JPH04111788A - 塗装用ロボット - Google Patents

塗装用ロボット

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JPH04111788A
JPH04111788A JP23205090A JP23205090A JPH04111788A JP H04111788 A JPH04111788 A JP H04111788A JP 23205090 A JP23205090 A JP 23205090A JP 23205090 A JP23205090 A JP 23205090A JP H04111788 A JPH04111788 A JP H04111788A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塗装用ロボットに係り、特に被塗面が曲面形状
とされたワークへの塗装作業を効率良く行う塗装用ロボ
ットに関する。
従来の技術 例えば自動車の車体を塗装する塗装工程においては、車
体の上部を塗装する工程と車体の側面を塗装する工程と
に分けて行っている。このように、車体の側面を塗装す
る塗装用ロボットの場合、車体の側面が曲面であるため
、スプレガンの向きを被塗面形状に応じて変更させて被
塗面の垂直方向から塗料が吹き付けられるようにする必
要がある。
そのため、従来の塗装用ロボットとしては例えば■実公
平2−17655号公報に見られるように円弧状のガイ
ドレールに沿ってスプレガンの向きを変えながらスプレ
ガンを昇降させて車体の側面を塗装する筒袋用ロボット
がある。又、別の塗装用ロボットとしては、■特開平2
−68169号公報に見られるようなロボットもある。
この塗装用ロボットでは車体の側面に対向する垂直フレ
ームに被数個のスプレガンを設け、車体が搬送されると
複数のスプレガンより同時に塗料を車体側面に吹き付け
るようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかるに、上記従来の塗装用ロボット■の場合スプレガ
ンか円弧状のガイドレールに沿って移動するため、例え
ば車体の曲面形状か変更されてしまうと最適な円弧形状
とするためにガイドレールの形状も車体の側面形状に合
わせて変更しなければならず、さらには側面形状の異な
る車体を一つの塗装ラインて塗装することができない。
又、上記従来の■の場合には複数個のスプレガンを有す
るため、色切替時の塗料の無駄か多くパージ用のシンナ
ーも多量に使用することになるばかりかスプレガンに塗
料を供給する塗料供給装置かより多く必要となる。しか
も、各スプレガンからの塗料チューブ、エアチューブ等
のチューブ数か多くなるため、これらのチューブが邪魔
にならないように配設することかむしかしい等といった
課題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決した塗装用ロボットを
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、ワークが搬送されるワーク搬送方向に延在す
るよう設置されたベースと、 該ベースに起立して設けられ前記ベースに沿ってワーク
搬送方向に摺動する垂直アームと、該垂直アームと交差
するように水平方向に延在し、前記垂直アームに沿って
昇降するよう設けられた水平アームと、 該水平アームに設けられ前記ワークに近接又は離間する
方向に摺動する手首駆動ユニットと、該手首駆動ユニッ
トにより駆動される手首部に支持され、昇降方向に回動
するスプレガンと、よりなる。
作用 水平アームを昇降動作させるとともに手首駆動ユニット
をワークに近接又は離間する方向に移動させ、同時に手
首部を昇降方向に回動させることによりスプレガンの向
きを自在に変更できるので、スプレガンか一定の距離を
保ちっつ被塗面の曲面形状をトレースするように移動さ
せることが可能となり、ワークの被塗面を効率良く塗装
しながら塗装品質の向上も図れる。
実施例 第1図乃至第3に本発明になる塗装用ロボットの一実施
例を示す。
各図中、塗装用ロボット1は被塗物としての車体2が搬
送される搬送装f13の近傍に設置されている。この塗
装用ロボット1は後述するように車体2の側面のような
曲面を塗装するのに適したロボットである。
塗装用ロボット1は、大略車体2の搬送方向(X方向)
に延在するように床面4に設置されたベース5と、ベー
ス5上をX方向に移動する垂直アーム6と、垂直アーム
