JPH04122112A - 可変遅延線 - Google Patents

可変遅延線

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JPH04122112A
JPH04122112A JP2243524A JP24352490A JPH04122112A JP H04122112 A JPH04122112 A JP H04122112A JP 2243524 A JP2243524 A JP 2243524A JP 24352490 A JP24352490 A JP 24352490A JP H04122112 A JPH04122112 A JP H04122112A
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delay
fixed contact
delay element
series connection
input terminal
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JP2243524A
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Inventor
Mitsunori Kaneko
金子 光徳
Yukinori Miyake
三宅 幸則
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Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/30Time-delay networks
    • H03H7/34Time-delay networks with lumped and distributed reactance
    • H03H7/345Adjustable networks

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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンピュータ装置等において各構成素子間に
て高速度で信号を伝送する場合等における信号伝送のタ
イミング調整等のために使用される可変遅延線に関する
ものである。
従来の技術 この種の可変遅延線としては、従来、大別して次の3つ
の型のものがあった。
(1)  半導体素子を利用したもの。
(2)グランド線と信号線を対峙させて信号線から固定
の中間タップを引き出したもの。
(3)グランド線と信号線とを対峙させて信号線に対し
て摺動可能なタップを設けたもの。
(1)項の可変遅延線は、パッケージ内の回路基板にプ
ログラム可能な遅延ライン半導体素子や出力バッファ半
導体素子等を搭載してなり、駆動用電源および駆動コン
)o−ラにて遅延量を可変できるようにしたものである
(2)項の可変遅延線は、パッケージ内に、添付図面の
第8図に略示するように、グランド1と信号線2とを対
峙させて設け、パッケージの両側縁から突出するように
して、信号線2の一端に接続する入力端子■と、信号M
2の中間部に接続する中間タップ端子■、■、■、■お
よび■と、グランド線1に接続するグランド端子■と、
信号線2の他端に接続する出力端子■とをもうけてなる
ものであり、中間タップ端子■、■、■、■および■の
中から使用する中間タップ端子を選択することにより、
遅延量を選択できるようにしたものである。
〔3)項の可変遅延線は、パッケージ内に、添付図面の
第9図に略示するように、グランド3と信号線4とを対
峙させて設け、且つ信号線4にそって信号入力線5を設
け、さらに、信号線3と信号入力線5との間に渡してこ
れらに対して摺動可能とし、しかもパッケージ外から移
動可能なようにしたタップ6を設け、また、パッケージ
の両側縁から突出するようにして、信号人力線5の一端
に接続する入力端子7、信号線4の一端に接続する出力
端子8およびグランド線3に接続するグランド端子9を
設けてなるものであり、タップ6を移動調節することに
より遅延量を可変できるようにしたものである。
発明が解決しようとする課題 前記(1)項の従来の可変遅延線は、駆動用電源が必要
であり、回路も複雑となり、その上、駆動を制御するた
めの駆動コントローラが必要であり、全体として高価な
ものとなってしまっており、しかも、半導体を使用して
いるため周波数特性も良くなかった。
前記(2)項の従来の可変遅延線は、複数の固定中間タ
ップのうちの1つの中間タップを使用するものなので、
不整合要素が多く存在するようになり、周波数特性が期
待できない。例えば、中間タップ端子■を使用する場合
には、第8図に示すように、点線枠10内にある中間タ
ップ端子■および■と、点線枠11内にあるグランド線
