JPH04130575U - 駐車ブレーキの操作装置 - Google Patents

駐車ブレーキの操作装置

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JPH04130575U
JPH04130575U JP4595391U JP4595391U JPH04130575U JP H04130575 U JPH04130575 U JP H04130575U JP 4595391 U JP4595391 U JP 4595391U JP 4595391 U JP4595391 U JP 4595391U JP H04130575 U JPH04130575 U JP H04130575U
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秀介 根本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速操作機構の摺動及び回転変位される操作
軸を利用して駐車ブレーキの操作を可能とし、併せて不
測のブレーキ作動を単純な構造で回避する。 【構成】 回動変位により駐車ブレーキ16を作動させ
るブレーキ作動金物17を上記操作軸12上に設け、変
速機構を中立とする位置で操作軸により同金物を回動さ
せることとした。ブレーキ作動金物と固定支枠19間に
不測のブレーキ作動を阻止するデテント手段18を配設
し、操作軸に固定支持させたピン部材21により、ブレ
ーキ作動金物のデテント手段による拘束の解除と操作軸
に対する回転不能な結合とを同時に得る構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は作業車両において、駐車時に車両を走行不能にロックしておくため の駐車ブレーキを作動させる操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
作業車両の駐車ブレーキは一般に変速レバーとは別のブレーキレバーによって 作動せしめられることとされているのに対し、変速レバーによって駐車ブレーキ を作動させることとした技術が米国特許No.4,713,983に開示されている。
【0003】 本公知例は駐車ブレーキそのものも変速シフト機構を利用して構成しており、 変速軸上に一連の変速歯車を遊嵌設置し変速軸外周面の長溝内を摺動させるシフ トキーにより変速歯車の1個宛を選択的に変速軸に対し結合するキーシフト式変 速装置を備えた作業車両において、シフトキー先端の歯車結合用のクラッチ突起 が突入可能な溝穴を、変速軸を挿通するミッションケース壁に形成し、駐車時に は変速レバーによりシフトキーを上記したクラッチ突起が溝穴へと突入する位置 まで摺動させて、シフトキーを介し変速軸をミッションケースに対し回転不能に ロックして車両の不測発進を防止することとしている。
【0004】 上述の米国特許に開示の駐車ブレーキとその操作機構は、ほぼ全て変速シフト 機構を利用して構成されていることから極めて簡単な構造のものであり、また車 両の走行中にシフトキーが不測に移動して車両を急停止させる危険性は、変速操 作機構中に設けられたデテント手段によって確実に排除されることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし本公知例のように肉厚が小さい板片から成るシフトキーにより車両の走 行不能なロックを得る構造によると、坂道等での駐車時にシフトキー先端のクラ ッチ突起に加わる力、及び変速軸の若干の回転変位を伴ないつつクラッチ突起が 固定ミッションケース壁の溝穴に突入するときの衝撃によってシフトキー、特に そのクラッチ突起部に変形を生じ事後の変速シフトが円滑に行なわれなくなる事 態が、短期間のうちに生じうると認められる。
【0006】 また本公知技術はキーシフト式変速装置を備える作業車両においてのみ適用で き、ギヤシフト或は可動クラッチ部材により変速を行なう一般の作業車両には適 用できない。
