JPH04115785U - ユニツト一体式コネクタ構造 - Google Patents

ユニツト一体式コネクタ構造

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JPH04115785U
JPH04115785U JP1847191U JP1847191U JPH04115785U JP H04115785 U JPH04115785 U JP H04115785U JP 1847191 U JP1847191 U JP 1847191U JP 1847191 U JP1847191 U JP 1847191U JP H04115785 U JPH04115785 U JP H04115785U
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unit
wire harness
connector
contact terminal
circuit board
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JP1847191U
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English (en)
Inventor
敏明 大野
仁人 谷下
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、電子ユニットの接続部に分岐ワイ
ヤハーネスの接続部を合体させたユニット一体式コネク
タ構造に関し、従来の分岐ワイヤハーネス接続用のコネ
クタを廃止すると共に、ユニット内への端子の配設作業
性を向上させ、さらに、ユニット自体の肥大化を防止し
たものである。 【構成】 ユニットハウジング3の共通雌コネクタ部1
8は、着脱可能な蓋体8と、本体部9とに分割され、蓋
体8に、分岐ワイヤハーネス16に接続された接触端子
17を装着し、本体部9に、プリント回路基板13の回
路導体端部15を接触端子17と対向して配置させて成
り、雄コネクタ11は、接触端子17と回路導体端部1
5に対する接触端子48を表裏に装着して成ることを特
徴とするユニット一体式コネクタ構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子ユニットの接続部に分岐ワイヤハーネスの接続部を合体させた ユニット一体式コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来における電子ユニットとワイヤハーネスとの接続構造を示すもの である。該電子ユニット50には、主幹ワイヤハーネス51の一部51aをコネ クタ52を介して接続し、該主幹ワイヤハーネス51の他部51bには、コネク タ53,54を介して分岐ワイヤハーネス55を接続する。
【0003】 しかしながら、この接続構造にあっては、主幹ワイヤハーネス51が二条に分 岐されて煩雑になると共に、分岐接続用のコネクタ53,54を必要とし、該コ ネクタ53,54の取付や接続が面倒であるという問題があった。
【0004】 図10は、実開昭60−2331号公報に記載されたユニット一体式コネクタ 構造を示し、上記問題を解消すべく、電子ユニット56に、分岐ワイヤハーネス 57の接続部と内部回路58,59の接続部とを共通雌コネクタ部60として一 体化したものである。
【0005】 すなわち、61は、合成樹脂製のユニットハウジング、58は、電子部品62 を接続したプリント回路基板、59は、ブスバーであり、各回路58,59には 、ハンダ付け63や折曲げ64により雄タブ端子65,66を立設し、その先端 部をユニットハウジング61のキャビティ67内に突出させている。前記分岐ワ イヤハーネス57には、雄タブ端子68を圧着接続し、該雄タブ端子68をユニ ットハウジング61内の収容室69に装着して、その先端部を該キャビティ67 内に突出させている。
【0006】 そして、主幹ワイヤハーネス70に接続した雄コネクタ71を該共通雌コネク タ部60に嵌合することにより、内部回路58,59と分岐ワイヤハーネス57 と主幹ワイヤハーネス70との接続を同時に行うことができる。図で、72,7 3は、上記同様の雄コネクタである。
【0007】 しかしながら、このコネクタ構造にあっては、ユニットハウジング61内に雄 タブ端子65,66,68を配設する際に、大きなユニットハウジング61の取 り廻しが大変で、作業性が極めて悪かった。また、電子ユニット56に対して共 通コネクタ部60が大きな容積を占め、電子ユニット自体56が肥大化するとい う問題もあった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、ユニット内に端子を容易に配設でき、且つユニ ット自体の肥大化を防いだユニット一体式コネクタ構造を提供することを目的と する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、プリント回路基板を内蔵するユニット に、該プリント回路基板と分岐ワイヤハーネスとの共通雌コネクタ部を設け、該 共通雌コネクタ部に主幹ワイヤハーネスを雄コネクタを介して接続するユニット 一体式コネクタ構造において、前記ユニットの共通雌コネクタ部は、着脱可能な 蓋体と、本体部とに分割され、該蓋体に、前記分岐ワイヤハーネスに接続された 接触端子を装着し、該本体部に、前記プリント回路基板の回路導体端部を該接触 端子と対向して配置させて成り、前記雄コネクタは、該接触端子と該回路導体端 部に対する接触端子を表裏に装着して成る構造を採用する。
