JPH04113165A - 暖房機 - Google Patents

暖房機

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Publication number
JPH04113165A
JPH04113165A JP23542590A JP23542590A JPH04113165A JP H04113165 A JPH04113165 A JP H04113165A JP 23542590 A JP23542590 A JP 23542590A JP 23542590 A JP23542590 A JP 23542590A JP H04113165 A JPH04113165 A JP H04113165A
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JP
Japan
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temperature
heating
room temperature
amount
blower
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Pending
Application number
JP23542590A
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English (en)
Inventor
Kuniyoshi Sakakibara
榊原 邦芳
Shigeaki Yasui
繁明 安井
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、室内温度を検知して加熱手段の加熱量を制御
する暖房機に関する。
し従来の技術] 例えばガス温風暖房機では、サーミスタによって検知さ
れる室内温度と温度設定器による設定温度とを比較して
バーナの燃焼量を決定する温調制御が行われ、バーナの
燃焼量に対応した回転数で送風機が駆動される。
また、こうした暖房機では、睡眠時に室内温度が下がり
過ぎないようにするために、通常の設定温度(16〜2
6℃)とは離れた、例えば10°Cを設定温度とした弱
運転スイッチが設けられ、室内温度に関係なく、バーナ
の最小燃焼量で加熱を行うことができるようになってい
る。
[発明が解決しようとする課題] このような暖房機によって室内の暖房を行っている場合
に、例えば、暖房を行っている部屋を一時的に空けるよ
うな場合、空けた部屋の暖房機を停止させてしまうと、
部屋を空けている間に部屋の温度が下がってしまうため
、再び部屋に戻った場合に暖房機を運転を再開しても、
室内温度が元の温度に戻るまでに時間が掛かり、体感上
の暖房効果が小さく、不具合を生じるという問題がある
このような場合に、暖房機の運転を停止させないで設定
温度を下げるようにしなり、前述のとおり最小燃焼量で
燃焼を行うものでは、暖房負荷が小さい場合には、設定
温度に対して室内温度が上り過ぎてしまうため、必要以
上の暖房を行い燃料を無駄に消費してしまうことになっ
てしまう。
本発明は、室内温度を検知して加熱量を制御する暖房機
を使用していて、暖房されている部屋と一時的に空ける
ような場合に、室内温度の低下を防止するとともに、そ
のために無駄に燃料等のエネルギを消費することがない
暖房機を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、暖房機の使用開始初期において、使用
者に対する体感上の暖房効果に優れた暖房機を提供する
ことを第2の目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の第1発明は、室内温度検知手段によって検知さ
れた室内温度と、温度設定手段によって設定された設定
温度とに基づいて加熱手段の加熱量を決定する温調運転
を行う暖房機において、室内温度の低下を防止するため
の室温低下防止スイッチを設けるとともに、前記温度設
定手段によって設定可能な設定温度に対して十分に低い
第1の基準温度と該第1の基準温度より高い第2の基準