【0007】 そこでこの考案は、例えば実開昭54−95676号公報等から周知であるよ うに変速レバーによって選択的に摺動及び回転変位させる操作軸を設け、この操 作軸に取付けたシフトピンを操作軸の摺動変位により変速用のシフトフォークに 対し係合させた上で、操作軸を回転変位させて変速シフトを得るように構成され た変速操作機構を設けてある作業車両において、変速レバーにより駐車ブレーキ を、車両の走行中に駐車ブレーキが不測に作動する危険を単純な構造で回避する こととしつつ変速操作機構と操作軸を共用した形で作動させうることとする、駐 車ブレーキの新規な操作装置を提供しようとするものである。
【0008】 またこの考案は上述の目的を達成するための構造を利用して、駐車ブレーキを 作動状態にロックして車両の不測発進を確実に防止することとしてある、駐車ブ レーキの操作装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのためにこの考案は添付図に例示するように、変速レバー11によって選択 的に摺動及び回転変位させる操作軸12を設け、この操作軸12に取付けたシフ トピン13を操作軸11の摺動変位により変速用のシフトフォーク14,15に 対し選択的に係合させた上で、操作軸12の回転変位により上記シフトピン13 を介しシフトフォーク14,15の摺動変位を得るように構成された変速操作機 構を設けてある作業車両において、次のような手段を講じた。 すなわち前記操作軸12の軸線まわりでの回動変位により駐車ブレーキ16を 作動させるブレーキ作動金物17を該操作軸12上に、このブレーキ作動金物1 7に対し操作軸12が相対的に摺動及び回転変位可能であるように設け、該ブレ ーキ作動金物17を駐車ブレーキ16の非制動位置で回転変位不能に拘束するデ テント手段18を、固定支枠19とブレーキ作動金物17間に配して設ける一方 、前記操作軸12の摺動変位操作により前記シフトピン13が前記シフトフォー ク14,15から外された状態でブレーキ作動金物17に設けた穴20に突入し 上記デテント手段18によるブレーキ作動金物17の拘束を解除すると共に該ブ レーキ作動金物17を操作軸12に対し相対回転変位不能に結合するピン部材2 1を、操作軸12に固定支持させて設けるのである。
【0010】 またこの考案は、前記ブレーキ作動金物17の駐車ブレーキ制動位置において 前記シフトピン13を前記シフトフォーク14,15から外す方向への前記操作 軸12の摺動変位により前記ピン部材21を突入させうるロック孔22を、前記 固定支枠19に設けることも提案するものである(請求項2)。
【0011】
【作用】
図1,5がブレーキ作動金物17の駐車ブレーキ非制動位置を示しており、こ の状態ではデテント手段18によってブレーキ作動金物17が回転変位不能に拘 束され、これによって駐車ブレーキ16が非作動状態に維持される。操作軸12 上のシフトピン13は変速レバー11による操作軸12の摺動変位操作によって 図1に示すように一方のシフトフォーク14に、或はそれより操作軸12を図1 ,5の矢印A反対方向に若干変位させて他方のシフトフォーク15に、係合せし められ、同様に変速レバー11による操作軸12の回転変位操作によって対応す るシフトフォーク14或は15を摺動変位させる。
【0012】 図1,5に示す状態から変速レバー11により操作軸12を矢印A方向に摺動 変位させるとシフトピン13が何れのシフトフォーク14,15からも外される が、そのときピン部材21は図6に示すように、ブレーキ作動金物17の穴20 に突入しデテント手段18によるブレーキ作動金物17の拘束を解除すると共に 同金物17を操作軸12に対し相対回転変位不能に結合する。したがって変速レ バー11によって操作軸12を回動させ、同軸12の軸線まわりでのブレーキ作 動金物17の回動変位を得て図1に示す駐車ブレーキ16を作動させることがで きる。
【0013】 図7が、図6の状態からブレーキ作動金物17を回動変位させて得た同金物1 7の駐車ブレーキ制動位置を示しており、同回動変位後にシフトピン13をシフ トフォーク14,15から外す方向である矢印A方向に操作軸12をさらに摺動 変位させると、図7に示すようにピン部材21が固定支枠19のロック孔22に 対し突入する。したがってブレーキ作動金物17はピン部材21を介して固定支 枠19に回動不能にロックされ、これによって図1に示す駐車ブレーキ16がそ の作動状態にロックされる。
【0014】
【実施例】