【0010】
【作用】
ユニットから分割した蓋体に接触端子を装着して、該蓋体を本体部に合体させ ることにより、該接触端子と対向するプリント回路基板の回路導体端部を有する 雌コネクタ部が形成される。ここで該接触端子の装着は、小さく取り廻しの楽な 蓋体に対して容易に行え、ユニットへの該接触端子の配設作業は、カセット式に 簡単に行える。そして、対向して設けた該接触端子と回路導体端部との間に雄コ ネクタを挿入して、該雄コネクタの表裏の接触端子を接続させる構造ゆえに、雌 コネクタ部をコンパクト化できる。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案に係るユニット一体式コネクタ構造の一実施例を示す分解斜視 図、図2は、図1のA−A断面図である。
【0012】 図で、1は、電子部品2を内蔵する電子ユニット、3は、合成樹脂製のユニッ トハウジングを示す。該ユニットハウジング3は、前端上半部を切欠した箱状の ハウジング本体4と、この切欠部5に係止手段6,7で係合する蓋体8とにより 構成され、該蓋体8と、対向する本体部9との間に、主幹ワイヤハーネス10を 接続した雄コネクタ11に対する挿入部12を形成している。
【0013】 該ハウジング本体4には、前記電子部品2を接続したプリント回路基板13を 底壁14上に設置して、該プリント基板13の回路導体端部(端子部)15を挿 入部12内に並列に露出した状態に配置し、また、蓋体8の内側には、分岐ワイ ヤハーネス16を接続した複数の接触端子17を該回路導体端部15と対向して 装着して、プリント基板13と分岐ワイヤハーネス16とに対する共通雌コネク タ部18を構成している。
【0014】 該接触端子17は、図3にその斜視図を示すように、基板部19の後方に電線 圧着部20、先方に矩形状の胴部21をそれぞれ連成し、該胴部21の天壁22 に電気接触面23を膨出させ、該基板部19の先端に突出片部24、中間部に係 止孔25をそれぞれ形成してなるものである。
【0015】 図4は、前記ユニットハウジング3の分解斜視図である。ハウジング本体4の 挿入部12の後方には、ユニット内部との隔壁26を設けると共に、該隔壁26 の下端からプリント基板13に沿う座板27を突設してあり、本体部9の両側壁 28には、係止手段としての係止突起6を設けてある。
【0016】 一方、蓋体8の内側には、前記接触端子17に対する収容部29を設けると共 に、該収容部29の後部に、前記座板27に対する矩形状の支持ブロック部30 を一体に設けてある。該収容部29には、図5にその要部拡大図を示すように、 複数の端子収容室31を並設してあり、その前壁32には、接触端子17の突出 片部24に対する差込孔33、内壁34には、電気接触面23に対する係合窓3 5をそれぞれ設けてある。また、天壁36の内面には、接触端子17の係止孔2 5に対する係合突起37を設けてある。
【0017】 さらに、該蓋体8の両側壁38(図4)には、前記本体部9の係止突起6に対 する係合枠部7を突設し、天壁36の後端には、薄肉ヒンジ40を介して収容室 31に対するカバー41を回動自在に設けてある。また、前記支持ブロック部3 0の後端には、電線支持板42を突設してある。
【0018】 そして、接触端子17を蓋体8の収容室31内に挿入することにより、先端の 突出片部24が収容部29の差込孔33に係合し、且つ係止孔25に係合突起3 7が嵌合し、さらに電線圧着部20が支持ブロック部30により保持されて、該 接触端子17は、前後及び上下方向のガタなく保持される。ここで蓋体8への接 触端子17の装着作業は、取り廻しの厄介なハウジング本体4とは別個に容易に 行うことができる。そして蓋体8を係止手段6,7により本体部9に合体させて 、雌コネクタ部18を形成するのである。図2に示す如く、分岐ワイヤハーネス (電線)16は、カバー41と電線支持板42の間を通って折り返され、外部に 導出される。
【0019】 一方、雄コネクタ11(図1,2)は、合成樹脂製のコネクタハウジング43 の上下二段に複数の端子収容室44を並設すると共に、表裏各壁面45に該端子 収容室44の開口部46を設け、該開口部46から、主幹ワイヤハーネス10に 接続した接触端子47の弾性接触片48を外部に突出させたものである。 そして、該雄コネクタ11を前記雌コネクタ部18に挿入することにより、上 下の接触端子47,47の弾性接触片48,48がそれぞれ蓋体8側の接触端子 17の電気接触面23とプリント回路基板13の回路導体端部15とに電気的に 接続される。
