

Family

ID=30668590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10944284U Granted JPS6124751U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 コロナ放電器の汚れ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124751U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182659A (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 Ricoh Co Ltd 電子写真装置における帯電方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182659A (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 Ricoh Co Ltd 電子写真装置における帯電方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6124751U (ja) 1986-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10198128A (ja) コロナ放電装置
JPH041557Y2 (ja)
JP2009042534A (ja) 画像形成装置
JP3283631B2 (ja) 残留トナー除去用清浄装置
JPH09218553A (ja) 空気流を再循環するためのチャネル、それを用いた電子写真印刷機及びそのクリーニング装置
JP3344130B2 (ja) 画像形成装置
JPH06289692A (ja) 帯電装置
JP3067406B2 (ja) 画像形成装置
JPS61200556A (ja) 画像形成装置
JP3385485B2 (ja) 放電装置
JPS61213868A (ja) 放電装置
JPH0619626B2 (ja) コロナ放電装置
JPS58173779A (ja) 静電複写機の現像剤飛散防止機構
JP2001282061A (ja) 画像形成装置
JPS59220773A (ja) 乾式現像方式画像形成装置に於ける現像剤集塵装置
JPS58111054A (ja) 電子写真に用いる感光体又は誘電体の帯電装置
JP4688323B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3312815B2 (ja) 画像形成装置
JPH0682247B2 (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置
JPH0635241Y2 (ja) 画像形成装置
JP3297527B2 (ja) 画像形成装置
JPS6115164A (ja) コロナ放電装置
JPS6394253A (ja) 複写機の機内汚れ防止装置
JPH06208296A (ja) 画像形成装置における現像装置
JPS6184665A (ja) コロナ放電処理装置