図2は本案実施例を装備するトラクタのミッションケース25内の変速機構を 示しており、ミッションケース25内の前半部には主変速装置26を、後半部に は副変速装置27を、それぞれ配設してある。主変速装置26は前後方向に沿わ せた上下の中空駆動軸28と変速軸29間に配設され、また副変速装置27は中 空駆動軸28延長線上の中空伝動軸30と変速軸29延長線上のプロペラ軸31 間に配設されている。中空伝動軸30は歯車32,33によって変速軸29に減 速連動連結され、プロペラ軸31はミッションケース25に後続させたリヤハウ ジング34内へ突入させて図外の左右の後輪を駆動するものとされている。中空 の駆動軸28及び伝動軸30を貫通させてPTO系の伝動軸35が設けられ、こ の伝動軸35はトラクタ機体から後方へ延出させてある図外のリヤPTO軸を駆 動するために用いられている。
【0015】 前記変速レバー11は上記した副変速装置27をシフト操作するために設けら れており、同変速装置27は変速レバー11によって摺動変位操作されるシフト 歯車37とクラッチ金物38をプロペラ軸31上において備えている。このうち シフト歯車37は伝動軸30に一体形成した小歯車39と、この小歯車39によ り図外の減速歯車機構を介し減速駆動される小歯車40とに対し噛合せうるもの とされ、歯車37,40の噛合せによっては1速の回転数、歯車37,39の噛 合せによっては2速の回転数が、それぞれプロペラ軸31に得られることとされ ている。伝動軸30上に固定設置した歯車41に対し噛合せてある歯車42をプ ロペラ軸31上に遊嵌設置してあり、クラッチ金物38は該歯車42をプロペラ 軸31に対し結合する位置とプロペラ軸31を変速軸29に対し直結する位置と に選択的に変位させうるものとされている。歯車42をプロペラ軸31に結合す ると3速の回転数が、そして軸29,31間の直結によっては4速の回転数が、 それぞれプロペラ軸31に得られる。
【0016】 図1,2に示すように前記操作軸12は、ミッションケース25頂壁の開口を 覆う蓋44とこの蓋44の一側外面上に装着した筒状の前記固定支枠19とに支 持させて、摺動及び回転変位可能に設けられている。なお図示の操作軸12は、 カップリング45によって互に連結された2軸から成る。前記シフトフォーク1 4,15は前後方向に沿わせた摺動可能なフォークシヤフト46,47上に固定 設置され、下端部でシフト歯車37及びクラッチ金物38に対しそれぞれ係合さ せてある。シフトピン13はそのボス部で操作軸12に固定され、操作軸12の 摺動変位により下端部をシフトフォーク14,15上面の溝穴内に臨ませられて 該各フォークに対し係合する。操作軸12の外端部には変速作動金物48を嵌着 してあり、固定支枠19から一体的に張出した支持アーム19aにボール49を 介して回動自在に支持させてある変速レバー11は、その下端の球部で変速作動 金物48に対し係合させてある。
【0017】 図示の駐車ブレーキ16は前記シフト歯車37を図2に示す中立位置で回転不 能に拘束し、もってプロペラ軸37を回転不能に制動するものに構成されている 。すなわち図1に示すようにミッションケース25の一側内面側に前後方向の支 軸50まわりで回動可能に支持したブレーキ金物51を設け、このブレーキ金物 51に形成した歯51aをシフト歯車37の歯に噛合せて該歯車37を回転不能 に拘束することとされている。ミッションケース25の一側壁を貫通させた回転 可能なブレーキ作動軸52を設けてあり、このブレーキ作動軸52の内端に偏心 位置で略半球状の作動突起52aを設け、支軸50上に配設されたトルクばね5 3によってブレーキ金物51を、シフト歯車37の反対向きに回動附勢し作動突 起52aに対し係合させてある。ブレーキ操作軸52が一方向に回転変位せしめ られるとき作動突起52aはブレーキ金物51をシフト歯車37向きに回動変位 させ、もって駐車ブレーキ16を作動させる。
