JPH04133828A - 車両の後部室内構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本願発明は、車両の後部室内構造に関するものである。

（従来の技術） 例えば特公昭６１−１７６９４号公報に示されＣいるよ
うに、車室内にフロントシートおよび可倒式１リアンー
ト・の前後２組のシートを備え、リアシー　トのシート
バック全体を前方側に完全に傾倒した時（・二、当該リ
アシー！・バック後方側で外見状−枚に折り畳まれてい
た３枚のバソケ・−ジブし・−トを展開させることによ
り当該傾剥されたりＴシートの上方をカバ・−口でリア
シート側を見えなくし１．４シー・夕車から２ンー・夕
車に変更するようにし、たちのは従来より存在する。

（発明が解決し、ようと４゛る課題） しかし、１．記従来のものは、リアシートのシートバッ
ク全体の傾倒が必要であり、又重合構造にあった３枚の
プレー　トを折り返し展開１．てリアシート上方をカバ
ーするようにし、たちのであるから、４シートと２シー
トの切換えに際し、展開がスムーズに行えない欠点があ
る（収納も同様）。また、展開後に各プレートの接続部
のヒンジが外部にＦ見１．てし２まい見映えが悪い問題
もある。

く課題を解決するための手段） 本願の請求項１および２記載の各発明は、共に上記の問
題を解決することを共通の目的としてなされたもので、
各々次のように構成されている。

（１）請求項１記載の発明の構成 該請求項１記載の発明は、フロントシートの後方にリア
シートか配設されてなる車両において、上記リアシート
側シートハックの一部を上記フロント／−ト側／−トハ
・７り後部まで延設可能に構成し、必要に応じて上記リ
アシート上部を遮蔽するようにしたことを特徴とするも
のである。

（２）請求項２記載の発明の構成 該請求項２記載の発明は、上記請求項１記載の発明の構
成を基本構成とし、同構成において上記リアシート側シ
ートハックの一部は当該シートバックの上部とリアパッ
ケージトリムとが一体となってフロント／−上方向にス
ライドすることにより延設されるようになっていること
を特徴とするものである。

（作　用） （１）請求項１記載の発明の作用 請求項１記載の発明では、リアシート側ンートバック自
体の一部か、そのままフロントシート側／−ドパツクの
後部まで水平方向に延設されてリアシート上部が遮蔽さ
れる。

したがって、従来のようにリアシートのシートハ、り全
体を傾倒し３枚の折畳まれた別部材を段状に展開させる
ような場合と異なり、構造が簡単で作動も特にスムーズ
なものとなる。

（２）請求項２記載の発明の作用 請求項２記載の発明の構成では、上記請求項１記載の発
明の構成に加え、上述のようにフロントシート方向に水
平移動されるシートハックの一部がリアμ・ノケージト
リムと一体になって延設される。

したがって、上記請求項１記載の発明の作用に加えて遮
蔽状態におけるＩＪリアート上部の外部形態は、そのま
まリアパッケージトリム状態となる作用か生じる。

（発明の効果） 従って、本願請求項１記載の発明の車両の後部室内構造
によると、リアシートの一部を前方にスライドさせるだ
けの極めて簡単な操作て４シータ車と２ンータ車の任意
のシート構造の切り替えができるようになり、極めて便
利となる。

さらに、同請求項２記載の発明によると、上記請求項１
記載の発明の効果に加え、特に遮蔽部材をリアパッケー
ジトリムによって構成し、リアシートの上半部と一体に
スライドさせる構成としているから、切り替え操作時の
見映えが特に良くなる。

（実施例） 先ず第１図〜第５図は、本願発明の第１実施例に係る車
両の後部室内構造を示している。

先ず第１図において、符号１は所定のボデー型式の車両
３におけるフロントシート、また２は同リアシートであ
る。該フロントシートｌとリアシート２は上記車両３の
車室４内において車体前後方向に所定の距離を置いて並
列状態で設置され、上記フロントシート１側は車幅方向
に運転席と助手席との２つに分割されたセパレートシー
トスタイルに、また一方リアシート２側は車幅方向両端
に連続状態で一体に延びるベンチシートスタイル１４々
形成されている。

フロントシート１は、ヒップ側シートクツションｌａと
、該／−トクノ／ｇン１ａに対し例えばラチェット一体
型のヒンン機構を介して前後に傾倒可能に連結された背
中側シートバックｌｂと、該シートハック１ｂの上端部
に設けられたフロントシートへ７ドレスト１ｃとから構
成されている。

また、リアシート２は、ヒップ側シートクツション２ａ
と、該シートクツシコン２ａの後端部から上方に連続す
る背中側シートバック２ｂと、該シートバック２ｂの上
部に分割状暢で設置され後述する両側ガイド機構によっ
て図示仮想線の状態から実線で示すように前方側フロン
トシー−ト１側矢印方回に水平移動できるように支持さ
れたリアへ。

