JPH04153277A - インクジェット記録用インク - Google Patents

インクジェット記録用インク

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JPH04153277A
JPH04153277A JP2276720A JP27672090A JPH04153277A JP H04153277 A JPH04153277 A JP H04153277A JP 2276720 A JP2276720 A JP 2276720A JP 27672090 A JP27672090 A JP 27672090A JP H04153277 A JPH04153277 A JP H04153277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
inkjet recording
solvent
printing
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP2276720A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiya Tsukahara
塚原 道也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH04153277A publication Critical patent/JPH04153277A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェットプリンターに用いるインクジェ
ット記録用インクに関する。
〔従来の技術〕
インクジェット記録は、記録時における静粛性と高速印
字性に優れている。従来よりインクジェット用のインク
組成物としては水等を基剤とじた液体のインク組成物が
使われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら従来のインク組成物では被転写体への転写
特性が被転写体により異なるため、安定した印字品質が
得られず印字可能な被転写体が限定されるという問題点
があった。また乾燥には数十秒置上の時間を必要とする
ため、印字スピードが遅くなってしまうという課題を有
していた。
そこで本発明の目的とするところは、被転写体への対応
率が高く、種々の被転写体に対し安定した印字品質が得
られ、かつ速乾性が得られるインクジェットインクを提
供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のインクジェット記録用インクは少なくとも、有
機溶媒として一般式 で表される化合物と、油性染料を含有することを特徴と
し、望ましくは少なくとも粘度が30mPa・秒以下(
at20℃)及び引火点60℃以上の溶媒を50〜99
 w t%と、該溶媒に溶解する染料を1〜30wt%
含有し、さらにはインクの表面張力が45dyne/c
m (at20℃)以下であることを特徴とする。
〔作 用〕
本発明の上記特性を有すインクジェット記録用インクを
用いることにより印字直後にインクが被転写体内部に浸
透し定着されるため、インクが浸透できる空隙を有す被
転写体であれば、いずれも良好な印字品質が得られる。
また被転写体表面にインクが残留しないため、印字後数
秒で十分な耐刷性が得られ、高印字スピードが可能にな
る。
又電気絶縁性、化学的安定性に優れる為、高電圧下、高
温高湿下、低温下での使用に於て信頼性が得られる。
〔実 施 例〕
以下実施例と比較例により本発明を具体的に説明する。
本発明のインクジェット記録用インクに用いることので
きる主たる溶媒としては、フタル酸ジメチル、フタル酸
ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ビス(2−エチ
ルヘキシル)、フタル酸ジオクチル等があるがこれに制
限されるものではない。
又上記溶媒の他に本発明のインクに添加できる溶媒とし
ては、脂肪族炭化水素系溶媒、芳香族炭化水素系溶媒、
ハロゲン化炭化水素系溶媒、アルコール系溶媒、エーテ
ル系溶媒、アセタール系溶媒、ケトン系溶媒、エステル
系溶媒、多価アルコール系溶媒及びその誘導体、脂肪酸
系溶媒、フェノール系溶媒、窒素化合物系溶媒、シリコ
ーン油、水等があり、いずれも単独または2種類以上の
混合系で用いることができる。また水のように単独では
表面張力の高い溶媒は、低表面張力溶媒と混合させる、
または界面活性剤との混合により低表面張力化すること
が望ましい。そうすれば、どのような紙に対してもすば
やく浸透する。
また単体で粘度の高いグリセリンの様な溶媒は低粘度溶
媒との混合により低粘度化することが望ましい。
本発明のインクジェット記録用インクに添加して効果を
得ることができる材料としては、界面活性剤、分散剤、
可溶性樹脂、樹脂エマルジョン等がある。界面活性剤、
分散剤はインクの低表面張力化、及び染料の可溶化効果
等がある。
また可溶性樹脂、及び樹脂エマルジョン等は、印字物の
耐刷性向上、または浸透面積の調節等に効果がある。
本発明のインクジェット記録用インクに用いることがで
きる油溶性染料としては、黒染料としてはC,1,NO
か、5ofivent  bgack(以下5Bk)−
3,5Bk−7,5Bk−45,5Bk−50等がある
。またカラー染料としてはC,1,Noが、So、17
 vent  Yepl ow(以下5Y)−82,5
Y−93,5olventRed(以下5R)−49,
5R−18,5o(l vent  BJ7 ue (
以下5B)−5,5B−70,5oj7 vent  
Vioj7 et (以下5V)−21があるがこれら
に限定されるものではない。
第1表に、本発明のインクジェット記録用インクの実施
例1〜3のインク組成例を示す。
第2表には、本発明のインクジェット記録用インクの比
較例として、比較例1には本発明のグリコールエーテル
系溶媒を含有せず、粘度が30mPa・秒(at20℃
)を越える有機溶媒を50wt%を越えて含有した組成
例を、比較例2には従来の水ベースインクの組成例をそ
れぞれ示す。
第1表 油性染料A:C,I、NO5Bk−3 油性染料B:C,1,No  5Bk−7油性染料c:
