JPH04117151A - マイクロモータ - Google Patents

マイクロモータ

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JPH04117151A
JPH04117151A JP2232525A JP23252590A JPH04117151A JP H04117151 A JPH04117151 A JP H04117151A JP 2232525 A JP2232525 A JP 2232525A JP 23252590 A JP23252590 A JP 23252590A JP H04117151 A JPH04117151 A JP H04117151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor shaft
rotor
spring
frictional
Prior art date
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Pending
Application number
JP2232525A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Uematsu
植松 君夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH04117151A publication Critical patent/JPH04117151A/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばカメラのオートフォーカスレンズ(以
下、AFレンズと称する)を駆動する場合に使用して好
適なマイクロモータに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のマイクロモータはコアレスモータとして
第2図および第3図に示すように構成されている。これ
を同図に基づいて説明すると、同図において、符号1で
示すものはシャフト挿通孔2をその底面中央部に有する
ヨークとしてのモータハウジングで、全体が有底筒状の
ハウジングによって形成されている。3はモータコード
4に接続するブラシ5を保持するブラケットで、前記モ
ータハウジング1の開口内部に装着されている。
6は前記シャフト挿通孔2の軸線方向に延在する筒状の
保持体で、前記モータハウジングl内に収納されている
。この保持体6は、前記モータハウジング1と一体に形
成されている。7はマグエツトからなる固定子で、前記
保持体6の外周面に固定され、かつ前記モータハウジン
グ1内に収納されている。8および9は軸線方向に間隔
をもって並列する2つの軸受で、前記保持体7の各開口
内周面に固定されている。10は前記モータハウジング
1の内外に露呈するモータシャフトで、前記両軸受8.
9によって軸支され、かつ前記保持体6に挿通されてい
、る。このモータシャフト10の両挿通端部のうち前記
モータハウジング1外に露呈する挿通端部には、止め輪
としての第1のE IJソング1および第2のEリング
12が軸線方向に間隔をもって装着されている。13は
有底筒状の回転子で、前記モータシャフト10内に臨む
挿通端部に固定されその中央部に前記固定子7と反対側
に突出する整流子取付用の円筒部14を有するコイル保
持環15と、このコイル保持環15に保持されかつ特殊
なコイルを多層に亘って円筒状に巻回することにより形
成され前記固定子7の周囲に延在するコイル環16とか
らなり、前記モータハウジングl内に収納されている。
17〜19は軸線方向に間隔をもって並列する摩擦部材
としての第1〜第3のDカットワッシャで、前記モータ
シャフト10の外周面に進退自在に設けられている。2
0は減速機構の伝達ギヤ(図示せず)に噛合するモータ
ギヤで、前記モータシャフト10の外周面に進退可能に
設けられ、かつ前記3つのDカットワッシャ17〜19
のうち第2のD力、トワ、シャ18と第3のDカットワ
ッシャ19との間に介装されている。21は前記モータ
ギヤ20を前記第2のEリング12に圧接するスプリン
グで、前記第1のDカットワッシャ17と前記第2のD
カットワッシャ18との間に弾装されている。
22は前記ブラシ5が摺接する整流子で、前記円筒部1
4に取り付けられている。
このように構成されたマイクロモータにおいては、モー
タコード4への通電によってモータシャフト10が回転
すると、この回転力をモータギヤ20と第2のDカット
ワッシャ18問およびモタギャ20と第3のDカットワ
ッシャ19間に発生する摩擦力によってモータギヤ20
に伝達することができる。
次に、従来のマイクロモータをカメラのAFレンズ駆動
装置に実施する場合につき、第4図を用いて説明する。
同図において、符号31で示すものはモータ駆動力をA
Fレンズ(図示せず)に伝達する減速機構で、5個の伝
達ギヤ32〜36からなり、前記モータギヤ20とカッ
プリング37との間に介装されている。なお、38は多
孔円板39およびフォトインクラブタ40からなるエン
コーダ部である。このエンコーダ部38からの出力が一
定時間無い場合には、モータに対する通電が遮断される
ところで、この種のAFレンズ駆動装置においては、モ
ータギヤ20と第2のDカットワッシャ18問および第
3のDカノトヮッンヤ19とモータギヤ20間に発生す
る摩擦力によってモータギヤ20に回転力を伝達するス
リップ機IIAを備えたマイクロモータが使用されてい
るが、これは次に示す理由からである。すなわち、定格
トルクで駆動するマイクロモータがAFレンズ側のスト
