JPH0412201Y2 - - Google Patents

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JPH0412201Y2
JPH0412201Y2 JP1986020763U JP2076386U JPH0412201Y2 JP H0412201 Y2 JPH0412201 Y2 JP H0412201Y2 JP 1986020763 U JP1986020763 U JP 1986020763U JP 2076386 U JP2076386 U JP 2076386U JP H0412201 Y2 JPH0412201 Y2 JP H0412201Y2
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JP1986020763U
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、配線用又は空調用チヤンバー等に利
用するための二重床を形成する床に関し、特に、
配線ケーブル又はコード等の配線密度の高い電算
機室あるいは各種事務機器が設置される事務室に
利用される。 (従来の技術) 従来のフリーアクセス型の床の支持脚として、
実公昭60−35706号公報に記載のものが知られて
いる。この考案の特徴は、ベース板、支柱、床板
受からなる支持脚において、ベース板を支柱と分
離した独立板とし、そのベース板は中央に支柱パ
イプ嵌合突起を有する下板と、中央に設けた支柱
パイプ嵌合孔から四方へジヨイント金具付突起を
設けた上板とを一体に形成し、前記ジヨイント金
具取付突起には側面にボルト孔を設けた点にあ
る。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このフリーアクセス型の床の支
持脚には次のような問題点があつた。 床スラブ上に支柱を取付けたベース板を配置
し、このベース板にジヨイント金具を固定した
後、次のベース板にジヨイント金具を固定する。
順次この作業を繰り返し行なつて各支持脚間を一
体固定するのである。 つまり、ジヨイント金具をベース板に固定し
て、ようやく支持脚の位置が決まる。したがつ
て、端から順次作業を進めざるを得ないので、作
業手順が極めて悪かつた。また、ジヨイント金具
とベース板との固定がボルトによるものであるか
ら、多くの作業時間が必要であつた。 (問題点を解決するための手段) 本考案床はこのような問題点を除去するために
創作したもので、二重床を形成する複数枚の正方
形の床パネルと、床下地に立設され前記床パネル
を床下地から適宜な間隔の距離をおいて支持する
複数個の支持体と、隣接するこれらの支持体同士
をそれぞれ連結固定する複数個の連結枠とからな
り、支持体は、下部周縁にフランジが形成される
とともに上面板で閉蓋された円筒形支柱と、前記
した床パネルの裏面に形成した係合穴と係合させ
る4個の係合部材とからなり、フランジには4本
の凸条が等間隔で放射状に形成され、この凸条の
下面は連結枠を構成する連結材を嵌入する受溝と
なされるとともに、凸条には支柱クリツプを用い
て支持体を連結材に固定する係止孔がそれぞれ貫
設されており、連結枠は4本の連結材を床パネル
とほぼ同じ大きさの正方形状に組み合わせたもの
で、各連結材の両端部は上向きに屈折した段部に
形成され、この各段部の先端部には連結枠同士あ
るいは連結材同士を枠クリツプを用いて接続する
枠係止孔が設けられるとともに、各段部の手前側
の連結材には前記した支持体に設けた係止孔に対
応する支柱係止孔が設けられており、各支持体
は、連結材を床下地上で正方形状に組み合わせた
連結枠同士の連結用枠クリツプ上、あるいは連結
枠を形成する連結材同士の接続点上に載置され、
支持体に形成した受溝に連結材を嵌入させるとと
もに、支持体に形成した係止孔と連結材に形成し
た支柱係止孔を適合させ、この適合孔に支柱クリ
ツプを嵌入させて支持体が連結枠に固定され、こ
のように配置固定された支持体の係合部材上に床
パネルが敷設されたものである。 (作用) 床下地上に、連結枠を配設した後、各支持体を
連結枠の交点に載置固定し、この各支持体上に床
パネルを敷設する。 したがつて、連結枠を組み合わせる作業と支持
体を固定する作業とを別々に行なうことができ、
作業性が極めてよい。 また、連結枠同士と、連結枠と支持体との固定
がクリツプにより行なわれるので固定作業が簡単
である。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 本考案の床は、複数枚の床パネル1と、これら
