JPH04109620U - 無人車のバツテリ収納装置 - Google Patents

無人車のバツテリ収納装置

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JPH04109620U
JPH04109620U JP1341191U JP1341191U JPH04109620U JP H04109620 U JPH04109620 U JP H04109620U JP 1341191 U JP1341191 U JP 1341191U JP 1341191 U JP1341191 U JP 1341191U JP H04109620 U JPH04109620 U JP H04109620U
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battery
vehicle body
stopper pin
electrode terminal
battery storage
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JP1341191U
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祐治 江上
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株式会社豊田自動織機製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】車体の左右いずれの側からもバッテリ交換がで
き、しかもコネクタの切離しとバッテリケースのロック
解除を同時に行うことのできるバッテリ収納装置を提供
する。 【構成】本考案によるバッテリ収納装置は、バッテリ収
納部12の左右両側の車体側壁13にバッテリ交換口1
4を形成し、ストッパピン20受入れ用のピン穴19が
形成されているバッテリ側電極端子18をバッテリケー
ス17に設け、このバッテリ側電極端子のピン穴に対し
て抜き差し可能なストッパピンを車体に設けたことを特
徴としている。ストッパピンの先端は車体側電極端子と
なっている。車体の左右に設けられた操作ハンドル27
を用いることで、ストッパピンの抜き差しを車体の両側
で操作することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、バッテリ式の無人搬送車、無人牽引車又は無人フォークリフト等の 無人車に関し、特に、バッテリの交換を容易に行うためのバッテリ収納装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来一般の無人搬送車の一部を示している。図示されるように、無人搬 送車におけるバッテリ収納部1は、右側或は左側のいずれか一方を開放した形で 車体2内に形成されており、バッテリ3は、バッテリケース4に収容された形で バッテリ収納部1に収納される。
【0003】 バッテリ3を車体2から取り出す場合、まず、バッテリ3と車体側の電気・電 子回路等(図示しない)とを接続しているコネクタ5を切り離し、バッテリケー ス4に設けられたストッパピン6を車体2の底面のピン穴から引き抜いて、バッ テリケース4のロックを解除する。この後、車体2のバッテリ交換口7の横に配 置したバッテリキャリア8上に、バッテリケース4を引き出すのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の無人搬送車においては、バッテリ交換口 が左右いずれか一方にしか設けられておらず、バッテリ交換ができる位置が限ら れているという問題点があった。
【0005】 また、バッテリ交換作業では、コネクタの切離し及びストッパピンの引抜きを 別個に行わなければならず、手間がかかると共に、コネクタを切り離さずにバッ テリケースを引き出す恐れもあった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、車体の左右いずれの側からもバッテリの交換ができ 、しかもコネクタの切離しとバッテリケースのロック解除を同時に行うことので きるバッテリ収納装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案による無人車のバッテリ収納装置は、車体 の一部に形成されたバッテリ収納部と、前記バッテリ収納部の左右両側の車体側 壁にそれぞれ形成されたバッテリ交換口と、バッテリを収容した状態で前記バッ テリ収納部に収納されるバッテリケースと、前記バッテリケースに設けられ、ス トッパピン受入れ用のピン穴が形成されているバッテリ側電極端子と、前記バッ テリケースを前記バッテリ収納部の所定位置に配置した場合において前記バッテ リ側電極端子の前記ピン穴に対して抜き差しできるように前記車体に設けられ、 先端部に車体側電極端子が形成されているストッパピンと、前記ストッパピンを 駆動して前記バッテリ側電極端子に対して抜き差しさせるためのストッパピン駆 動手段と、前記ストッパピン駆動手段を左右いずれの側からも操作できるように 前記車体の左右両側に設けられた操作手段とから成ることを特徴としている。
【0008】
【作用】
このような構成において、ストッパピンがバッテリ側電極端子のピン穴に挿入 されると、バッテリケースは車体にロックされ、同時に、ストッパピンの先端部 の車体側電極端子とバッテリ側電極端子とが電気的に接続される。
【0009】 また、作業者は、操作ハンドル等の操作手段によって、車体の左右いずれの側 からでもストッパピンの抜差し操作を行うことができる。
【0010】 ストッパピンがバッテリ側電極端子から引き抜かれた後は、バッテリと車体側 の電気・電子回路とが切り離され、バッテリケースのロックも解除される。よっ て、バッテリケースを左右いずれかのバッテリ交換口から引き出すことができる 。
【0011】
【実施例】
以下、図面と共に本考案の好適な実施例について詳細に説明する。