ドレスト２ｃとから構成されている。

上記リアヘッドレスト２ｃは、例えば第２図に示すよう
に、その両端がリアシートバック２ｂの幅よりも？）’
ｒ定輸入きく形成され、その左右両端部８　ａ、　８　
ｈがトシ己り！′・＞＝−トノ＼ツク２　ｉｉの上端部
よりも各Ｊ７　ｊｉｆ１定長さ突出する、Ｊ、−゛）に
な・、ている１、そし、−ζ、該両端部８　ａ、　８　
ｉ）が例λば第４図１４′示すよ）（、−り下・・・、
ド１５スト支持ブラリ・／　Ｆ　２５によつζ支持され
°ごいる（（１し１、右側は同一構造につき図示省略）
、、なお、符号７　ａ、　７　ｂは当詠リア・＼ノドレ
スト２ｃのへ、・ｌ・“レスト部ｒあり、部分的１．二
高さが高くな一１″こいる。

ｈ１上記第４図におい℃、符号２　ｃ）はＬ記すアシー
ト・２側部の重体側ホゾ・−の７コンタ〜壁であり、ア
ウタバ′ネル２１とイニ／ナバネル２コシどの閉断面構
造により構成さ４］でおり、そのｌ二部には・″ノ、ザ
ストリップ１３を介しＣリアウｆンドガラスＲＷＧか設
けられている６、 また、符号２３は、イン犬トリムであり、ｌ　ｇ己すア
ウィンド！７′ラスＲＷ　（１：、基端部より−Ｉ−記
リアリア、ノドレスト支持ブラケット２５のガイド溝２
３ｂ％形Ｉ戊したＬで史゛に下方側に垂直に折り曲げら
れ、その途中に段部状のアームレスト部２３　ａを形成
ｔ、でいる。１．記ガイド溝２３１）には、ラバー・製
のメツバー２４か設′ｉジられている。７、．１１１１
ｇ　ＭＬ：すｊ”　”　ノｌ”　１．ｚ　スｌ□支ｊＪ
ブうゲｙ　ｈ　２５　ｉ！、［、記）１．ンター壁２０
側インナバイ、／１．、＝　７２とインク″トリノ・２
３との間の閉空間内１．−位ｉｆ　ｌ−１１−記・イン
ナパネル２２側に間［１部を十）Ｊ側Ｎ（−、、、、１
，−（取イ・１１１′らｔｉた断面Ｕ状のカイトＬ５−
ル２６内に遊合さｔ１ブ“、前後−・対の〕ｙ“イドー
ブ〜う２７．２７ｔ：前軸シ１８を介し、て支持・きれ
でおり、２該ツノイドロー　ラ：２“ｔ７７の回転によ
り１丸体前後方向に自由（、゛−移動り得るようになっ
ている３゜ 従−）て、ぞれに応１：で上記リアパ・ノドＬ・スト支
持ブラケット２５を介ｌ１．て支持されたリアパ・ノド
し・スト２．　Ｃが牛体前後ｔｉ向ζご自由に移動［７
得るよう番、″なる。

とζ、ろ”で、トルシリアヘッド）／スト２Ｃの附後に
は第２．図、第３図のように補強リム６　ａ、　６　ｂ
を形成Ｉ８．たりアバノケー　ジトリムロが設けられて
いるか、該１ビア“バβ−・ジ［・リム６と１−記リア
ー・２１・し・スｈ２ｃ背部との間には第３図に詳細６
１．小されるようにシ・−トカバーケース１２が配設さ
れている。そして該シートカバーケー・ス１２内には巻
軸１１を中心としてシートカバー１０か１７−ル状に下
ｌ＃ｊ側からＵ＝　’、ｔｉ側に巻成され六゛状ｅＡ−
７．３収納されている。ｒ記巻軸１１は図示し、ないス
ブリンクで常に巻き込み方向に付勢されτいる１、　１
）、−１、記シートカバーケ゛−ス１２は、前面側下部
か開ＩＩＩ　Ｌ−ζいて、該開１］部から」−記４ｙ　
−１□カバー１０の先端が引き出され、上記・＼ラドレ
スト２ｅの底面に接合されている。

つまり、以上の如く巻軸１１に巻かれｌＪンシーカバー
１０の外端が、上記リアー・２ドレスト２Ｃの下端に接
合固定されていることから、Ｉ−述のようにリア・・・
ノドレスト２ｃが上述の左右カイト機構を介して前方側
フロントシー４１方向にスライド移動されると、結局第
５図に示４″ように１−記・、／−トカバー１０が水モ
方向に引き出され、完全にリアシート２部分を遮蔽し２
てＬ７まう状態となる。

この結果、該状態で」二部ガイド機構をｖ１ツクするど
当該車両３は４ジータ車から２シータΦに変身すること
になる。

他方、１．、記ガイド機構の口、りを解除すると、１−
記どは逆の操作下再び忙の第２図の状態にリー、Ｆンー
　１・２のシー　トバソク２１１４回動さぜることなく
極め゛Ｃ簡単に戻す、”、とかできる、１次に第６図〜
第９図は、本願発明の第２実施例（ご係る車両の後部室
内構造を示している。