温度とを設定し、前記室温低下防止スイッチを操作した
場合には、前記室内温度を前記第2の基準温度と所定時
間毎に比較し、前記室内温度が前記第2の基準温度より
低い場合には前記第1の基準温度を目標温度として前記
温調運転を行い、前記室内温度が前記第2の基準温度よ
り高い場合には前記加熱手段による加熱を中断すること
を技術的手段とする。
本発明の第2発明は、加熱手段を内部に送風機が配され
た送風ダクト内に配し、前記送風機は前記加熱手段の加
熱が中断する場合には、少なくとも最低回転数で作動す
るようにするとよい。
第3発明は、送風ダクト内に加熱手段と送風機とを配し
、温度設定手段による設定温度と室内温度検知手段によ
る検知温度とから定格加熱量を上限とする目標加熱量を
決定する温調制御を行い、該目標加熱量に基づいて、前
記加熱手段と前記送風機を制御する暖房機において、前
記送風ダクトから吹き出す温風温度を上昇させるための
高温スイッチを設け、該高温スイッチが操作された場合
には、前記加熱手段の加熱量を定格加熱量より大きな最
大加熱量にするとともに、前記送風機の回転数を前記最
大加熱量に対応する回転数より低い回転数にすることを
技術的手段とする。
また、第4発明では、第3発明において、前記高温スイ
ッチの操作に伴う動作を所定時間だけ行うとともに、該
所定時間経過後の一定時間には、前記温調制御における
前記目標加熱量の」−眼を前記最大加熱量とすることを
技術的手段とする。
[作用] 本発明の第1発明では、室温低下防止スイッチが操作さ
れると、所定時間が経過すると、室内温度が第2の基準
温度と比較され、例えば、第1の基準温度を目標温度と
して温調運転が行われる。
第1の基準温度は、温度設定手段によって設定可能な温
度より十分に低いため、温調運転による加熱量は小さく
制御される。
また、温調運転をしていて所定時間が経過すると、室内
温度が第2の基準温度と比較される。
この比較で、室内温度が第2の基準温度より高くなって
いる場合には、第1の基準温度に基づいて温調運転をす
ると、加熱手段が最小加熱量で加熱を行っても加熱量が
大きすぎることを意味するため、加熱手段による加熱が
中断される。
逆に、室内温度が第2の基準温度より低い場合には、温
度設定手段によって設定される設定温度より低い第1の
基準温度に基づいて温調運転が行われても、第1の基準
温度に対して」−分に室内を加熱できないが、加熱の結
果、室内温度を第1の基準温度付近に維持しているため
、室内温度が低下しすぎることがない。
第2発明では、加熱手段が停止している場合に、送風機
が作動するため、室内の空気が送風ダクトから吹き出さ
れる空気によって拡散するため室内温度が均一化されて
、温度検知に関して加熱手段の直接的な影響を受は難く
、検知温度に信頼性か増す。
、第3発明では、高温スイッチが操作されると、加熱手
段の加熱量が定格加熱量より大きな最大加熱量になり、
送風機の回転数が最大加熱量に対応した加熱量より低く
なり、送風量が低減する。
このため、吹き出される温風温度は高くなる。
第3発明では、通常の温調では得られない最大加熱量が
、室内温度と設定温度との関係によっては得られるため
、最大加熱能力が向上、する。
従って、暖房効果が大きくなる。
[発明の効果] 本発明の第1発明では、室内を一時的に空けるような場
合に、室温低下防止スイッチを操作すれば、室温の低下
を防止するための第1の基準温度に対して暖房負荷が小
さく、加熱手段の最小加熱量で加熱を行っても加熱量が
十分過ぎるような場合には、所定時間間隔で加熱手段の
加熱が停止するため、燃料等のエネルギの消費量を少な
くすることができる。
一方、暖房負荷が大きい場合には、第1の基準温度に基
づいて温調運転が行われるため、室温の低下を防止する
ことがきる。
第2発明では、室温検知の信頼性が向上するため、室内
温度の低下をさらに防止できる。
第3発明では、吹き出される温風温度が高くなるため、
体感上の暖房効果が向上する。従って、暖房機の使い始
めなど、室内温度がまだ低い場合でも、優れた暖房効果
が得られる。
第4発明では、最大加熱能力が向上するため、室内全体
の暖房効果が上昇する。
従って、室内温度が低い場合でも、体感上の不快感を生
