JPH04126548U - 吸 呑 - Google Patents

吸 呑

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JPH04126548U
JPH04126548U JP6295091U JP6295091U JPH04126548U JP H04126548 U JPH04126548 U JP H04126548U JP 6295091 U JP6295091 U JP 6295091U JP 6295091 U JP6295091 U JP 6295091U JP H04126548 U JPH04126548 U JP H04126548U
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JP
Japan
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suction
lid
drink
suction container
opening
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JP6295091U
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English (en)
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利夫 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 病人等に飲ませるべく吸口より流出させてい
る飲物を、吸呑容器本体を動かすことなく、緊急停止さ
せることができると共に、誤って吸呑を落としてしまう
という不具合を防止することができる吸呑を提供するこ
と。 【構成】 吸呑容器本体1に吸口2と内容物出入れ用の
開口部3を設け、同開口部3に、蓋体4を気密にかつ開
閉自在に取付け、同蓋体4に吸呑容器本体1内と外部と
を連通する連通路5を形成し、蓋体4の天板部4aの略
中央部に連通路の一端連通口5aを開口し、同天板部4
aにアーチ状の指係止体6を一端連通口5aを跨ぐ状態
に取付けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、病人等に飲物を飲ませる際に使用する吸呑に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院において使用されている吸呑の一形態として、断面略横長楕円形状 に形成した吸呑容器本体の周壁に吸口を外側上方へ向けて伸延形成すると共に、 吸呑容器本体の上部に縮径部を形成し、同縮径部の上端に開口部を形成し、同開 口部に蓋体を開閉自在に取付けたものがある。
【0003】 かかる吸呑を使用する際には、例えば、付添人が、蓋体を開放して開口部より 吸呑容器本体内に飲物を入れ、蓋体を閉塞した後、吸呑容器本体を持って病人等 の口に吸口をくわえさせて、吸呑容器本体を傾けることにより、飲物を吸呑容器 本体内より吸口を通して病人等に飲ませることができる。
【0004】 この際、病人等が望む適量の飲物を病人等の口の中に注ぎ込んだ後は、傾けて いた吸呑容器本体を略水平状態にもどして吸口より飲物が流出しないようにして 、その間に病人等が口の中の飲物を飲込むのを待ち、それからまた、適量の飲物 を病人等の口の中に注ぎ込むという作業を繰返すようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した吸呑の場合、病人等の口の中に注ぎ込んでいる飲物の量が 適量に達すると、傾けていた吸呑容器本体を略水平状態に戻して吸口より飲物が 流出しないようにしなければならないが、吸呑の使用が不慣れな使用者は急激に 吸呑容器本体を略水平状態に戻すために、流出している飲物の勢いで、飲物が急 には停止せず、病人等の口許等に飲物がこぼれ落ちるという不具合があった。
【0006】 また、上記した吸呑を使用する場合には、吸呑容器本体の上部に形成した縮径 部を持つようにしているが、病人等に飲物を飲ませるために吸呑容器本体を傾け たりしている際に、手が滑って吸呑を落としてしまうという不具合もあった。
【0007】 そこで、本考案では、病人等に飲ませるべく吸口より流出させている飲物を、 吸呑容器本体を略水平状態に戻すことなく、緊急停止させることができると共に 、誤って吸呑を落としてしまうという不具合を防止することができる吸呑を提供 せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案では、吸呑容器本体に吸口と内容物出入れ用の開口部を設け、同開口部 に、蓋体を気密にかつ開閉自在に取付け、同蓋体に吸呑容器本体内と外部とを連 通する連通路を形成したことを特徴とする吸呑を特徴とするものである。