【0020】 ここで雄コネクタ11の表裏に接触端子47,47を設け、雌コネクタ部18 に対向させて設けた接触端子17とプリント基板13の回路導体端部15との間 に該雄コネクタ11を挿入する構造としたから、従来よりもコネクタ部の厚みh を小さくすることができ、コンパクトになる。
【0021】 図6は、上記コネクタ構造(雄、雌コネクタ11,18)によって主幹ワイヤ ハーネス10を電子ユニット1に接続し、分岐ワイヤハーネス16を導出させた 状態を示す説明図であり、従来(図9参照)に較べて分岐ワイヤハーネス用コネ クタ53,54の接続が不要となり、ワイヤハーネス51bの取り廻しも簡素化 される。
【0022】 図7は、本考案に係るユニット一体式コネクタ構造の変形例を示す分解斜視図 、図8は、同じくB−B断面図である。 この構造は、共通雌コネクタ部18′,18′を電子ユニット1′の上下に設 け、雄コネクタ11′を該雌コネクタ部18′,18′に対応して二段式とした ものである。
【0023】 すなわち、ユニットハウジング3′の中央にプリント回路基板13′を配設し 、該回路基板13′の表裏面の回路導体端部15′,15′に対向して上下に蓋 体8′,8′を対称に設けてある。該蓋体8′には、前例同様に収容部29′と 支持ブロック部30′とを一体に設け、各収容部29′に接触端子17′を装着 して、突出した電気接触面23′を回路導体端部15′と対向させ、係止手段6 ′,7′により本体部9′に合体させる。
【0024】 また、雄コネクタハウジング43′には、該プリント基板13′を挿通させる スリット部49を設け、該スリット部49内と上下壁45′に計四段の接触端子 47′の弾性接触片48′を突出させる。 本構造によれば、コネクタ部18′のコンパクト化と相まって回路密度を容易 に上げることができる。
【0025】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、ワイヤハーネスの取り廻しが簡素化され、分 岐接続用のコネクタの取付や接続の手間が省けるのは勿論のこと、ユニットから 蓋体を分割して、取り廻しの楽な該蓋体に接触端子を装着することにより、端子 の装着作業性が向上する。さらに、対向して設けた接触端子とプリント回路基板 の回路導体端部との間に雄コネクタを挿入して、該雄コネクタの表裏の接触端子 を接続させるから、コネクタ部をコンパクト化でき、ユニット自体の肥大化を防 止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るユニット一体式コネクタ構造の一
実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】蓋体に装着する接触端子を示す斜視図である。
【図4】ユニットハウジングを示す分解斜視図である。
【図5】同じく蓋体の要部切欠斜視図である。
【図6】ユニット一体式コネクタ構造の接続状態を示す
説明図である。
【図7】ユニット一体式コネクタ構造の変形例を示す分
解斜視図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】従来のユニット接続構造を示す説明図である。
【図10】従来のユニット一体式コネクタ構造を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 電子ユニット 3,3′ ユニットハウジング 8,8′ 蓋体 9,9′ 本体部 10 主幹ワイヤハーネス 11,11′ 雄コネクタ 13,13′ プリント回路基板 15,15′ 回路導体端部、 16 分岐ワイヤハーネス 17,17′,47,47′ 接触端子 18,18′ 共通雌コネクタ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路基板を内蔵するユニット
    に、該プリント回路基板と分岐ワイヤハーネスとの共通
    雌コネクタ部を設け、該共通雌コネクタ部に主幹ワイヤ
    ハーネスを雄コネクタを介して接続するユニット一体式
    コネクタ構造において、前記ユニットの共通雌コネクタ
    部は、着脱可能な蓋体と、本体部とに分割され、該蓋体
    に、前記分岐ワイヤハーネスに接続された接触端子を装
    着し、該本体部に、前記プリント回路基板の回路導体端
    部を該接触端子と対向して配置させて成り、前記雄コネ
    クタは、該接触端子と該回路導体端部に対する接触端子
    を表裏に装着して成ることを特徴とするユニット一体式
    コネクタ構造。
JP1847191U 1991-03-26 1991-03-26 ユニツト一体式コネクタ構造 Withdrawn JPH04115785U (ja)

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