JPH04130115U - スローアウエイ式エンドミル - Google Patents

スローアウエイ式エンドミル

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JPH04130115U
JPH04130115U JP4514691U JP4514691U JPH04130115U JP H04130115 U JPH04130115 U JP H04130115U JP 4514691 U JP4514691 U JP 4514691U JP 4514691 U JP4514691 U JP 4514691U JP H04130115 U JPH04130115 U JP H04130115U
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辰夫 新井
貴宣 斉藤
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三菱マテリアル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 工具本体1の外周部に形成された螺旋溝4の
先端の開口部を、工具回転中心Cにまで延長して工具軸
線O方向基端側に凹む凹所26を形成する。この凹所2
6の工具回転方向後端側に、中心底刃用スローアウェイ
チップ31を、その厚さ方向を工具軸線O方向に向け、
かつ、この厚さ方向からの平面視に突曲線状に成形され
たノーズ部34を工具回転中心Cに位置するように装着
する。さらにこの中心底刃用スローアウェイチップ31
を、螺旋溝4に沿って装着されて外周刃を形成する外周
刃用スローアウェイチップ6と同一のスローアウェイチ
ップとする。 【効果】 底刃の工具回転中心C部分に十分な刃先強度
を付与して切削時のこの部分における切刃の欠損等を防
止しつつ、エンドミル成形作業工程の簡略化を図ること
ができる。さらにチップの流用が可能となって汎用性の
高いエンドミルを提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工具本体の外周部および先端部にスローアウェイチップ(以下、チ ップと称する。)が装着されて外周刃および底刃が形成されたスローアウェイ式 エンドミルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような、外周刃と底刃とを有するスローアウェイ式エンドミル(以下、単 にエンドミルと称する。)としては、工具本体の外周部に該工具本体の先端面に 開口して基端側に向かう螺旋溝が形成され、この螺旋溝の工具本体先端側の開口 部および工具本体外周部側の工具回転方向後端に、超硬合金よりなるチップが装 着されたものが一般に知られている。
【0003】 このチップは通常、多角形平板状に成形されていて、この多角形をなす端面と 、周面とがなす交差稜線部に切刃が形成されており、上記端面を工具回転方向前 方に向けた状態で工具本体に固定される。そして、螺旋溝の上記開口部に装着さ れたチップは底刃用チップとしてその切刃を工具本体先端面より突出させて当該 エンドミルの底刃を構成し、一方、螺旋溝の工具本体外周部側に装着されたチッ プは外周刃用チップとしてその切刃を工具本体の外周面より突出させて当該エン ドミルの外周刃を構成する。
【0004】 なお、このようなエンドミルでは、外周刃用チップを螺旋溝に沿って複数個装 着して単一のチップの切刃長よりも長い外周刃を形成するのが一般的であり、ま た底刃用チップも複数個として、底刃を実質的に工具本体先端の外周から工具回 転中心にまで延在させたものも提案されている。 そして、このような場合には工具回転中心に位置する底刃用チップは、上記端 面を工具回転方向前方に向け、かつ工具本体先端面より突出する上記切刃に連な るノーズ部を工具回転中心に位置させて装着される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このようなエンドミルの底刃による切削においては、工具本体先端 面の外周から工具回転中心に向かうに従って周速が遅くなり、これに伴って切削 抵抗は大きくなる。従って、上述のように底刃を工具回転中心にまで延在させた 場合、この工具回転中心部分に位置するノーズ部には切削時に多大な負荷が作用 し、これによって切刃の欠損等が生じるおそれがある。 そこで、このような切刃の欠損等を防ぐために、底刃用チップの工具回転中心 に位置する上記ノーズ部を、該工具回転中心に向かうに従ってチップの厚さ方向 の内側に向かう突曲線状に成形し、このノーズ部付近の切刃の刃先強度の強化を 図ることがある。
