JPH04129850A - 二輪車用前照灯装置のレベリング装置 - Google Patents

二輪車用前照灯装置のレベリング装置

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JPH04129850A
JPH04129850A JP2249998A JP24999890A JPH04129850A JP H04129850 A JPH04129850 A JP H04129850A JP 2249998 A JP2249998 A JP 2249998A JP 24999890 A JP24999890 A JP 24999890A JP H04129850 A JPH04129850 A JP H04129850A
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cam
bracket
nut
leveling
headlamp
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JP2249998A
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Hideki Ohashi
秀樹 大橋
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は二輪車用前照灯装置のレベリング装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来から、車輌用前照灯装置においては、その照射方向
を正しく調整する必要があるため、リフレクタもしくは
前照灯ユニットを前後、左右方向に傾動自在に保持し、
これを組立調整時、点検、交換時等においてエイミング
機構によって傾動させることにより照射方向の調整(エ
イミング調整)を行っている。
また、車体は振動、衝撃等を吸収するため懸架装置によ
って上下動自在に支持されているため、荷重や、荷重の
かかる位置によって車体の姿勢が変化し、これにより前
照灯装置の照射方向が変化する。特に、後部に加重がか
かった場合には照射方向が上向きとなり、対向車の運転
者を眩惑する恐れがある。そこで、この荷重による照射
方向の調整(レベリング調整)を前記エイミング調整と
は別に運転席からの遠隔操作により自動的に行い得るよ
うにしている。このような前照灯のレベリング装置は、
自動車用の場合一般にモータ等の駆動手段によって行っ
ているため、複数段の調整が可能とされる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、オートバイ等の自動二輪車にあっては、−人
乗車時に比べて二人乗車の場合、前照灯の光軸が大きく
上向きになってしまうため、対向車や前方を走行するド
ライバへの影響が一般の自動車と比べて大きく、そのた
めこれを補正すべくレベリング調整を必要とする。現時
点ではこの種のレベリング装置の取付けを義務付けられ
ていないが、欧州などでは規格が設定され、取付けの義
務化が検討されている。その場合、自動車用レベリング
装置を二輪車に用いることも考えられるが、自動車用レ
ベリング装置は、上下複数段もしくは無段階調整で、ま
たモータ等の電子部品、回路等を使用しているため高価
で、そのまま適用するには問題があった。また、二輪車
の場合は、1〜2人乗で、荷重が二段で変化するため、
複数段の調整を必要とせず、2段ないし三段で照射角度
を切り替えられる安価なものが要望されていた。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点ない
し要望に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、前照灯のレベリング調整とエイミング調整を容易に
行い得るようにした比較的簡易で安価な二輪車用前照灯
装置のレベリング装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、照明角度を可変する
二輪車用前照灯装置のレベリング装置において、車体に
対して前後方向に回動可能に取り付ける回動支点側とは
反対側にブラケットを設け、操作部材によって回動され
るカムを前記ブラケットの後方に設け、このカムの中に
ナツトを回動自在に収納配置し、前記ブラケットおよび
カムを貫通し前記ナツトに螺合連結されるアジャスティ
ングスクリュウを前記車体に設け、かつ前記車体と前記
ブラケット間にばねを弾装したものである。
[作用] 本発明において、カム、このカムに設けられたナツトお
よびこのナツトに螺合するアジャスティングスクリュウ
は、前照灯装置を車体に対して角度調整自在に連結する
。すなわち、カムが操作部材によって回動されると、車
体とブラケット間の間隔を変化させ、これに伴い前照灯
装置がその回動支点を中心として前後方向に回動し、照
