JPH0415569Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415569Y2 JPH0415569Y2 JP1987106267U JP10626787U JPH0415569Y2 JP H0415569 Y2 JPH0415569 Y2 JP H0415569Y2 JP 1987106267 U JP1987106267 U JP 1987106267U JP 10626787 U JP10626787 U JP 10626787U JP H0415569 Y2 JPH0415569 Y2 JP H0415569Y2
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- JP
- Japan
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- head
- shaft
- recess
- piston
- cylinder
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- Expired
Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ピストンの一部がシリンダ外に突
出した型式のマスタシリンダに関する。
出した型式のマスタシリンダに関する。
車両用マスタシリンダには、シリンダ本体内に
摺動自在に収納されて該シリンダ本体内に液圧発
生室を区画するピストンとして、実開昭55−
56758号公報に見られるように、シリンダ本体の
所要長さを短縮する目的で、ピストン頭部がシリ
ンダ本体内にあつて軸状部をシリンダ本体外に突
出させるピストン配置構造としたものがある。し
かも、上記従来例におけるピストンは、上記頭部
と軸状部とを別体として軸部はパイプから作るよ
うにしてピストンの加工コストの低減を図つてい
る。
摺動自在に収納されて該シリンダ本体内に液圧発
生室を区画するピストンとして、実開昭55−
56758号公報に見られるように、シリンダ本体の
所要長さを短縮する目的で、ピストン頭部がシリ
ンダ本体内にあつて軸状部をシリンダ本体外に突
出させるピストン配置構造としたものがある。し
かも、上記従来例におけるピストンは、上記頭部
と軸状部とを別体として軸部はパイプから作るよ
うにしてピストンの加工コストの低減を図つてい
る。
ところが、このように、頭部と軸状部とを別々
に作り両者を嵌合させてなる分離型ピストンは、
上記従来例のようにテイルテイング型マスタシリ
ンダに使用する場合はよいが、汎用型のマスタシ
リンダに用いた場合、嵌合部が液補給室に臨む位
置となるため、該嵌合部分から軸部内を通つて外
部に液漏れが発生する恐れがあり、上記した利点
があるにもかかわらず、汎用型のマスタシリンダ
には適用できないという問題があつた。
に作り両者を嵌合させてなる分離型ピストンは、
上記従来例のようにテイルテイング型マスタシリ
ンダに使用する場合はよいが、汎用型のマスタシ
リンダに用いた場合、嵌合部が液補給室に臨む位
置となるため、該嵌合部分から軸部内を通つて外
部に液漏れが発生する恐れがあり、上記した利点
があるにもかかわらず、汎用型のマスタシリンダ
には適用できないという問題があつた。
このため、軸状部に、ピストンの頭部と対向し
て一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に頭部
に形成した突部を嵌入するようにすることが考え
られる。
て一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に頭部
に形成した突部を嵌入するようにすることが考え
られる。
しかしながら、このようにした場合において
も、次の様な問題が新たに生ずることがわかつ
た。
も、次の様な問題が新たに生ずることがわかつ
た。
第1に、凹所と頭部との嵌入を、両者の結合状
態を維持する手段を簡単にするために、圧入によ
り行なうと、寸法公差あるいは圧入作業の誤差な
どによつて、凹所と頭部とを目的とする圧入位置
に安定して圧入することができず、例えば、一定
の圧入力により圧入すると、寸法誤差によつては
軸方向の圧入量が小さくなつたり、また、頭部と
軸状部との間で軸に対して傾斜して圧入される。
態を維持する手段を簡単にするために、圧入によ