【0006】 しかしながらこのような場合には、この底刃用チップのみを別に成形しなけれ ばならず作業工程の複雑化を招くとともに、該底刃用チップに他のチップを流用 することが不可能となり、結果的に工具自体のコストが増大してしまうという弊 害があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、請求項1のエンドミルは 、工具本体の外周部に、該工具本体の先端面に開口して基端側に向かう少なくと も一の螺旋溝が形成され、この螺旋溝の工具回転方向後端側には複数の外周刃用 チップが、その厚さ方向を工具本体の径方向に向け、かつそれぞれの切刃が螺旋 溝に沿って連なるように装着されるとともに、この螺旋溝先端の開口部の工具回 転方向後端側には底刃用チップが、その切刃を工具本体の径方向に沿わせて装着 されてなるエンドミルにおいて、工具本体の先端面に、厚さ方向からの平面視に 突曲線状に湾曲するノーズ部を備えた中心底刃用チップを、その厚さ方向を工具 軸線方向に向け、かつノーズ部が工具本体の回転中心に位置するように装着した ことを特徴とするものである。
【0008】 また請求項2のエンドミルは請求項1のエンドミルにおいて、中心底刃用チッ プと外周刃用チップとを同一のチップとしたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案によれば、厚さ方向からの平面視に突曲線状に成形されたノーズ部を有 する中心底刃用チップが、その厚さ方向を工具軸線方向に向け、かつ該ノーズ部 を工具回転中心に位置させて工具先端に装着されており、これによって当該エン ドミルにはその工具本体先端面からの工具軸線方向視に、工具回転中心に向かう に従って、底刃の延長線から工具回転方向後方側に後退する突曲線状の中心底刃 が形成される。このため、ノーズ部が突曲線状に成形された通常のチップをその まま装着して底刃を形成することができ、改めてノーズ部を突曲線状に成形する ことなく工具回転中心付近の底刃の刃先強度を強化することができる。
【0010】 また、このような構成を採ることにより、この中心底刃用チップと外周刃用チ ップとを同一のチップとして両者の間でチップの流用を図ることができ、より汎 用性の高いエンドミルを提供することが可能となる。なお、ここで同一のチップ とは、少なくとも形状および寸法が等しいチップを意味する。
【0011】
【実施例】
図1ないし図3は、本考案の一実施例を示すものである。図1に示されるよう に、本実施例の工具本体1は略円柱状をなし、基端側にフライス盤等の工作機械 への取付用のシャンク2が形成される一方で、先端側にはこのシャンク2よりも やや大径の刃部3が該シャンク2に同軸的に成形されて構成されている。 図2および図3に示されるように、この刃部3の外周部には、工具本体1の先 端面に開口し、工具軸線Oの回りに一定角度で捻れながら基端側へ向かう複数条 (本実施例では4条)の螺旋溝4が周方向に等間隔をおいて形成されている。こ れらの螺旋溝4の工具回転方向後端側には、上記刃部3の外周面および螺旋溝4 に開口するチップ取付座5が、該螺旋溝4に沿って複数(本実施例では5個)、 列をなすように形成されており、これらのチップ取付座5のそれぞれに外周刃用 チップ6が取付ネジ7によって着脱自在に装着されている。
