JPH0413560A - カムシャフトのバルブ開閉カム研削加工方法 - Google Patents

カムシャフトのバルブ開閉カム研削加工方法

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JPH0413560A
JPH0413560A JP11786890A JP11786890A JPH0413560A JP H0413560 A JPH0413560 A JP H0413560A JP 11786890 A JP11786890 A JP 11786890A JP 11786890 A JP11786890 A JP 11786890A JP H0413560 A JPH0413560 A JP H0413560A
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JP
Japan
Prior art keywords
cam
grinding
group
rough material
grindstone
Prior art date
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Pending
Application number
JP11786890A
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English (en)
Inventor
Yukinori Ishioka
石岡 之典
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数個のバルブ開閉カムを互いに近接かつ並
設して成るカム群を備えたカムシャフトを形成するのに
好適なバルブ開閉カムの研削加工方法に関する。
[従来の技術] 昨今の4サイクルエンジンには、カムシャフトにカム形
状やカム頂点角度が互いに異なる複数個のバルブ開閉カ
ムを互いに近接かつ並設して成るカム群を設け、上記バ
ルブ開閉カムを選択的に使用することによってエンジン
出力の向上や燃費の低減を図ったものがある。
上記の如きカムシャフトを形成するには、周知のカムシ
ャフト研削盤によって、各バルブ開閉カムを一つずつ研
削加工している。
すなわち、第5図(a)、(b)に示すように、まず、
カムシャフトAに設けられた粗材部Bを砥石C1により
研削して左端のバルブ開閉カムB1を形成し、次いで第
5図(C)に示す如く砥石C2により中央のバルブ開閉
カムB2を形成し、こののち第5図(d)に示すように
砥石C3によって右端のバルブ開閉カムB3を形成して
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、各砥石CI、C2,C3により上記粗材部B
を研削する際、この粗材部8表面の凹凸等を考慮して、
上記各砥石C1,C2,−C3は、粗材部Bの表面から
適宜なりリアランスを取った研削送り開始位置(第5図
中o−o線)から研削速度でゆっくりと送られる。
このため、上述したカムシャフトの研削加工方法では、
上記送り開始位置からバルブ開閉カムを仕上げ形状とす
るまでの砥石の研削送りを、上記カム群におけるバルブ
開閉カムの個数だけ繰り返し行なわねばならず、一つの
カム群、延いてはカムシャフト全体を形成するのに多大
な加工時間を要していた。
特に、チルカムのように、粗材から仕上げ形状までの研
削代を多く必要とするものでは、上記加工時間が極めて
長くなる不都合があった。
本発明は上記実状に鑑みて、加工時間の短縮を可能とし
たカムシャフトのバルブ開閉カム研削加工方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] そこで本発明では、第1の工程で、カム群の形成される
粗材部の周面を、軸方向の全域に亘って最大カムの所定
のカム形状に加工し、こののち上記最大カム以外のカム
を所定のカム形状に加工することによって上記目的を達
成した。
[作用コ 上記加工方法によれば、第1の工程を経ることにより粗
材部の全体が−回り小さくなるので、上記第1の工程の
後の工程では砥石の研削送り開始位置を粗材部の中心に
近付けることができる。
[実施例コ 以下、一実施例を示す図面に基づいて本発明の詳細な説
明する。
第2図ないし第4図は、本発明に関わるバルブ開閉カム
の研削加工方法によって形成された4サイクルエンジン
のカムシャフト1を示している。
上記カムシャフト1は、第1のカム群1oと第2のカム
群20とを備えており、上記第1のカム群10は、互い
に近接して並設された右方カム11、中央カム12、お
よび左方カム13を有している。
上記各カム11,12.13は、第3.4図に示すよう
に、カム頂点角度を互いに異ならせて形成されており、
さらに第4図に明示するように上記中央カム12は、そ
のカム面が全周に亘って他の右方カム11および左方カ
ム13のカム面よりも径外域に位置するように形成され
ている。すなわち上記中央カム12は、カム群1oにお
ける最大カムを構成している。
一方、上記第2のカム群20も、互いに近接して並設さ
れた右方カム21、中央カム22、および左方カム23
を有しており、これら各カム21゜22.23は、カム
頂点角度を互いに異ならせて形成されているとともに、
中央カム22がカム群20における最大カムを構成して
いる。
なお、上記カムシャフト1には、上記第1および第2の
カム群とともに、これらカム群と同態様の第3および第
4のカム群(図示せず)が設けられており、これら第1
から第4のカム群は互いに90度の中心角をもって径外
方向に突出している。
以下に、上記カムシャフト1における第1のカム群10
の研削加工方法を説明する。なお、第2のカム群および
第3.第4のカム群は、1記第1のカム群10と全く同
様の加工方法によって形成されるので説明を省略する。
第1図(a)中に実線、第4図中に鎖線で示すように、
カム群1oが形成される以前のカムシャフト1には、上
記カム群1oの形成される部位に該カム群10を包含す
る大きさの粗材部100が′設けられている。
また、クランクシャフト研削盤は、第1図に示すように