り行なうと、寸法公差あるいは圧入作業の誤差な
どによつて、凹所と頭部とを目的とする圧入位置
に安定して圧入することができず、例えば、一定
の圧入力により圧入すると、寸法誤差によつては
軸方向の圧入量が小さくなつたり、また、頭部と
軸状部との間で軸に対して傾斜して圧入される。
第2に、圧入力が小さくて結合された場合に
は、凹所内に封じ込められた空気が環境温度の上
昇で膨張すると、結合が分離してくる。
は、凹所内に封じ込められた空気が環境温度の上
昇で膨張すると、結合が分離してくる。
このような問題が生じると、結局、マスタシリ
ンダの作動不良をもたらす。
ンダの作動不良をもたらす。
この考案は、以上の問題に鑑みて成され、分割
型ピストンの作動性を良好に確保できるマスタシ
リンダを提供するこを目的とする。
型ピストンの作動性を良好に確保できるマスタシ
リンダを提供するこを目的とする。
この考案は上記目的を達成するため、ピストン
の頭部とは別体に形成した軸状部に、頭部と対向
して一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に頭
部に形成した突部を圧入するとともに、凹所と突
部との圧入を非密封状態とする溝を形成するよう
にしたものである。
の頭部とは別体に形成した軸状部に、頭部と対向
して一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に頭
部に形成した突部を圧入するとともに、凹所と突
部との圧入を非密封状態とする溝を形成するよう
にしたものである。
この考案では、軸状部に、前記頭部と対向して
一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に頭部に
形成した突部を圧入するとともに、凹所と突部と
の圧入を非密封状態とする溝を形成するようにし
ているので、凹所内に空気が封じ込められること
を防止するとともに、寸法誤差があつても溝によ
り凹所と頭部の突部との圧入力が過大になること
を防止する。
一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に頭部に
形成した突部を圧入するとともに、凹所と突部と
の圧入を非密封状態とする溝を形成するようにし
ているので、凹所内に空気が封じ込められること
を防止するとともに、寸法誤差があつても溝によ
り凹所と頭部の突部との圧入力が過大になること
を防止する。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
第1図において、1はタンデムマスタシリンダ
のシリンダ本体であつて、内部には、後端部が開
口する前端閉鎖のシリンダ孔2を有し、周壁に
は、図示しない作動液リザーバとの接続部材3,
4が嵌入されるボス部5,6が設けられている。
上記シリンダ孔2は後端部が他部より大径孔7で
ある段付き孔であつて、その閉鎖端側に、従ピス
トン8が復帰ばね9により後方へ付勢されて摺動
自在に挿入され、上記閉鎖端との間に圧力室10
を画成している。この従ビストン8は前部摺動部
11と後部摺動部12を有し、前部摺動部11と
前端との間及び後部摺動部12と後端との間にそ
れぞれカツプシール13,14が嵌着されてお
り、両摺動部11,12間とシリンダ孔壁との間
に液補給室15を画成している。この液補給室1
5は通孔16を通して常時ボス部5内に連通して
いる。11は弛め孔であつて、マスタシリンダの
周壁に形成され、ボス部5内と圧力室10内に開
口している。
のシリンダ本体であつて、内部には、後端部が開
口する前端閉鎖のシリンダ孔2を有し、周壁に
は、図示しない作動液リザーバとの接続部材3,
4が嵌入されるボス部5,6が設けられている。
上記シリンダ孔2は後端部が他部より大径孔7で
ある段付き孔であつて、その閉鎖端側に、従ピス
トン8が復帰ばね9により後方へ付勢されて摺動
自在に挿入され、上記閉鎖端との間に圧力室10
を画成している。この従ビストン8は前部摺動部
11と後部摺動部12を有し、前部摺動部11と
前端との間及び後部摺動部12と後端との間にそ
れぞれカツプシール13,14が嵌着されてお
り、両摺動部11,12間とシリンダ孔壁との間
に液補給室15を画成している。この液補給室1
5は通孔16を通して常時ボス部5内に連通して
いる。11は弛め孔であつて、マスタシリンダの