床パネル1を床下地4から適当な間隔の距離をお
いて支持する複数個の支持体2と、隣接する支持
体2同士を連結固定する着脱可能な複数個の連結
枠3とから構成されている。 床パネル1は正方形状に形成されたもので、裏
面の各角部には支持体2に設けられた係合部材1
5と係合する係合穴(図示省略)がそれぞれ設け
られている。 支持体2は、支柱5と、床パネル1の係合穴と
係合させるためこの支柱5の上部の所定位置に突
設された4個の係合部材15から構成されてい
る。 支柱5は耐震安定性に優れた円筒形あるいは円
柱形、截頭円錐形が好ましく、本例の支柱5は、
上部が閉蓋された円筒形に形成されたものであ
る。 支柱5の上面板6にはクロス部を支柱5の中心
に設けた十字状の補強リブ7が、下部周縁にはフ
ランジ8がそれぞれ形成され、例えば鋼板を絞り
加工することで成形されている。このフランジ8
と支柱5とで支持体2はハツト形に形成されてい
るのである。また、支柱5の高さと直径(截頭円
錐形の場合は底部の直径)との関係は、耐震安定
性を確保するうえで下記表1に示す範囲で実用す
るのが好ましい。
【表】 フランジ8には補強リブ7と対応する位置にそ
れぞれ4本の凸条が等間隔で放射状に形成され、
この凸条の下面は連結枠3の連結材20を嵌入す
る受溝9となされている。各凸条には連結枠3の
連結材20を固定するための係止孔10がそれぞ
れ貫設されている。またフランジ8の下面には床
の僅かな起伏になじみ又は歩行時の音を吸収する
ゴムシートあるいは不織布等の緩衝材11が貼着
されている。図中の符号12は、耐震安定性が更
に必要とされる場合に、接着又はアンカーボルト
止めによつて支持体2を床下地4に固定させる固
定孔である。 支柱5上に突設された4つの係合部材15は、
敷設する床パネル1の各角部に形成した係合穴と
それぞれ嵌合し、これら床パネル1同士を隣接さ
せるとともに同一平面上に支持固定することで二
重床を形成させるものである。係合部材15は、
支柱5の上面板6に形成した通孔(図示省略)に
適合固着させたナツト17に、ボルト部19を螺
入して直立させたつば付ボルト16と、つば付ボ
ルト16とナツト17間に介装されたスプリング
18から構成されている。つば付ボルト16はナ
ツト17に対して回動させることでつば部16a
を上下動させることができ、またスプリング18
は床パネル1の位置関係を安定的に維持させる。 連結枠3は、4本の連結材20を正方形状に組
み合わせたもので、大きさは床パネル1と略等し
い。連結材20は、両端部が上に向けて屈折され
て段部21が形成された長尺状の板体で、この段
部21には連結枠3同士あるいは連結材20同士
を連結するための枠係止孔22が設けられ、段部
21の手前には支柱5に形成した係止孔10と対
応し、隣接する支持体2同士を連結固定するため
の支柱係止孔23が設けられている。正方形状に
組み合わせた相接する連結材20の両端を、例え
ばスポツト溶接等によりそれぞれ固着することで
連結枠3が形成され、この状態の連結枠3を現場
に運び、床下地上に配設する。これら連結枠3同
士を連結するための係止には、枠係止孔22を合
わせてこの適合孔に弾性を有する枠クリツプ25
を差し込む。しかし、連結枠3同士の連結に用い
ない連結枠3の角部も連結材20,20同士を枠
クリツプ25を用いて連結する。 連結枠3に対する支持体2の取付固定は次のよ
うに行う。支柱5の係止孔10と連結枠3の支柱
係止孔23とを適合させ、この適合孔には弾性を
有する支柱クリツプ26を嵌入して係止し、支持
体2を複数個の連結枠3の交点上、あるいは連結
枠3を形成する連結材20同士の接続点上に取付
ける。 次に、本考案の組立について説明する。 まず、レイアウトに合わせて最初に設置される
支持体2の位置と連結枠3の延設方向とを決定す
る。次に連結枠3の枠係止孔22をこの支持体2
の中心に位置するように配設するとともに前記決
定された延設方向に沿つて他の連結枠3をそれぞ
れ配設する。相接する連結枠3の枠係止孔22を
枠クリツプ25によつて順次係止して行くことで
連結枠3は連結され、所定の位置に格子状に敷設
される(第5図参照)。そして、この枠クリツプ
25で係止された位置に支持体2の中心を合わ
せ、連結枠3の連結材20をフランジ8に形成し
た受溝9にそれぞれ合わせるとともに係止孔10
と支柱係止孔23とを適合させ、この適合孔に支
柱クリツプ26を差込み係止することで隣接する
支持体20同士は連結枠3を介して連結され、安
定的に固定される。そして、固定された支持体2
の係合部材15に緩衝材を有するワツシヤ(図示