射角度が調整(レベリング調整)される。また、アジャ
スティングスクリュウはその回転によってナツトをカム
と共に進退移動させると、車体とブラケット間の間隔が
変化するため、前照灯装置がその回動支点を中心として
前後方向に回動し、照射角度が調整(エイミング調整)
される。
[実施例1 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る二輪車用前照灯装置のレベリング
装置の一実施例を示す側断面図、第2図は同レベリング
装置の分解斜視図、第3図はカムの背面側から見た斜視
図である。これらの図において、1は二輪車の前照灯装
置で、この前照灯装置1は、内面が反射面を形成する灯
具ボディ2、灯具ボディ2の前面開口部を覆う前面レン
ズ3、灯具ボディ2の前面上部に設けられ車体側に固定
れたリム4、灯具ボディ2内に配設されたヘッドランプ
用バルブ5、灯具ボディ2の後頂部に嵌着されバルブ5
のソケット6を被冠するバックカバー7等で構成されて
いる。前記灯具ボディ2の上面にはばね取付部8が一体
に突設されており、このばね取付部8と前記リム4の内
面間には板ばね9が介在され、これによって前照灯装置
1の前後方向の回動支点Oを形成している。
13は前記前照灯装置1の下部に配設されたエイミング
装置兼用のレベリング装置で、このレベリング装置13
は、前記灯具ボディ2の下面に取り付けられたL字形の
ブラケット14を備え、その後方にナツト16を保持す
るカム15が配設されている。
前記ブラケット14は、その水平部1.4 aが灯具ボ
ディ2の下面に複数個の止めねじ17によって固定され
、垂直部14bの中央にはアジヤスティグスクリュウ1
8が挿通される挿通孔19が開設されている。
前記カム]−5は、第2図及び第3図に示すように下端
側の厚みが上端側より徐々に減少する略楔形のブロック
からなり、その内部で幅方向中央には上下方向に長く後
下がりに傾斜する斜めの長孔20が形成している。この
長孔20の前端は、カム15の前面15aの上半部と上
面15bの前半部にかけて開口し、後端は背面15cの
上部からカム15の下面15dにかけて開口している。
また、前記長孔20の左右両側壁には前記ナツト16を
保持する溝21.22が形成されている。これらの溝2
1.22は一端が前記背面15cに開口し、他端が長孔
20の内奥途中まで延在するもので、前記長孔20と同
様、後下がりに斜めに形成されている。
前記カム15の前面側上部には、前方に適宜寸法突出す
る突部24が前記長孔20の前面側開口部を挟んでその
両側に一体に突設されている。この突部24は、半円柱
状に形成され、カム15の操作時に前記ブラケット14
の垂直部14bの裏面に当接しクリック感を与える。
前記カム15の下面両端部には連結ビン26が挿通され
る挿通孔27を同軸に形成してなるピン取付部28.2
9が対設されている。前記ビン26にはカム15の操作
部材を形成するワイヤ30の一端が連結されており、こ
のワイヤ30の他端はハンドル若しくはその付近に設け
た切替レバー(図示せず)に連結されている。
前記ナツト16は、円柱状に形成されて径方向に貫通形
成されたねじ孔31を有し、前記カム15の後方から前
記溝21.22内に両端部を保持されて回動可能に挿入
配置され、前記アジヤスティグスクリュウ18に螺合さ
れる。
前記アジヤスティグスクリュウ18は、その頭部が前記
ブラケット14の前方に配置されたL字状のフレームプ
レート33に連結されており、このフレームプレート3
3は車体11に溶接等によって固定されている。また、
アジヤスティグスクリュウ18は前記ブラケット14の
挿通孔19を通ってナツト16のねし孔31に螺入され
、その先端部がカム15の長孔20を貫通してカム15
の後方に突出している。そして、前記フレームプレート
33とブラケット14間にはブラケット14、換言すれ
ば前照灯装置1を後方に付勢する圧縮コイルばね34が
前記アジヤスティグスクリュウ18に装着されて弾装さ
れている。
第4図(a)、(b)はこのような構成からなるレベリ
ング装置13のレベリング調整前の状態と、調整後の状
態を示す図である。この場合、ナツト16の中心0から
カム15の上面15bまでの距離りは、前記中心Oから
前面15aまでの距離D□より大きく設定されている(
D>Dl)。
第4図(a)に示すレベリング調整前の状態においては
、カム15は前面15aを下にして略水平に保持され、
上面15bがブラケット14の垂直部14bの背面に密
接されている。この時、前照灯装置1は、通常(−大乗
時)の照射角度に設定されている。この状態において、
後部座席に荷物を載せたり同乗者が乗ると、車体後部に
荷重がかかり前照灯装置1が上向きとなる。そこで、ハ
ンドル付近の切替レバーを操作してカム15を第4図(
b)に示すようにナツト16を中心とじて時計方向に略
90度回動させると、カム15の前面15aがブラケッ