c、1.No  5R−49&   5B−5 有機溶媒D:フタル酸ジエチル 粘度: 10.1mPa ・秒(a t 20℃)有機
溶媒E:フタル酸ジブチル 粘度:9.7mPa*秒(at20℃)有機溶媒F:芳
香族系溶媒(アルキルベンゼン)粘度=6mPa・秒(
a t 20℃)第2表 有機溶媒G:アルコール系溶媒(グリセリン)粘度=9
36mPa・秒(a t 20℃)有機溶媒H:アルコ
ール系溶媒(オクタツール)粘度: 6mPa ・秒(
at20℃)上記インクジェット記録用インクの作成は
、以下の手順て行った。最初に上表中の組成物を超音波
分散器にて、撹拌分散して、色材の均一溶解まを確認す
る。次に必要に応して界面活性剤、或は樹脂を添加して
さらに撹拌混合してインクとした。
本発明のインクジェット記録用インクの製造方法は、上
記のような方法に制限されるものではなく、ロールミル
分散、エマルジョン法、マイクロカプセル法等でも製造
できる。
第1図に本発明のインクジェット記録用インクの吐出原
理の概念を模式図で示す。
第1図に示したごとく圧電変換器の変位により加圧され
たインク1はノズル形成基板2に形成されたノズル4よ
り吐出し、インク滴3となり被転写体に衝突しドツトを
形成する。
この原理では、インクの吐出スピードの向上が可能、ま
た使用できるインクの自由度が広い為、本発明のインク
を用いて瞬時にインクを被転写体内に浸透させることが
可能になる。
第2図に本発明のインクジェット記録用インクの浸透定
着原理の概念を模式図で示す。
第2図(a)〜(b)に示したごとく被転写体7に衝突
したインク滴5は毛細管現象により被転写体内部に浸透
し、ドツト6を形成する。
この浸透現象をより短時間で行うには、インクの表面張
力がより小さく、またより低粘度であることが望ましく
、具体的には表面張力45dyne/cm(25℃)以
下、また粘度20mPa −5ec(25℃)以下が望
ましい。
次に以上のインクジェット記録用インクを使用し、第1
図に示したごときインクジェットプリンターにて印字テ
ストを行った。印字テストは300DP Iの解像度に
て1ドツトラインと、ベタ印字の2種類のパターンを5
種類の特性の異なる被転写紙に対して行った。
印字の評価は、ドツトの形状安定性を1ドツトラインパ
ターンで、印字の速乾性をフルベタパターンでそれぞれ
評価した。
第3表に本実施例及び比較例の 性評価結果を示す。
なお、下表中実1、 比較例1の略である。
比1はそれぞれ実施例1、 ドツト形状安定 第3表 Oドツト形状が常に安定している Δ 紙の繊維により部分的ににじみが発生するX 紙の
繊維に沿ったインクのひげが発生する紙A:コピー用紙
 紙D:インクジェット用紙紙B:再生紙   紙E:
アート紙 紙C:低平滑度紙 第4表に本実施例及び比較例の速乾性評価結果を示す。
第4表 (秒) 本表中の秒数はインクが転写されてから、定着するまで
の時間である 第3表に示した通り、実施例1〜実施例3のインクは紙
種に関係なくにじみの無い形状安定性に優れた印字が得
られた。しかし比較例のインクはコピー用紙、再生紙で
ひげ状のにじみが観察され安定した印字は得られなかっ
た。
また第4表に示した通り、実施例1〜3のインクは10
秒以下でインクが定着しているのに対し、比較例のイン
クではいずれも20秒以上要した。
以上の結果より、被転写体への対応率が高く、種々の被
転写体に対し安定した印字品質と、速乾性を得るために
は、インク中に浸されている圧力発生部材を変形させ、
ノズル形成基板の内側に存在するインクの圧力を変化さ
せてノズルからインク滴を吐出させることにより印字を
行うインクジェットプリンターにおいて、少なくとも粘
度が2QmPa・秒以下(20℃)の有機溶媒と、該溶
媒に溶解する油溶性染料からなり、印字後肢転写体にイ
ンクが浸透して定着することが効果的である。
本発明のインクジェット記録用インクの実施例は、黒色
インクまたは紫色インクについてのみに関して述べたが
、本発明はこれに制限されるものではなくイエロー、マ
ゼンタ、シアン等のインクを用いたカラープリンタへの
応用も可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のインクジェット記録用イ
ンクを用いれば、被転写体への対応率が高く、種々の被
転写体に対し安定した印字品質と、速乾性を得ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のインクジェットプリンターのインク
吐出原理の概念を示す模式図。 第2図は、本発明のインクジェット記録用インクの浸透
定着原理の概念を示す模式図。 ・加圧されたインク ・ノズル形成基板 ・吐出したインク ・ノズル ・被転写体に衝突したインク ・浸透したインク ・被転写体 以 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他1名)第1図 ↓ 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、有機溶媒として一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは炭素原子数1〜16の直鎖状又は分岐状の
    アルキル基又はアルキレン基を表す。〕 で表される化合物と、油性染料を含有することを特徴と
    するインクジェット記録用インク。
  2. (2)少なくとも粘度が30mPa・秒以下(at20
    ℃)及び引火点60℃以上の溶媒を50〜99wt%と
    、該溶媒に溶解する染料を1〜30wt%含有すること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用イン
    ク。
  3. (3)インクの表面張力が45dyne/cm(at2
    0℃)以下であることを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェット記録用インク。
JP2276720A 1990-10-16 1990-10-16 インクジェット記録用インク Pending JPH04153277A (ja)

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