JPH04122507U - ごみ入れ容器の蓋 - Google Patents

ごみ入れ容器の蓋

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JPH04122507U
JPH04122507U JP3610591U JP3610591U JPH04122507U JP H04122507 U JPH04122507 U JP H04122507U JP 3610591 U JP3610591 U JP 3610591U JP 3610591 U JP3610591 U JP 3610591U JP H04122507 U JPH04122507 U JP H04122507U
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garbage container
opening
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garbage
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嶋 恒 夫 田
竜一 長谷川
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株式会社富士製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみの投入口である開口を上面に有するごみ
入れ容器上面の蓋を小さい力で開閉できるようにする。 【構成】 長手方向に蓋を開閉軸を介して蓋前部と蓋後
部とに二分割し、蓋後部の基端はごみ入れ容器の本体に
回転軸で枢支し、蓋後部の回転軸付近に先端が枢着され
た作動杆で前記蓋を開閉する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は生ごみ,紙ごみ等の可燃ごみ,びん缶類の不燃ごみ等を入れるごみ入 れ容器の蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ごみ入れ容器の蓋の構造は、図7に示すように、一枚蓋101で構成さ れ、ごみ入れ容器の本体100上面に基端が回転軸102で回動自在に枢着され 、ペダル板103を矢印103a方向に踏むと、支持軸104を支点にし図に示 すように作動杆105が上昇し、蓋101を矢印106方向に開放していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記従来の蓋の場合、蓋の巾に対し長さが長い形状の時には回転軸 まわりのモーメントが大であるので、蓋の上昇(開放)に過大な力を要していた 。
【0004】 また、蓋101が所定の位置(殆ど垂直に近い位置)まで開ききった時、蓋に 反動力が発生し、大きな衝撃力が発生していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案のごみ入れ容器の蓋は、長手方向に開閉軸を介 し蓋前部と蓋後部とに二分割され、蓋後部の基端はごみ入れ容器の本体に回転軸 で枢支され、前記蓋後部は前記回転軸付近に先端が枢着された作動杆により閉鎖 状態から開放状態へ回動せしめられることを特徴とし、
【0006】 蓋前部のフランジと蓋後部のフランジの開閉軸に至る部分に、開閉軸方向に傾 斜する傾斜部を設け、回転軸を支点にして開閉軸まわりに山形に屈曲する、山形 の頂点の角度を、蓋が開放される所定の角度に規正したことを特徴とし、
【0007】 蓋前部の先端が摺動する、ごみ入れ容器の本体上の蓋枠に、蓋が開放された場 合に当接するブレーキ用の傾斜面突起を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
作動杆を上下動させると、蓋前部と蓋後部とは開閉軸を中心に屈曲し、同時に 回転軸を中心に蓋後部が持ち上げられるので、山形を形成して開閉される。 蓋が開かれると蓋前部と蓋後部のフランジの、開閉軸に至る部分の傾斜部は、 所定の開放位置(所定の山形の頂点の角度)で互に当接し蓋の開放はその位置で 停止する。
【0009】 ごみ入れ容器本体上の蓋枠にブレーキ用の傾斜面を有する突起を設けると、蓋 が開放された時蓋前部の先端がこの傾斜面で停止し、蓋の開放動作が停止する。
【0010】
【実施例】
以下添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の蓋の開放状態を示すごみ入れ容器の斜視図、図6は本考案の蓋 を閉鎖した状態を示すごみ入れ容器の斜視図で、図において10は蓋,11は蓋 前部,12は蓋後部,21はごみ入れ容器の本体,22は蓋枠である。
【0011】 蓋10は蓋枠22に回転軸22a(図3)で枢着され、蓋後部12と蓋前部1 1とに長手方向に略2分割されている。 28,28はごみ容器で、本考案の蓋10で投入口が開閉される。このごみ容 器28(図3)は上方に取外し可能になっている。そして、このごみ容器28, 28にビニール袋を装着し、生ごみ等が一杯になった時取り出して口元をシール する封印器29が使用時は上方に回動するよう装着されている。 30は回転扉で、上部に投入扉30aが設けられ、回転扉30を閉めたまま上 方の投入扉30aから紙ごみ,びん缶等を下段のごみ容器31(図6)に投入で きるようになっている。
【0012】 蓋後部12と蓋前部11とは開閉軸13で屈曲自在に枢着され、回転軸22a は付近が蓋後部12内側に立設したブラケット14を介して作動杆23(図2, 図3)に枢着されている。 開閉軸13には、図5に示すようにコイルスプリング15が配設されており、 蓋10が直線状をなす方向に付勢されている。 そして、このコイルスプリング15は蓋10が開時の致死点(角度θ)(図8 )の反撥衝撃を緩衝する。また閉に復帰する際の初期摩擦係数に打ち勝つための 付勢作用をなす。 11aは図示しない消臭剤を着脱自在に収納する消臭剤ケースである。 図2,図3,図6に示す符合22aは、蓋前部11に設けた手掛け部で、図3 に示すように、蓋枠22にも相対応して凹部の手の挿入部11dが設けられ、操 作ペダル24を踏まずとも蓋10を開閉することを可能にする。
【0013】 蓋前部11と蓋後部12とフランジ11b,12bには、開閉軸13に至る部 分に、図5に示すように開閉軸方向に傾斜する傾斜部11c,12cが設けられ ている。 ごみ入れ容器の本体21上に組み付けられた蓋枠22上には、蓋10が開放さ れた場合に当接するブレーキ用の傾斜面突起22b(図3,図8)を設けても良 い。
【0014】 24は操作ペダル,26はペダル板、操作ペダル24をつま先で踏むと、ペダ ル板が支軸27を中心にして傾動し、操作杆23が上下するように構成されてい る。 なお、操作杆23は図示しないソレノイドで上下させるようにしても良い。こ の場合は人が押釦を押しソレノイドに通電する。
【0015】 以下、本考案のごみ入れ容器の蓋の作動を説明する。 図3,図4に示すように、操作ペダル24をつま先で踏むと、ペダル板26は 支軸27を支点にして先端26aが上昇し、先端26aに係合された作動杆23 が上昇する。 作動杆23が上昇すると蓋後部12はヒンジ14を介して押し上げられ回転軸 22aを中心に上向きに回転する。
【0016】 蓋後部12の先端が上昇するに伴って、蓋後部12と蓋前部11とは開閉軸を 中心にして次第に山形に屈折しフランジ11b,12bの傾斜部11cと12c が当接するまで屈折し、山形の頂点の角度θをなす鎖線の状態で停止する(図8 )。 この場合、蓋前部11をブレーキ的に止めるために、蓋枠22上に鎖線で示す 傾斜面突起22bを設けると、蓋が開ききった時の衝撃が小さくなる。
【0017】 次に操作ペダルからつま先をはなすと、蓋10は重量により、蓋前部が蓋枠上 をスライドし、図1の鎖線に示す状態を経て図6に示すように閉鎖される。 操作ペダル24と作動杆23で蓋10を開閉する構成において、蓋の前後の寸 法を略2等分より蓋前部11(自由側)の長さを蓋後部12より僅かに長くする ことで、開き切った時点で操作ペダル24の押し力を除去しても蓋10は開いた ままの状態が維持できる。 また、蓋前部11の長さと蓋後部12の長さを僅かに前記と反対にすることで 、開き切った時点で操作ペダル24の押し力を除去すれば蓋10は自重によって すみやかに閉鎖状態に戻すことができる。 図8に示す、蓋10が開き切った時の山形の角度θは蓋前部11と蓋後部12 の傾斜部11cと12cの傾斜角できめる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、下記のような効果を奏する。 蓋の大きさが開閉方向に長く伸びた蓋の場合、従来の一枚物の蓋は曲げモー メントが蓋に大きく発生し、作動上、構造上の問題があるが、本考案は長手方向 に2分割されているので上記問題がない。
【0019】 同一大きさの蓋の場合、本願の蓋は従来の一枚物の蓋より回転軸を中心にし たモーメントが小さいので、蓋前部先端と蓋枠とを互に滑り易い材質と形状にす ることにより、蓋を押しあげるために要する力が小さくてすむ。
【0020】 従って、オフィス等で机の左右いずれかの端に机の面と同じ高さに設置する薄 形のごみ入れ容器も、本考案の蓋の構造にすれば製作可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の蓋の開放状態を示すごみ入れ容器の斜
視図である。
【図2】本考案の蓋を取外したごみ入れ容器の斜視図で
ある。
【図3】本考案の蓋が閉鎖状態で取り付けられたごみ入
れ容器上部の縦断面図である。
【図4】図3のごみ入れ容器下部の縦断面図である。
【図5】本考案の蓋の分解斜視図である。
【図6】本考案の蓋の閉鎖状態を示すごみ入れ容器の斜
視図である。
【図7】従来の一枚物の蓋の説明図である。
【図8】本考案の蓋の説明図である。
【符号の説明】
10 蓋 11 蓋前部 11a 消臭剤ケース 11b フランジ 11c 傾斜部 12 蓋後部 12b フランジ 12c 傾斜部 13 開閉軸 21 本体 22 蓋枠 22a 回転軸 22b 傾斜面突起 23 作動杆 θ 山形の頂点の角度