【0012】 この外周刃用チップ6は超硬合金よりなる平板状のものであって、その一端面 8からの平面視に略正三角形をなすとともに他端面9はこの一端面8に平行かつ 相似形に成形されており、さらに3つの周面10が該周面10からの側面視に等 脚台形をなす、いわゆるポジティブ型のチップである。そして、上記一端面8と 各周面10とがなす交差稜線部には切刃11が形成されており、この切刃11の 両端、すなわち上記一端面8がなす正三角形の頂点にはノーズ部12が形成され ている。このノーズ部12は上記平面視にチップ外側に向かって円弧状に湾曲す る突曲線によって構成されており、この突曲線上に該ノーズ部12を挟む2つの 切刃11のそれぞれに滑らかに連なる切刃が形成されている。
【0013】 一方、このチップ6が装着される上記チップ取付座5は、刃部3の外周面から 一段低められた底面13と、この底面13から上記刃部3の外周面に向かって立 ち上がる壁面14,15とから構成されている。底面13は、上記チップ6の他 端面9に密着可能な三角形状の平坦面に成形されており、また壁面14,15は この底面13の工具回転方向後方の頂点側から螺旋溝4への開口部側に向かうに 従って互いに離間するように形成されていて、これにより、当該チップ取付座5 は螺旋溝4への開口部に向かうに従ってその幅を増すV字形状に成形されている 。さらに、これらの壁面14,15の狭角は上記チップ6の端面8,9がなす正 三角形の頂角、すなわち60°に成形されている。 そして、各チップ6は上記他端面9を底面13に、また3つの周面10のうち の2つを壁面14,15に、それぞれ密着させることによって一の切刃11が螺 旋溝4に臨むように位置決めされ、さらに取付ネジ7によって締め付けられて工 具本体1に強固に固定されている。
【0014】 また、各螺旋溝4に沿って形成されたチップ取付座5は、それぞれ工具先端側 から基端側に向かうに従って工具回転方向の前方側に段階的にずらされて配置さ れるとともに、このチップ取付座5に装着されるチップ6の螺旋溝4に臨む切刃 11の工具軸線Oに対するアキシャルレーキ角が該螺旋溝4の捻れ角よりも大き くなるように、つまり正角側に設定されるようにされている。さらに各チップ取 付座5は、互いに重なり合わない範囲で最大限に工具軸線O方向に接近して配置 されており、これによって当該チップ取付座5に装着された各チップ6の切刃1 1のノーズ部12が工具軸線O方向に所定量だけ重なり合うようになっていて、 これにより刃部3の外周には各螺旋溝3に沿って延びる連続した4条の外周刃が 形成されることになる。なお、図中の符号16はチップ6とチップ取付座5との 干渉を避けるための逃げ部である。
【0015】 さらに本実施例では、工具本体1に設けられた4条の螺旋溝4のうちの1つの 先端開口部に第1の底刃チップ取付座17が形成され、またこの第1の底刃チッ プ取付座17が形成された螺旋溝4に隣合う2つの螺旋溝4の先端開口部には、 それぞれ第2の底刃用チップ取付座18が形成されており、これら第1および第 2の底刃チップ取付座17,18のそれぞれに、菱形平板状をなす同一構成の底 刃用チップ19が取付ネジ20によって着脱自在に装着されている。なお、この 底刃用チップ19の菱形をなす一端面21は、その頂角φが60°〜80°にな るように設定されている。 ここで、第1の底刃用チップ取付座17はこれに装着される底刃用チップ19 の上記一端面21が工具軸線O方向先端側を向くように成形され、一方、第2の 底刃用チップ取付座18はこれに装着される底刃用チップ19の上記一端面21 が工具外周側を向くように成形されており、さらにこれら第1および第2の底刃 用チップ取付座17,18に装着された状態でそれぞれの底刃用チップ19は、 その互いに交わる2稜線に形成された切刃22,23が共に外周刃チップ6の切 刃11と同様に工具回転方向前方側に向けられるようになっている。
【0016】 そして、第1の底刃用チップ取付座17に装着された底刃用チップ19の一方 の切刃22および第2の底刃用チップ取付座18に装着された底刃用チップ19 の他方の切刃23が工具本体1の外周に臨んで外周刃用チップ6の切刃11に連 なるように、また第1の底刃用チップ取付座17に装着された底刃用チップ19 の他方の切刃23および第2の底刃用チップ取付座18に装着された底刃用チッ プ19の一方の切刃22が工具本体1の先端に臨んで当該エンドミルの底刃とな るように構成されている。 さらに、これら底刃用チップ19の底刃用チップ取付座17,18に着座する 他端面にはキー溝24がそれぞれ形成され、一方底刃用チップ取付座17,18 のキー溝24に対応する位置にはキー25が形成されていて、このキー溝24と キー25とが係合することによって各底刃用チップ19の振れ止めがなされてい る。 なお、工具本体1の先端面側からの工具軸線O方向視に上記第1の底刃用チッ プ取付座17に工具回転中心Cを挟んで対向する螺旋溝4の先端には上述したよ うな底刃用チップ19は設置されず、代わりに外周刃用チップ6が他の螺旋溝4 よりも1つ多く装着されている。
