JP2001354260A - ペットボトル用のストロー付き吸口キャップ - Google Patents

ペットボトル用のストロー付き吸口キャップ

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JP2001354260A
JP2001354260A JP2000213523A JP2000213523A JP2001354260A JP 2001354260 A JP2001354260 A JP 2001354260A JP 2000213523 A JP2000213523 A JP 2000213523A JP 2000213523 A JP2000213523 A JP 2000213523A JP 2001354260 A JP2001354260 A JP 2001354260A
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JP
Japan
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straw
cap
mouthpiece
mouth
cap body
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Application number
JP2000213523A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Mori
敏彦 森
Yukiharu Hamaguchi
幸春 浜口
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MORIKKUSU KK
Original Assignee
MORIKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 病人又は寝たきりの老人などが、寝た状態で
当人自身で自由、且つ手軽に気兼ねなく飲むことがで
き、手が直ぐ届く範囲で倒れない程度のラフな感覚で置
いておけ、幼児でも容易にペットボトルから直接ストロ
ー感覚で飲物が飲め、衛生的で環境にも貢献できる吸口
キャップ本体を得ること。 【解決手段】 ペットボトルの口部のねじ部に係合する
手段6と、吸口キャップ本体1の上部端側に吸口部2を
突設すると共に内側方向にストロー8を連結するストロ
ー連結部3を内外部に貫通する手段と、先端側吸口部を
蓋するキャップ10を設けた吸口キャップ本体に折曲げ
可能なストローを着脱可能に設ける事としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペットボトルの口
部に取付けて直接飲食するペットボトル用吸口キャップ
に折曲げ可能なストローを設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病人又は寝たきりの老人などがベ
ッドなどで、寝た状態でお茶又は水などの飲み物を飲む
のに使用される物に、吸飲みが一般的に使用されてい
る。
【0003】また、上述した寝た状態での市販のペット
ボトル入り飲料を飲むときは、ペットボトル入り飲料を
吸飲みに移し替えるか、少し体の自由が利く人で有れ
ば、コップ又はペットボトルの口部に設けられたキャッ
プを外して、ストローを直接挿入して該ストローで飲ん
でいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、病人又は特に寝
たきりの老人などが寝た状態でお茶又は水などの飲み物
を飲む時、吸飲みが一般的に使用され、その吸飲みは、
通常、枕元のテーブルなどに置かれ、飲もうとすると
き、誰かを呼んで介護して貰う必要があり、多少体が動
かせる人で有れば、自分で取ろうとすると体をひねった
状態で手を伸さなければ取れず、病人又は寝たきりの老
人などにとっては不可能な動作であった。
【0005】つまり、体を起せない人にとって、飲物を
飲むこと一つとっても自由に出来ず、咽が渇くごとに介
護の人を呼ぶというのでは、当人にとって非常につらく
介護の人に気を使い精神衛生上も問題があった。
【0006】また、従来使用されている吸飲みは、入る
容量が小さく、テーブルなど安定した平らな場所にしか
置けず、また水平に安定した状態で持って飲むこととな
り、病人など当人が使うには少し無理があった。
【0007】さらに、病人又は特に寝たきりの老人など
の使用する当人がベッドなどに寝たままの状態で手軽に
飲むことができ、手が直ぐに届く位置で比較的安定して
置いておける容器が提供されてなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸口キャップ
本体の基端部内側に、ペットボトルの口部のねじ部に係
合する係合保持部を形成し、該吸口キャップ本体の上部