1の一部分、信号線2の一部分および中間タップ端子■
および■とが不整合要素となり、それらによる容量、イ
ンダクタンスの浮動のために、周波数特性がどうしても
悪くなってしまっていた。
前記(3)項の従来の可変遅延線もまた、使用時に不整
合要素が多く存在するようになり、周波数特性が期待で
きない。例えば、第9図に示すようなタップ6の位置に
て使用する場合には、点線枠12内にある信号入力線5
の一部分と、点線枠13内にある信号線4の一部分およ
びグランド線3の一部分とが不整合要素となり、それら
による容量、インダクタンスの浮動のために、周波数特
性がどうしても悪くなってしまっていた。その上、この
摺動型のものでは、摺動させたタップ6の位置を正確に
把握することが難しく、遅延量を正確に知ることが難し
い。
本発明の目的は、前述したような従来の問題点を解消し
、高周波性能に優れ超高速遅延線としても使用できるよ
うな可変遅延線を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明による可変遅延線は、入力端子と、出力端子と、
複数個の遅延素子と、これら遅延素子のうちの1つまた
はそれ以上の遅延素子を前記入力端子と前記出力端子と
の間に選択的に直列に接続する切り換え手段とを備え、
切り換え手段を操作することにより、選択された各遅延
素子による遅延量に基づく総遅延量を与えることができ
る。
実施例 次に、添付図面の第1図から第7図に基づいて、本発明
の実施例について本発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての可変遅延線の拡大
横断面図である。第1図に示されるように、この実施例
の可変遅延線20は、パッケージ用ハウジングを構成す
る絶縁本体21および絶縁カバー22を備えている。絶
縁本体21の内底壁には、回路基板23が配置される。
絶縁カバー22には、はぼ中央部にそって間隔を開けて
3つの開口部24A、24B、24Cが形成されている
。また、絶縁カバー22には、開口R24A。
24B、24C内にて各々矢印P方向に移動可能なよう
にして、それぞれつまみ部材25A、25B、25Cが
取り付けられている。各つまみ部材25A、25B、2
5Cの各々の下端には、それぞれ1対の可動接点26A
1および26A2.26B、および26B2.26C,
および26C2が並設されている。これらつまみ部材の
1つを、第2図に拡大平面図にて示している。これらの
可動接点は、整合をとるた杓に、マイクロストリップラ
インに相当する幅に設計しておく必要がある。
さらに、絶縁本体21の両側縁から突出するようにして
、入力端子27と、出力端子28とが設けられている。
第3図は、回路基板23を示す拡大概略平面図であり、
この第3図に示されるように、回路基板23には、入力
端子27の一端を接続する入力端子接続用導体31と、
出力端子28の一端を接続する出力端子接続用導体32
と、遅延素子の各々を間に接続する3対の遅延素子接続
用固定接点33A、及び33A2.33B、及び33B
2.33C1及び33C2と、これら遅延素子接続用固
定接点対の各々に対応しているがそれら遅延素子接続用
固定接点対から電気的に分離されていて且つ入力端子接
続用導体と出力端子接続用導体との間に直列に接続され
うるように配置された複数個の直列接続用固定接点34
A、34B、34C135A、、35A、、35B、、
35B2.35C1,35C2とが設けられている。第
3図によく示されるように、直列接続用固定接点35A
1は、入力端子接続用導体31に接続されており、直列
接続用固定接点35C2は、出力端子接続用導体32に
接続されており、直列接続用固定接点35A2と直列接
続用固定接点35B。
とは互いに接続されており、同様に、直列接続用固定接
点35B2と直列接続用固定接点35C。
とは互いに接続されている。
また、遅延素子接続用固定接点対33A1及び33A2
、直列接続用固定接点34A並びに直列接続用固定接点
対35A1及び35A2は、つまみ部材25Aの1対の
可動接点26A、及び26A2のそれぞれによって接触
される位置に配置されており、同様に、遅延素子接続用
固定接点対33B1及び33B、、直列接続用固定接点
34B並びに直列接続用固定接点対3581及び35B
2は、つまみ部材25Bの1対の可動接点26B1及び
26B2のそれぞれによって接触される位置に配置され
ており、また、遅延素子接続用固定接点対33C1及び
33C,、直列接続用固定接点34C並びに直列接続用
固定接点対35C1及び35C2は、つまみ部材25C
の1対の可動接点26C1及び26C2のそれぞれによ
って接触されうる位置に配置されている。
さらにまた、遅延素子接続用固定接点33A1と遅延素
子接続用固定接点33A2との間には、第1の遅延素子