じることなく、速やかに優れた暖房効果が得られる。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第2図および第3図に示す据置き型のガス温風暖房機1
は、金属板および樹脂による幾っがの部材から外側ケー
シング2が形成され、外側ケーシング2には、それぞれ
複数の小開口からなる室内空気取入口3と燃焼用空気の
吸込み口4が背面の上方に、また、温風を吹き出す温風
吹出し口5が前面の下方にそれぞれ設けられ、室内空気
取入口3と吸込み口4は外側ケーシング2に着脱自在に
設けられたフィルタ6に覆われている。
外側ケーシング2の内部には、第4図に示すとおり、対
流ダクト7が設けられ、対流ダクト7内の温風吹出し口
5付近には、対流ダクト7を送風ケーシングとする貫流
式の対流ファン8が配され、吸込み口4と温風吹出し口
5は、それぞれ対流ダクト7の上流端部および下流端部
となっている。
なお、対流ファン8は対流ダクト7内に配された羽根車
8aを直流モータ8bによって駆動するものである。
温風吹出し口5には、温風吹出し口5の一部を閉じるた
めのダンパ9が備えられ、運転状態に応じて回動して対
流ダクト7を通過する空気流の吹出し状態を制御する。
ここで、ダンパ9は、温風吹出し口5の一部を閉じる場
合には、第5図に示すとおり、温風吹出し口5の約上半
分を閉じ、温風吹出し口5を開放する場合には、第6図
に示すとおり、温風吹出し口5の上端面に密着するよう
に、外側へ向かって開く。
一方、対流ダクト7内の対流ファン8の上流側には、加
熱手段としてのバーナ10が配されており、バーナ10
で発生する高温の燃焼ガスは、対流ファン8の作動に伴
って室内空気取入口3から取り入れられた室内空気と混
合されて温風となり、温風吹出し口5から吹出される。
吸込み口4からバーナ10へ燃焼用空気を導く空気誘導
管11内には燃料ガスを導く燃料供給路12の下流端と
なるノズル13が配され、ノズル13から噴出される燃
料ガスは、燃焼用空気とともに混合室14へ導かれて、
バーナ10で燃焼する。
燃料供給路12には、2つの電磁弁15.16と供給ガ
ス圧力を一定にするガスガバ→〜17か上流側から順に
設けられ、さらにその下流には、燃料ガス量を調節する
ための比例弁18が設けられている。
バーナ10の近傍には、点火のための火花放電を行う点
火電極21と、バーナ10の燃焼状態を監視するための
サーモカップル22が備えられている。
また、吸込み口4内には、室内温度を検知するサーミス
タ23が設けられている。
以上の構成からなるガス温風暖房機1の外側ケーシング
2の上面には、運転開始および停止を指示するための運
転スイッチ24と、樹脂製の開閉!25によって覆われ
後述する各種の操作を行うだめの複数のスイッチおよび
表示装置が収められた操作表示部とか設けられ、ガス温
風暖房IIは、第1図に示す制御装置30によって、運
転開始および停止と、加熱量が制御される。
制御装置30は、各種の入出力回路を備えたマイクロコ
ンピュータ(以下「マイコン」という)と、マイコンに
よってガス温風暖房機1の各部を駆動するための駆動回
路とからなり、マイコンおよび各駆動回路によって幾つ
かの機能部が形成されている。
ここでは、運転制御部31と能力決定部32を中心に説
明し、その他、比例弁制御部33、ファン制御部34、
ダンパ制御部35についても簡単に説明する。
運転制御部31は、運転スイッチ24の操作信号に応じ
て、所定のシーケンスで運転開始制御を行って、バーナ
10の点火制御を開始するとともに、燃焼中には、運転
スイッチ24の操作信号に応じて運転停止制御を行い、
所定の消火制御を行また、点火制御に続いてサーモカッ
プル22による着火検知を行い、サーモカップル22の
出力電圧が一定の電圧以上になったときを着火検知状態
と判別する。
また、燃焼中には、正常燃焼であるか否かを、サーモカ
ップル22の出力電圧が所定電圧以上であるか否かによ
って判別する。
本実施例では、後述する能力決定部32により決定され
る暖房能力がレベル2以下の場合には、10mVを基準
電圧とし、暖房能力がレベル3〜7の場合には、14m
Vを基準電圧として、サーモカップル22の出力電圧を