端側に吸口部を突設すると共に内側方向にストローを連
結するストロー連結部を内外部に貫通して形成し、上記
吸口部を蓋すキャップを設けたペットボトル用吸口キャ
ップに於て、上記吸口部に折曲げ可能なストローを着脱
可能に設ける。
【0009】このことで、ペットボトルを利用する事で
比較的扱いやすく、病人又は特に寝たきりの老人などの
使用する当人が、ベッドなどに寝たままの状態で自由、
且つ手軽に飲むことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のペットボトル用のストロ
ー付き吸口キャップでは、吸口キャップ本体の吸口部に
折曲げ可能で、必要に応じた所定長さのストローを着脱
可能に連結して設けている。
【0011】該ペットボトル用吸口キャップは、本願出
願人が出願した、平成10年特許願第218463号
で、これはペットボトルの飲口に吸口キャップを装着し
て、その吸口部から直接ストロー感覚で容易に飲めるよ
うにしたもので、吸口キャップ本体の基端部内側に、ペ
ットボトルの口部のねじ部に係合する係合保持部を形成
し、該吸口キャップ本体の上部端側に吸口部を突設する
と共に内側方向にストローを連結するストロー連結部を
内外部に貫通して形成している。
【0012】また、吸口部を蓋すキャップを設けている
ので、飲物もこぼれず、吸口も直接触れることなく清潔
に保てる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、図1において、1はペットボトル用の吸口キャップ
本体で、該吸口キャップ本体1は、ペットボトル等の略
キャップ形状で、該上部端に内外に貫通し、且つ内側及
び外側の双方に突設させ、外側を吸口部2とし、内側を
ストロー連結部3としてそれぞれ形成している
【0014】また、吸口キャップ本体1の内側に、図2
に示すペットボトル4の口部5のねじに対応する雌ねじ
部6を形成し、図1に示すように、該雌ねじ部6の終端
上部近傍にペットボトル4の内圧を調整する空気調整穴
部7、7を形成している。
【0015】そして、吸口キャップ本体1の吸口部2の
上部端からストロー8を外嵌し、該ストロー8は、蛇腹
部9を上記吸口部2の上部近傍の中間位置に形成すると
共に必要に応じた所定の長さの物を、任意の角度に折り
曲げて使用する。
【0016】また、吸口キャップ本体1の上部より冠着
するキャップ10は、図3に示すように、碗を伏せたよ
うな形状で、該内部中央底部に突起部11を形成し、該
突起部11は、上記吸口部2の端部内側に密嵌するよう
に対応して形成されている。
【0017】さらに、キャップ10の内側周端近傍に凹
溝部12を凹設すると共にそれに対応する位置の吸口キ
ャップ本体1側に突部13を形成している。
【0018】そして、そのキャップ10は、吸口キャッ
プ本体1の側面側の所定位置に支軸14よって回動可能
に枢着され、ストロー8を吸口キャップ本体1の吸口部
2より取り外したとき回動状に冠着して吸口部2を蓋す
る。
【0019】しかして、一般に市販されるペットボトル
のキャップに換えて、図2に示すように、吸口キャップ
本体1をペットボトル4の口部5に螺合する。
【0020】その時、先ず、内部ストロー15をストロ
ー連結部3に挿入連結した後、吸口キャップ本体1を口
部5に螺合して内部ストロー15の先端がペットボトル
4の底面に付く程度に設定して、ペットボトル4に吸口
キャップ本体1を装着する。
【0021】そして、吸口キャップ本体1に冠着される
キャップ10の開閉に於て、先ず開けるとき、キャップ
10の側面を押上げるように回動状に開き、閉じるとき
は、回動状に冠着する、その時、突起部11が吸口部2
の端部内側に密嵌すると共にキャップ10の凹溝部12
と吸口キャップ本体1の突部13とが対応して嵌合し、
双方の弾発変形によってキャップ10が吸口キャップ本
体1に掛止状に冠着されることで、ペットボトル4内の
飲物がこぼれない。
【0022】しかして、キャップ10を開け、吸口部2
に必要に応じた所定長さのストロー8の基端部を外嵌
し、蛇腹部9を所定の角度に折り曲げ該ストロー8の先
端部を口にくわえてペットボトル4の飲物を飲む、その
時ペットボトル4の中の内圧が下がり、空気調整穴部7
より空気が流入することでスムーズに飲める。
【0023】また、飲んでない時に、ペットボトル4に
外圧を加えても、空気調整穴部7より空気が流出して、
飲物が飛出すほど内圧が加わらないため、吸口部2より
飲物が飛出すことがない。
【0024】このように、ベッドなどで寝た状態で飲む
とき、寝ている状態に合わせて所定長さのストロー8を
使用し、またペットボトル4の内部ストロー15の先端
が飲物に浸かっている状態で有れば、ペットボトル4を
水平近く倒しても飲むことが出来、こぼれることがなく
ラフに飲むことが出来る。
【0025】なお、吸口キャップ本体1に雌ねじ部6を