6に支持されX方向に昇降する水平アーム7と、よりな
る。水平アーム7は垂直アーム6の側面6aに設けられ
たガイド溝6b、6cにガイドされて第1図、第2図中
実線で示す上昇位置へと降下位置Bとの間を昇降する。
又、水平アーム7はX方向の移動距離が車体2の側面形
状に応じて比較的短く、水平アーム7の側面には手首駆
動ユニット8が水平方向(X方向)に摺動自在に設けら
れている。手首駆動ユニット8の先端にはスプレガン9
か設けられており、塗装時スプレガン9は手首駆動ユニ
ット8とともに車体2の側面と略一定の距離を保つよう
にX方向へ移動する。同時に手首駆動ユニット8は第1
図に示すように手首部1oを介してスプレガン9が被塗
面(車体2の側面)の曲面に対し垂直方向から塗料を吹
き付けるようにスプレガン9をC方向(昇降方向)に回
動させる。尚、スプレガン9は塗着効率の良いエア霧化
静電スプレであり、塗料チューブ等の他高電圧供給用の
ケーブルが内蔵されたチューブも接続されている。
11は垂直アーム6をX方向に駆動する垂直アーム駆動
部で、ベース5の内部に収納されている。この垂直アー
ム駆動部I!は第2図中破線で示すようにACサーボモ
ータ12を有し、モータ12の出力軸はカップリング】
3を介してポールねじ14のおねじ14aに結合されて
いる。おねじ14aはベース5の延在方向(X方向)に
装架され、その両端部がベース5内の軸受15a。
15bにより軸承されている。おねじ14aに螺合する
ナツト14bは垂直アーム6の底部に連結されており、
垂直アーム6はベース5上に設けられたリニアベアリン
グ16によりX方向へ滑動できるように支持されている
従って、垂直アーム6はモータ12により回転駆動され
るボールねじ14のおねじ14aによりナツト14bが
駆動されるとともにX方向へ移動する。17は第1のケ
ーブルキャリアで、一端がベース5に接続され、他端が
垂直アーム6の側面6aに接続されている。即ち、塗料
供給源からの塗料チューブ、空気源からのエアチューブ
及びモータへのケーブル(いずれも図示せず)等は一旦
ベース5内に引き込まれた後、上記ケーブルキャリア1
7にガイドされて垂直アーム6内に導かれている。
18は水平アーム7をZ方向に昇降させる水平アーム駆
動部で、垂直アーム6の内部に収納されている。この水
平アーム駆動部18は、第2図中1点鎖線で示すように
垂直アーム6の下部に設けられたACサーボモータ19
を有し、モータ19の出力軸はカップリング20を介し
てボールねじ21のおねじ21aに結合されている。こ
のおねじ21aは垂直アーム6の延在方向(Z方向)に
装架され、その両端部か垂直アーム6内の軸受69a、
69bにより軸承されている。又、おねじ21aに螺合
するナツト21bは水平アーム7を支持するブラケット
23に連結されている。
22はリニアベアリングで、上下方向(Z方向)に延在
するように垂直アーム6内に設けられている。ブラケッ
ト23は、リニアベアリング22に摺動自在に支持され
且つボールねじ21のナツト21bが係止された係止部
23aと、垂直アーム6の側面6aに設けられ上下方向
に延在するガイド溝6b、6cを貫通し水平アーム7に
連結された連接部23bとを有する。
従って、水平アーム7はモータ19の駆動力により駆動
されるボールねじ21を介してブラケット23とともに
昇降する。24は第2のケーブルキャリアで、一端が垂
直アーム6に接続され、他端が水平アーム7の下面に接
続されている。即ち、ベース5から垂直アーム6内に引
き込まれたチューブ及びケーブル等(図示せず)はケー
ブルキャリア24にガイドされて水平アーム7内に導か
れている。
水平アーム7の側面7aに設けられた手首駆動ユニット
8は、水平アーム7内に設けられたユニット駆動部25
によりX方向に摺動する。このユニット駆動部25は前
述したベース5内の垂直アーム駆動部11と同様な構成
となっており、水平アーム7の上部に設けられたACサ
ーボモータ26を有する。モータ26の回転駆動力は減
速ギヤ群又はベルト機構等の減速機28を介して水平ア
ーム7内に横架されたボールねじ27のおねじ27aに
伝達される。おねじ27aは両端を水平アーム7内の軸
受29a、29bにより軸承され、おねじ27aの回転
によりおねじ27aに螺合するナツト27bはX方向に
摺動する。
手首駆動ユニット8は水平アーム7の側面7aに設けら
れたリニアベアリング30により滑動自在に支持され、
且つ上記ボールねじ27のナツト27bに連結されてい