基準電圧と比較し、基準電圧に満たない場合には、酸欠
燃焼状態あるいは失火状態と判別して、消火制御を行う
運転開始制御では、3秒間のプレパージが行われてから
バーナ10の点火動作が行われ、また運転停止制御では
、バーナ10の消火動作が行われてから約20秒間のボ
ストバージが行われる。
能力決定部32は、バーナ10の燃焼量および対流ファ
ン8の印加電圧を決定するための基準となる暖房能力を
、設定スイッチ26による設定温度と、サーミスタ23
により検知される室内温度とから決定する。
ここで、設定スイッチ26によって設定される設定温度
としては、rL(約10℃に相当する)」「16°C」
、「18℃」、・・・、「26°C」、rH(連続強運
転用)」と、2℃毎の8段階がある。
一方、決定される暖房能力としては、最も弱い暖房能力
としてのレベル1から、定格加熱量として最も暖房能力
の大きいレベル7までの7段階があらかじめ段階的に設
定されており、第7図に示すとおり、設定スイッチ26
による設定温度に対するサーミスタ23の検知温度に応
じて、その温度差から暖房能力を決定し、設定温度とし
て「L」あるいはrH」がそれぞれ設定された場合には
、暖房能力は検知温度と関係なくレベル7あるいはレベ
ル1にそれぞれ決定される。
なお、運転スイッチ26の操作に伴う運転開始初期にお
いては、バーナ10の点火を容易にするために、レベル
4が決定されて、着火が検知されると、その後の所定時
間(15分間)は、層速暖房(ホットダッシュ)運転を
行うために燃料ガスの供給量を所定量(例えば15%)
だけ増加させる定格加熱量のレベル7より大きな最大加
熱量としてのレベル8が決定されて、所定時間経過後は
、急速暖房(ホットダッシュ)運転が終了して、設定温
度およびサーミスタ23の検知温度に基づいて暖房能力
が決定される。
また能力決定部32では、運転スイッチ26の操作に伴
う運転開始初期の急速暖房(ホットダッシュ)運転とは
別に操作される高温スイッチ28が設けられ、高温スイ
ッチ28が操作された場合には高温制御を行う。
以下、第8図に基づいて高温制御を説明する。
高温スイッチ28が操作されると(ステップ1において
YES)、設定スイッチ26による設定温度およびサー
ミスタ23による室内温度と関係なく、バーナ10での
燃焼量は能力決定部32による暖房能力の定格加熱量の
レベル7より大きな最大加熱量に相当するレベル8の燃
焼量が指示され(ステップ2)、それに応じて比例弁制
御部33へ電流値の指示が与えられ、対流ファン8に関
しては、レベル8に相当する回転数より低い回転数が指
示され(ステップ3)、ファン制御部34に対しては、
その回転数に対応した電流値が指示される。
この結果、暖房能力のレベル8に対応したバーナ10の
燃焼量に対する送風量より少ない送風量に低減され、温
風吹出し口5から吹き出される温風の温度は、高温スイ
ッチ28が操作されない場合と比較して高くなり、使用
者に対する暖房効果が向上する。
この送風量の低減運転は、高温スイッチ28が操作され
てから一定時間(例えば30秒間)だけ行われ(ステッ
プ4においてNO)、一定時間が経過すると、(ステッ
プ4においてYES)−設定スイッチ26によって設定
された設定温度より2℃だけ高い温度を目標温度とした
温調運転が行われる(ステップ5)。
このステップ5における温調運転においては、通常の定
格加熱量における温調運転とは異なり、設定温度と検知
される室内温度とによっては、定格加熱量より大きな最
大加熱量としてのレベル8が決定されるため、加熱能力
が向上する。
なお、このとき、バーナ10の燃焼量は、温調運転に応
じて決まる暖房能力レベルに対応したものであるが、対
流ファン8に関しては、暖房能力レベルがレベル8に決
定される場合に限っては、前述のステップ3の場合と同
様に、レベル8に相当する回転数より低い回転数が指示
されて、バーナ10の燃焼量に対する回転数より小さい
回転数で駆動され、送風量が低減される。
目標温度を設定温度より2℃高くした温調運転は、高温
スイッチ28が操作されてから30分間が経過するまで
行われる(ステップ6においてNO)。
すなわち、ステップ2およびステップ3による送風量の
低減運転が終了してから29分30秒間だけ行われる。
