JPH04128877A - Ｃｒｔ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、プラント系統の監視に使用されるＣＲＴ表示
装置に関する。

（従来の技術） 全体系統が１枚の表示画面に入りきれないような複雑な
プラント系統のＣＲＴ表示は、従来、画面分割方式又は
スクロール方式が用いられており１画面分割力式は全体
系統を複数の画面に分割し、見たい部分を含む画面を選
択表示するものであり、スクロール方式は、表示部分を
窓枠の内側とするとその窓枠を移動させて見たい部分を
表示するものである。

（発明が解決しようとする課題） 従来の画面分割方式は、各々の画面が固定であり、見た
い部分が複数画面に、またがったとき一つのＣＲＴ上に
表示ができないという欠点がある。

また、スクロール方式では、スクロール機能により表示
中心位置の変更は可能だが見たい部分をスクロールさせ
て探さなければならず、全体系統が大きく複雑なときに
は、探す手間が大変かかるという欠点がある。

そして、この両方式のいずれもが画面の表示倍率が固定
であるため、より広い範囲を表示させたり、あるいはよ
り狭い範囲を詳細に表示させるなど、監視員の表示目的
に応じた系統表示を行なうことができなかった。本発明
の目的は、全体系統の中から見たい部分を迅速に表示で
きるＣＲＴ表示装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明はＣＲＴ表示器の表示面に対する指の位置を検出
する指位置検出部と、表示面上を横軸をＸ軸とし縦軸を
Ｙ軸としたとき指のＸ、Ｙ座標を表示の中心とする表示
中心演算部と、指先から表示面までの垂直方向の距離に
応じて原画面の拡大倍率を演算する拡大倍率演算部と１
表示中心演算部より決定された表示中心に拡大倍率演算
部で決定された拡大倍率で原画面から表示範囲の画面を
編集する画面編集部と、この画面編集部で編集された結
果をＣＲＴ表示器に表示する表示出力部を具備してなる
ＣＲＴ表示装置である。

（作用） 本発明のＣＲＴ表示装置において、指位置検出部では、
ＣＲＴ表示面と指先の座標位置が検出され、表示中心演
算部では検出された座標位置からＣＲＴ表示面の中心に
表示すべき全体系統の表示中心部が算出され、拡大倍率
演算部では検出された座標位置から全体系統画面に対す
る拡大倍率が算出され、画面編集部では、決定された表
示中心部と拡大倍率により全体系統画面から表示画面を
編集され、表示出力部より表示出力される。

（実施例） 次に、本発明の詳細な説明する。第１図はＣＲＴ表示器
の表示面に対する指の位置を検出する指位置検出部１と
、表示面上を横軸をＸ軸とし縦軸をＹ軸としたとき指の
Ｘ、Ｙ座標を表示の中心とする表示中心演算部２と、指
先から表示面までの垂直方向の距離に応じて原画面の拡
大倍率を演算する拡大倍率演算部３と、表示中心演算部
２より決定された表示中心に拡大倍率演算部３で決定さ
れた拡大倍率で原画面から表示範囲の画面を編集する画
面編集部４と、画面編集部で編集された結果をＣＲＴ表
示器に表示する表示出力部５を具備してなるＣＲＴ表示
装置を示している６即ち、指位置検出部１と、表示中心
演算部２と、拡大倍率演算部３と、画面編集部４と、表
示出力部５とから構成される装置検出部１はＣＲＴ表示
面と指の位置関係を検出するものである。

また、表示中心演算部２は全体系統のどこをＣＲＴ画面
の中心位置にするかを算出するものである。

拡大倍率演算部３は表示画面の全体系統画面に対する拡
大倍率を算出するものである。

画面集編部４は表示中心演算部２により与えられた表示
中心位置と拡大倍率演算部３により与えられた拡大倍率
になるよう全体系統画面から表示画面を編集するもので
ある。

表示出力部５は編集された表示画面を表示出力するもの
である。

次にかかる構成をしたＣＲＴ表示装置の作用について説
明する。

第１図において、表示要求のあった時点でのＣＲＴ画面
に対する指の位＠　（Ｘ、Ｙ、Ｚ座標）は指位置検出部
１により検出される。表示中心演算部２ではｘ、Ｙ座標
より全体系統画面のどこをＣＲＴ表示面の中心にするか
が決定される。

第２図はＣＲＴ表示面と指先の位置関係を示す斜視図で
、１１はＣＲＴ表示面、１２は表示範囲、１３は表示中
心、１４は指の動きである。

また、拡大倍率演算部３では２座標と第３図に示すよう
な拡大倍率関数Ｐ＝ｆ（ｚ）で与えられる拡大倍率が求
められる０画面編集部４では求められた表示中心と拡大
倍率に基づき、全体系統画面より表示画面が編集され１
表示出力部５より表示画面が表示出力される。

第４図は表示画面の一例を示す正面図である。

〔発明の効果〕

本発明によれば指先位置を変化させるだけで全体系統画
面の任意の点を中心にそのまわりを任意の拡大倍率で表
示させることができるので極めて迅速に目的の箇所を表
示することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＣＲＴ表示装置の構成
図、第２図はＣＲＴ表示面と指先の位置関係を示す説明
図、第３図は指先からＣＲＴ表示面までの距離と拡大倍
率の関係を示す説明図、第４図はＣＲＴ表示の正面図で
ある。 １・・・指位置検出部　　　　２・・・表示中心演算部
３・・・拡大倍率演算部　　　４・・・画面編集部５・
・・表示出力部 代理人　弁理士　大　胡　典　夫 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＣＲＴ表示器の表示面に対する指の位置を検出する指位
   置検出部と、前記表示面上を横軸をＸ軸とし縦軸をＹ軸
   としたとき指のＸ、Ｙ座標を表示の中心とする表示中心
   演算部と、指先から前記表示面までの垂直方向の距離に
   応じて原画面の拡大倍率を演算する拡大倍率演算部と、
   前記表示中心演算部より決定された表示中心に前記拡大
   倍率演算部で決定された拡大倍率で前記原画面から表示
   範囲の画面を編集する画面編集部と、この画面編集部で
   編集された結果を前記ＣＲＴ表示器に表示する表示出力
   部を具備してなるＣＲＴ表示装置。