JPH04131759U - 偏形透光体の異物検査装置 - Google Patents

偏形透光体の異物検査装置

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JPH04131759U
JPH04131759U JP3861991U JP3861991U JPH04131759U JP H04131759 U JPH04131759 U JP H04131759U JP 3861991 U JP3861991 U JP 3861991U JP 3861991 U JP3861991 U JP 3861991U JP H04131759 U JPH04131759 U JP H04131759U
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JP
Japan
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foreign matter
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pallet
transparent body
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Application number
JP3861991U
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English (en)
Inventor
弘一 増田
周次 大仲
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】不透明な材料のパレット2は,不定形かつ透光
性の偏形透光体1を搭載し,そのエッジ13をマスクす
るエッジマスク部21を周辺に配設した切欠22を有す
る。光源3はパレットに搭載した偏形透光体1を下方か
ら照射し,エッジ13をマスクした状態でカメラ41に
よってパレット2ならびに偏形透光体1の重合画像を撮
像し,画像処理装置4によって異物12の存在を判定す
る。 【効果】エッジ13による影,照射状態の不定による誤
認識を排除できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は偏形透光体の異物検査装置に関し,特に透明もしくは半透明な不定形 の偏形透光体に含まれている異物の有無を検査する偏形透光体の異物検査装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
透明もしくは半透明な不定形の偏形透光体としては,たとえば半透明な扇風機 ファンなどがある。
【0003】 このような偏形透光体に含まれる気泡などの異物を検査する方法として光学的 な方法がある。この方法では,検査物体に光を当てて撮像カメラによる画像をと り,この画像データを分析することによって異物の有無判定が行なわれていた。
【0004】 このような光学的処理の場合,検査物体の輪郭を示すエッジの影も画像データ として出力することが多く,これが異物有無判定に誤りをもたらす原因となるた め,エッジは非検査エリアとして投光に対して遮蔽するマスク処理が行なわれて いる。
【0005】 従来,非検査エリアのマスク処理は,検査物体の画像を取得する画像処理装置 にマスク用のメモリを備え,マスク領域を記憶しておいて,非検査エリアに含ま れる不透明部分は電気回路的に排除するようにしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のマスク領域処理方法では,画像処理装置の電気回路にマスク用 のメモリが必要となり回路も複雑化するという欠点がある。また,撮像カメラと 検査物体の位置関係がずれてしまうと正しいマスク効果が得られないという欠点 がある。
【0007】 本考案の目的は上述した欠点を除去し,簡素な構成で,かつ撮像カメラと検査 物体の相対位置関係のずれの影響を大幅に抑圧しうる偏形透光体の異物検査装置 を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の装置は,外形が不定形状で透光性のある透明もしくは半透明の偏形透 光体に含まれる異物の有無を検査する偏形透光体の異物検査装置であって,前記 偏形透光体のエッジならびに所定の範囲のエッジ外囲を光学的に不透明状態にマ スクして搭載するパレットと,前記パレットに搭載した前記偏形透光体を下方か ら照射する光源と,前記光源による照射光景を撮像して前記偏形透光体の異物の 有無を判定する画像処理装置とを備えて構成される。
【0009】 また本考案の装置は,前記パレットに,前記偏形透光体を平面的に嵌入して保 持する段付き構造の不透明なエッジマスク部ならびに前記エッジマスク部を境界 とする切欠を配設した構成を有する。
【0010】
【実施例】
次に,本考案について図面を参照して説明する。
【0011】 図1は,本考案の一実施例の偏形透光体の異物検査装置の構成図である。
【0012】 図1に示す実施例は,検査物体としての不定形外形を有する半透明な偏形透光 体1,偏形透光体1を安定に搭載する不透明なエッジマスク部21と,エッジマ スク部21を境界とする切欠22を配設した,搬送機能(図示せず)で保持され たパレット2,パレット2に下方から光を照射する光源3,光源3で照射された 偏形透光体1搭載のパレット2を撮像するカメラ4を含む画像の連結性解析可能 な画像処理装置41とを備えて成る。
【0013】 次に,本実施例の動作について説明する。
【0014】 パレット2は,異物11,キズ12を含むエッジ13の外形をもつ偏形透光体 1を水平に搭載する不透明なエッジマスク部21が配設され,さらに,このエッ ジマスク部21に搭載してエッジをマスクした偏形透光体1に光源3から照射光 を直射しうる切欠22を有する。
【0015】 図2は,図1のエッジマスク部21に対する偏形透光体の搭載状態を示す断面 図である。
【0016】 パレット2は,偏形透光体1を搭載してカメラ41と光源3の対向する位置に 移動し,光源3の照射を受けた光景をカメラ41で撮像される。
【0017】 カメラ41で撮像されたデータは画像処理装置で処理され,図3(a),(b )に示すような偏形透光体像10を出力する。図3(a)は,斜線で表現した不 透明なパレット2の影103と,エッジ13の影を排除した偏形透光体像101 を有し,さらに偏形透光体像10の中に異物11の影102を表示している。
【0018】 図3(a)における異物11の影102は画像処理装置4によって抽出される 。
【0019】 カメラ41で撮像した画像データを,画像処理装置4で画像データ間の連結性 に着目した連結性解析を行なうと,図3(b)の如く表示される。偏形透光体1 に異物11が含まれているときは,図3(b)のように画像データ間の連結性が 証明されたもの以外の非連結性のデータはキズを含み異物に対応するものと判定 されて図3(a)に示す如く表示される。つまり,エッジを含むマスク領域と偏 形透光体の形状によって得られるあらかじめ既知の連結性データ以外はキズ12 による形状の乱れとしてのキズ12の影104を含み異物として判定表示し,こ れによって異物混入の有無が容易に検査できる。
【0020】 図3(a),(b)と対比して示すのが図4である。
【0021】 図4は,パレット2を用いないで撮像した画像であり,この場合には,異物1 1の影105と,エッジ13の影106と,キズ12の影107が表示されるが ,エッジ13の影106とキズ12の影107は撮像状態に対応して変動するた め一定ではなく,従って場所データの確認等さらに調査が必要となる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は,検査物体にエッジ撮像を抑圧する不透明物体の パレットを重合して撮像することにより,画面の中に検査物体が入る限り,検査 物体の位置変動に対しても異物の誤検知を行なわずにすみ,かつ不定形マスク機 能をもたなくてすむ画像処理装置が利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の偏形透光体の異物検査装置
の構成図である。
【図2】図1の偏形透光体1をパレット2に搭載した状
態の部分断面図である。
【図3】図1の実施例における異物の含む画像例を示す
(a),および異物を含まない画像例を示す(b)であ
る。
【図4】従来の偏形透光体の画像例を示す図である。
【符号の説明】
1 偏形透光体 2 パレット 3 光源 4 画像処理装置 11 異物 12 キズ 13 エッジ 21 エッジマスク部 22 切欠 101 偏形透光体像 102 異物11の影 103 パレット2の影 104 キズ12の影 105 異物11の影 106 エッジ13の影 107 キズ12の影

