JPH0414842Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414842Y2 JPH0414842Y2 JP1984109928U JP10992884U JPH0414842Y2 JP H0414842 Y2 JPH0414842 Y2 JP H0414842Y2 JP 1984109928 U JP1984109928 U JP 1984109928U JP 10992884 U JP10992884 U JP 10992884U JP H0414842 Y2 JPH0414842 Y2 JP H0414842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent display
- display tube
- chip
- cover
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
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Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の属する分野の説明
本考案は螢光表示管に関し、表示部と半導体素
子から成る駆動回路部が同一ガラス基板上に一体
形成され、かつ表示部と駆動回路部とが同一真空
外囲器内に設けられた通称「チツプ・オン・グラ
ス（Chip on Glass）」（以下COGと称す）構造を
有する螢光表示管に関するものである。
子から成る駆動回路部が同一ガラス基板上に一体
形成され、かつ表示部と駆動回路部とが同一真空
外囲器内に設けられた通称「チツプ・オン・グラ
ス（Chip on Glass）」（以下COGと称す）構造を
有する螢光表示管に関するものである。
(2) 従来の技術の説明
従来のCOG構造を有する螢光表示管として第
１図の一部破断斜視図及び第２図の要部切欠平面
図に示す様な構造のものが提供されている。
１図の一部破断斜視図及び第２図の要部切欠平面
図に示す様な構造のものが提供されている。
図においてガラス基盤１上に積層被着された複
数の配線被膜２、絶縁被膜３、セグメント電極４
および駆動回路部（以下パツド部と称す）５を兼
ねた陽極基板６と、この陽極基板上にパツド部５
の入力端子としての外部引き出しリード７、それ
に外部引き出しリード７と一体になつたグリツド
８と適当な距離をおいてフイラメント陰極９を配
設された通称フレーム電極群をおき、更に前記パ
ツド部５にICチツプ１１をボンデイング法等に
より実装し、これら基板全体を透光性のある真空
気密容器１０にて低融点ガラスで封着し、外部引
き出しリード７の端子に通電し、ICチツプ１１
を介してCOG螢光表示管を駆動する構造のもの
が提供されている。
数の配線被膜２、絶縁被膜３、セグメント電極４
および駆動回路部（以下パツド部と称す）５を兼
ねた陽極基板６と、この陽極基板上にパツド部５
の入力端子としての外部引き出しリード７、それ
に外部引き出しリード７と一体になつたグリツド
８と適当な距離をおいてフイラメント陰極９を配
設された通称フレーム電極群をおき、更に前記パ
ツド部５にICチツプ１１をボンデイング法等に
より実装し、これら基板全体を透光性のある真空
気密容器１０にて低融点ガラスで封着し、外部引
き出しリード７の端子に通電し、ICチツプ１１
を介してCOG螢光表示管を駆動する構造のもの
が提供されている。
しかしながらこの様なCOG構造を有する従来
の螢光表示管においては動作中に駆動回路部の誤
動作が時々発生した。この誤動作を生ずる原因
は、透光性真空気密容器１０（以下カバーガラス
と称する）から入射する外部光２０によるICチ
ツプ１１の誤動作であつた。
の螢光表示管においては動作中に駆動回路部の誤
動作が時々発生した。この誤動作を生ずる原因
は、透光性真空気密容器１０（以下カバーガラス
と称する）から入射する外部光２０によるICチ
ツプ１１の誤動作であつた。
この光入射に対してカバーガラスには特別な処
理がなされていない為、容易に入射した外部光２
０はICチツプ１１の表面に到達する。光による
漏電流が問題となるCMOSLSIチツプでは、この
外部光によつて電気的特性が変化する為、時々誤
動作を生じていたものである。
理がなされていない為、容易に入射した外部光２
０はICチツプ１１の表面に到達する。光による
漏電流が問題となるCMOSLSIチツプでは、この
外部光によつて電気的特性が変化する為、時々誤
動作を生じていたものである。
従つて、従来のCOG構造を有する螢光表示管
に於いては、ICチツプ１１を取り囲む様に何ら
かの処理を施し外部光からICチツプを保護する
ことが信頼性を高める必要条件となる。
に於いては、ICチツプ１１を取り囲む様に何ら
かの処理を施し外部光からICチツプを保護する
ことが信頼性を高める必要条件となる。
(3) 考案の目的
本考案は、前述したような従来の問題点を解消
したCOG構造を有する螢光表示管を提供せんと
するものである。その主旨とする処は、ICチツ
プ１１全体を覆う様な金属製カバーを設け、この
カバーを前記金属製フレーム電極群に接合保持さ
せたことを特徴としている。
したCOG構造を有する螢光表示管を提供せんと
するものである。その主旨とする処は、ICチツ
プ１１全体を覆う様な金属製カバーを設け、この
カバーを前記金属製フレーム電極群に接合保持さ
せたことを特徴としている。
以下、本考案を実施例を用いて詳細に説明す
る。
る。
(4) 考案の構成および作用の説明
第３図は本考案によるCOG構造を有する螢光
表示管の一実施例を示す一部破断斜視図である。
表示管の一実施例を示す一部破断斜視図である。
図において第１図および第２図と同じ部材につ
いては同じ符号を用いてあり、これらの基本的役
割は従来法と何ら変りはない。
いては同じ符号を用いてあり、これらの基本的役
割は従来法と何ら変りはない。
図においてガラス基板１上には螢光体層を有す
るセグメント電極４、及び駆動回路用ICチツプ
１１とワイヤーボンデイング法で電気的接続され
るパツド部５が設けられている。ICチツプ１１
は耐熱性ポリイミド樹脂でダイボードされ、更に
アルミ線による超音波接合法にてパツド５と接続
されている。一方ICチツプ１１全体を完全に覆
う様に金属性カバー３０が設けられ、このカバー
３０はフイラメント陰極９を支持する金属製支持
体３５に溶接接合されている。この金属性カバー