周壁に形成され、ボス部5内と圧力室10内に開
口している。
シリンダ孔2内には従ピストン8との間にケー
ジドスプリング装置18を介在して主ピストン1
9が摺動自在に挿入されている。この主ピストン
19は軸方向中央に摺動部20を有するブロツク
状の頭部21と該頭部21に結合された軸状部2
2からなり、頭部21の摺動部20は、シリンダ
孔2の大径部7に嵌入され、止め環23で抜け止
めされた密封装置24との間に液補給室25を画
成し、軸状部22は該密封装置24を貫通してシ
リンダ本体1外に突出している。この軸状部22
は軸材を用いて機械加工または鍛造及び機械仕上
げ加工などから形成され、後端に開口するロツド
挿入孔26を有する他、前端部には嵌合用凹所2
7を有し該凹所27を頭部21の後部21Aに、
前端が摺動部20の後面に当接するまで外嵌し
て、該頭部21と圧接嵌合により組み合わされて
いる。軸状部22の上記凹所27は、その内周面
が頭部21の後部(突部)21Aの外周面に面接
する内径と後部21Aの軸方向長さより大きい深
さを有し、上記組み合わせ状態で、後部21Aの
端面との間に空所28を形成している。また、第
2図に示す如く、上記凹所27の内周面には底ま
で伸びる溝27Aが形成されている。主ピストン
19は従ピストン8との間に圧力室29を画成し
ており、その頭部21の摺動部20より前部に
は、該摺動部20に形成された通孔30を塞いで
カツプシール31が嵌着されている。シリンダ本
体1の周壁には、シリンダ非作動状態で、カツプ
シール31の開口する通孔33が形成されてい
る。なお、このマスタシリンダはシリンダ本体1
の後部に形成されている取付けフランジ34から
後端部が図示しない気圧倍力装置の負圧室内に挿
入され、軸状部22のロツド挿入孔26に気圧倍
力装置のロツドが孔底まで挿入される。上記ケー
ジドスプリング装置18はリテーナ35、該リテ
ーナ35を貫通して頭部21に螺入しているボル
ト36、リテーナ35のフランジに一端が係合し
頭部21を覆つてカツプシール31を押さえてい
るばね受け37に他端が係合する予負荷ばね38
からなる。
ジドスプリング装置18を介在して主ピストン1
9が摺動自在に挿入されている。この主ピストン
19は軸方向中央に摺動部20を有するブロツク
状の頭部21と該頭部21に結合された軸状部2
2からなり、頭部21の摺動部20は、シリンダ
孔2の大径部7に嵌入され、止め環23で抜け止
めされた密封装置24との間に液補給室25を画
成し、軸状部22は該密封装置24を貫通してシ
リンダ本体1外に突出している。この軸状部22
は軸材を用いて機械加工または鍛造及び機械仕上
げ加工などから形成され、後端に開口するロツド
挿入孔26を有する他、前端部には嵌合用凹所2
7を有し該凹所27を頭部21の後部21Aに、
前端が摺動部20の後面に当接するまで外嵌し
て、該頭部21と圧接嵌合により組み合わされて
いる。軸状部22の上記凹所27は、その内周面
が頭部21の後部(突部)21Aの外周面に面接
する内径と後部21Aの軸方向長さより大きい深
さを有し、上記組み合わせ状態で、後部21Aの
端面との間に空所28を形成している。また、第
2図に示す如く、上記凹所27の内周面には底ま
で伸びる溝27Aが形成されている。主ピストン
19は従ピストン8との間に圧力室29を画成し
ており、その頭部21の摺動部20より前部に
は、該摺動部20に形成された通孔30を塞いで
カツプシール31が嵌着されている。シリンダ本
体1の周壁には、シリンダ非作動状態で、カツプ
シール31の開口する通孔33が形成されてい
る。なお、このマスタシリンダはシリンダ本体1
の後部に形成されている取付けフランジ34から
後端部が図示しない気圧倍力装置の負圧室内に挿
入され、軸状部22のロツド挿入孔26に気圧倍
力装置のロツドが孔底まで挿入される。上記ケー
ジドスプリング装置18はリテーナ35、該リテ
ーナ35を貫通して頭部21に螺入しているボル
ト36、リテーナ35のフランジに一端が係合し
頭部21を覆つてカツプシール31を押さえてい
るばね受け37に他端が係合する予負荷ばね38
からなる。
この構成において、主ピストン19が前方に向
かう押力を受けて予負荷ばね38のばね力に抗し
て前方へ移動開始すると、従ピストン8も復帰ば
ね9のばね力に抗して同方向へ移動を開始し、弛
め孔17がカツプシール13により、また、弛め
