JPH04136881U - コネクタロツク機構 - Google Patents

コネクタロツク機構

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JPH04136881U
JPH04136881U JP5705991U JP5705991U JPH04136881U JP H04136881 U JPH04136881 U JP H04136881U JP 5705991 U JP5705991 U JP 5705991U JP 5705991 U JP5705991 U JP 5705991U JP H04136881 U JPH04136881 U JP H04136881U
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JP
Japan
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housing
male housing
male
female
elastic member
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Withdrawn
Application number
JP5705991U
Other languages
English (en)
Inventor
剛久 井出
Original Assignee
藤倉電線株式会社
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さ方向に対して大型化せず、これによって
省スペース化を図ることができるコネクタのロック機構
の提供を目的とする。 【構成】 雄ハウジング10が挿入される雌ハウジング
20の開口部22の周縁部23に、矢印(ニ)方向に延
びる弾性部材24を設け、更にこの弾性部材24の先端
に、雄ハウジング10の挿入経路内に突出する位置関係
にあって該雄ハウジング10の係止溝26に係止される
係止片25を設けたので、結果として、該ロック機構が
高さ方向(矢印(イ)方向)に対して大型化せず、これ
によって省スペース化を図ることができる効果が得られ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等において使用されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタとしては図4及び図5に示される構成のものが知られ ている。 このコネクタは、雄端子(図示略)が取り付けられる雌ハウジング1と、雌端 子(図示略)が取り付けられる雄ハウジング2とからなるものであり、前記雄ハ ウジング2が雌ハウジング1に挿入された場合に、雌ハウジング1の雄端子が、 雄ハウジング2の雌端子に連結されるようになっている。 また、前記雄ハウジング2の上部には、矢印(イ)ー(ロ)方向に変位可能な 弾性を有するレバー3が設けられ、また、前記雌ハウジング1の上部には、該雌 ハウジング1に雄ハウジング2を矢印(ハ)方向に挿入した場合に、前記レバー 3を係止する係止部材4が設けられている。
【0003】 前記雄ハウジング2側のレバー3は、該雄ハウジング2の挿入方向前方側と挿 入方向後方側とにそれぞれ上方に突出した凸部5,6を有するものであり、これ ら凸部5と凸部6との間は凹部7となっている。 また、前記雌ハウジング1側の係止部材4は、雄ハウジング2が挿入される雌 ハウジング1の開口部(図示略)の一部に形成され、かつ雄ハウジング2の挿入 時において前記レバー3が通過する経路に位置するものである。 そして、このように構成されたコネクタのロック機構では、雄ハウジング2を 雌ハウジング1に矢印(ハ)方向に挿入した場合に、挿入方向前方側に位置する レバー3の凸部5が、係止部材4に矢印(ロ)方向側から押圧され、これによっ て該レバー3が矢印(ロ)方向側に弾性変形して、該レバー3の凸部5が係止部 材4を通過することを許容する。 また、前記レバー3の凸部が係止部材4を通過した後には、該レバー3の凹部 7に係止部材4が配置され、これによって矢印(ロ)方向に弾性変形していたレ バー3が、矢印(イ)方向側に復帰するとともに、係止部材4が、凹部7の前後 にある両凸部5,6によって、雄ハウジング2の挿入方向(前方及び後方)に対 する移動を規制する。 すなわち、雄ハウジング2が、雌ハウジング1側の係止部材4によってその移 動が規制されることにより、雌ハウジング1内に挿入状態で固定されるようにな っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように構成されたコネクタでは、雌ハウジング1と雄ハウジ ング2との各上部位置に、これらハウジングを互いに固定するロック機構(符号 3〜7)が設けられていることから、高さ方向に対して大きくなり、また、この ようなロック機構によって1〜2極分の端子の設置スペースをさいてしまい、こ れによってコネクタ全体が大型化するという不具合が生じていた。
【0005】 この考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、高さ方向に対して大 型化せず、これによって省スペース化を図ることができるコネクタのロック機構 の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一方のケーブル端子が取り付けられる雌ハウジングと、前記ケーブ ル端子と対をなす他方のケーブル端子が取り付けられ、前記雌ハウジングに挿入 された場合に、前記他方のケーブル端子が前記一方のケーブル端子に連結される 雄ハウジングとを有するコネクタであって、 前記雄ハウジングが挿入される雌ハウジングの開口部の周縁部に、前記雄ハウ ジングが挿入される方向とは反対の方向に向けて延びる弾性部材を設けるととも に、該弾性部材の先端部に、前記雄ハウジングの挿入経路内に突出する係止片を 設け、 一方、前記雄ハウジングに、前記雌ハウジングに挿入した場合に、前記弾性部 材の係止片に係止される係止溝を設けるようにしている。