３０が本考案であるICチツプ１１への外部光入
射を防止するために設けられたものである。本実
施例ではステンレス製カバーを用い、426合金か
らなる金属製支持体３５に溶接された。
るセグメント電極４、及び駆動回路用ICチツプ
１１とワイヤーボンデイング法で電気的接続され
るパツド部５が設けられている。ICチツプ１１
は耐熱性ポリイミド樹脂でダイボードされ、更に
アルミ線による超音波接合法にてパツド５と接続
されている。一方ICチツプ１１全体を完全に覆
う様に金属性カバー３０が設けられ、このカバー
３０はフイラメント陰極９を支持する金属製支持
体３５に溶接接合されている。この金属性カバー
３０が本考案であるICチツプ１１への外部光入
射を防止するために設けられたものである。本実
施例ではステンレス製カバーを用い、426合金か
らなる金属製支持体３５に溶接された。
(5) 効果の説明
この様に製作された本考案の螢光表示管におい
ては、金属製カバー３０が設けられたことによ
り、カバーガラス１０の表面から入射する外部光
２０がICチツプ１１表面に到達することはなく、
外部光によるIC誤動作を生ずることがまつたく
ない秀れた特徴を有するCOG螢光表示管が得ら
れるようになつた。
ては、金属製カバー３０が設けられたことによ
り、カバーガラス１０の表面から入射する外部光
２０がICチツプ１１表面に到達することはなく、
外部光によるIC誤動作を生ずることがまつたく
ない秀れた特徴を有するCOG螢光表示管が得ら
れるようになつた。
尚、本実施例では金属製カバー３０をフイラメ
ント陰極支持体３５に接合固定しているが、他の
フレーム電極群に接合しても同様の効果を有する
ことは明らかである。
ント陰極支持体３５に接合固定しているが、他の
フレーム電極群に接合しても同様の効果を有する
ことは明らかである。
又、本実施例ではセグメントタイプの螢光表示
管についてIC素子を１チツプ実装する場合につ
いてのみ述べているが、ドツトタイプの螢光表示
管で複数チツプを実装する場合に於いても有効で
あることは明らかである。
管についてIC素子を１チツプ実装する場合につ
いてのみ述べているが、ドツトタイプの螢光表示
管で複数チツプを実装する場合に於いても有効で
あることは明らかである。
第１図および第２図は従来のCOG構造を有す
る螢光表示管の一例を示す一部破断斜視図及び要
部切欠き平面図、第３図は本考案によるCOG構
造を有する螢光表示管の一実施例を示す一部破断
斜視図である。 １……ガラス基板、２……配線被膜、３……絶
縁層、４……セグメント電極、５……パツド部、
６……陽極基板、７……外部引き出しリード、８
……グリツド、９……フイラメント陰極、１０…
…カバーガラス（真空気密容器）、１１……ICチ
ツプ、２０……外部光、３０……金属製カバー、
３５……金属製支持体。
る螢光表示管の一例を示す一部破断斜視図及び要
部切欠き平面図、第３図は本考案によるCOG構
造を有する螢光表示管の一実施例を示す一部破断
斜視図である。 １……ガラス基板、２……配線被膜、３……絶
縁層、４……セグメント電極、５……パツド部、
６……陽極基板、７……外部引き出しリード、８
……グリツド、９……フイラメント陰極、１０…
…カバーガラス（真空気密容器）、１１……ICチ
ツプ、２０……外部光、３０……金属製カバー、
３５……金属製支持体。
Claims (1)
- 蛍光体層を有する表示部と前記表示部を駆動す
る回路部が同一基板上に一体形成され、かつ前記
表示部と回路部が同一外囲器内に設けられている
構造を有する蛍光表示管において、前記回路部全
体を覆う金属製カバーを前記外囲器内に配置され
た電極部材に接続固定した構造を特徴とする蛍光
表示管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10992884U JPS6124948U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 螢光表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10992884U JPS6124948U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 螢光表示管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124948U JPS6124948U (ja) | 1986-02-14 |
| JPH0414842Y2 true JPH0414842Y2 (ja) | 1992-04-03 |
Family
ID=30669061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10992884U Granted JPS6124948U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 螢光表示管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124948U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0610226Y2 (ja) * | 1988-12-05 | 1994-03-16 | 三興線材工業株式会社 | クラッチ装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6047354A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-14 | Nec Corp | 螢光表示管 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP10992884U patent/JPS6124948U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6047354A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-14 | Nec Corp | 螢光表示管 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6124948U (ja) | 1986-02-14 |
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