JPH04130208U - スタツカクレーンのフオーク動作制御装置 - Google Patents

スタツカクレーンのフオーク動作制御装置

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JPH04130208U
JPH04130208U JP4480991U JP4480991U JPH04130208U JP H04130208 U JPH04130208 U JP H04130208U JP 4480991 U JP4480991 U JP 4480991U JP 4480991 U JP4480991 U JP 4480991U JP H04130208 U JPH04130208 U JP H04130208U
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JP
Japan
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fork
control device
load
sensor
cargo
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Pending
Application number
JP4480991U
Other languages
English (en)
Inventor
健二 小峰
Original Assignee
村田機械株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカクレーンのフォークの最適制御を達
成する。 【構成】 フォークにより受け渡しをしようとする荷物
の状態を形状センサ16、重量センサ17により検知す
る。形状センサ16及び重量センサ17から制御部20
に各値が送られ、制御装置15は記憶装置19から演算
式を読み出して各値に演算を施す。演算により、荷崩れ
を生ずることがなく、かつ効率的な最適動作パターンを
得る。制御装置15は算出した動作パターンに沿って駆
動装置18を駆動してフォークを作動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動倉庫のスタッカクレーンに関し、さらに詳しくはスタッカクレ ーンを効率的に動作させるためのフォーク動作制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場や倉庫内において、被加工品や完成品を貯蔵するために自動倉庫が利用さ れている。図2に示すように、自動倉庫は荷物が載置される縦横に並んだ多数の 棚2を有し、棚2の前面をレール3、4に沿って走行するスタッカクレーン1に より荷物Wの出し入れを行なう。スタッカクレーン1はマスト6に沿って昇降す る昇降台5と走行台車7とからなり、昇降台5には棚2の柱2aに固定されたキ ャンチ8上に載せられた荷物Wの受け渡し装置としてフォーク9が備えられてい る。走行台車7はレール4上を転動する車輪10を走行モータ10aにより駆動 することにより走行し、昇降台5は昇降モータ11によりチェーン12を駆動す ることにより昇降する。昇降台5及び走行台車7の停止位置決め制御は、それぞ れ走行距離及びチェーン12の駆動距離を検知するエンコーダ13、14からの 情報を受けとって、制御装置15が走行モータ10a及び昇降モータ11を制御 することにより行なわれる。
【0003】 このようなスタッカクレーン1においては、荷物Wの受け渡しは、フォーク9 及び昇降台5、走行台車7を作動させることにより行なう。例えば荷物Wを棚2 から受け取る時には、まず走行台車7を走行させ、昇降台5を昇降させて、取り 出そうとする荷物Wの図2視下方にフォーク9が位置するように停止させる。そ れからフォーク9を伸ばし、昇降台5を上昇させて荷物Wを持ち上げ、再びフォ ーク9を縮めて荷物Wを昇降台5上に収容する。逆に荷物Wを棚2に入れる時に は、荷物Wが載せられたフォーク9が荷物を入れようとする棚2の上方に位置す るように昇降台5を配置し、フォーク9を伸ばしてから昇降台5を下降させ、棚 2の上に荷物Wを載せ、フォーク9を縮める。
【0004】 荷物Wを棚2から受け取る時のフォーク9の動作を図4に示す。始動時にはフ ォーク9は低速まで加速後、暫時低速で動いてから高速まで加速する。停止時に は逆に高速から低速まで減速し、低速で運転してから停止する。矢印で示すよう に、フォーク9が伸ばされる時の高速bは、フォーク9が縮められる時の高速a よりもその絶対値が大きい。例えば高速bは30m/minであるのに対し、高 速aは20m/minの如くである。従って同じ距離だけフォーク9を動かすの に必要な時間が伸ばす時と縮める時とでは異なってくる。これは、フォーク9が 荷物Wを載せている時には、荷物Wの荷崩れを防止するために、フォーク9の加 減速時における加速度が制限されるためである。逆に、荷物Wを棚2に入れる時 には、縮める時間の方が伸ばす時間よりも短くなることは言うまでもない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このようなフォーク9の動作は予め設定されたパターンに固定されており、荷 物Wの状態に拘らず、図4に示すような一定の加速度、速度で動作していた。棚 2には多様な種類の荷物が収容され、荷姿、重量等の相違により、荷物ごとに荷 崩れの生じやすさも異なっている。フォーク9の動作パターンは、収容される荷 物のうち最も荷崩れしやすい荷物が荷崩れを生じないようなパターンに固定しな ければならず、よって荷物の受け渡し作業に要する時間も長くかかっており、作 業効率の向上を妨げていた。
【0006】 よって本考案の目的は、荷物の荷崩れのしやすさによりフォークの動作パター ンを変更でき、これによって作業効率を良化させることのできるスタッカクレー ンのフォーク動作制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、スタッカクレーンに載せられる荷物の状 態を検知する検知手段と、検知手段からの送られてくる値に処理を施して最適な フォーク動作を演算し、フォークの動作を制御する制御手段とを備えてスタッカ クレーンのフォーク動作制御装置を構成した。
【0008】