この結果、高温スイッチ28が操作されてからの30分
間には、設定スイッチ26による面倒な温度設定操作を
行うことなく、簡単に加熱能力を向上させた、高温での
運転を行うことができる。
高温スイッチ28が操作されてから30分間が経過する
と(ステップ6においてYES)、設定スイッチによる
設定温度が温調運転における目標温度とする温調運転に
移行する(ステップ7)。
以上のように、本実施例では、室内全体の暖房効果に加
えて、使用者に対する体感上の暖房効果に対しても、高
温スイッチ28に応じた適切な制御を行っているため、
使用者に対して、速やかに暖房効果を与えることができ
る。
また本実施例では、ガス温風暖房機1が運転されている
室内を一時的に空けて、再び戻って来ることが明らかな
場合には、部屋へ戻った場合に速やかに室内を暖房でき
るようにするために、室内の温度が下がり過ぎないよう
にする室温低下防止スイッチ27が設けられており、室
温低下防止スイッチ27が操作された場合には、室温低
下防止制御を行う。
以下、室温低下防止制御について、第9図に基づいて説
明する。
室温低下防止スイッチ27が操作されるとくステップ1
1においてYES)、設定温度およびサーミスタ23の
検知温度と関係なく、暖房能力をレベル1に決定し、こ
の状態で10分間運転を行う(ステップ12)。
10分が経過した時点で、室内温度]゛が16℃以上に
なっているか否かを判別し、16°C以上に達している
場合にはくステップ13においてYES)、暖房能力が
レベル1であっても、室内温度の低下を防止するために
は加熱量が大きすぎるため、燃焼を一旦停止する(ステ
ップ14)。
燃焼が停止した際に、対流ファン8を同じように停止さ
せてしまうと、室内空気が滞り正しい室内温度が検知で
きなくなるため、対流ファン8に関しては継続して駆動
し、その際、レベル1の回転数にしておく(ステップ1
5)。
この場合、温風吹出し口5から吹き出される温風の温度
はあまり暖かくないが、このとき使用者は室内を空けて
いるため、使用者に対して冷風として感じさせることは
ない。
燃焼を停止してから10分間経過したとき(ステップ1
6においてYES)、再び室内温度が16℃以上である
か否かを判別し、16℃以上であれば(ステップ17に
おいてYES)、ステップ14へ移行して、燃焼停止を
継続し、再び10分間経過した後にステップ17の判別
を行う。
ステップ17において、室内温度が16°Cより低い場
合には<No) 、室内温度がかなり下がってしまって
いるため、消火されているバーナ10の点火制御を行い
(ステップ18)、加熱を再開し、14℃を設定温度と
してサーミスタ23の検知温度に基づいて温調制御を行
い(ステップ19)、下がり過ぎた室内温度を十分に高
くする。
一方、前述のステップ13において、室内温度が16℃
より低い場合には(NO)、同様に室内温度がかなり下
がってしまっているため、ステップ19へ移行して、1
4℃を設定温度としてサーミスタ23に基づいて温調制
御を行う。
ステップ19における温調制御を始めて10分間が経過
したとき(ステップ20においてYES)、室内温度が
16℃以」、か否か判別して、16°C以上になってい
れば(ステップ21においてYES)ステップ4へ移行
して燃焼を停止し、16°Cより低ければ(ステップ2
1においてNO)、ステップ9へ移行して、再び14°
Cを設定温度とした10分間の温調制御を行う。
以上の室温低下防止制御を行うことによって、暖房負荷
が大きい場合であっても、室内温度は14℃以下には下
がらない。
また暖房負荷が小さくて室内温度が14°Cより高い1
6℃以上になるような場合には、バーナ10の燃焼を停
止するため、燃料ガスを無駄に消費することがない。
他に、能力決定部32には、使用者の希望に応じて過剰
暖房を防止するための図示しないセーブ運転スイッチが
備えられており、運転中にセーブ運転スイッチが操作さ
れると、図示しないセーブ運転ランプが点灯するととも
に、サーミスタ23による検知温度が設定温度に達して
から例えば30分が経過する毎に、設定温度が1℃だけ
低く変更される。
これによって、設定した温度に対して室内の暖房が十分
