JPH04121181U - 電源保護回路 - Google Patents

電源保護回路

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JPH04121181U
JPH04121181U JP3332491U JP3332491U JPH04121181U JP H04121181 U JPH04121181 U JP H04121181U JP 3332491 U JP3332491 U JP 3332491U JP 3332491 U JP3332491 U JP 3332491U JP H04121181 U JPH04121181 U JP H04121181U
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JP
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power
circuit
power supply
transistor
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JP3332491U
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Inventor
芳史 大平
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株式会社東芝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバータトランス6によって画面にラスタ
ーを出すためのメインB電源ラインと、BS信号処理用
電源ラインとに電力を供給する単一スイッチングレギュ
レータにおいて、メインB電源のみをオフして留守録を
行うモードであってもトランジスタスイッチ10のショ
ート等の原因によりメインB電源が供給されてしまうこ
とを防ぎ、テレビセットを保護する。 【構成】 メインB電源をオフさせる信号(ローレベ
ル)をNOT回路31によって反転せしめ、そのハイレ
ベル信号をAND回路36に入力する。トランジスタス
イッチ10のショートにより出力される電力を電力検出
回路35で検出しその検出信号(ハイレベル)をAND
回路36に入力する。AND回路36のハイレベル出力
によって制御回路37のサイリスタ40を点弧し保護ト
ランジスタ38をオンさせてテレビセットの電源リレー
22をオフせしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カラーテレビジョン受像機等の電源保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近BS信号処理等、テレビ画面に絵を出さずに電源供給を行うように構成さ れた回路がある。これは一台のスイッチングレギュレータから水平偏向回路用電 源(以下メインB電源と称する)と、例えばBS信号処理用電源とを多出力で供 給することができ、かつメインB電源はトランジスタスイッチ等で電源供給をオ フできるものであり、例えば図2のように構成されている。
【0003】 図2において1はACプラグ2を介して商用電源(図示省略)の交流電力を整 流する整流器である。整流器1の出力側はスイッチングレギュレータ部を構成す るコンバータトランス6の一次側巻線6aの一端に接続され、他端はトランジス タ5のコレクタ・エミッタ路を介して接地している。このトランジスタ5のベー スは抵抗3を介して整流器1の出力側に接続されるとともに抵抗4を介してトラ ンス6の二次巻線6aに接続されている。コンバータトランス6の二次側の第1 の巻線6cに得られる電力はダイオード7,コンデンサ8からなる第1整流平滑 回路9で整流平滑された後トランジスタスイッチ10のコレクタ,エミッタを介 して図示しない水平偏向回路(第1電源系統;メインB電源)に供給される。コ ンバータトランス6の二次側の第2の巻線6dに得られる電力はダイオード 11, コンデンサ12からなる第2整流平滑回路13で整流平滑された後図示しないB S信号処理回路(第2電源系統)に供給される。前記トランジスタスイッチ10 のエミッタ,コレクタ間には抵抗14およびトランジスタ15が接続され、トラ ンジスタ15のベース,エミッタ間には抵抗16が接続されている。トランジス タ15のベースは抵抗17およびトランジスタ18のコレクタ,エミッタを介し て接地されている。トランジスタ18のベースには、マイコン等から出力された メインB電源のオン,オフ制御信号が抵抗19を介して供給されるものであり、 そのベース,接地間には抵抗20,コンデンサ21が並列接続されている。前記 整流器1とACプラグ2を結ぶ電路には電源リレー22の接点22aが介挿され ている。22bは電源リレー22のコイルであり、その一端はスタンバイ電源に 接続され、他端はリレードライブトランジスタ23のコレクタ,エミッタを介し て接地されている。リレードライブトランジスタ23のベースにはテレビセット の電源をオン,オフするためのリレーオン,オフ信号が供給される。