36Aが接続されており、同様に、遅延素子接続用固定
接点33B1と遅延素子接続用固定接点33B2との間
には、第2の遅延素子36Bが接続されており、また、
遅延素子接続用固定接点33C1と遅延素子接続用固定
接点33C2との間には、第3の遅延素子36Cが接続
されている。これら遅延素子36A、36B。
36Cは、実装スペースの制約を受ける以外は、任意の
ものでよく、回路基板上に電極を描いたようなものでも
、立体的にキャパシタンスとインダクタンスとを形成し
たようなものでもよい。
次に、この実施例の可変遅延線20の使用例について説
胡する。つまみ部材25A、25B。
25Cが第1図に示すような位置にあるときには、その
各可動接点対26A1及び26A2.26B。
及び26B2.26C,及び26C2は、それぞれ対応
する直列接続用固定接点34A、34B、34Cと、直
列接続用固定接点35A、及び35A、、35B+及び
35B2.35C,及び35C2とを接続する。一方、
第1図に示す位置から矢印Pに示す左方向へつまみ部材
25A、25B、25Cを移動させたときには、その各
可動接点対26A1及び26A2.26B、及び26B
、、26C,及び26C2は、それぞれ対応する遅延素
子接続用固定接点対33A1及び33A2.33B、及
び33B2.33C,及び33C2と、直列接続用固定
接点34A、34B、34Cとを接続する。今、つまみ
部材25Aを第1図に示すような位置とし、つまみ部材
25Bおよび25Cを第1図に示す位置から左側へ移動
させて使用する場合には、各可動接点は、第3図におい
て各固定接点上に・符号を付して示すような位置にて各
固定接点に接触することになる。従って、この使用状態
では、入力端子27と出力端子28との間には、第2の
遅延素子36Bと第3の遅延素子36Cとが直列に接続
されることになり、固定接点はほとんど遅延時間を持た
ないので、この可変遅延線の遅延量は、第2の遅延素子
36Bによる遅延量と、第3の遅延素子36Cによる遅
延量との総和に等しいものとなる。
このような使用状態においては、不整合部分は、第3図
において点線枠37内にある、直列接続用固定接点35
B、の一部分、直列接続用固定接点35B2の一部分、
直列接続用固定接点35C1の一部分、直列接続用固定
接点35C2の一部分のみであるので、従来に比べては
るかに少ないので、高周波特性の改良された可変遅延線
であることが明らかである。
このようにして、この実施例の可変遅延線20は、つま
み部材25A、25B、25Cを操作することにより、
第1の遅延素子36A、第2の遅延素子36Bおよび第
3の遅延素子36Cの任意の組合わせによる種々な遅延
量を与えることができる。
第4図は、本発明の別の実施例としての可変遅延線を示
す拡大横断面図であり、第5図は、その概略平面図であ
る。第4図に示されるように、この実施例の可変遅延線
40は、パッケージ用ハウジングを構成する絶縁本体4
1および絶縁カバー42を備えている。絶縁本体41の
内底壁には、回路基板43が配置される。絶縁カバー4
2には、はぼ中央部にそって間隔を開けて3つの開口部
44A、44B、44Cが形成されている。また、絶縁
カバー42には、開口部44A、44B。
44C内にて各々矢印P方向に移動可能なようにして、
それぞれつまみ部材45A、458145Cが取り付け
られている。各つまみ部材45A、45B、45Cの各
々の下端には、第6図の部分拡大側面図によく示される
ように、それぞれ1対の可動接点枢着脚部45A1及び
45A2.45B、及び45B、、45C,及び45C
2が並設されており、そして、これら各可動接点枢着脚
部の下端には、各可動接点46A、46B。
46C,46Dの各対応する端部が枢着されている。こ
れらの可動接点は、整合をとるために、マイクロストリ
ップラインに相当する幅に設計しておく必要がある。さ
らに、絶縁本体41の両側縁から突出するようにして、
入力端子47と、出力端子48とが設けられている。
第7図は、回路基板43上に設けられる固定接点の配置
を示す拡大概略平面図であり、この第7図に示されるよ
うに、回路基板43には、入力端子47の一端を接続す
る入力端子接続用導体51と、出力端子48の一端を接
続する出力端子接続用導体52と、遅延素子の各々を間
に接続する6対の遅延素子接続用固定接点53A+およ
び53A2.53B、及び53B、 、53C,及び5
3C2,53D、及び53D2.53E、及び53E、
、53F、及び53F2と、これら遅延素子接続用固定
接点対の各々の間に対応しているがそれら遅延素子接続
用固定接点対から電気的に分離されていて且つ入力端子
接続用導体と出力端子接続用導体との間に直列に接続さ
れうるように配置された3個の直列接続用固定接点54
A、54B、54Cとが設けられている。第5図によく