【0018】 図1,3に示すように操作軸12上の前記ブレーキ作動金物17にはリンク片 55を取付けてあり、このリンク片55とブレーキ作動軸52に取付けたブレー キアーム56とが他のリンク片57によって次のように接続されている。すなわ ち両リンク片55,57はピン58によって相対回動自在に接続されているが、 ブレーキアーム56とリンク片57間は、ブレーキアーム56に取付けたピン5 9をリンク片57に設けた長孔57aに挿通することによって接続されている。 そしてピン58,59間には、図3でみて上側に開いた両リンク片55,57間 の角度を小さくする向きの両リンク55,57間の相対回動によって伸長せしめ られてばね力を貯える引張りばね60を張設してある。ブレーキ作動金物17と リンク片55は図3に示す矢印B方向に操作軸12軸線まわりで回動せしめられ て駐車ブレーキ16を作動させるものとされているが、上記引張りばね60は次 の目的で設けられている。すなわち駐車ブレーキ16においてシフト歯車37が 同歯車37の歯に対しブレーキ金物51の歯51aが噛合いうる位相になくブレ ーキアーム56の回動変位が歯車37の歯に対するブレーキ金物51の歯51a の接当により一旦阻止されるとき、矢印B方向へのリンク片55の回動によって ピン59が長孔57a内を摺動しつつ両ピン58,59間の間隔が拡げられ両リ ンク片55,57間の上記角度が小さくされて引張りばね60が伸長し、これに より次いで歯車37の回転変位によりブレーキアーム56の回動変位が可能とさ れたときにブレーキ作動軸52とブレーキ金物51が貯えられたばね力で回動せ しめられて駐車ブレーキ16を作動させるようにされているのである。
【0019】 図1及び図3−7に示すようにブレーキ作動金物17は固定支枠19の外面に 衝合させて操作軸12上に設けられており、ブレーキ作動金物17の前記穴20 は、固定支枠19側を大径として中途に環状段部20aを有するものに形成され ている。そして前記デテント手段18は固定支枠19に設けた穴19aと上記穴 20とにまたがって摺動可能なデテントピン18aを、固定支枠19の穴19a に挿入したばね18bによってブレーキ作動金物17の穴20に突入する向きに 移動附勢してあるものに構成されている。図6に示すようにデテントピン18a は環状段部20aに係合する位置まで突出して、ブレーキ作動金物17をその駐 車ブレーキ非作動位置で回動不能に拘束する。
【0020】 また前記ピン部材21は前記変速作動金物48に取付けることによって操作軸 12に固定支持させてあり、図1,6に示すように駐車ブレーキ非作動位置にあ るブレーキ作動金物17の穴20に対面するように配置され、図1に示す状態か ら操作軸12が矢印A方向に摺動操作されシフトピン13がシフトフォーク46 ,47から外されると図6に示すように穴20に突入してデテントピン21を押 し、該ピン21を固定支枠19の穴19a内に没入させてデテント手段18のデ テント作用を解除するものとされている。固定支枠19の前記ロック孔22は、 ブレーキ作動金物17が駐車ブレーキ作動位置まで回動せしめられると該金物1 7の穴20に対面位置するように配して設けられており、駐車ブレーキ16を作 動させた上で操作軸12と変速作動金物48をさらに矢印A方向に変位操作する と図7に示すようにピン部材21が穴20とロック孔22とにまたがる位置をと り、これによってブレーキ作動金物17がその駐車ブレーキ作動位置で回転不能 に拘束される。
【0021】 図5−7には変速レバー11をその中途でガイドするレバーガイド(図示せず )のガイド溝62も併せ示してあり、図2に示す前記副変速装置27が前述のよ うに1速−4速の変速段を有することに対応してガイド溝62は、H字形の溝部 の各端において変速レバー11を拘束する1速位置I,2速位置II,3速位置 III及び4速位置IVを有する。H字形の中辺部を、操作軸12を矢印A方向 に摺動操作する向きで延長し、その延長端から操作軸12及びブレーキ作動金物 17を駐車ブレーキ作動方向に回動させる向きの溝部を設け、この溝部端が前者 の向きで浅い溝部を形成してその端をガイド溝62の駐車位置Pに設定している 。
【0022】
【考案の効果】
この考案は変速のために摺動及び回転変位操作される操作軸12上に駐車ブレ ーキを作動させるためのブレーキ作動金物17を設けたにも拘らず、同金物17 を駐車ブレーキの非作動位置において積極的に位置拘束するデテント手段18を 設けたから、車両の走行中にブレーキ作動金物17が例えば操作軸12の回転変 位時に同軸12との間の摩擦による回転変位を生じる等で、駐車ブレーキが不測 に作動する危険を確実に回避させる。そしてこの考案によると変速操作機構の変 速レバー11と操作軸12を駐車ブレーキの操作装置に共用させたことと、駐車 ブレーキを操作可能とするために上記デテント手段18による拘束の解除と操作 軸12に対するブレーキ作動金物17の相対回転不能な結合とを単一のピン部材 21によって得る構造としたことによって、駐車ブレーキ操作装置の構造を単純 とする長所が与えられる。