【0004】 上記のように構成された回路において、テレビセットをオンする信号がリレー ドライブトランジスタ23に供給されると、該トランジスタ23がオンとなって 電源リレー22のコイル22bが励磁され、接点22aがオンとなる。このため テレビセットの電源が投入されコンバータトランス6の二次側の第1,第2巻線 には各々電力が得られる。これらの電力は第2整流平滑回路13を介してBS信 号処理回路(図示省略)に供給されるとともに、トランジスタスイッチ10のオ ン時であれば第1整流平滑回路9およびトランジスタスイッチ10を介して水平 偏向回路(図示省略)に供給される。
【0005】 またビデオ留守録時等のようなモードでは、マイコンからのメインB電源オフ 制御信号(ローレベル信号)が入力されることによってトランジスタ18はオフ 制御され、トランジスタ15,トランジスタスイッチ10がともにオフとなる。 これによってメインB電源をオフにすることができ、テレビ画面に絵を出さずに BS信号処理回路のみを動作させることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ここで前記メインB電源をオフさせBS信号処理回路のみを動作させるモード において、例えばトランジスタスイッチ10のコレクタ,エミッタ間がショートす る故障が生じたとする。この場合マイコンからメインB電源オフの制御信号が出 力されているにも拘わらずメインB電源が供給されてしまい、ユーザーが驚くば かりでなく、非常に危険である。
【0007】 また前記メインB電源オフモードでは、マイコンがテレビ画面に画像を出すモ ードでは無いことから、各種の初期設定がなされていないことも問題となる。
【0008】 このようにメインB電源をオフするためのトランジスタスイッチ等の故障によ り、テレビ画面に絵を出してはいけないモードでメインB電源が供給されること は安全上好ましくない。
【0009】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、メインB電源をオフに するモードにおいて部品故障等の原因によりメインB電源が供給されてしまった 場合に、これを検出して安全な状態にテレビセットをブレイクダウンする事がで きる電源保護回路を提供することにある。 〔考案の構成〕
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電源をオン、オフするための電源リレーと、該電源リレーのオン時 に、商用電源を整流した電力が供給され、スイッチングレギュレーションにより 二次側の複数の巻線に各々電力を出力するコンバータトランスと、前記コンバー タトランスの二次側の第1の巻線に誘起する電力を整流平滑して第1の電圧を発 生する第1整流平滑回路と、前記コンバータトランスの二次側の第2の巻線に誘 起する電力を整流平滑して第2の電圧を発生する第2整流平滑回路と、前記第1 整流平滑回路と第1電源系統を結ぶ電路に介挿され、第1電源系統への前記第1 の電圧の供給をオン、オフするための指令信号によってオン、オフ制御されるス イッチ手段とを備えてなる電源保護回路において、前記指令信号の状態と、前記 第1電源系統への第1の電圧の有無の状態とを検出し、前記指令信号がオフ指令 のときに前記第1電源系統へ第1の電圧が供給されている場合に、前記電源リレ ーをオフする制御回路とを設けたことを特徴としている。
【0011】
【作用】 いま、電源リレーおよび第1電源系統へのスイッチ手段がオン制御されている とする。この場合第1整流平滑回路から第1の電圧が発生し、スイッチ手段を介 して水平偏向回路等の第1電源系統に電力が供給されるとともに、第2整流平滑 回路からの第2の電圧が発生し、BS信号処理回路等の第2電源系統に電力が供 給される。
【0012】 次に例えばビデオ留守録画のようにテレビ画面には画像を出さずにBS信号処 理回路のみ動作させる場合には、前記スイッチがオフ制御される。このときスイ ッチ手段が正常に働いてオフ状態になれば第1電源系統の電力供給は無しとなっ て、リレー制御回路は動作しない。
【0013】 しかしスイッチ手段で例えばショート等の故障が発生し、該スイッチ手段がオ フにならず第1電源系統に電力が供給され続けると、制御回路はその状態を検出 し、電源リレーをオフさせるので、速やかに電源供給が停止される。従って前記 第1電源検出用スイッチの故障の影響は受けず安全は確保される。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。図1において図2と 同一部分は同一符号を以て示しその説明は省略する。図1において図2と異なる 点は、マイコン等から出力されるメインB電源オン,オフ制御信号を反転するN OT回路31を設け、トランジスタスイッチ10と水平偏向回路との間に分圧抵 抗32,33およびコンデンサ34から成る電力検出回路35を接続し、NOT 回路31の出力端と分圧抵抗32,33の中点をAND回路36の各入力端に各 々接続し、AND回路36の出力側とリレードライブトランジスタ23のベース を結ぶ電路に、電源リレー22へのオン制御信号の供給を阻止する制御回路37 を介挿したことにあり、その他の部分は図2と同一に構成されている。
