JPH03149139A - クランクシャフトの加工方法 - Google Patents

クランクシャフトの加工方法

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JPH03149139A
JPH03149139A JP28399789A JP28399789A JPH03149139A JP H03149139 A JPH03149139 A JP H03149139A JP 28399789 A JP28399789 A JP 28399789A JP 28399789 A JP28399789 A JP 28399789A JP H03149139 A JPH03149139 A JP H03149139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
crankshaft
journal
milling
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP28399789A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Sugano
知宏 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03149139A publication Critical patent/JPH03149139A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンのクランクシャフトにフィレットロ
ール加工する前に、クランクシャフトのジャーナル又は
ピン及びその隅部を加工する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、エンジンのクランクシャフトの疲労強度を向上さ
せるため、クランクシャフトにフィレットロール加工を
施している。これは、第6図及び第7図に示すように、
クランクシヤフトlのクランクジャーナル2とアーム4
との隅部5,5にホルダーlOに支持した小径のローラ
ー11を押し付け、隅部5,5に加工硬化を生じさせ、
疲労強度を向上させる方法である。この場合、隅肉部に
おける加工硬化は、フィレットローラー11の径及びそ
の押圧力と、ワークの径及び隅肉部の円弧の半径Rから
求められるヘルツ応力によって生ずるので、隅肉部の円
弧部は滑らかに成形しなければならない。
従来は、このフィレットロール加工前の隅肉部5.5に
、半径Rの円弧溝5a、5aを形成するのに旋盤により
旋削加工で行っている。クランクシャフトlのピン3の
隅部のフィレット加工の前加工についても同様である。
一方、クランクシャフトのジャーナル又はピンの研削仕
上前の外周加工は、加工時間を短縮するため、ミーリン
グ加工を実施している。
(発明が解決しようとする課題) 従来のクランクシャフトのフィレットロール加工前の加
工は、ミラーによるジャーナル及びピンの外周加工と、
旋盤による隅肉部の円弧溝加工の2工程が必要となって
いる。
したがって、2台の異なる機械を必要とし、それらの機
械へのワークの取付け、取外しが必要となり、作業能率
が非常に悪いのが現状である。
本発明は、従来の上記問題点を解決し、1台の加工機て
同じ工具を使用してフィレットロール加工の前加工が行
えるクランクシャフトの加工方法を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、隅部
に円弧状突起を有する多数のチップを取付けたミーリン
グカッターを回転させて低速回転させたクランクシャフ
トのジャーナル又はピンの外周をミーリング加工する工
程と、前記ミーリングカッターの回転を停止しクランク
シャフトを回転してそのジャーナル又はピンの隅部を旋
削加工する工程とからなるクランクシャフトの加工方法
である。
ミーリング加エニ程では、チップの先端がジャーナル又
はピンの外周面を切削するが、クランクシャフトの回転
が遅いので、ジャーナル又はピンの外周面は円筒となら
ず、多角形状にミーリグ加工され、次工程のミーリング
カッターの回転を停止した状態では、チップの隅部の円
弧状突起がバイトと同様にジャーナル又はピンの隅部に
円弧状溝を旋削し、この円弧状溝は滑らかに形成される
ので、直ちにフィレットロール加工を行うことができる
(実施例) 本発明の実施例を図面について説明する。
第1図はクランクシャフトのジャーナルを加工する本発
明の一実施例の正面図、第2図は加工状態を示す側面図
である。
鍛造等で成形したクランクシャフト粗材lをジャーナル
の中心軸の周りに回転できるように支持する。一方、回
転袖8に支持された円盤状のミーリングカッター本体6
の外周には、隅部が張出した多数の超硬材料製のチップ
7、〜7Hを所定の間隔で固定しである。各チップ7は
、第5図に示すように、角隅部が半径凡の円弧状の突起
に形成されている。
次に、ジャーナル2の外周面とその両側のアーム4.4
の隅肉部5.5を加工する場合について説明する。
クランクシャフト粗材lをジャーナル2の軸心な回転軸
として低速で回転させ、ミーリングカッターの軸8を高
速で回転させながら、ミーリングカッターをアーム4,
4間のジャーナル2の方向に送る。第2図に示すように
、チップ7の先端がジャーナル2の外周面を切削するが
、クランクシャフト粗材lの回転が遅いので、ジャーナ
ル2の外周面は円筒とならず、多角形状2aにミーリン
グ加工され、この状態てジャーナル2の外周面の加工を
終える。
次に、第3図に示すように、クランクシャフト粗材1を
高速回転させ、ミーリングカッターの軸8の回転を停止
した状態て、ミーリングカッターをアーム4,4間のジ
ャーナル2の方向に送る。
ミーリングカッターの図において下端に位置するチップ
7の先端隅の突起R部が、旋盤におけるバイトと同様に
ジャーナル2の隅肉部5.5を旋削し、第4図に示すよ
うに、隅部に滑らかな半径凡の円弧溝5aを溝入れ加工
する。
多角形2aにミーリグ加工されたジャーナル2は、後工
程の研削加工で円筒状に仕上げられる。
クランクシャフト1のピン3の隅部のフィレット加工の
前加工を行う場合には、クランクシャフト粗材lをピン
3の中心を回転軸として回転することで、前記ジャーナ
ルの場合と同様に、1台の加工機でミーリング加工と旋
削加工を行うことができる。
各チップ7には、対角線上の両隅に半径Rの突起を設け
ることて、ミーリングカッター本体6への取付けを換え
て両側を使用することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、フィレットロール加工の前加工を。
1台の加工機で同じ工具を使用してミーリング加工と旋
削加工を行うようにしたので、作業能率を大幅に向上す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はクランクシャフトのジャーナルを加工する本発
明の一実施例の正面図、第2図は加工状態を示す側面図
、第3図は隅部の旋削加工の正面図、第4図は旋削加工
後の拡大斜視図、第5図はチップの拡大図、tJ6図は
従来のフィレットロール加工の正面図、第7図はフィレ
ットロール加工状態を示す拡大図である。 l:クランクシャフト 2:ジャーナル3:ビン   
    4:アーム 5二隅肉部      5a二円弧溝 6:ミーリングカッター本体 アニチップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  隅部に円弧状突起を有する多数のチップを取付けたミ
    ーリングカッターを回転させて低速回転させたクランク
    シャフトのジャーナル又はピンの外周をミーリング加工
    する工程と、前記ミーリングカッターの回転を停止しク
    ランクシャフトを回転してそのジャーナル又はピンの隅
    部を旋削加工する工程とからなるクランクシャフトの加
    工方法。
JP28399789A 1989-10-31 1989-10-31 クランクシャフトの加工方法 Pending JPH03149139A (ja)

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