本実施例のりγヘッドレスト２ｃの構造では、−Ｆ。述
の第１実施例の場合、！：異なり、リア”−・・ノドレ
スト２ｃの左右−＼ノドレスト部７ａ、７ｂ後部にオー
ディオ用の左右リアスピーカＳ　Ｐ（Ｌ）、Ｓ　Ｐ（Ｒ
）を一体化し、上述のようなりノ′−・、ノドレスト２
ｃの前方移動に対応１．てリアスピーカＳ　Ｐ（Ｌ）、
Ｓ　ｒ’（Ｒ）をも（Ｊ１＠−こ前方に移動できるよう
に［、て音場条件を良好にし音像定位性能を向上させる
（反射姦低減）とともに、り了スビ・−力Ｓ　Ｐ　（Ｌ
）、　Ｓ　Ｐ　（Ｒ）下部のりアシ／−ト部空間を低音
増強等の音響１１間と（４，て有効に活用するようにし
、たちのである５、４−のために、例えば第で）図に′
示されているようｌＪ′、クツション材３０を内装し、
”Ｃ形成され１−＋ン−トフレーム３１．３２に固定し
て取付けられたリアヘッドレスト２Ｃのへ、ドレスト部
７ａ、７ｂの背後に同じくシートフレーム３１．３２を
利用して上下にスピーカ取付ブラケ・ノド３３，３５を
固定し、該スピーカ取付ブラケット３３．３５によって
オーディオ用リアスピーカＳＰを取付け、スピーカグリ
ル３４でカバーして第６図のような一体形態のものに構
成している。符号３３ａは、取付ブラケット３３のスピ
ーカ取付孔である。そして、このようにしてスピーカ一
体構造とされたリアへ・ノドレスト２Ｃを第１実施例の
場合と同様にリアヘッドレスト支持ブラケット２５によ
り支持し、ガイドローラ２７．２７を介してガイドレー
ル２６上を移動し得るようにしている。従って、該構成
の場合にも上記第１実施例の場合と全く同様にリアスピ
ーカＳＰを一体にした形でリアへ７ドレスト２ｃをフロ
ントシート１後部まで任意に移動することができ、その
状態でシートカバー１０によりリアシート２上を完全に
カバーして４シータ車から２シータ車に変身させること
ができる。

しかも、該実施例の場合には、リアスピーカＳＰまでか
フロントシート１のヘッドレストｌｃの直後に位置する
ので、より２シータ車のイメージが高くなると同時にフ
ロント席のリスナーに対してリアスピーカＳＰからの直
接音が届き易くなり、相対的に反射音の影響が低減され
る。また、４スピーカシステムの場合、前後スピーカか
らのりスニングポイントまでの距離が等しくなるので、
音場条件が向上し、音像定位性能も良くなる。

さらに、カバーされたリアシート２上の空間を低音増強
用等の音響空間として活用することも可能となる。

なお、このような構造の下においては、上記リアスピー
カＳＰへのワイヤーノ＼−ネス４０のフレキ／プルな配
線が必要となるが、これは例えば第８図、第９図に示す
ように上記インナトリム２３のガイド溝２３ｂを利用し
て下方に余裕をもった状態で垂設するようにすれば、そ
れで十分である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本願発明の第１実施例に係る車両の後部室内
構造の全体的なレイアウト図、第２図は、同構造のりア
ン−８部の斜視図、第３図は、同すアンート部のヘッド
レスト後部の断面図、第４図は、同構造のへノドレスト
ガイド機構部の断面図、第５図は、同構造のリアヘッド
レスト前方移動時のリアシート部斜視図、第６図は、本
願発明の第２実施例に係る車両の後部室内構造のリアシ
ート部の斜視図、第７図は、同構造のリアヘッドレスト
ガイド機構部の断面図、第８図は、同構造のガイド溝部
の平面図、第９図は、同構造のリアヘッドレスト部の断
面図である。 １・・・・・フロントシート １ｃ　φ俸・・フロントシートヘッドレスト２・・・・
・リアシート ２ａ・・・・リアシートクツジョン ２ｂ・・・・リアノードパ、り ２ｃ　・・・・リアシートヘッドレスト３・・・・・車
両 ４・・・・・車室 ６１　・　１ １０　・　・　・　・ １２　・　・　・　・ ２０　・　・　・　・ ２１　・　・　・　・ ２２　・　・　・　・ ２３　・　・　・　・ ２３ｂ　　・　・　・ ２５　・　・　・　・ ２６　・　・　・　・ ２７　・　・　・　・ ＳＰ　　・　・　・　・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、フロントシートの後方にリアシートが配設されてな
   る車両において、上記リアシート側シートバックの一部
   を上記フロントシート側シートバック後部まで延設可能
   に構成し、必要に応じて上記リアシート上部を遮蔽する
   ようにしたことを特徴とする車両の後部室内構造。 ２、上記リアシート側シートバックの一部は当該シート
   バックの上部とパッケージとが一体となってフロントシ
   ート方向にスライドすることにより延設されるようにな
   っていることを特徴とする請求項１記載の車両の後部室
   内構造。