【0015】 前記制御回路37は、リレードライブトランジスタ23のベースと接地間に接 続された保護トランジスタ38と、ゲートがAND回路36の出力側に、カソー ドが保護トランジスタ38のベースに、アノードが抵抗39を介してスタンバイ 電源に接続されたサイリスタ40と、サイリスタ40のゲート,カソード間に並 列接続された抵抗41,コンデンサ42とで構成されている。
【0016】 上記のように構成された回路において、いま電源リレー22がオンされてコン バータトランス6の二次側の第1,第2巻線から各々電力が出力されているもの とする。ここでビデオ留守録画のようにテレビ画面には画像を出さずにBS信号 処理回路のみ動作させる場合には、メインB電源オフ制御信号(ローレベル信号 )によってトランジスタ18がオフ制御され、トランジスタ15,トランジスタ スイッチ10がともにオフとなる。このときトランジスタスイッチ10が正常に 働いてオフ状態になれば水平偏向回路の電力は無しとなって、電力検出回路35 の検出出力(分圧抵抗32,33の中点電圧)は無しとなる。このためAND回 路36の一方の入力端がローレベルとなってアンド条件は成立せずAND回路3 6の出力はローレベルとなる。このためサイリスタ40は消弧したままとなり、 制御回路37は動作しない。
【0017】 しかしトランジスタスイッチ10で例えばショート等の故障が生じると、メイ ンB電源オフ制御信号が供給されているにも拘わらず水平偏向回路に電力が出力 される。このため電力検出回路35の分圧抵抗32,33の中点電圧がハイレベ ルとなってAND回路36の一方の入力端がハイレベルとなる。このときAND 回路36の他方の入力端にはNOT回路31からのハイレベル信号が入力されて いるため、該AND回路36の出力はハイレベルとなる。するとサイリスタ40 が点弧されて抵抗39およびサイリスタ40を介して保護トランジスタ38にベ ース電流が供給される。このため保護トランジスタ38がオンとなって、リレー ドライブトランジスタ23に供給されていたリレーオン制御信号は接地される。 このためリレードライブトランジスタ23はオフとなってコイル22bが非励磁 となり接点22aはオフとなる。これによって電源供給が断たれて安全状態が確 保される。
【0018】 尚、部品故障はトランジスタスイッチ10のショートに限らず他の部品が故障 した場合でも前記同様の作用、効果を奏するものである。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば第1電源系統をオフするモードにも拘わらず第1 電源系統に電力が有るときにアンド条件が成立するAND回路を設け、該アンド 条件成立時に制御回路によって電源リレーをオフするように構成したので、第1 電源系統用スイッチが故障してもテレビセットを安全な状態に保護することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図。
【図2】従来の電源保護回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
5,15,18 トランジスタ 6 コンバ
ータトランス 9 第1整流平滑回路 10 トラ
ンジスタスイッチ 13 第2整流平滑回路 22 電源
リレー 23 リレードライブトランジスタ 31 NO
T回路 32,33 分圧抵抗 35 電力
検出回路 36 AND回路 37 制御
回路 38 保護トランジスタ 40 サイ
リスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源をオン、オフするための電源リレー
    と、該電源リレーのオン時に、商用電源を整流した電力
    が供給され、スイッチングレギュレーションにより二次
    側の複数の巻線に各々電力を出力するコンバータトラン
    スと、前記コンバータトランスの二次側の第1の巻線に
    誘起する電力を整流平滑して第1の電圧を発生する第1
    整流平滑回路と、前記コンバータトランスの二次側の第
    2の巻線に誘起する電力を整流平滑して第2の電圧を発
    生する第2整流平滑回路と、前記第1整流平滑回路と第
    1電源系統を結ぶ電路に介挿され、第1電源系統への前
    記第1の電圧の供給をオン、オフするための指令信号に
    よってオン、オフ制御されるスイッチ手段とを備えてな
    る電源保護回路において、前記指令信号の状態と、前記
    第1電源系統への第1の電圧の有無の状態とを検出し、
    前記指令信号がオフ指令のときに前記第1電源系統へ第
    1の電圧が供給されている場合に、前記電源リレーをオ
    フする制御回路とを設けたことを特徴とする電源保護回
    路。
JP3332491U 1991-04-15 1991-04-15 電源保護回路 Withdrawn JPH04121181U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102792576A (zh) * 2010-03-16 2012-11-21 株式会社村田制作所 开关电源装置
WO2013018787A1 (ja) * 2011-08-04 2013-02-07 株式会社村田製作所 スイッチング電源装置

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