省略)を介して床パネル1の係合穴を嵌合させ、
敷設することで二重床が形成される。 なお、支持体2の取付けは、各連結枠3の接続
により連結材20が十字交差する位置に限らず、
連結材20が連結枠3において直角に接続された
位置にもなされる。 (考案の効果) あらかじめ床下地上に連結枠を組み合わせ配置
することができるため、支持体の位置決めが確実
であり、墨出し等による位置決め作業を行なうこ
とが不要である。 また、連結枠の配置と支持体の固定を別々に行
なうことができるため、作業性がよい上に、連結
枠の強度をしつかり確かめてから、次の作業に入
ることができるから、精度と強度の高い床を形成
できる。 さらに、連結枠同士と、連結枠と支持体との固
定がクリツプを用いて行なわれるため、固定作業
を簡単で迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案床の組立て状態を示す斜視図、
第2図は支持体の斜視図、第3図は同断面図、第
4図は連結枠の斜視図、第5図は組立時における
連結枠の接続を示す平面図である。 1……床パネル、2……支持体、3……連結
枠、4……床下地、5……支柱、6……上面板、
8……フランジ、9……受溝、10……係止孔、
15……係合部材、20……連結部材、21……
段部、22……枠係止孔、23……支柱係止孔、
25……枠クリツプ、26……支柱クリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二重床を形成する複数枚の正方形床パネルと、 床下地に立設され前記床パネルを床下地から適
    宜な間隔の距離をおいて支持する複数個の支持体
    と、隣接するこれらの支持体同士をそれぞれ連結
    固定する複数個の連結枠とからなり、 支持体は、下部周縁にフランジが形成されると
    ともに上面板で閉蓋された円筒形支柱と、前記し
    た床パネルの裏面に形成した係合穴と係合させる
    4個の係合部材とからなり、フランジには4本の
    凸条が等間隔で放射状に形成され、この凸条の下
    面は連結枠を構成する連結材を嵌入する受溝とな
    されるとともに、凸条には支柱クリツプを用いて
    支持体を連結材に固定する係止孔がそれぞれ貫設
    されており、 連結枠は4本の連結材を床パネルとほぼ同じ大
    きさの正方形状に組み合わせたもので、各連結材
    の両端部は上向きに屈折した段部に形成され、こ
    の各段部の先端部には連結枠同士あるいは連結材
    同士を枠クリツプを用いて接続する枠係止孔が設
    けられるとともに、各段部の手前側の連結材には
    前記した支持体に設けた係止孔に対応する支柱係
    止孔が設けられており、 各支持体は、連結材を床下地上で正方形状に組
    み合わせた連結枠同士の連結用枠クリツプ上、あ
    るいは連結枠を形成する連結材同士の接続点上に
    載置され、支持体に形成した受溝に連結材を嵌入
    させるとともに、支持体に形成した係止孔と連結
    材に形成した支柱係止孔を適合させ、この適合孔
    に支柱クリツプを嵌入させて支持体が連結枠に固
    定され、 このように配置固定された支持体の係合部材上
    に床パネルが敷設されてことを特徴とする床。
JP1986020763U 1985-05-22 1986-02-14 Expired JPH0412201Y2 (ja)

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US06/864,851 US4736555A (en) 1985-05-22 1986-05-20 Free access type floor

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JPS62131539U JPS62131539U (ja) 1987-08-19
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JP5898932B2 (ja) * 2011-11-29 2016-04-06 株式会社イトーキ 二重床パネル構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6035706U (ja) * 1983-08-12 1985-03-12 タイホ−工業株式会社 集水装置

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