る。そのため、手首駆動ユニット8はボールねじ27を
介してX方向に移動する。
第4図乃至第6図に示す如く、手首駆動ユニット8は、
スプレガン9をC軸、D軸を中心にC方向、D方向に回
動させる手首部10と、手首部10の2軸を駆動する駆
動部31と、駆動部31からの回転駆動力を手首部10
に伝達する伝達機構32とよりなる。
33は伝達機構12を収容する箱状のケースで、前記水
平アーム7にX方向へ摺動自在に取り付けられている。
ケース33の側面33aの先端側には手首部10かC方
向に揺動自在に支承されている。
手首部10はケース33内の軸受34,35により軸承
されてX方向に延在する第1の中空軸36と、第1の中
空軸36の端部に一体的に固着されX方向と直交するX
方向に延在する第2の中空軸37と、一端が第2の中空
軸37内の軸受3B、39により軸承され他端にスプレ
ガン9か取り付けられた第3の中空軸40とよりなる。
第1の中空軸36はスプレガン9をC方向に回動させる
ときのC軸であり、第3の中空軸40はスプレガン9を
D方向に回動させるときのD軸である。
第2の中空軸40は軸方向に貫通する通路40aを有し
ており、通路40aの一端はスプレガン9の取付部側に
面するよう開口し、通路40aの他端は第2の中空軸3
7の内部空間37aに開口している。又、第2の中空軸
37はC軸と同軸となるよう穿設された開口37bを有
する。
41はスプレガン9に接続されたチューブで、塗料チュ
ーブ41 a、エアチューブ41b、電圧供給チューブ
(内部にケーブルを有する)410等か結束されている
。これらのチューブ41a〜41cは手首部】0の内部
を通って水平アーム7側へ延在している。即ち、複数の
チューブ41a〜41cは第3の中空軸40の通路40
aを挿通されて第2の中空軸37の空間37aに至り開
口37bより外部に引き出されている。
そのため、塗装作業時にスプレガン9がC方向ニ回動す
る際、スプレガン9のC軸の回動中心にある開口37b
より引き出されたチューブ41か大きく揺さぶられてバ
タツクことかなく、チューブ41が邪魔にならないよう
に配設されている。
尚、上記通路40a及び空間37aにおいては、各チュ
ーブ41a〜41cか結束されず若干弛ませた状態で挿
入されている。これはスプレガン9がD方向に回動する
ときの各チューブ41a〜41cのねじれを緩和して回
動負荷を抑えるためである。
従って、手首部10より外部に引き出されたチューブ4
1は従来の如く大きく弛ませる必要かなく、略直線的に
配設することができる。よって、スプレガン9に接続さ
れた複数のチューブ41a〜41cの取り回しか容易と
なり、組付作業を短時間で行える。
第4図に示す如く、駆動部31はC軸駆動用のモータ4
2とD軸駆動用のモータ43とを内圧防爆ケース44内
に収納してなる。一対のモータは出力軸42a、43a
かX方向に延在するよう平行に配設され、ケース33の
取付ベース33aに取付けられている。又、取付ベース
33aとケース44の周縁部との間にはパツキン45か
介在し、ケース内は密閉構造となっている。又、ケース
44の上面には継手46が設けられており、継手46に
はケース44内に保護気体(例えばN2ガス)を圧送す
るとともに内部にモータ42,43へ接続されるケーブ
ル(図示せず)が挿通されたチューブ47が接続される
モータ42,43の出力軸42a、42bには延長軸4
8.49が連結され、延長軸48.49の端部は減速機
50.51に結合している。又、減速機50.51の外
周側は軸受52 a +  52 b 。
53a、53bにより軸承された駆動側プーリ54.5
5と結合されている。
一方、手首部10側では第1の中空軸36の外周に従動
側プーリ56か設けられ、第1の中空軸36の内部通路
36aを貫通する軸57の一端には従動側プーリ58が
設けられている。又、軸57は他端にベベルギヤ60か
固着され、軸受59a〜59cにより軸承されている。
尚、ベベルギヤ60は第3の中空軸40の端部に一体的
に取付けられたベベルギヤ61と噛合している。
上記駆動側プーリ54,55と従動側プーリ56.58
はX方向上同じ位置になり、プーリ54と56との間に
はベルト62か張設され、プーリ55と58との間には
ベルト63が張設されている。第6図に示す64はベル
ト62.63に当接するローラ65を支持ベース66と
ともにZ方向に変位させてベルト62.63のテンショ
ンを調整するようになっている。
又、駆動部31のケース44の壁面にはスプレガン9か