孔32がカツプシール31により閉鎖されて、圧
力室10及び圧力室29内に液圧が発生し、圧液
が図示しない吐出口から配管を通してブレーキ装
置に吐出にされる。
かう押力を受けて予負荷ばね38のばね力に抗し
て前方へ移動開始すると、従ピストン8も復帰ば
ね9のばね力に抗して同方向へ移動を開始し、弛
め孔17がカツプシール13により、また、弛め
孔32がカツプシール31により閉鎖されて、圧
力室10及び圧力室29内に液圧が発生し、圧液
が図示しない吐出口から配管を通してブレーキ装
置に吐出にされる。
この実施例の主ピストン19は別体の頭部21
と軸状部22とを組み合わせてなり、両者の嵌合
部分が液補給室25に面しているので、頭部21
の摺動部20と軸状部22の前端との当接部分か
ら凹所27内側へ作動液が漏れるが、漏れた作動
液は溝27Aを通して空所28に案内され該空所
28に溜まることになる。
と軸状部22とを組み合わせてなり、両者の嵌合
部分が液補給室25に面しているので、頭部21
の摺動部20と軸状部22の前端との当接部分か
ら凹所27内側へ作動液が漏れるが、漏れた作動
液は溝27Aを通して空所28に案内され該空所
28に溜まることになる。
このように、主ピストン19の軸状部22は筒
体ではなくて軸体から加工してあり、頭部21と
嵌合する嵌合部分は貫通孔ではなくて、底の有る
凹所27であるので、図示しない作動液リザーバ
から通孔33を通して液補給室25に流入してい
る作動液が、頭部21と軸状部22との嵌合面に
沿つて該軸状部内へ侵入してきても、軸状部22
内を後端まで流れて液漏れすることはない。
体ではなくて軸体から加工してあり、頭部21と
嵌合する嵌合部分は貫通孔ではなくて、底の有る
凹所27であるので、図示しない作動液リザーバ
から通孔33を通して液補給室25に流入してい
る作動液が、頭部21と軸状部22との嵌合面に
沿つて該軸状部内へ侵入してきても、軸状部22
内を後端まで流れて液漏れすることはない。
その上、主ピストン19の頭部21を軸状部2
2の凹所27に嵌合させる形式としてあるので、
頭部21に液圧室側へ突出部を形成する必要がな
く、その分、シリンダ孔2内をより有効に利用で
き、シリンダ孔2の軸方向長さを不要に長くしな
くても済む。
2の凹所27に嵌合させる形式としてあるので、
頭部21に液圧室側へ突出部を形成する必要がな
く、その分、シリンダ孔2内をより有効に利用で
き、シリンダ孔2の軸方向長さを不要に長くしな
くても済む。
また、頭部21と軸状部22とは、所定長さを
持つ軸状部の内部を利用して結合することができ
るので、主ピストンの全長も不要に長くする必要
がなく、マスタシリンダの全長の短縮化を阻害す
ることがない。
持つ軸状部の内部を利用して結合することができ
るので、主ピストンの全長も不要に長くする必要
がなく、マスタシリンダの全長の短縮化を阻害す
ることがない。
この考案は以上説明した通り、頭部とは別々に
作られる軸状部を、軸材から作り、頭部に嵌合す
るための嵌合部分を有底の凹所としたことによ
り、軸状部をパイプから形成した従来のピストン
と異なり、軸状部内を通る液漏れは防止されるの
で、工作費の低減を図ることのできる分割型ピス
トンの汎用型マスタシリンダへの適用が可能とな
り、頭部と軸状部とは、所定長さを持つ軸状部の
内部を利用して結合することができるので、ピス
トンの全長も不要に長くする必要がなく、マスタ
シリンダの全長の短縮化を阻害することがない。
作られる軸状部を、軸材から作り、頭部に嵌合す
るための嵌合部分を有底の凹所としたことによ
り、軸状部をパイプから形成した従来のピストン
と異なり、軸状部内を通る液漏れは防止されるの
で、工作費の低減を図ることのできる分割型ピス
トンの汎用型マスタシリンダへの適用が可能とな
り、頭部と軸状部とは、所定長さを持つ軸状部の
内部を利用して結合することができるので、ピス
トンの全長も不要に長くする必要がなく、マスタ
シリンダの全長の短縮化を阻害することがない。
その上、頭部から突出する突部と軸状部の凹所
との圧入部分には、溝が形成してあるので、両者
の圧入力を過大にすることを防止して、両者の圧
入量を適正に保つとともに、両者の相対的傾斜を
防止し、更に、凹所に空気を封じ込めないので、
圧入力が小さくなつても膨張する空気による結合
分離といつた問題をも防止し、作動性を良好に保