示されるように、入力端子接続用導体51には、可動接
点46Aの一端が枢着接続されており、出力端子接続用
導体52には、可動接点46Dの一端が枢着接続されて
いる。
また、遅延素子接続用固定接点対53A1及び53A2
、直列接続用固定接点54A並びに遅延素子接続用固定
接点対53B、及び53B2は、つまみ部材45Aの1
対の可動接点枢着用脚部45A、#よび45A2の下端
部のそれぞれによって接触される位置に配置されており
、同様に、遅延素子接続用固定接点対53C3及び53
C2、直列接続用固定接点54B並びに遅延素子接続用
固定接点対53D1及び53D2は、つまみ部材45B
の1対の可動接点枢着用脚部45B1および45B2の
下端部のそれぞれによって接触される位置に配置されて
おり、また、遅延素子接続用固定接点対53E、及び5
3E2、直列接続用固定接点54C並びに遅延素子接続
用固定接点対53F1及び53F2は、つまみ部材45
Cの1対の可動接点枢着用脚部45C1および45C2
の下端部のそれぞれによって接触される位置に配置され
ている。
さらにまた、遅延素子接続用固定接点53A1と遅延素
子接続用固定接点53A2との間には、第1の遅延素子
56Aが接続されており、同様に、遅延素子接続用固定
接点53B1と遅延素子接続用固定接点53B2との間
には、第2の遅延素子56Bが接続されており、また、
遅延素子接続用固定接点53C1と遅延素子接続用固定
接点53C2との間には、第3の遅延素子36Cが接続
されている。さらにまた、遅延素子接続用固定接点53
D1と遅延素子接続用固定接点53D2との間には、第
4の遅延素子56Dが接続されており、同様に、遅延素
子接続用固定接点53E1と遅延素子接続用固定接点5
3E2との間には、第5の遅延素子56Eが接続されて
おり、また、遅延素子接続用固定接点53F1と遅延素
子接続用固定接点53F2との間には、第6の遅延素子
36Fが接続されている。これら遅延素子56A156
B、56C,56D、56E、56Fは、実装スペース
の制約を受ける以外は、任意のものでよく、回路基板上
に電極を描いたようなものでも、立体的にキャパシタン
スとインダクタンスとを形成したようなものでもよい。
次に、この実施例の可変遅延線40の使用例について説
明する。つまみ部材45A、45B。
45Cが第4図に示すような位置にあるときには、その
各可動接点枢着脚部の下端部は、各対応する可動接点の
端部を、それぞれ対応する遅延素子接続用固定接点53
A、 、53A、、53C,,53C,,53C,,5
3E、 、53E2に接続する。また、第4図に示す位
置から矢印P方向へつまみ部材45A、45B、45C
を開口部44A、44B、44Cの中央位置まで移動さ
せた状態では、その各可動接点枢着脚部の下端部は、各
対応する可動接点の端部を、それぞれ対応する直列接続
用固定接点54A、54B、54Cに接続する。さらに
また、第4図に示す位置から矢印P方向へつまみ部材4
5A、45B、45Cを開口部44A、44B、44C
の右端位置まで移動させた状態では、その各可動接点枢
着脚部の下端部は、各対応する可動接点の端部を、それ
ぞれ対応する遅延素子接続用固定接点53B1.53B
2.53D、、53D、、53F、、53F2に接続す
る。今、つまみ部材45Aを第4図に示すような位置と
し、つまみ部材45Bを、開口部の中央位置とし、つま
み部材45Cを開口部の右端位置とする場合には、各可
動接点46A、46B。
46Cの各端部は、第7図において各固定接点上に・符
号を付して示すような位置にて各固定接点に接触するこ
とになる。従って、この使用状態では、入力端子47と
出力端子48との間には、第1の遅延素子56Aと第6
の遅延素子56Fとが直列に接続されることになり、固
定接点はほとんど遅延時間を持たないので、この可変遅
延線の遅延量は、第1の遅延素子56Aによる遅延量と
、第6の遅延素子56Fによる遅延量との総和に等しい
ものとなる。
このような使用状態においては、不整合部分は全くない
ので、高周波特性の改良された可変遅延線であることが
明らかである。
このようにして、この実施例の可変遅延線40は、つま
み部材45A、45B、45Cを操作することにより、
第1の遅延素子56Aから第6の遅延素子56Fのうち
の任意の組合わせによる種々な遅延量を与えることがで
きる。すなわち、この第4図から第7図の実施例では、
つまみ部材3個を設け3極切り換えとし、6個の遅延素
子を設けたことにより、3X3通りの遅延量を選択的に
与えることができる。
なお、この実施例では、接点間の距離が切り換え時によ
って異なるが、可動接点46A、46B46Cにバネ性
を持たせているので、この距離の変化は、各可動接点の
伸縮の程度により吸収させることができる。このような
可動接点の伸縮のため、各可動接点の回路基板に対する