【0007】
【作用】
本考案によれば、雄ハウジングを雌ハウジングに挿入した場合に、雄ハウジン グの挿入経路内に突出する、弾性部材の先端の係止片が、該雄ハウジングが外方 に向けて変位する。 また、雌ハウジングへの雄ハウジングの挿入が完了した場合には、弾性変形さ れて雄ハウジングの挿入経路外に位置していた係止片が、雄ハウジングの係止溝 に係止されて、該雄ハウジングが雌ハウジング内に固定される。 また、前記弾性部材は雄ハウジングが挿入される方向とは反対の方向に向けて 延びるものであり、また、前記係止片は、雄ハウジングの挿入経路内に突出する 位置関係に設けられるものであるので、結果として、これらロック機構が高さ方 向(雄ハウジングの挿入方向に対して直交する方向)に対して大型化することが ない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。 まず、雄ハウジング10に固定される端子11(雄端子)について図2を参照 して説明する。 この雌端子11は、ワイヤバレル12及びインシュレーションバレル13を有 しかつこれらワイヤバレル12及びインシュレーションバレル13が加締められ ることにより、絶縁被覆14から導体15が口出しされてなるケーブル16の導 体部分及び絶縁被覆部分がそれぞれ固定されるものである。 また、この端子11は、雄ハウジング10内に形成された端子挿入部17内に 挿脱自在であり、端子11が端子挿入部17内に挿入された場合に、該端子11 の段部11Aが、端子挿入部17内に形成されたランス18に係止されるように なっている。 また、前記端子11の後方位置でありかつ前記ケーブル16の絶縁被覆部14 の外周面には、前記端子11を雄ハウジング10に挿入した場合において前記雄 ハウジング10の内面に接触する防水シール19が設けられている。 そして、以上の構成により、端子11が固定された雄ハウジング10を、雌ハ ウジング20の雄ハウジング挿入部21に挿入した場合には、該端子11の先端 に位置する電気接続部が、雌ハウジング20に同様に固定された端子30(雄端 子)に連結され、これによって、これら端子11,30が電気的に導通された状 態となるものである。
【0009】 次に、雄ハウジング10と、雌ハウジング20とを互いに結合させるロック機 構について説明する。 雌ハウジング20には、雄ハウジング10が矢印(ハ)方向から挿入される雄 ハウジング挿入部21が設けられ、更に、この雄ハウジング挿入部21の入口で ある、雌ハウジング20の開口部22の周縁部23には、図1に示すように、雄 ハウジング10が挿入される方向とは反対の方向(矢印(ニ)方向)に向けて延 びる、弾性を有する弾性部材24が設けられている。 この弾性部材24は、雄ハウジング10の挿入経路内に突出する係止片25を その先端部に有するものである。 一方、前記雄ハウジング10の後方側には、雄ハウジング10を雌ハウジング 20に挿入した場合に、前記係止片25に係止される係止溝26が設けられてお り、該係止溝26に前記係止片25が係止された状態において、雄ハウジング1 0が雌ハウジング20に固定されるようになっている。
【0010】 また、前記雌ハウジング20の雄ハウジング挿入部21内には、ハウジングシ ール27が設けられている。このハウジングシール27は、雄ハウジング10の 挿入方向前方に設けられるものであって、前記係止溝26に係止された係止片2 5ががたつくことを防止するものである。 なお、本実施例においては、図1に示すように弾性部材24を雌ハウジング2 0と一体に設けるようにしたが、これに限定されず別体とし、雌ハウジング20 に接着により固定しても良い。
【0011】 以上のように構成されたコネクタのロック機構の作用について工程の順に説明 する。 (1) 端子11の固定された雄ハウジング10を、同じく端子30の固定され た雌ハウジング20の雄ハウジング挿入部21に矢印(ハ)方向側から挿入する と、弾性部材24の係止片25が、雄ハウジング10の傾斜部(符号10Aで示 す)に乗り上げて、矢印(イ)方向側に変位する。 (2) そして更に、雄ハウジング10を雌ハウジング20内に矢印(ハ)方向 に向けて挿入すると図2に示す状態となる。すなわち、雄ハウジング10の前部 が、雌ハウジング20の雄ハウジング挿入部21前方に位置するハウジングシー ル27に接触した状態となる。なお、このとき、弾性部材24の先端の係止片2 5は、雄ハウジング10の突出部(符号10Bで示す)に支持された状態にあり 、該雄ハウジング10の係止溝26に係止されていない。 (3) そして、図2に示す状態で、前記雄ハウジング10を更に矢印(ハ)方 向に向けて押し込むと、ハウジングシール27が変形して、前記雄ハウジング1 0が微小量矢印(ハ)方向に移動する。これによって、弾性部材24の先端の係 止片25が、雄ハウジング10の突出部(符号10Bで示す)から外れ、図3に 示すように、該弾性部材24の係止片25が、雄ハウジング10の係止溝26に 係止されることになる。なお、この状態で、端子11と30とは互いに結合され た状態にある。