【0023】 前述の米国特許No.4,713,983に開示のものと異なり本考案は、ギヤシフト或は 可動クラッチ部材により変速を行なう一般の作業車両に適用でき、また変速操作 機構と部材は共用するが同操作機構そのものを利用して駐車ブレーキを設けるの ではないから、変速シフトが非円滑化するような不具合を生じさせない。
【0024】 請求項2の構造によれば上述した単一のピン部材21を利用した単純構造によ って、ブレーキ作動金物17の回転不能なロックにより駐車ブレーキを作動状態 にロックし車両の不測発進を確実に防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案一実施例を装備したトラクタの一部分を示
す一部展開縦断背面図である。
【図2】同トラクタのミッションケース内に設けられた
変速機構を示す縦断側面図である。
【図3】図1の矢印III−IIIに沿ってみた一部縦
断側面図である。
【図4】上記実施例の数部材を分解状態で示す斜視図で
ある。
【図5】図1の一部分を拡大して図示し、さらに変速レ
バーのガイド溝を併せ示したものである。
【図6】図5と同様の図で、異なった状態を示すもので
ある。
【図7】図5と同様の図で、別の状態を示すものであ
る。
【符号の説明】
11 変速レバー 12 操作軸 13 シフトピン 14,15 シフトフォーク 16 駐車ブレーキ 17 ブレーキ作動金物 18 デテント手段 18a デテントピン 19 固定支枠 19a 穴 20 穴 21 ピン部材 22 ロック孔 48 変速作動金物 51 シフト歯車 52 ブレーキ金物 55,57 リンク片 56 ブレーキアーム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速レバー11によって選択的に摺動及
    び回転変位させる操作軸12を設け、この操作軸12に
    取付けたシフトピン13を操作軸11の摺動変位により
    変速用のシフトフォーク14,15に対し選択的に係合
    させた上で、操作軸12の回転変位により上記シフトピ
    ン13を介しシフトフォーク14,15の摺動変位を得
    るように構成された変速操作機構を設けてある作業車両
    において、前記操作軸12の軸線まわりでの回動変位に
    より駐車ブレーキ16を作動させるブレーキ作動金物1
    7を該操作軸12上に、このブレーキ作動金物17に対
    し操作軸12が相対的に摺動及び回転変位可能であるよ
    うに設け、該ブレーキ作動金物17を駐車ブレーキ16
    の非制動位置で回転変位不能に拘束するデテント手段1
    8を、固定支枠19とブレーキ作動金物17間に配して
    設ける一方、前記操作軸12の摺動変位操作により前記
    シフトピン13が前記シフトフォーク14,15から外
    された状態でブレーキ作動金物17に設けた穴20に突
    入し上記デテント手段18によるブレーキ作動金物17
    の拘束を解除すると共に該ブレーキ作動金物17を操作
    軸12に対し相対回転変位不能に結合するピン部材21
    を、操作軸12に固定支持させて設けたことを特徴とし
    てなる駐車ブレーキの操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ作動金物17の駐車ブレー
    キ制動位置において前記シフトピン13を前記シフトフ
    ォーク14,15から外す方向への前記操作軸12の摺
    動変位により前記ピン部材21を突入させうるロック孔
    22を、前記固定支枠19に設けたことを特徴とする請
    求項1の駐車ブレーキの操作装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004278560A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 車両の変速操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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