JPH0411017Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0411017Y2
JPH0411017Y2 JP2913187U JP2913187U JPH0411017Y2 JP H0411017 Y2 JPH0411017 Y2 JP H0411017Y2 JP 2913187 U JP2913187 U JP 2913187U JP 2913187 U JP2913187 U JP 2913187U JP H0411017 Y2 JPH0411017 Y2 JP H0411017Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
jig
handle
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2913187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63136878U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2913187U priority Critical patent/JPH0411017Y2/ja
Publication of JPS63136878U publication Critical patent/JPS63136878U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0411017Y2 publication Critical patent/JPH0411017Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ホモゲナイザーの分解組立て作業に
おいて、ピストンの脱着に使用する治具に関す
る。
(従来の技術) ピストンの脱着作業はホモゲナイザーの分解点
検にともなうものであり、定期的、例えば5日毎
に行われている。
従来、この脱着作業は、第4図に示されるよう
に、シリンダーの中にピストンPを差込み、片手
でピストンのヘツドを押しつけながら、他方の手
でスパナSを回して行なつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 分解組立て作業のうち、ピストンの脱着に要す
る時間は、全体の4分の1をしめており、さらに
ホモゲナイザー1台につき、ピストンは3本乃至
5本装着されているから、ピストンの脱着を能率
よく行なうことは重要である。
しかし、スパナを差込む箇所は、非常に狭いた
め、スパナの動作範囲が小さいうえ、まわすたび
にスパナの掛け直しをしなければならず、ピスト
ン1本あたり20〜25回の掛け直しが必要である。
また、スパナを掛ける箇所が狭いために、スパ
ナが使いずらく、手をはさむ、スリ傷等の発生が
度々生じた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上のような問題を解決することを
目的とするものであり、そのための技術的手段
は、円筒に円柱を内挿し、かつ両者にクランプを
架設して構成される治具本体の片端において円筒
と円柱とのそれぞれに植設したアームに締付帯を
架設するとともに、他端にはハンドルの装着部を
設けたことを特徴とするホモゲナイザーのピスト
ン締付治具である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示されるように、本考案治具は、ハン
ドルAの先端に取付られるものであり、治具本体
Bと、その前方に配置する締付部Cとで構成され
る。
第2図は、本考案治具の分解図である。治具本
体Bは、円筒1とこれに内挿する円柱2とを有し
ており円筒1及び円柱2の前端には、それぞれア
ーム3,4が植設してあり、又、円筒1後方の周
面には、円筒1内で円柱2を回動せしめるための
クランプ5が架設される。
クランプ5を架設するには、治具本体Bの後方
において、円筒1より円柱2を突出させて、その
突出した部分に、フランジ6を嵌合して、ネジ7
を用いて固定して、フランジ6と円筒1の外径を
同じにすれば、クランプ5は、同一周面上におい
て、円筒1及び円柱2に容易に適宜架設すること
ができる。
また、治具本体Bの後端には、ハンドルAが係
脱するためのハンドル取付部8が配設されてい
る。
したがつて、治具本体Bは、クランプ5の操作
によつて、円筒1内で円柱2が回動して、アーム
3,4の間隔は調節され、ハンドルAを取り付け
て操作することにより、治具全体が回転すること
になる。
次に、締付部Cは、ホモゲナイザーのピストン
Pを把持する部分であり、締付帯9を、アーム取
付孔10,10にアーム3,4を貫通して、ナツ
ト11,11、止めピン12,12で固定するこ
とにより、間隔13を有する円筒形状に形成した
ものである。
なお、締付帯9の材料は、ピストンに傷をつけ
ないものを使用しなければならず、例えば、テフ
ロンアスベスト等が好ましい。
また、ピストンヘツドが当接する部分にも、ピ
ストン押え14を介在させる。
以上のような構成される本考案治具を使用して
のピストン脱着作業は以下のとおりである。
先ず、クランプ5を緩め、締付帯9にピストン
を外装するのに充分なゆとりを持たせる。
締付部Cをピストンに取付けクランプを締め
る。
ハンドルAを取り付けて、押し付けながら回転
させ、ピストンを脱着させる(第3図参照)。
以上のようにして、容易にピストンAの脱着作
業を行なうことができる。
(考案の効果) 本考案治具によれば、狭い箇所でスパナを使用
する必要がなく、繁雑な作業の省略、及びそれに
ともなう怪我の防止ができる。
また、従来ピストンの脱着作業に約4分程度費
やしていたのが、約20秒ですむようになり、分解
点検の頻度が高い、高温、高圧で使用するホモゲ
ナイザーにおいて著しく作業性の向上を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案治具の全体図、第2図は分解図
をそれぞれ表す。第3図は本考案治具の使用説明
図、第4図は従来のピストン脱着作業を示す図で
ある。 A……ハンドル、B……治具本体、C……締付
部、P……ピストン、S……スパナ、1……円
筒、2……円柱、3,4……アーム、5,7……
クランプ、6……フランジ、7……ネジ、8……
ハンドル取付部、9……締付帯、10……アーム
取付孔、11……ナツト、12……止めピン、1
3……間隔、14……ピストン押え。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒に円柱を内挿し、かつ両者にクランプを架
    設して構成される治具本体の片端において円筒と
    円柱とのそれぞれに植設したアームに締付帯を架
    設するとともに、他端にはハンドルの装着部を設
    けたことを特徴とするホモゲナイザーのピストン
    締付治具。
JP2913187U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0411017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2913187U JPH0411017Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2913187U JPH0411017Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136878U JPS63136878U (ja) 1988-09-08
JPH0411017Y2 true JPH0411017Y2 (ja) 1992-03-18

Family

ID=30832741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2913187U Expired JPH0411017Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0411017Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63136878U (ja) 1988-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0411017Y2 (ja)
JPS6237661Y2 (ja)
JPH0741578Y2 (ja) ロボット用溶接ガン接続装置
JPH034807Y2 (ja)
JPH0616648Y2 (ja) シリンダー機構におけるピストン着脱用治具
JP3032070U (ja) ホースクリップ
ATE415245T1 (de) Universal-schraubenschlüssel zum anziehen und lösen von polygonalen befestigungsmitteln
JPH0125478Y2 (ja)
JPH0533259Y2 (ja)
JPS5932523Y2 (ja) チエンジノブ等のレンチアダプタ
JPS6317656Y2 (ja)
JPH073111Y2 (ja) フランジ継ぎ手用ボルト保持器具
JPH1014066A (ja) 電線把持装置とスペーサ
JPS5843371Y2 (ja) ワイヤ−グリツプにおけるピンの着脱装置
JP3023139U (ja) 管継手ナット用スパナ
JPH0719718Y2 (ja) 油圧シリンダ用レンチ
JPH0225748Y2 (ja)
JPS632652Y2 (ja)
JP2603853B2 (ja) 耕耘爪取付け装置
JPH0544056Y2 (ja)
JP3021838U (ja) 模型エンジンにおけるフライホイール取付具
JPH0648054Y2 (ja) コンクリート壁形成用型枠保持部材の脱着工具
JPH0437640Y2 (ja)
JPH0338550Y2 (ja)
JPH0627340Y2 (ja) クランク式レンチ