【作用効果】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用効果を奏する。
【0009】 本考案に係るスタッカクレーンのフォーク動作制御装置においては、スタッカ クレーンに載せようとする荷物の状態が検知手段により検知される。検知手段か ら荷物の状態を値として制御手段に送り、制御手段はこの値から最適なフォーク 動作を演算する。制御手段は得られたフォーク動作に基づいてフォークの動作を 制御する。
【0010】 よって本考案に係るスタッカクレーンのフォーク動作制御装置によると、荷物 の荷姿や重量のような荷物の状態によって異なる荷崩れの生じる度合いによって 最適な動作を選択し、作業時間と荷崩れの防止の均衡した効率的な作業を行なう ことができる。
【0011】
【実施例】
以下図示の実施例について説明する。
【0012】 図1は、本考案に係るスタッカクレーンのフォーク動作制御装置の一実施例の 主要な構成を示すブロック図であり、図2は図1の実施例が適用された自動倉庫 の一部を示す正面図である。
【0013】 各図において、制御装置15は先述したようにエンコーダ13、14からの情 報を基に走行モータ10a及び昇降モータ11を駆動する。さらに、制御装置1 5は形状センサ16及び重量センサ17からの情報を受けとる。形状センサ16 と重量センサ17は、図2に示すように昇降台5の上部に備えられている。形状 センサ16はイメージセンサであって、フォーク9に載せられた荷物Wの高さ及 び全体の形を検知する。荷物Wはその高さが高いほど荷崩れしやすく、また積載 されている形状によって安定性が異なる。重量センサ17はチェーン12の昇降 台5への取り付け部分に備えられたロードセルであり、チェーン12にかかる負 荷を測定することにより荷物Wの重量を検知する。荷物Wの重量が重ければ重い ほど、フォーク9が傾いたり、始動・停止時に慣性により昇降台5が揺れたりし て荷崩れを生じやすい。
【0014】 これら形状センサ16及び重量センサ17からの情報に基づき、制御装置15 と記憶装置19とから成る制御部20はフォーク9の駆動装置18を制御する。 制御装置15は形状センサ16及び重量センサ17から値を受け取ると、記憶装 置19から演算式を読み出し、動作パターンを演算する。すなわち制御装置15 は荷物の形状及び重量の情報である各数値について適当な演算を施して最適な動 作パターンを得る。制御装置15は得られた動作パターンに沿って駆動装置18 を制御してフォーク9を動作させる。
【0015】 動作パターンの例を図3に示す。図3には最も短時間で作業を済ませる最高速 動作パターンfと、最も時間のかかる最低速動作パターンsとが示されている。 最高速動作パターンfは荷物の形状及び重量が最も荷崩れしにくいと判断された 場合、すなわち荷姿が非常に安定しており、重量も軽い荷物を扱う場合の動作パ ターンであり、この場合は空荷の場合と同様の加減速の加速度及び高速cを含む 。高速cは例えば30m/minである。最低速動作パターンsは非常に荷崩れ を起こしやすいと判断された場合、すなわち荷物の荷姿が不安定で重量も重い場 合であって、加速度が小さく、高速aも小さくなっている。高速aは例えば20 m/minである。最高速動作パターンfの場合、作業に要する時間はtfであ り、最低速動作パターンsの場合のtsに比べて短い。
【0016】 動作パターンはこの2つに限らず、種々の加速度及び高速を含む動作パターン が得られ、荷物の状態によって荷崩れが起きることなく、かつ最も早く作業を終 えることのできる動作パターンが演算され、tsとtfとの間の適当な作業時間 で受け渡し作業がなされる。従って本実施例によると、荷物によって荷崩れを防 止できる最小の作業時間で作業を行なうことができるので、効率的な受け渡し作 業を達成することが可能である。
【0017】 以上本考案の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは言う までもない。
【0018】 例えば図示の実施例においては検知手段として形状センサと重量センサとを挙 げたが、検知手段はこの2つに限るものではなく、また形状センサか重量センサ のいずれか1つでも効果を得ることができる。また、図示の実施例においては、 制御装置15が記憶装置19から演算式を読み出して動作パターンを演算するよ うにしているが、記憶装置19に種々の動作パターンを登録しておき、検知手段 から送られてくる値に対応する最適な動作パターンを制御装置15が選択して読 み出すようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係るスタッカクレーンのフォー
ク動作制御装置の一実施例の主要な構成を示すブロック
図である。
【図2】図2は図1に示した実施例が適用されたスタッ
カクレーンを含む自動倉庫を示す正面図である。
【図3】図3は図1に示した実施例における動作パター
ンの一例におけるフォークの移動速度と時間との関係を
示す図である。
【図4】図4は従来のフォークの移動速度と時間との関
係を示す図である。
【符号の説明】
15 制御装置 16 形状センサ 17 重量センサ 18 駆動装置 19 記憶装置 20 制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカクレーンに載せられる荷物の状
    態を検知する検知手段と、検知手段からの送られてくる
    値に処理を施して最適なフォーク動作を演算し、フォー
    クの動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    るスタッカクレーンのフォーク動作制御装置。
JP4480991U 1991-05-20 1991-05-20 スタツカクレーンのフオーク動作制御装置 Pending JPH04130208U (ja)

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JP4480991U JPH04130208U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 スタツカクレーンのフオーク動作制御装置

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