に行われている場合には、見掛上の設定温度に対して、
実際の設定温度が次第に低くなるため、使用者が改めて
設定温度を変更する必要がなく、また、燃料ガスの消費
量を抑えることができる。
比例弁制御部33は、能力、決定部32で決定された暖
房能力に応じて比例弁18を駆動制御する。
ここでは、決定された暖房能力に対応した電流値が確実
に通電されるようにするために、手動操作によって調節
される可変抵抗器が備えられ、可変抵抗器によって与え
られる補正値と決定された暖房能力とが合成された制御
値に基づいて、比例弁18を駆動する。
ファン制御部34は、能力決定部32で決定された暖房
能力に応じた回転数に対流ファン8を駆動制御する。こ
こでは、決定された暖房能力に対応した回転数で駆動す
るために、手動操作によって調節される2つの可変抵抗
器が備えられて、決定された暖房能力がレベル1.2の
場合には一方の可変抵抗器によって与えられる補正値と
決定された暖房能力とが合成された制御値に基づいて電
圧が印加され、レベル3〜7の場合には他方の可変抵抗
器によって与えられる補正値と決定された暖房能力とが
合成された制御値に基づいて電圧が対流ファン8のモー
タに印加される。
この結果、対流ファン8のモータにばらつきがあっても
、制御値に対応した適度の電圧が印加され、各レベルに
対応して高回転数から低回転数までの最適の回転数が得
られ、バーナ10の加熱量に対して適切な空気が循環し
、使用者に対して快適な温風温度および温風量が確保さ
れる。
ダンパ制御部35は、ダンパ9に備えられたギヤドモー
タ9aを駆動制御するための機能部で、運転開始時およ
び運転停止時には運転制御部31の制御状態に応じて、
また運転中には能力決定部32により決定される暖房能
力に応じてそれぞれ制御される。
ここでは、運転開始初期には閉状態に制御され、温風吹
出し口5の開口面積が小さくなる。このため、前述の能
力決定部32で決定された暖房能力がレベル4であって
それに応じた燃料ガスが供給されるのに対して、燃焼用
空気の供給量が相対的に減少するため、混合気はガスリ
ッヂとなり、着・火が容易になる。
ダンパ9は、バーナ10の着火が検知された後の所定時
間以内には、急速暖房に対応して開状態にされ、急速暖
房が終了した後には、能力決定部32によって決定され
る暖房能力に応じて、レベル1では常に閉状態にされ、
レベル3以上では常に開状態にされる。
また、レベル2においては、暖房能力がレベル3以上の
状態からレベル2へ変化した場合にはそのまま開状態を
維持し、逆に暖房能力がレベル1からレベル2へ変化し
た場合にはそのまま閉状態を維持する。
一方、運転停止制御のボストバージにおいては、開状態
に維持され、対流ダクト7を通過する空気量を多くして
、バーナ10および対流ダクト7の速やかな冷却を可能
にし、ボストバージが終了すると閉状態に駆動される。
この結果、点火動作が行われるときに、改めて閉状態に
する必要がなく、速やかにプレパージ等の運転開始動作
を開始することができる。
以上のとおり、本実施例のガス温風曖房機1は、運転中
に高温スイッチ28が操作されると、対流ファン8によ
る送風量が少なくなって温風温度が高くなるため、使用
者に対して効果的な暖房感を与えることができるととも
に、一定時間が経過した後は、設定スイッチ26による
設定温度より2℃高い温度を目標温度として温調運転が
おこなわれるため、面倒な温度設定を行わなくても、簡
単に室内の温度を高くすることができる。
また、部屋を一旦離れて空ける場合には、室温低下防止
スイッチ27を操作しておけば、室内温度が下がり過ぎ
ることがない。従って、部屋に戻った場合に、冷えきっ
た感じがなく、再び運転を開始すれば、室内温度を速や
かに適温に戻すことができる。
本実施例では、暖房能力のレベル数が7段階に設定され
るものを示したが、暖房能力のレベル数が多数設定され
るものや比例制御のものでも適用できる。
本実施例では、燃焼ガスを室内空気と混合して室内へ吹
き出す温風暖房機を示したが、屋外から燃焼用空気を吸
入して燃焼ガスを屋外へ排気して、熱交換された温風を
室内へ吹き出す強制給排気式(FF式)の温風暖房機で
もよい。
上記実施例では、対流ファンのみを備えたものを示した