【0017】 この第1の底刃用チップ取付座17に対向する螺旋溝4の先端の開口部は、工 具本体1の先端面の外周側から工具回転中心Cにまで延長されて工具軸線O方向 基端側に凹む凹所26が形成されている。さらに、この凹所26の工具回転方向 後端側には、上記外周刃用チップ取付座5と同一形状で工具本体1の先端面およ び上記凹所26に開口する中心底刃用チップ取付座27が形成されている。 この中心底刃用チップ取付座27は、その三角形状に成形された底面28が工 具軸線O方向先端側を向くように、また、この底面28から立ち上がる2つの壁 面29,30のうち、一方の壁面29が工具本体1の径方向に沿うように成形さ れている。また、この一方の壁面29と他方の壁面30とがなす狭角は上記外周 刃用チップ取付座5と同じく60°に成形されている。
【0018】 そして、この中心底刃用チップ取付座27には、上記外周刃用チップ6と同一 な、すなわち形状、寸法、および材質等の同一な、正三角形平板状の中心底刃用 チップ31が、その厚さ方向を工具軸線O方向に向け、つまり上記正三角形をな す一端面32を工具軸線O方向先端側に向けて装着され、取付ネジ33によって 固定されている。この中心底刃用チップ31は上記外周刃用チップ6と同様、そ のノーズ部34が上記一端面32側からのチップ厚さ方向視に円弧状の突曲線を なすように成形されており、これらのノーズ部34の一つを工具回転中心Cに位 置させ、すなわち該ノーズ部34が描く突曲線が工具軸線Oに交わるように配置 され、かつこのノーズ部34に一端が連なる切刃35が工具本体1の径方向に沿 うように配置されている。 また、工具本体1の工具回転中心C回りの回転によって上記切刃35の他端が 描く軌跡Lは、上記第1の底刃用チップ取付座17に装着された底刃用チップ1 9の他方の切刃23に重なり合うように設定されている。
【0019】 さらにまた、この中心底刃用チップ31の切刃35と、上記第1の底刃用チッ プ取付座17に装着された底刃用チップ19の他方の切刃23、および上記第2 の底刃用チップ取付座18に装着された底刃用チップ19の一方の切刃22とは すべて工具軸線Oに垂直な一平面にほぼ含まれるように配設されている。そして 、この一平面と、第1の底刃用チップ取付座17に対向する螺旋溝4の先端に装 着された外周刃用チップ6のノーズ部12最先端との、工具軸線O方向の段差量 Gは、上記中心底刃用チップ31のノーズ部34の突曲線がなす円弧の半径に等 しくなるように設定されている。
【0020】 このような構成のエンドミルにおいては、工具回転中心Cに延在する底刃が外 周刃用チップ6と同一構成の中心底刃用チップ31の切刃35によって構成され ており、この中心底刃用チップ31はその厚さ方向を工具軸線O方向に向け、か つ上記一端面32側からの該厚さ方向視に突曲線状に成形されたノーズ部34を 、上記工具回転中心Cに位置させて装着されている。従って当該エンドミルの底 刃はこのエンドミルの先端面側からの工具軸線O方向視に、該エンドミルの径方 向に沿って延びる直線状の切刃と、この切刃の工具回転中心C側に連なり、工具 回転中心C側に向かうに従って上記直線状の切刃の延長線に対して工具回転方向 後端側に後退する突曲線状の切刃とから構成されることになる。そしてこれによ り、工具回転中心C付近の底刃には十分な刃先強度が付与されることとなり、切 削時に作用する負荷によって切刃の欠損が生じるような事態を防止することが可 能となる。