【0009】 そして、蓋体の天板部の表面略中央部に連通路の一端連通口を開口し、同天板 部の表面にアーチ状の指係止体を一端連通口を跨ぐ状態に取付けたことにも特徴 を有する。
【0010】
【作用】
吸呑を使用して病人等に飲物を飲ませる際には、あらかじめ蓋体を開放して開 口部より吸呑容器本体内に飲物を入れた後、開口部に蓋体を気密状態に閉塞して おき、吸呑容器本体を人差し指を除く四本の指で持つと共に、人差し指は蓋体の 上方に位置させた状態で、吸口を病人等の口にくわえさせて、吸呑容器本体を傾 けることにより、吸呑容器本体内の飲物を吸口を通して病人等に飲ませることが できる。
【0011】 そして、適量の飲物を病人等の口の中に注ぎ込んだ後は、人差し指により蓋体 に形成した連通路の一端連通口を塞ぐことにより、吸呑容器本体内を密閉状態に して、吸口から飲物が流出するのをすみやかに停止させることができる。
【0012】 このようにして、病人等が口の中の飲物を飲込むのを待ち、それから人差し指 を連通路の一端連通口より離して吸呑容器本体内と外部とを連通させることによ り、再度すみやかに飲物を吸口より流出させて病人等の口の中に注ぎ込むことが できる。
【0013】 この際、蓋体の天板部の略中央部に連通路の一端連通口を開口し、同一端連通 口を間に挾んで天板部にアーチ状の指係止体を取付けておくことにより、同指係 止体中に人差し指を挿通した状態で、上記した作業を繰返せば、人差し指以外の 四本の指で持っていた吸呑容器本体を誤って落しそうになっても、人差し指に指 係止体を係止させているので吸呑を落とすことがない。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0015】 図1は、本考案に係る吸呑の一部切欠側面図、図2は同平面説明図、図3は同 一部切欠正面図である。
【0016】 吸呑Aは、図1〜図3に示すように、断面略横長楕円形状の吸呑容器本体1の 周壁に吸口2を外側上方に向けて伸延形成すると共に、上部を縮径させて開口部 3を形成し、同開口部3にキャップ状の蓋体4を気密かつ着脱自在に取付けてい る。
【0017】 そして、蓋体4の天板部4aの中央部に突部4bを上方へ膨出させて形成し、 同突部4b位置にて天板部4aに、吸呑容器本体1内と外部とを連通する連通路 5を縦断貫通状に形成して、蓋体4に連通路5の一端連通口5aを開口している 。5bは他端連通口である。
【0018】 また、蓋体4の天板部4aには、アーチ状の指係止体6を突部4bを跨ぐ状態 に取付けて、同指係止体6中に使用者の人差し指Fを挿通可能としている(図4 及び図5参照)。
【0019】 本考案の実施例は、上記のように構成しているものであり、本実施例によれば 、以下のような作用効果が生起される。
【0020】 すなわち、吸呑を使用して病人等に飲物を飲ませる際には、図4に示すように 、あらかじめ蓋体4を取外して開放した開口部3より吸呑容器本体1内に飲物D を入れた後、開口部3に蓋体4を気密状態に閉塞しておき、吸呑容器本体1を人 差し指Fを除く四本の指fで持つと共に、人差し指Fは蓋体4の上方に位置させ た状態で、吸口2を病人等の口にくわえさせて、吸呑容器本体1を持上げ状態に 傾けることにより、吸呑容器本体1内の飲物Dを吸口2を通して病人等に飲ませ ることができる。
【0021】 そして、適量の飲物Dを病人等の口の中に注ぎ込んだ後は、図5に示すように 、人差し指Fにより蓋体4に形成した連通路5の一端連通口5aを塞ぐことによ り、吸呑容器本体1内を密閉状態にして、吸口2から飲物Dが流出するのをすみ やかに停止させることができる。
【0022】 このようにして、病人等が口の中の飲物Dを飲込むのを待ち、それから人差し 指Fを連通路5の一端連通口5aより離して吸呑容器本体1内と外部とを連通さ せることにより、再度すみやかに飲物Dを吸口2より流出させて病人等の口の中 に注ぎ込むことができる。
【0023】 この際、蓋体4の天板部4aの略中央部に連通路5の一端連通口5aを開口し 、同一端連通口5aを間に挾んで天板部4aにアーチ状の指係止体6を取付けて いるために、同指係止体6中に人差し指Fを挿通した状態で、上記した作業を繰 返せば、人差し指F以外の四本の指fで持っていた吸呑容器本体1を誤って落し そうになっても、人差し指Fに指係止体6を係止させているので吸呑を落とすこ とがない。図4及び図5中、Hは使用者の手である。