パ(図示せず)によってレンズ繰り出しの至近。
oo端で急停止した場合、ストッパ(図示せず)とモー
タギヤ20との間に介在する減速機構に定格トルク+α
以上の衝撃力が作用するため、この衝撃力を緩和する必
要からである。特に、高速回転させることにより大きい
パワーを得るマイクロモータにおいては、急停止する際
に生じるモータ回転子の慣性エネルギーがきわめて大で
あるから、前述したスリップ機構Aが必要ムこなる。こ
の場合、スリップ機構Aは、Eリング11・12.D力
トワソシャ17〜19およびスプリング21がら構成さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来のマイクロモータにおいては、スリップ
機構となるEリング11,12.Dカントワッシャ17
〜19およびスプリング21をモータシャフト10の出
力端部(保持体6を挿通するモータシャフト10の両挿
通端部のうちモータハウジング1外に露呈する挿通端部
)に配置する構造であるため、それだけモータシャフト
10の出力端部の軸線長が大きくなり、モータ駆動時に
振れ、振動が生じ易く、安定した出力を得ることができ
ないという問題があった。また、近年における機器小型
化の要請から、モータシャフト10をモータハウジング
1外に長く突出させる余裕が無い場合が多く、このため
スプリング21の巻数が限定されていた。この結果、ス
プリング21としてばね定数が低くかつ安定した圧縮力
を得ることができず、スリップトルクにばらつきが発生
するという問題もあった。さらに、スプリング21等か
らなるスリップ機構Aをモータシャフト11の出力端部
に設定することは、通常モータ組立後にスプリング等が
組み込まれることになり、この組込時にモータハウジン
グ1内の部品等にスラスト方向の衝撃力が作用してモー
タ構成部品が破損するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、安定
した出力を得ることができると共に、スJノブトルクの
ばらつき発生およびスプリング笠組込時におけるモータ
構成部品の破損発生を防止することができるマイクロモ
ータを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るマイクロモータは、モータハウジング内に
臨む挿通端部に保持された有底筒状の回転子を備え、こ
の回転子の内外に配列する2つの摩擦部材をモータシャ
フトに設け、これら両摩擦部材のうち少なくとも回転子
内の摩擦部材を軸線方向に進退可能な摩擦部材によって
構成し、この摩擦部材はスプリングによって回転子を他
の摩擦部材に圧接する方向に付勢されているものである
〔作 用〕
本発明においては、回転子が回転すると、この回転力を
モータハウジング内の両摩擦部材のうち一方の摩擦部材
と回転子間および他方の摩擦部材と回転子間に発生する
摩擦力によってモータシャフトに伝達することができる
〔実施例〕
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細に
説明する。
第1図は本発明に係るマイクロモータを示す断面図で、
同図において第2図〜第4図と同一の部材については同
一の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図において
、符号51で示すものは有底筒状の回転子で、前記モー
タシャフト10の両挿通端部のうち前記モータハウジン
グ1内に臨む挿通端部に保持されその中央部に前記固定
子7と反対側に突出する整流子取付用の円筒部52を有
するコイル保持環53と、このコイル保持環53に保持
されかつ特殊なコイルを多層に亘って円筒状に巻回する
ことにより形成され前記固定子7の周囲に延在するコイ
ル環54とからなり、前記固定子7の外側に配設されて
いる。55および56は止め輪としての2つのEリング
で、前記回転子51の内外に配設され、かつ前記モータ
シャフト10に各々が互いに間隔をもって並設されてい
る。
57および58は前記回転子51の内外に配列する2つ
の摩擦部材で、前記両Eリング55.56間に位置し、
前記モータシャフト10に設けられている。これら両摩
擦部材57.58は前記モータシャフト10の軸線方向
に進退可能なりカット部材によって形成されており、モ
ータ駆動時に前記モータシャフト10と共に回転し得る
ように構成されている。これら両摩擦部材57.58の
うち一方の摩擦部材57は前記軸受9を兼用している。
59は前記回転子51を前記摩擦部材58に圧接する方
向に付勢するスプリングで、前記筒体6内の前記モータ
シャフトIOの周囲に配設され、かつ前記Eリング55
と前記摩擦部材57との間に弾装されている。このスプ
リング59.前記両Eリング55・56および前記両摩
擦部材5758によって、前記スリップ機構Aと同一の
機能を備えたスリップ機構Bが構成される。6oは前記
減速機構の伝達ギヤ(図示せず)に噛合するモータギヤ
で、前記モータシャフト10の外周面に固着されている
。このモータギヤ60は、前記モータシャフト10のス
ラスト方向位置決め部材として兼用される。61は前記
スプリング59と前記Eリング55との間に介装された
第1のスプリング受け、62は前記スプリング59と前
記摩擦部材57との間に介装された第2のスプリング受
けである。
このように構成されたマイクロモータにおいては、回転
子51が回転すると、この回転力を一方の摩擦部材57
と回転子51問および他方の摩擦部材58と回転子51
間に発生する摩擦力によってモータシャフト10に伝達
することができる。
したがって、本実施例においては、スリップ機構Bをモ