らのチューブ41を保持する保持具67が固着されてい
る。従って、手首部10の開口37bより引き出された
チューブ41は若干たるませた状態で保持具67に保持
され、手首駆動ユニット8がY方向に移動するときチュ
ーブ41が大きく弛むことか防止される。68はゴム製
のカバーで、手首部lOの開口37b+:表金するよう
に設けられ、チューブ41と開口37bとの間を閉塞し
ている。尚、カバー68は蛇腹状に形成されているのて
、チューブ41のカーブに応じてとの方向にも撓むこと
ができる。
ここで、上記構成になる塗装用ロボット1の塗装動作に
つき第7図乃至第9図を併せ参照して説明する。
被塗装物としての車体2が搬送装置3により塗装用ロボ
ット1の前に到着すると、水平アーム7か垂直アーム6
に沿ってZ方向に昇降する。又水平アーム7に支持され
た手首駆動ユニット8は車体2の側面の形状に応じてス
プレガン9の先端と車体2の側面との距離が略一定に保
たれるようにY方向に移動する。スプレガン9は塗料を
車体2の側面に吹き付けなからZ方向及びY方向に移動
する。
第7図に示す如く、スプレガン9はZ方向への移動とと
もに上記手首部IOを介してC方向に揺動し、塗料吹き
付は方向か被塗面の垂直方向となるように被塗面に対す
る向きか調整される。即ち、モータ22の出力軸22a
の回転駆動力は延長軸28を介して減速機30に伝達さ
れ、減速機30により減速された回転はプーリ34.ベ
ルト42゜プーリ36を介して第1の中空軸16に伝達
される。これにより、手首部10かスプレガン9ととも
(二C方向に回動する。
尚、スプレガン9の向き(回動角度α)は、水平アーム
7が上昇位置Aにあるとき反時計方向に最も大きく回動
じて下向きとなる。スプレガン9は水平アーム7の降下
動作とともに徐々に時計方向に回動しながら車体2の側
面上部を塗装する。
そして、水平アーム7が車体2の略中央に降下したとき
、スプレガン9は水平方向の向きとなる。
さらに水平アーム7か降下するにつれて、スプレガン9
は水平方向より除々に時計方向に回動して上向きとなる
。スプレガン9このように回動角度α(α1〜α7)を
変更されて車体2に対する向きを変えながら車体2の側
面を塗装する。尚、水平アーム7が降下位置Bから上昇
位置Aへ上昇する過程では上記降下時と逆の動作か行な
われ、スプレガン9の塗料吹き付は方向か調整される。
又、第7図に示すスプレガン9のC方向の回動角度は車
体2の被塗面形状に応じて予めロボット制御盤(図示せ
ず)にプログラムされており、塗装用ロボット1は形状
の異なる車体2の動作プログラムを予め入力しておくこ
とにより、複数種の車種に対応することができる。尚、
上記実施例では車体2の側面形状に近似した円弧りを仮
想形状としてスプレガン9のZ、Y方向の移動軌跡か決
められている。そのため、スプレガン9の移動軌跡も円
弧とされている。しかし、ロボット制御盤のプログラム
を変更することにより、スプレガン9か車体2の側面形
状に対応化で忠実に車体2の側面形状をトレースするよ
うに動作させることもできる。
又、スプレガン9は前記の如く水平アーム7内に設けた
ユニット駆動部25によりY方向に駆動される手首駆動
ユニット8とともに被塗面に対し略一定の距離11を保
つように水平方向に移動する。さらに、第8図に示す如
く、車体2を上方からみると車体2の前後に位置するボ
ンネット2a及びトランク2b側の車幅1.、Ilが車
体中央部の車幅j74よりも小さく (I!4Ms 〉
!!2)なっている。そのため、車体2のボンネット2
a側あるいはトランク2b側を塗装する場合、スプレガ
ン9は車体2側のE点位置まで移動する。又、スプレガ
ン9は車体2がX1方向に搬送されるにつれて徐々に車
体2の離間方向に移動して被塗面との離間距離l、を保
つようにE点からF点へと移動し、車体2の中央部分が
通過すると再びF点からE点へ戻るように車体2側へ移
動する。
従って、車体2の側面形状が上方からみて曲線状であっ
てもスプレガン9はユニット駆動部25により被塗面と
の距離l、を保ちながら側面形状をトレースする。又、
側面形状の異なる車種の動作プログラムを予めロボット
制御盤(図示せず)に入力しておくことにより、異なる
車種に対応することができる。
又、第9図に示す如く、車体2は前後のボンネット2a
及びトランク2b側か中央部分より低くなっている。そ
のため、スプレガン9のZ方向の振幅は車体中央部でI
!oであるがボンネット2a側、トランク2b側でI!