形成しているが、ペットボトル4に形成されたキャップ
取付ねじを利用して取付けるので有れば、雌ねじ部6に
はこだわらず、内側にそれに合わせて突起程度でも良い
が、図示は省略した。
【0026】また、ストロー8に形成された蛇腹部9を
設けず、ストロー8を所定の長さの直線状としても、寝
た状態であっても多少飲みにくいが、飲むことは可能で
ある。
【0027】さらに、吸口キャップ本体1の内側にスト
ロー連結部3が突設されているが、突設せずにストロー
連結部3を形成し、そこに内部ストロー15を嵌入する
ようにしても好ましいが、図示は省略した。
【0028】加えて、キャップ10の外形状を動物頭部
又はキャラクター等の形状にして、病人、特に子供の喜
ぶキャラクター等によって癒しの効果を得るようにして
も好ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、特に、吸口キャップ本体の基端部内側に、ペッ
トボトルの口部のねじ部に係合する係合保持部を形成
し、該吸口キャップ本体の上部端側に吸口部を突設する
と共に内側方向にストローを連結するストロー連結部を
内外部に貫通して形成し、上記吸口部を蓋すキャップを
設けたペットボトル用吸口キャップに於て、上記吸口部
に折曲げ可能なストローを着脱可能に設けているので、
ペットボトルを利用する事で比較的扱いやすく、特に病
人又は寝たきりの老人など使用する当人が、ベッドなど
に寝たままの状態で自由、且つ手軽に気兼ねなく使用し
て飲むことができ、精神衛生上好ましい。
【0030】また、従来のように一般的に使用される吸
飲みのようにテーブルなど水平で安定した状態で置いて
おく必要なく、ベッドサイドなど手が直ぐ届く範囲で、
倒れない程度のラフな感覚で置いておける。
【0031】さらに、ベッドなどで寝た状態で飲むとき
に寝ている状態に合わせて所定長さのストロー8が使用
でき、またペットボトルの内部ストロー15が飲物に浸
かっている状態で有れば、ペットボトルを水平近く倒し
ても飲むことが出来、こぼれることがなくラフに飲むこ
とが出来る。
【0032】またさらに、市販されている各社のペット
ボトル飲料に対応して使用でき、ベッドなどに寝たまま
の人以外、幼児でも手軽にペットボトルから直接ストロ
ー感覚で飲物が容易に飲め、ペットボトルを横にしても
一気に飲物がこぼれず、吸口も直接さわることがないの
で清潔に保てる。
【0033】加えて、上述の効果に加えて、飲んだ後の
空のペットボトルに取付け、好みの飲物を入れて使用で
きるので、資源の無駄を省くと共に再利用することで環
境に貢献することができ、実用上著大な効果を奏す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の側面断面図である。
【図2】本発明の使用例を示す要部の正面断面図であ
る。
【図3】吸口キャップ本体1にキャップ10を嵌着した
正面断面図である。
【符号の説明】
1 吸口キャップ本体 2 吸口部 3 ストロー連結部 4 ペットボトル 5 口部 6 雌ねじ部 8 ストロー 10 キャップ 15 内部ストロー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸口キャップ本体の基端部内側に、ペッ
    トボトルの口部のねじ部に係合する係合保持部を形成
    し、該吸口キャップ本体の上部端側に吸口部を突設する
    と共に内側方向にストローを連結するストロー連結部を
    内外部に貫通して形成し、上記吸口部を蓋すキャップを
    設けたペットボトル用吸口キャップに於て、上記吸口部
    に折曲げ可能なストローを着脱可能に設けたことを特徴
    とするペットボトル用のストロー付き吸口キャップ。
JP2000213523A 2000-06-10 2000-06-10 ペットボトル用のストロー付き吸口キャップ Pending JP2001354260A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213844A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Pigeon Corp 飲料容器
JP2015160669A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 レック株式会社 飲料容器用吸飲装置
CN104997361A (zh) * 2015-07-29 2015-10-28 徐秀 一种便于卧床病人饮水用饮水杯
JP2020074800A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 隆生 内野 口腔リハビリ器具

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