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみの投入口である開口を上面に有する
    ごみ容器を収納し、該ごみ容器上面の投入口を開閉自在
    の蓋で閉鎖するごみ入れ容器において、長手方向に開閉
    軸を介し蓋前部と蓋後部とに二分割され、蓋後部の基端
    はごみ入れ容器の本体に回転軸で枢支され、前記蓋後部
    は前記回転軸付近に先端が枢着された作動杆により閉鎖
    状態から開放状態へ回動せしめられることを特徴とする
    ごみ入れ容器の蓋。
  2. 【請求項2】 蓋前部のフランジと蓋後部のフランジの
    開閉軸に至る部分に、開閉軸方向に傾斜する傾斜部を設
    け、回転軸を支点にして開閉軸まわりに山形に屈曲す
    る、山形の頂点の角度を、蓋が開放される所定の角度に
    規正したことを特徴とする請求項1記載のごみ入れ容器
    の蓋。
  3. 【請求項3】 蓋前部の先端が摺動する、ごみ入れ容器
    の本体上の蓋枠に、蓋が開放された場合に当接するブレ
    ーキ用の傾斜面突起を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のごみ入れ容器の蓋。
JP1991036105U 1991-04-20 1991-04-20 ごみ入れ容器の蓋 Expired - Lifetime JP2511539Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864581A (ja) * 1981-10-14 1983-04-16 Nec Home Electronics Ltd 手書き文字図形入力装置
JPS63162701U (ja) * 1987-04-14 1988-10-24
JPH0243101A (ja) * 1988-07-29 1990-02-13 Matsushita Refrig Co Ltd 厨芥収納庫

Patent Citations (3)

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JPH0243101A (ja) * 1988-07-29 1990-02-13 Matsushita Refrig Co Ltd 厨芥収納庫

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