、第1の砥石51、第2の砥石52、および第3の砥石
53を備えており、上記第1の砥石51は上記粗材部1
00の軸方向の全幅よりも幅広に形成されているととも
に、上記第2の砥石52および第3の砥石53は、それ
ぞれ右方カム11および左方カム13の幅に対応して形
成されている。
第1の工程では、上記第1の砥石51が第1図(a)中
の0−0線で示すアプローチポイント、すなわち砥石の
研削送り開始位置まで早送りされ、次いで第1図(b)
中に鎖線で示す上記研削送り開始位置から実線で示す研
削仕上げ位置まで緩やかに研削送りされる。
この結果、上記粗材部100は、第1図(b)に示す如
く、その全幅に亘って最大カムたる中央カム12の所定
のカム形状(カムプロフィール)に研削加工される。
上記第1の工程が終了したのちの次なる工程では、第2
の砥石52が第1図(c)中の鎖線で示す研削送り開始
位置から、実線で示す研削仕上げ位置まで緩やかに研削
送りされ、もって左方カム11が形成される。
ここで、第1図(b)に示す上記第1の工程を紅た粗材
部100は、第1図(a)に示した第1の工程以前の粗
材部100に比べて−回り小さくなっている。このため
、粗材部100の周面から所定の間隔をもって設定され
る第1図(c)中のo −0′線で示す研削送り開始位
置は、0−0線で示す第1の工程時における砥石の研削
送り開始位置よりも、粗材部100の中心に近付けて設
定されている。
この結果、研削仕上げ位置までの砥石52の送り量が短
くて済み、もって加工時間の短縮が達成される。また、
上記左方カム11を形成する際の研削代は、第1図(C
)にGlて示す如く極めて少ない。
上記左方カム11を形成したのち、第3の砥石53が第
1図(d)中の鎖線で示す研削送り開始位置から、実線
で示す研削仕上げ位置まで緩やかに研削送りされ、もっ
て右方カム13が形成される。
この工程においても、上記左方カム11を形成する際と
同様の理由により、第1図(d)に00′線で示した研
削送り開始位置から砥石53が研削送りされるため加工
時間が短くて済み、かつ研削代も第1図(d)にGrて
示す如く極めて少なくて済む。
上記右方カム13を形成したのち、左方カム11と中央
カム12との間および中央カム12と右方カム13との
間の溝を形成して、カム群10が完成する。
なお、左方カム11と右方カム13とは、どちらを先に
加工しても良く、また同時期に加工を行なうことも可能
である。
また、左方カムと右方カムとが互いに同一のカム形状お
よびカム頂点角度を有するとともに、そのカム面が全周
に亘って中央カムのカム面よりも径外域に位置するよう
構成されたカム群を研削加工する場合には、第1の工程
で上記左方カムと右方カムとを幅広の砥石で同時に研削
して仕上げたのち、中央カムを研削すればよい。
すなわち、この場合では、3つのカムから成るカム群を
2工程で加工することができ、更なる加工時間の短縮が
達成される。
さらに、本発明に関わる加工方法は、上述した実施例に
限定されるものではなく、様々な態様のカム群を研削加
工するのに有効に適用し得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述した如く、本発明に関わるカムシャフトのバ
ルブ開閉カム研削加工方法によれば、第1の工程で、カ
ム群の形成される粗材部の周面を軸方向の全域に亘って
最大カムの所定のカム形状に加工しているので、第1の
工程を経ることにより粗材部の全体が−回り小さくなり
、上記第1の工程の後に上記最大カム以外のカムを所定
のカム形状に加工する工程において、砥石の研削送り開
始位置を粗材部の中心に近付けることができる。
これにより、一つのカム群を研削加工する際の砥石の研
削送りに費やされる時間か短くて済み、この結果、カム
シャフトのバルブ開閉カムを形成する際の加工時間を従
来の加工方法に比べて大幅に短縮することか可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくd)は本発明に関わる加工方法を
工程順に示す概念図、 第2図および第3図は本発明に関わる加工方法によって
作成されるカムシャフトの部分側面図および端面図、 第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は従来の
加工方法を工程順に示す概念図。 1〜・・カムシャフト、 10・・・第1のカム群、 20・・・第2のカム群、 11.21・・・右方カム、 12.22・・・中央カム 13.23・・・左方カム、 100.100b・・・粗材部、 51・・・第1の砥石、 52・・・第2の砥石、 53・・・第3の砥石。 (最大カム) 第2図 第4図 (C) (b) (d) 手続補正書 6゜ 補正の内容 1゜ 2゜ 事件の表示 平成2年特許願第117868号 発明の名称 カムシャフトのバルブ開閉カム研削加工方法(1) 明
細書、第2頁第13行の「カムシャフト研削盤」を「カ
ム研削盤」と補正する。 (2) 同、第2頁第13行の「設けられている。」を
「設けられており、上記粗材部100の周面には、各カ
ム11.12.13を互いに区画し、かつ研削逃げとし
て作用する溝が形成されている。」と補正する。 4゜ 5゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数個のバルブ開閉カムを互いに近接かつ並設して成る
    カム群を備えたカムシャフトのバルブ開閉カム研削加工
    方法において、 上記カム群の形成される粗材の周面全域を、カム面が全
    周に亘って他のバルブ開閉カムのカム面よりも径外域に
    位置する最大カムの所定のカム形状に加工する第1の工
    程と、 上記第1の工程の後、上記最大カム以外のカムを所定の
    カム形状に加工する工程と、 を含むことを特徴とするカムシャフトのバルブ開閉カム
    研削加工方法。
JP11786890A 1990-05-08 1990-05-08 カムシャフトのバルブ開閉カム研削加工方法 Pending JPH0413560A (ja)

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