JPH04118407A - 曲面用遮音パネルおよび防音壁 - Google Patents

曲面用遮音パネルおよび防音壁

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JPH04118407A
JPH04118407A JP23700090A JP23700090A JPH04118407A JP H04118407 A JPH04118407 A JP H04118407A JP 23700090 A JP23700090 A JP 23700090A JP 23700090 A JP23700090 A JP 23700090A JP H04118407 A JPH04118407 A JP H04118407A
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JP
Japan
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sound insulation
curved
panel
sound
packing
Prior art date
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Pending
Application number
JP23700090A
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English (en)
Inventor
Akira Sugiyama
杉山 昌
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高速道路などの交通騒音公害を防止するため
の遮音パネルと、それを用いた防音壁に関するものであ
る。
〔従来技術〕
交通騒音の激しい道路には防音壁が設置されるが、最近
では周辺への騒音拡散を防止するため、防音壁の高さが
次第に高くなる傾向にあり、路面からの高さが約8mに
も及ぶ例も珍しくない。また防音壁の遮音効果の向上や
道路景観への配慮などから図−10および図−11に示
すように、防音壁の上部を道路側に湾曲させた形にする
例も増加している。
このような曲面をもつ防音壁は次のようにして構成され
る。すなわち、下部が直線状で上部が道路側にかぶさる
ように曲線状に形成された支柱11を所定の間隔で立設
し、各支柱11間にそれぞれ所要枚数の遮音パネル12
.13を装着することにより構成される。支柱11には
上部を定曲率に曲げ加工したH型鋼が使用されるので、
支柱11の両側面には溝部14があり、遮音パネル12
.13はその溝部14に左右辺を差し込むようにして装
着される。下方の遮音パネル12は支柱11の直線部に
装着されるため長方形平板状であるが、上方の遮音パネ
ル13は支柱11の曲線部に装着されるため、支柱11
の曲線部と同じ曲率で湾曲した構造となっている。
〔課題〕
支柱の曲線部に装着される遮音パネルは通常、ポリカー
ボネート板や金属板等からなる遮音板の周辺に額縁状に
枠体を取り付けたものであるが、遮音板と、その左右の
枠体は支柱の曲線部に合わせて湾曲させである。しかし
このような湾曲した遮音パネルを製造することはきわめ
て面倒であり、コスト高になる欠点がある。
このたt支柱の曲Ii!部に装着される遮音パネルにも
平板状のものを使用することが考えられるが、平板状の
遮音パネルを使用すると、その左右辺を支柱の溝部に装
着したとき、溝部内面と遮音パネルとの間に隙間があき
、防音特性が低下するという問題が生じる。
また最近では遮音パネルを透明化する傾向があり、遮音
パネルの遮音板に、合わせガラスなどの湾曲成形が極め
て難しい材料の使用が求められる場合もある。このよう
な場合、平板状の透明遮音板の左右辺に、湾曲成形され
た枠体を取り付けようとすると、構造がかなり複雑化す
ることは否めない。
〔課題の解決手段〕
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決した曲面
用遮音パネルとそれを用いた防音壁を提供するものであ
る。
本発明に係る曲面用遮音パネルは、長方形平板状の遮音
パネルの、左右辺の外面または内面に、支柱の曲線部に
合わせた凸型または凹型の円弧面を有するパッキングを
取り付けたことを特徴とするものである。
遮音パネルの左右辺が、支柱曲線部の外周側の溝部内面
に押し付けられる場合は、遮音パネルの左右辺に取り付
けられるパッキングは凸型の円弧面を有するものとなり
、支柱曲線部の内周側の溝部内面に押し付けられる場合
は、遮音パネルの左右辺に取り付けられるパッキングは
凹型の円弧面を有するものとなる。
また本発明に係る防音壁は、下部が直線状で上部が道路
側にかぶさるように曲線状になっている支柱を所定の間
隔で立設し、各支柱間に所要枚数の遮音パネルを、支柱
側面の溝部に遮音パネルの左右辺を差し込むようにして
装着してなる防音壁において、支柱の直線部に装着され
る遮音パネルと、曲m部に装着される遮音パネルの双方
に平板状の遮音パネルを使用し、曲線部に装着される遮
音パネルには、その左右辺の外面または内面に、支柱の
曲線部に合わせた凸型または凹型の円弧面を有するパッ
キングを取り付け、そのパッキングの円弧面を支柱の溝
部内面に押し付けるようにして遮音パネルを支柱に装着
したことを特徴とするものである。
〔作用〕
騒音などの音響エネルギーは、その伝播経路に設置され
た防音壁で遮蔽され、一部は防音壁に吸収されたり表面
から反射するが、吸収されたエネルギーの一部は防音壁
を透過して背面へ伝播し、また防音壁の端部からの回折
や開口部からの伝播によって周辺の大気中に拡散、伝播
する。防音壁が騒音防止機能を十分に果たすためには防
音壁を透過して伝播する音響エネルギーを遮断する必要
があり、そのためには防音壁を構成する遮音パネル相互
間や遮音パネルと支柱間の接合構造が重要となる。
遮音パネルの左右辺に前記のようなパッキングを取り付
けておけば、そのパッキングを支柱の溝部内面に押し付
けるように遮音パネルを装着することで、遮音パネルと
支柱間の隙間をなくすことができ、防音特性の確保に有
効である。また平板状の(湾曲していない)遮音パネル