【0024】 図6は、他の実施例としての蓋体4の断面図であり、天板部4aの中央部に使 用者の人差し指Fの腹を嵌入可能な凹部4cを形成し、同凹部4cの略中心位置 に連通路5の一端連通口5aを開口させている。
【0025】 このようにして、図5に示すように、使用者の人差し指Fの腹で凹部4cを押 さえることにより、連通路5の一端連通口5aを簡単かつ確実に閉塞することが できるようにしている。
【0026】 図7は、もう一つの他の実施例としての蓋体4の断面図であり、天板部3aの 表面、特に連通路5の一端連通口5aの周囲を略平坦に形成している。
【0027】 このようにして、使用者の人差し指の太さ等に関係なく、また、人差し指に違 和感を与えることなく連通路5の一端連通口5aを簡単かつ確実に閉塞すること ができるようにしている。
【0028】 なお、本実施例では、蓋体4を開口部3に着脱自在に取付けることにより、同 開口部3を開閉可能としているが、同蓋体4は、少なくとも開口部3を開閉可能 で、かつ気密状態に閉塞できればよいものであって、必ずしも着脱自在とする必 要はない。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、以下のような効果が得られる。
【0030】 すなわち、吸口より飲物を流出させるべく吸呑容器本体を傾けた姿勢のままで も、連通路の一端連通口を人差し指で塞ぐことにより、すみやかに飲物の流出を 停止させることができるために、病人等に飲物を飲ませる作業を簡単かつ確実に 行なうことができる。
【0031】 また、蓋体に指係止部を取付けているために、同指係止部に人差し指を挿通し ておくことにより、上記したように病人等に飲物を簡単かつ確実に飲ませること ができると共に、誤って吸呑を落として損傷させたり、飲物で病人等が寝ている 布団や床面を汚すという不具合の発生を防止できて、安心して吸呑を使用するこ とができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吸呑の一部切欠側面図。
【図2】同平面説明図。
【図3】同一部切欠正面図。
【図4】吸口より飲物を流出させている使用状態説明
図。
【図5】吸口より飲物が流出するのを停止させている使
用状態説明図。
【図6】他の実施例としての蓋体の断面側面図。
【図7】もう一つの他の実施例としての蓋体の断面側面
図。
【符号の説明】
A 吸呑 1 吸呑容器本体 2 吸口 3 開口部 4 蓋体 4a 天板部 4b 突部 4c 凹部 5 連通路 5a 一端連通口 5b 他端連通口 6 指係止体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸呑容器本体1に吸口2と内容物出入れ
    用の開口部3を設け、同開口部3に、蓋体4を気密にか
    つ開閉自在に取付け、同蓋体4に吸呑容器本体1内と外
    部とを連通する連通路5を形成したことを特徴とする吸
    呑。
  2. 【請求項2】 蓋体4の天板部4aの表面略中央部に連
    通路5の一端連通口5aを開口し、同天板部4aの表面
    にアーチ状の指係止体6を一端連通口5aを跨ぐ状態に
    取付けたことを特徴とする請求項1記載の吸呑。
JP6295091U 1991-05-09 1991-05-09 吸 呑 Pending JPH04126548U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6295091U JPH04126548U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 吸 呑

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6295091U JPH04126548U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 吸 呑

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04126548U true JPH04126548U (ja) 1992-11-18

Family

ID=31930158

Family Applications (1)

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JP6295091U Pending JPH04126548U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 吸 呑

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