b、laと小さくなる(fo >is >fs )o従
って、スプレガン9のZ方向移動軌跡は車体2か搬送装
置3により一定速度で搬送されているため、相対的に第
9図に示すようなジグザグ状となる。
このように、筒袋用ロボット1てはスプレガン9が被塗
面に対してZ方向(A、8間)へ10移動し、且つY方
向(E、F間)へ7.移動できるとともに、手首部10
の動作によりC方向に回動てきるため、被塗面の形状に
拘らず被塗面とスプレガン9との距離11を略一定に保
つことかでき、且つスプレガン9の向きを被塗面に対し
垂直方向から塗料を吹き付けることができる。そのため
、スプレガン9から噴霧された塗料は被塗面に均一に塗
装され、塗装品質がより一層向上するだけでな(、車体
2の側面形状に対応して能率良く塗装することかできる
又、被塗面に対するスプレパターンの向きを変更すると
きは、モータ43からの出力軸43aの回転か延長軸4
9を介して減速機51に伝達され、減速機51からの回
転はプーリ55.ベルト63゜プーリ58を介して軸5
7に伝達される。軸57の端部に設けられたベベルギヤ
60か第3の中空軸40と一体なベベルギヤ61に噛合
しているので、スプレガン9はモータ43からの回転駆
動力により第3の中空軸40とともにD方向に回動され
、スプレパターンの向きを変更する。
又、上記塗装動作時、重装用ロボット1は車体2との相
対速度の変動等による塗装ムラを無くすため、搬送装置
3よりもゆっくりとした速度て垂直アーム6をX方向へ
移動させる。
尚、上記実施例では自動車の車体を塗装する筒袋工程を
例に挙げて説明したか、これ以外のワークを能率良く塗
装できるのは勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明になる塗装用ロボットは、水平アー
ムを昇降動作させるとともに手首駆動ユニットをワーク
に近接又は離間する方向に移動させ、同時に手首部の動
作によりスプレガンの位置及び向きを自在に変更するこ
とができ、1個のスプレガンで能率良く塗装できるので
従来のように複数のスプレガンを設ける必要か無く、多
数のチューブを不要にできる。しかも、被塗面形状に容
易に対応することができるので形状の異なる複数種のワ
ークが搬送される塗装ラインで使用てき、又被塗面の形
状変化に応じてスプレガンか被塗面の垂直方向から塗料
を吹き付けられるようにスプレガンの向きを変更できる
ので被塗面へ均一な塗装を施すことができ、且つ塗装品
質の向上をより一層図ることができる等の特長を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる塗装用ロボットの一実施例の正面
図、第2図、第3図は塗装用ロボットの側面図、平面図
、第4図乃至第6図は手首駆動ユニットの横断面図、正
面図、背面図、第7図は塗装ラインを正面からみたとき
のスプレガンの移動軌跡を示す正面図、第8図は車体を
上方からみたときのスプレガンの移動軌跡を示す平面図
、第9図は車体の側面に対し上下方向に移動するスプレ
ガンの移動軌跡を示す正面図である。 1・・・塗装用ロボット、2・・・車体、3・・・搬送
装置、5・・・ベース、6・・・垂直アーム、7・・・
水平アーム、8・・・スライドアーム、9・・・スプレ
ガン、10・・・手首部、11・・・垂直アーム駆動部
、18・・・水平アーム駆動部、25・・・ユニット駆
動部、31・・・駆動部、32・・・伝達機構、33・
・・ケース、36・・・第1の中空軸、37・・・第2
の中空軸、40・・・第3の中空軸、41・・・チュー
ブ、42.43・・・モータ、44・・・内圧防爆ケー
ス。 特許出願人 ト キ コ 株式会社 第3図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ワークが搬送されるワーク搬送方向に延在するよう設置
    されたベースと、 該ベースに起立して設けられ前記ベースに沿ってワーク
    搬送方向に摺動する垂直アームと、該垂直アームと交差
    するように水平方向に延在し、前記垂直アームに沿って
    昇降するよう設けられた水平アームと、 該水平アームに設けられ前記ワークに近接又は離間する
    方向に摺動する手首駆動ユニットと、該手首駆動ユニッ
    トにより駆動される手首部に支持され、昇降方向に回動
    するスプレガンと、よりなることを特徴とする塗装用ロ
    ボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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