を使用できるので、製造が容易でコスト安となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図−1および図−2は本発明の一実施例に係る曲面用遮
音パネルを示す。この曲面用遮音パネル21は、合わせ
ガラス等からなる長方形平板状の遮音板22の周囲に額
縁状に左右枠体23および上下枠体24を取り付けて遮
音パネル25を構成し、この遮音パネル25の左右枠体
23の外面(防音壁の外側になる面)に、支柱の曲線部
に合わせた凸型の円弧面27を有するパッキング26を
接着により取り付けたものである。
左右枠体23および上下枠体24は例えばアルミ型材で
構成される。パッキング26は優れた耐候性と長期間の
弾性的シール性保持が必要なことから、例えばクロロブ
レンゴムまたはその発泡体等の成形品で構成される。
図−3および図−4は上記曲面用遮音パネル21を用い
て構成した防音壁を示す。図面には防音壁の上部だけを
示しであるが下部は従来と同じである。11は道路に沿
って所定の間隔で立設されたH型鋼よりなる支柱で、そ
の両側面には溝部14が形成されている。曲面用遮音パ
ネル21は、パッキング26を外側にして、その左右辺
を溝部14に差し込むことにより支柱11の曲線部に装
着される。各遮音パネル25の左右枠体23と溝部14
の内周側の内面との間には板ばね28が介挿され、その
反発力によってパッキング26は溝部14の外周側の内
面に押し付けられる。その結果、支柱11と遮音パネル
21との間には隙間がなくなり、防音特性が確保される
なお図−4において、29は遮音板22と枠体23.2
4の間に介在させたシール材である。
図−5および図−6は本発明の他の実施例に係る曲面用
遮音パネルを示す。この曲面用遮音パネル21は、図−
1および図−2に示したものと同じ遮音パネル25の、
左右枠体23の内面(防音壁の内側になる面)に、支柱
の曲線部に合わせた凹型の円弧面31を有するパッキン
グ26を接着により取り付けたものである。
図−7はこの曲面用遮音パネル21を用いて構成した防
音壁を示す。曲面用遮音パネル21は、パッキング26
を内側にして、その左右辺を支柱11の溝部14に差し
込むことにより支柱11の曲線部に装着される。各遮音
パネル25の左右枠体23と溝部14の外周側の内面と
の間には板ばね28が介挿され、その反発力によってパ
ッキング26は溝部14の内周側の内面に押し付けられ
る。その結果、支柱11と遮音パネル21との間には隙
間がなくなり、防音特性が確保される。
図−8および図−9はそれぞれ本発明に係る曲面用遮音
パネルのさらに他の実施例を示す。これらの曲面用遮音
パネル21は、パッキング26の円弧面27.31に薄
い金属板32を張り付けることにより、その面の滑り性
をよくし、支柱の溝部へ曲面用遮音パネル21を挿入す
るときに挿入作業が容易に行えるようにしたものである
図−8の曲面用遮音パネル21の上記以外の構成は図−
1および図−2に示したものと同じであり、図−9の曲
面用遮音パネル21の上記以外の構成は図−5および図
−6に示したものと同じである。
〔発門の効果〕
以上説明したように本発明によれば、平板状の遮音パネ
ルの左右辺に、支柱の曲線部に合わせた円弧面を有する
パッキングを取り付けたので、そのパッキングを支柱の
溝部内面に押し付けるようにして遮音パネルを支柱に装
着することにより、遮音パネルと支柱間の隙間をなくす
ことができ、支柱の曲線部に平板状の遮音パネルを使用
しても優れた防音特性を確保することができる。また平
板状の遮音パネルを使用できるので、製造が容易でコス
ト安になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図−1および図−2は本発明の一実施例に係る曲面用遮
音パネルを示す背面図および側面図、図3はその曲面用
遮音パネルを使用した本発明の一実施例に係る防音壁を
示す垂直断面図、図−4は図−3のIV−IV栓におけ
る断面図、図−5および図−6は本発明の他の実施例に
係る曲面用遮音パネルを示す正面図および側面図、図−
7はその曲面用遮音パネルを使用した本発明の他の実施
例に係る防音壁を示す垂直断面図、図−8および図−9
はそれぞれ本発明のさらに他の実施例に係る曲面用遮音
パネルを示す垂直断面図、図−10は従来の防音壁を示
す説明図、図−11はその垂直断面図である。 11:支柱 14:溝部 21:曲面用遮音Nネル22
:遮音板 23:左右枠体 24:上下枠体25:遮音
パネル 26:パツキング 27:凸型の円弧面 28:板ばね

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長方形平板状の遮音パネルの、左右辺の外面または
    内面に、支柱の曲線部に合わせた凸型または凹型の円弧
    面を有するパッキングを取り付けたことを特徴とする曲
    面用遮音パネル。 2、下部が直線状で上部が道路側にかぶさるように曲線
    状になっている支柱を所定の間隔で立設し、各支柱間に
    所要枚数の遮音パネルを、支柱側面の溝部に遮音パネル
    の左右辺を差し込むようにして装着してなる防音壁にお
    いて、支柱の直線部に装着される遮音パネルと、曲線部
    に装着される遮音パネルの双方に平板状の遮音パネルを
    使用し、曲線部に装着される遮音パネルには、その左右
    辺の外面または内面に、支柱の曲線部に合わせた凸型ま
    たは凹型の円弧面を有するパッキングを取り付け、その
    パッキングの円弧面を支柱の溝部内面に押し付けるよう
    にして遮音パネルを支柱に装着したことを特徴とする防
    音壁。
JP23700090A 1990-09-10 1990-09-10 曲面用遮音パネルおよび防音壁 Pending JPH04118407A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04119810U (ja) * 1991-04-08 1992-10-27 日本板硝子株式会社 パネル
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