【0012】 (4) そして、この後、前記雄ハウジング10の矢印(ハ)方向への押し込み 操作を解除する(すなわち、作業者が指を離す)と、変形していたハウジングシ ール27が元の形状に戻ろうとする力により、前記雄ハウジング10が微小量矢 印(ニ)方向に押し戻され、これによって該雄ハウジング10の係止溝26に、 弾性部材24の係止片25が密着する。 すなわち、雄ハウジング10が、ハウジングシール27と係止片25とにより 両側から押さえられた状態となり、その結果、雄ハウジング10と雌ハウジング 20とががたつくことが防止されるものである。 なお、以上のように結合された雌ハウジング20から、雄ハウジング10を外 す場合には、図3に示す状態にある雄ハウジング10を矢印(ハ)方向に押し込 んで、ハウジングシール27を変形させるようにし、この状態で、図2に示すよ うに、弾性部材24の係止片25を矢印(イ)方向に押し上げ、該係止片25が 係止溝26に係合された状態を解除すると良い。そして、この状態で、雄ハウジ ング10を矢印(ニ)方向に引き抜けば、該雄ハウジング10を雌ハウジング2 0から外すことができる。
【0013】 以上詳細に説明したように、本実施例に示すコネクタのロック機構によれば、 雄ハウジング10が挿入される雌ハウジング20の開口部22の周縁部23に、 矢印(ニ)方向に延びる弾性部材24を設け、更にこの弾性部材24の先端に、 雄ハウジング10の挿入経路内に突出する位置関係にあって該雄ハウジング10 の係止溝26に係止される係止片25を設けたので、結果として、該ロック機構 が高さ方向(矢印(イ)ー(ロ)方向)に対して大型化せず、これによって省ス ペース化を図ることができる効果が得られる。 また、雄ハウジング挿入部21内に設けられたハウジングシール27によって 、雄ハウジング10を、ハウジングシール27と係止片25との間に密着状態で 固定することができ、これによって、該雄ハウジング10が、雌ハウジング20 に対してがたつくことが防止され、かつ結合された端子11と30とに不必要な 振動が加わることが防止され、その結果として、コネクタの寿命が延びる効果が 得られるものである。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、弾性部材が雄ハウジングが 挿入される方向とは反対の方向に向けて延びるように設けられ、また、前記係止 片が、雄ハウジングの挿入経路内に突出する位置関係に設けられるものであるの で、結果として、これらロック機構が高さ方向(雄ハウジングの挿入方向に対し て直交する方向)に対して大型化せず、これによって省スペース化を図ることが できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コネクタの外観図。
【図2】 雄ハウジングが雌ハウジングに挿入される途
中の工程を示す断面図。
【図3】 雄ハウジングの雌ハウジングへの挿入が完了
した状態を示す断面図。
【図4】 従来のコネクタを示し、雄ハウジングが雌ハ
ウジングに挿入される前の状態を示す断面図。
【図5】 従来のコネクタを示し、雄ハウジングが雌ハ
ウジングに挿入された状態を示す断面図。
【符号の説明】
10……雄ハウジング、11……端子、22……開口
部、23……周縁部、24……弾性部材、25……係止
片、26……係止溝、30……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のケーブル端子(30)が取り付け
    られる雌ハウジングと(20)、前記ケーブル端子と対
    をなす他方のケーブル端子(11)が取り付けられ、前
    記雌ハウジングに挿入された場合に、前記他方のケーブ
    ル端子が前記一方のケーブル端子に連結される雄ハウジ
    ング(10)とを有するコネクタであって、前記雄ハウ
    ジングが挿入される雌ハウジングの開口部周縁(23)
    には、前記雄ハウジングが挿入される方向とは反対の方
    向(ニ)に向けて延びる弾性部材(24)が設けられる
    とともに、該弾性部材の先端部には、前記雄ハウジング
    の挿入経路内に突出する係止片(25)が設けられ、一
    方、前記雄ハウジングには、前記雌ハウジングに挿入し
    た場合に、前記弾性部材の係止片に係止される係止溝
    (26)が設けられていることを特徴とするコネクタロ
    ック機構。
JP5705991U 1991-06-12 1991-06-12 コネクタロツク機構 Withdrawn JPH04136881U (ja)

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JP5705991U JPH04136881U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 コネクタロツク機構

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JPH04136881U true JPH04136881U (ja) 1992-12-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015062344A (ja) * 2015-01-07 2015-04-02 矢崎総業株式会社 端子台
US9343941B2 (en) 2010-03-05 2016-05-17 Yazaki Corporation Inverter terminal block installed in motor case

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US10523090B2 (en) 2010-03-05 2019-12-31 Yazaki Corporation Inverter terminal block installed in a motor case
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