高さが変わりインピーダンスが乱れるが、この距離は従
来の不整合部に比べ、電気長がはるかに短く、また、イ
ンピーダンスが乱れるだけで、完全不整合でないため、
従来のものに比べてはるかに高周波特性が良い。
また、第1図に示した実施例では、つまみ部材の数を3
個、遅延素子の数を3個とし、第4図の実施例では、つ
まみ部材の数を3個、遅延素子の数を6個としたが、本
発明は、これらに限定されるものでなく、つまみ部材の
数、遅延素子の数は必要に応じて適宜任意に選択できる
ものである。
発明の効果 本発明の可変遅延線は、前述したような構成であるため
、次のような効果を得ることができる。
(1)使用時における不整合部分を従来よりはるかに少
なくできるため、高周波特性に優れ、高速信号に対応で
きるものとすることができる。
(2〕  手動切り換えとしているために、複雑な回路
やコントローラが不要で、価格を低減できる。
(3)外見はデイツプスイッチと同じ形状とすることが
でき、つまみ部材の位置から容易に遅延量を計算できる
(4)第4図の実施例では、バネ性のある可動接点を真
上から押す構造としているため、他の部分は束縛を受け
ずに接点間隔に応じて可動接点を伸縮でき、つまみ部材
によって直接的に位置が決まり、より確実に切り換えが
できる。
(5)第4図の実施例では、接点の片方づつをつまみ部
材によって連結するようにしているので、遅延素子を自
由に選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例としての可変遅延線の拡大
横断面図、第2図は、第1図の可変遅延線のつまみ部材
の1つを示す拡大平面図、第3図は、第1図の可変遅延
線の回路基板上の固定接点の配置を示す拡大平面図、第
4図は、本発明の別の実施例としての可変遅延線を示す
拡大横断面図、第5図は、第4図の可変遅延線の概略平
面図、第6図は、第4図の可変遅延線のつまみ部材の部
分を示す部分拡大側面図、第7図は、第4図の可変遅延
線の回路基板上に配設される固定接点の配置を示す拡大
平面図、第8図は、従来の可変遅延線の一例を示す概略
図、第9図は、従来の可変遅延線の別の例を示す概略図
である。 20・・・・・・可変遅延線、21・・・・・・絶縁本
体、22・・・・・・絶縁カバー、23・・・・・・回
路基板、24A、24B、24C・・・・・・開口部、
25A、25B、25C・・・・・・つまみ部材、26
A、〜26C2・・・・・・可動接点、27・・・・・
・入力端子、28・・・・・・出力端子、31・・・・
・・入力端子接続用導体、32・−・・・・出力端子接
続用導体、33A1〜33C2・・・・・・遅延素子接
続用固定接点、34A、34B、34C・・・・・・直
列接続用固定接点、35A1〜35C2・・・・・・直
列接続用固定接点、36A、36B、36C・・・・・
・遅延素子。 第1図 第3図 第4図 第7図 ロヒ52 陀51 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力端子と、出力端子と、複数個の遅延素子と、
    これら遅延素子のうちの1つまたはそれ以上の遅延素子
    を前記入力端子と前記出力端子との間に選択的に直列に
    接続する切り換え手段とを備えることを特徴とする可変
    遅延線。
  2. (2)前記入力端子および出力端子は、パッケージ用ハ
    ウジングから引き出されており、該パッケージ用ハウジ
    ング内には、回路基板が配設されており、該回路基板に
    は、前記入力端子の一端を接続する入力端子接続用導体
    と、前記出力端子の一端を接続する出力端子接続用導体
    と、前記遅延素子の各々を間に接続する複数対の遅延素
    子接続用固定接点と、該遅延素子接続用固定接点対の各
    々に対応しているがそれら遅延素子接続用固定接点対か
    ら電気的に分離されていて且つ前記入力端子接続用導体
    と前記出力端子接続用導体との間に直列に接続されうる
    ように配置された複数個の直列接続用固定接点とが設け
    られており、前記パッケージ用ハウジングには、それに
    対して摺動自在に複数個のつまみ部材が取り付けられて
    おり、該つまみ部材の各々には、前記遅延素子接続用固
    定接点の1つと前記直列接続用固定接点の1つとの間ま
    たは前記直列接続用固定接点の1つと前記直列接続用固
    定接点の別の1つとの間を電気的に接続するための可動
    接点が設けられており、前記切り換え手段は、前記遅延
    素子接続用固定接点、前記直列接続用固定接点、前記つ
    まみ部材および前記可動接点によって構成されている請
    求項(1)記載の可変遅延線。
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