【0021】 また、従来のように底刃用チップの工具回転中心に位置するノーズ部を改めて 突曲線状に成形する必要がなくなるため、エンドミル成形のための作業工程の簡 略化を図ることが可能となってエンドミル自体のコストダウンを図ることができ る。 さらに、本実施例のように外周刃用チップ6と中心底刃用チップ31とを同一 のチップとすることにより、これら外周刃用チップ6と中心底刃用チップ31と の間でチップを流用し合うことが可能となる。このため、一つのエンドミルにお いて必要なチップの種類を最小限に抑えることができ、結果的に汎用性の高いエ ンドミルを提供することが可能となる。また、これに加えて本実施例では、第1 および第2の底刃用チップ取付座17,18に同一の底刃用チップ19を、その 向きを変えて装着することにより、当該エンドミルの汎用性をより高いものとし ている。
【0022】 なお本実施例では、外周刃用チップ6および中心底刃用チップ31を正三角形 平板状のものとして説明したが、本考案がこれに限定されるものでないことは言 うまでもない。さらに、螺旋溝4の条数や一つの螺旋溝4に装着される外周刃用 チップ31の数、あるいは工具本体1の先端に形成される凹所26の数やこれに 装着される中心底刃用チップ31の数も、エンドミルの大きさや種々の切削条件 等、必要に応じて適宜設定され得るものである。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、底刃の工具回転中心部分に十分な刃先強 度を付与して切削時のこの部分における切刃の欠損等を防止しつつ、エンドミル 成形作業工程の簡略化を図ることができる。 また、外周刃用チップと中心底刃用チップとに同一のチップを用いることによ り、両者の間でチップを流用し合うことが可能となり、汎用性の高いエンドミル を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示す実施例の先端部分の拡大図である。
【図3】図1に示す実施例の工具先端面の図であって、
図2におけるX方向視の正面図である。
【符号の説明】
1 工具本体 4 螺旋溝 5 外周刃用チップ取付座 6 外周刃用チップ 11 切刃(外周刃) 12 ノーズ部 17 第1の底刃用チップ取付座 18 第2の底刃用チップ取付座 19 底刃用チップ 22,23 切刃 26 凹所 27 中心底刃用チップ取付座 31 中心底刃用チップ 34 ノーズ部 35 切刃(中心底刃) O 工具軸線 C 工具回転中心

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の外周部に、該工具本体の先端
    面に開口して基端側に向かう少なくとも一の螺旋溝が形
    成され、この螺旋溝の工具回転方向後端側には複数の外
    周刃用スローアウェイチップが、その厚さ方向を上記工
    具本体の径方向に向け、かつそれぞれの切刃が上記螺旋
    溝に沿って連なるように装着されるとともに、上記螺旋
    溝先端の開口部の上記工具回転方向後端側には底刃用ス
    ローアウェイチップが、その切刃を上記工具本体の径方
    向に沿わせて装着されてなるスローアウェイ式エンドミ
    ルにおいて、上記工具本体の先端面には、厚さ方向から
    の平面視に突曲線状に湾曲するノーズ部を備えた中心底
    刃用スローアウェイチップが、上記厚さ方向を上記工具
    軸線方向に向け、かつ上記ノーズ部を上記工具本体の回
    転中心に位置させて装着されていることを特徴とするス
    ローアウェイ式エンドミル。
  2. 【請求項2】上記中心底刃用スローアウェイチップと外
    周刃用スローアウェイチップとが、同一のスローアウェ
    イチップであることを特徴とする請求項1のスローアウ
    ェイ式エンドミル。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053419U (ja) * 1983-09-14 1985-04-15 富士精工株式会社 ドリル兼用エンドミル
JPH02110410U (ja) * 1989-02-17 1990-09-04

Patent Citations (2)

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