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が不定形状で透光性のある透明もし
    くは半透明の偏形透光体に含まれる異物の有無を検査す
    る偏形透光体の異物検査装置であって,前記偏形透光体
    のエッジならびに所定の範囲のエッジ外囲を光学的に不
    透明状態にマスクして搭載するパレットと,前記パレッ
    トに搭載した前記偏形透光体を下方から照射する光源
    と,前記光源による照射光景を撮像して前記偏形透光体
    の異物の有無を判定する画像処理装置とを備えて成るこ
    とを特徴とする偏形透光体の異物検査装置。
  2. 【請求項2】 前記パレットに,前記偏形透光体を平面
    的に嵌入して保持する段付き構造の不透明なエッジマス
    ク部ならびに前記エッジマスク部を境界とする切欠を配
    設したことを特徴とする請求項1記載の偏形透光体の異
    物検査装置。
JP3861991U 1991-05-29 1991-05-29 偏形透光体の異物検査装置 Pending JPH04131759U (ja)

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ID=31920078

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262249B2 (ja) * 1982-04-30 1987-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6345543A (ja) * 1986-06-14 1988-02-26 バッテレ−インスティチュ−ト・エ−・ファウ 透明材料要素の表面の不整及び吸蔵の試験装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262249B2 (ja) * 1982-04-30 1987-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6345543A (ja) * 1986-06-14 1988-02-26 バッテレ−インスティチュ−ト・エ−・ファウ 透明材料要素の表面の不整及び吸蔵の試験装置

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971111