ト14の垂直部14bの背面に密接する。このカム15
の操作時に突起24がブラケット14を圧縮コイルばね
34に抗して押圧し、回動終了直前に押合力が減少する
ことで、クリック感を操作者の手に与える。前記カム1
5が略90度回動じてその前面15aがブラケット14
に密接すると、ブラケット14はD−D、の差だけ圧縮
コイルばね34の力によって後退し、これによって前照
灯装置1が回動支点O(第1図)を中心として反時計方
向に回動して照射角度が下向きに調整(レベリング調整
)される。
次に、前照灯装置1のエイミング調整に際しては、第4
図(a)の状態においてアジヤスティグスクリュウ18
を回転調整する。すると、その回転方向によってナツト
16がカム15と共にアジヤスティグスクリュウ18に
沿って前進もしくは後退し、前進の場合、ブラケット1
4を圧縮コイルばね34に抗して前方に押圧移動させ、
後退の場合、圧縮コイルばね34の力によりブラケット
14を後退移動させる。したがって、前照灯装置1はレ
ベリング調整時と同様、回動支点Oを中心として前方も
しくは後方に回動して照射角度を調整される。
なお、本実施例はカム15のカム面をその前面15aと
上面15bの2つとし、前面15aによる1段のレベリ
ング調整を行うようにした場合について説明したが、本
発明はこれに特定されるものではなく、例えばこれら両
面間にこれらと略45度で傾斜する斜めのカム面を設け
ると、レベリング調整を2段階で調整することが可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る二輪車用前照灯装置
のレベリング装置は、カム、ナツトおよびアジヤスティ
グスクリュウによって前照灯装置を車体に対して前後方
向に角度調整自在に連結し、カムの回動によって前照灯
装置を回動させるようにしたので、荷重の変化に応じて
前照灯装置の照射角度を調整することができ、またアジ
ヤスティグスクリュウを回転調整すると、カムが進退移
動して前照灯装置のエイミング調整を行うことができる
ため、エイミング装置を兼用し、しがち構造が比較的簡
単で部品点数も少なく、安価に提供することができ、そ
の効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1−図は本発明に係る二輪車用前照灯装置のレベリン
グ装置の一実施例を示す側断面図、第2図は同レベリン
グ装置の分解斜視図、第3図はカムの背面側から見た斜
視図、第4図(a)、(b)はレベリング装置のレベリ
ング調整前の状態と、調整後の状態を示す図である。 1・・・前照灯装置、2・・・灯具ボディ、3・・・前
面レンズ、4・・・リム、5・・・バルブ、9・・・板
ばね、11・・・車体、13・・・レベリング装置、1
4・・・ブラケット、15・・・カム、1−6−・・ナ
ツト、18・・・アジヤスティグスクリュウ、19・・
−挿通孔、2o・−・長孔、3o・・・ワイヤ、31・
・・ねじ孔、34・・・圧縮コイルばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 照明角度を可変する二輪車用前照灯装置のレベリング装
    置において、車体に対して前後方向に回動可能に取り付
    ける回動支点側とは反対側にブラケットを設け、操作部
    材によって回動されるカムを前記ブラケットの後方に設
    け、このカムの中にナットを回動自在に収納配置し、前
    記ブラケットおよびカムを貫通し前記ナットに螺合連結
    されるアジャスティングスクリュウを前記車体に設け、
    かつ前記車体と前記ブラケット間にばねを弾装したこと
    を特徴とする二輪車用前照灯装置のレベリング装置。
JP2249998A 1990-09-21 1990-09-21 二輪車用前照灯装置のレベリング装置 Expired - Lifetime JPH07100421B2 (ja)

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JPH07100421B2 JPH07100421B2 (ja) 1995-11-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040266A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具
JP2009224037A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JP2012017016A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178209U (ja) * 1985-04-25 1986-11-07

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