つことができる。
との圧入部分には、溝が形成してあるので、両者
の圧入力を過大にすることを防止して、両者の圧
入量を適正に保つとともに、両者の相対的傾斜を
防止し、更に、凹所に空気を封じ込めないので、
圧入力が小さくなつても膨張する空気による結合
分離といつた問題をも防止し、作動性を良好に保
つことができる。
第1図はこの考案の実施例を示す縦断面図、第
2図は上記実施例における−矢視図である。 1……シリンダ本体、2……シリンダ孔、7…
…大径孔、19……ピストン、21……頭部、2
1A……頭部21の後方の突部、22……軸状
部、27……凹所、27A……溝。
2図は上記実施例における−矢視図である。 1……シリンダ本体、2……シリンダ孔、7…
…大径孔、19……ピストン、21……頭部、2
1A……頭部21の後方の突部、22……軸状
部、27……凹所、27A……溝。
Claims (1)
- 一端開口のシリンダ孔を形成した本体と、前記
シリンダ孔に摺動自在に嵌合して圧力室を区画す
る頭部及びこの頭部から延び前記シリンダ孔の開
口端部に設けた案内を摺動自在に貫通して外部に
突出する軸状部を有するピストンとを備え、前記
頭部と前記軸状部とを別体に形成し、前記頭部と
前記軸状部とを互いに嵌合して形成されるマスタ
シリンダにおいて、前記軸状部に、前記頭部と対
向して一端が閉鎖された凹所を設け、この凹所に
頭部に形成した突部を圧入するとともに、凹所と
突部との圧入を非密封状態とする溝を形成するよ
うにしたマスタシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987106267U JPH0415569Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987106267U JPH0415569Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6411873U JPS6411873U (ja) | 1989-01-23 |
JPH0415569Y2 true JPH0415569Y2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=31339616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987106267U Expired JPH0415569Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415569Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5613077B2 (ja) * | 2011-02-16 | 2014-10-22 | 日信工業株式会社 | 車両用液圧マスタシリンダ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62251269A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-11-02 | Nissin Kogyo Kk | マスタシリンダのリリ−フポ−ト弁 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59170058U (ja) * | 1983-04-29 | 1984-11-14 | アイシン精機株式会社 | ブレ−キ液圧制御弁のハウジング |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP1987106267U patent/JPH0415569Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62251269A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-11-02 | Nissin Kogyo Kk | マスタシリンダのリリ−フポ−ト弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6411873U (ja) | 1989-01-23 |
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