が、燃焼用空気を供給するための送風機を別途に設けた
ものでもよい。
また、燃料は石油でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス温風暖房機の制御装
置の機能構成の一部を示すブロック図、第2図は本実施
例のガス温風暖房機の前面を示す斜視図、第3図は本実
施例のガス温風暖房機の後面を示す斜視図、第4図は本
実施例のガス温風暖房機の概略構成を示す構成図、第5
図は本実施例のダンパの閉状態を示すガス温風暖房機の
部分正面図、第6図は本実施例のダンパの開状態を示す
ガス温風暖房機の部分正面図、第7図は本実施例の制御
装置の能力決定部における温調モード時の暖房能力の決
定特性を示す特性図、第8図は本実施例の能力決定部に
よる高温制御を説明するための流れ図、第9図は本実施
例の能力決定部による室温低下防止制御を説明するため
の流れ図である。 図中、1・・・ガス温風暖房8!l(暖房機)、7・・
・対流ダクト(送風ダクト)、8・・・対流ファン(送
風機)、10・・・バーナ(加熱手段〉、23・・・サ
ーミスタ(室内温度検知手段)、26・・・設定スイッ
チ(温度設定手段)、27・・・室温低下防止スイッチ
、28・・・高温スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)室内温度検知手段によって検知された室内温度と、
    温度設定手段によつて設定された設定温度とに基づいて
    加熱手段の加熱量を決定する温調運転を行う暖房機にお
    いて、 室内温度の低下を防止するための室温低下防止スイッチ
    を設けるとともに、前記温度設定手段によって設定可能
    な設定温度に対して十分に低い第1の基準温度と該第1
    の基準温度より高い第2の基準温度とを設定し、前記室
    温低下防止スイッチを操作した場合には、前記室内温度
    を前記第2の基準温度と所定時間毎に比較し、前記室内
    温度が前記第2の基準温度より低い場合には前記第1の
    基準温度を目標温度として前記温調運転を行い、前記室
    内温度が前記第2の基準温度より高い場合には前記加熱
    手段による加熱を中断することを特徴とする暖房機。 2)前記加熱手段は内部に送風機が配された送風ダクト
    内に配され、前記送風機は前記加熱手段の加熱が中断す
    る場合には、少なくとも最低回転数で作動することを特
    徴とする請求項1記載の暖房機。 3)送風ダクト内に加熱手段と送風機とを配し、温度設
    定手段による設定温度と室内温度検知手段による検知温
    度とから定格加熱量を上限とする目標加熱量を決定する
    温調制御を行い、該目標加熱量に基づいて、前記加熱手
    段と前記送風機を制御する暖房機において、 前記送風ダクトから吹き出す温風温度を上昇させるため
    の高温スイッチを設け、該高温スイッチが操作された場
    合には、前記加熱手段の加熱量を定格加熱量より大きな
    最大加熱量にするとともに、前記送風機の回転数を前記
    最大加熱量に対応する回転数より低い回転数にすること
    を特徴とする暖房機。 4)前記高温スイッチの操作に伴う動作を所定時間だけ
    行うとともに、該所定時間経過後の一定時間には、前記
    温調制御における前記目標加熱量の上限を前記最大加熱
    量とすることを特徴とする請求項3記載の暖房機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06248680A (ja) * 1993-02-25 1994-09-06 Toto Ltd 室内暖房装置
JPH09178267A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Rinnai Corp ガス燃焼式温風暖房機
JP2016080292A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 リンナイ株式会社 温風暖房機

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