ータハウジング1内に収納することができるから、モー
タシャフト10の出力端部の軸線長を短縮することがで
き、モータ駆動時の振れ。
振動の発生を防止することができる。
また、本実施例において、スリップ機構Bをモータハウ
ジング1内に収納できることは、保持体6内のプントス
ペースを有効に利用することができるから、スプリング
として十分な巻数からなるスプリング59を用いること
ができ、ばね定数が低くかつ安定した圧縮力を得ること
ができる。
さらに、本実施例において、モータハウジングl内にス
リップ機構Bを収納できることは、モータMi立時にモ
ータシャフト10にスプリング等を組み込むことができ
るから、モータハウジング1内の部品等に作用するスラ
スト方向の衝撃力を緩和することができる。
なお、本実施例においては、両摩擦部材5758がモー
タシャフト10の軸線方向に進退可能である場合を示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、回転子
51内の摩擦部材57が進退可能な構造であれば実施例
と同様の効果を奏する。
また、本実施例においては、カメラ等の精密機器に適用
する例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の電
子機器等に通用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、モータハウジング
内に臨む挿通端部に保持された有底筒状の回転子を備え
、この回転子の内外に配列する2つの摩擦部材をモータ
シャフトに設け、これら両摩擦部材のうち少なくとも回
転子内の摩擦部−材を軸線方向に進退可能な摩擦部材に
よって構成し、この摩擦部材はスプリングによって回転
子を他の摩擦部材に圧接する方向に付勢されているので
、回転子が回転すると、この回転力を一方の摩擦部材と
回転子間および他方の摩擦部材と回転子間に発生する摩
擦力によってモータシャフトに伝達することができる。
したがって、スプリングおよび摩擦部材等からなるスリ
ップ機構をモータハウジング内に収納することができる
から、モータシャフトの出力端部の軸線長を短縮するこ
とができ、モータ駆動時における振れ、振動の発生を防
止して安定した出力を得ることができる。また、モータ
ハウジング内にスリップ機構を収納できることは、筒体
内のデッドスペースを有効に利用することができるから
、スプリングとして十分な巻数からなるスプリングを用
いることができ、ばね定数が低くかつ安定した圧縮力を
得ることができ、スリップトルクのばらつき発生を防止
することができる。さらに、スリップ機構をモータハウ
ジング内に収納できることは、モータ組立時にモータシ
ャフトにスプリング等を組み込むことができるから、モ
ータハウジング内の部品等に作用するスラスト方向の衝
撃力を緩和することができ、スプリング等の組込時にお
けるモータ構成部品の破損発生を防止することもできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマイクロモータを示す断面図2.
第2図および第3図は従来のマイクロモータを示す断面
図と斜視図、第4図は従来におけるマイクロモータの使
用例を示す断面図である。 1・・・・モータハウジング、2・・・・シャフト挿通
孔、6・・・・保持体、5・・・・プラン、7・・・・
固定子、I O・・・・モータシャフト、22・・・・
整流子、51・・・・回転子、52・・・・円筒部、5
3・・・・コイル保持環、54・・・・コイ/L、TW
、55. 56・・・・Eリング、57.58・・・・
摩擦部材、59・・・・スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シャフト挿通孔を有するモータハウジングと、このモー
    タハウジング内に収納され前記シャフト挿通孔の軸線方
    向に延在する筒体と、 この筒体の外周面に固定されかつ前記モータハウジング
    内に収納された固定子と、 この固定子の軸線上に回転自在に支承されかつ前記筒体
    に挿通されたモータシャフトと、 このモータシャフトの両挿通端部のうち前記モータハウ
    ジング内に臨む挿通端部に保持されかつ前記固定子の外
    側に配設された有底筒状の回転子とを備え、 この回転子の内外に配列する2つの摩擦部材を前記モー
    タシャフトに設け、 これら両摩擦部材のうち少なくとも前記回転子内の摩擦
    部材を軸線方向に進退可能な摩擦部材によって構成し、 この摩擦部材はスプリングによって前記回転子を他の摩
    擦部材に圧接する方向に付勢されていることを特徴とす
    るマイクロモータ。
JP2232525A 1990-09-04 1990-09-04 マイクロモータ Pending JPH04117151A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229325A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Citizen Micro Co Ltd ギヤードモータ
JP2012065542A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Johnson Electric Sa 永久磁石電気モータ
CN104092329A (zh) * 2014-06-30 2014-10-08 浙江湖州森富机电有限责任公司 一种带有手动控制装置的管状电机

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