【0012】 図1及び図2において、符号10は本考案が適用された無人搬送車であり、こ の無人搬送車10における車体11内にはバッテリ収納部12が形成されている 。バッテリ収納部12の左右の車体側壁13は開放されており、この開放部分が バッテリ交換口14とされている。また、バッテリ収納部12の底面には、バッ テリの出し入れを容易にするために、複数本のローラ15が並設されている。
【0013】 バッテリ16は、バッテリケース17に収容された状態でバッテリ収納部12 に収納される。バッテリケース17の上部両端部にはバッテリ側電極端子18が 設けられている。各バッテリ側電極端子18には、ピン穴19が垂直に穿設され ている。
【0014】 バッテリ側電極端子18のこのピン穴19には、車体11に設けられたストッ パピン20が抜き差しされる。各ストッパピン20は、図1に示されるように、 バッテリケース17をバッテリ収納部12の所定位置に配置した時に、対応のバ ッテリ側電極端子18のピン穴19と同軸となるように配置されている。また、 各ストッパピン20は、車体11内に上下動自在に支持された可動ブラケット2 1に固定されており、適当な駆動手段22により上下動されて対応のバッテリ側 電極端子18のピン穴19に抜き差しされる。
【0015】 ストッパピン20の駆動手段22としては種々考えられるが、本実施例におい ては、可動ブラケット21に一体形成されためねじ部分23と、このめねじ部分 23に螺合されると共に垂直に延びるねじ体24と、ねじ体24の上端に一体的 に取り付けられた第1かさ歯車25と、車体11内で左右横方向に延びるシャフ ト26と、このシャフト26に一体的に取り付けられ前記第1かさ歯車25と噛 合する第2かさ歯車27と、から主に構成されている。シャフト26は、左右の ストッパピン駆動手段22において共用されており、このシャフト26を回すこ とで、左右のストッパピン20を同時に上下動させることができる。シャフト2 6の両端には、ストッパピン駆動手段22を操作するための操作手段として、操 作ハンドル28が設けられている。車体側壁13の、各操作ハンドル28に対向 する部分には開口29が設けられており、この開口29から作業者は操作ハンド ル28を回すことができる。
【0016】 また、ストッパピン20は、バッテリ側電極端子18のピン穴19に挿入され る先端部が伝導体から構成され、車体11内の電気・電子回路等に通ずる車体側 電極端子30となっており、ストッパピン20がピン穴19に挿入されると、両 電極端子18、30が電気的に接続する。尚、ストッパピン20の他の部分はセ ラミック等の不導体から構成されるのが好適である。
【0017】 このような構成において、バッテリ16を交換する場合について説明する。本 考案においては、左右いずれの側からも同じ作業手順でバッテリ16を交換する ことができるので、ここでは、車体11の右側における作業についてのみ説明す る。
【0018】 まず、作業者は、右側の車体側壁13の開口29から内部の操作ハンドル28 を所定の方向に回し、前述したように、左右両方のストッパピン20をバッテリ 側電極端子18のピン穴19から抜き出す。その結果、バッテリケース17のロ ックが解除されると共に、バッテリ16と車体側電気回路等とが切り離される。 この後、バッテリケース17の端面に設けられた取手31を持って引っ張ると、 バッテリケース17はバッテリ収納部12のローラ15上を滑りながら、車体側 壁13のバッテリ交換口14を通ってバッテリキャリア32上に移動する。この ようにしてバッテリキャリア32上に載置されたバッテリケース17は、バッテ リ交換ステーションに運ばれ、中のバッテリ16が交換される。
【0019】 新しいバッテリ16を収容したバッテリケース17は、バッテリキャリア32 により再度、無人搬送車10の右側に配置された後、車体側壁13のバッテリ交 換口14からバッテリ収納部12に押し込まれる。この際、開口29からストッ パピン20及びバッテリ側電極端子18が見えるので、バッテリケース17の位 置確認を行うことができる。バッテリケース17が所定位置に配置されたならば 、前記とは逆の方向に操作ハンドル28を回し、各ストッパピン20を対応のバ ッテリ側電極端子18のピン穴19に挿入する。ストッパピン20がピン穴19 に完全に挿入されると、バッテリケース17は車体11に対して固定されると共 に、バッテリ16から車体側への通電が開始される。
【0020】 上記実施例では、バッテリ側電極端子18がバッテリケース17の両端に対称 的に配設されているため、バッテリケース17の逆差しの恐れがある。そこで、 図2に示すように、バッテリケース17の一方の側面に突出部33を設けておく のが好適である。
【0021】 また、バッテリ側電極端子18を、バッテリケース17の両端に設けずに、一 方の端部に並設させても良く、或は、バッテリケース17の側面若しくは底面に 設けることも可能である。
【0022】 更に、上記実施例では、ストッパピン駆動手段を歯車機構から構成しているが 、リンク機構等の別の手段も考えられる。
【0023】
【考案の効果】
以上、述べたように、本考案によれば、バッテリの交換を車体の両側から行い 得るので、バッテリ交換作業に対する位置的制約が軽減される。例えば、片側に 障害物があるような所に無人車が停止しても、その位置でバッテリを交換するこ とができる。
【0024】 また、バッテリケースのロックを解除すると同時に、バッテリと車体側電気・ 電子回路等とが切り離されるので、バッテリ交換作業の簡便化を図ることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるバッテリ収納装置が設けられた無
人搬送者の断面図である。
【図2】本考案によるバッテリ収納装置が設けられた無
人搬送車の斜視図である。
【図3】従来一般の無人搬送車の斜視図である。
【符号の説明】
10 無人搬送車 11 車体 12 バッテリ収納部 13 車体側壁 14 バッテリ交換口 16 バッテリ 17 バッテリケース 18 バッテリ側電極端子 19 ピン穴 21 ストッパピン 22 ストッパピン駆動手段 27 操作ハンドル(操作手段) 30 車体側電極端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の一部に形成されたバッテリ収納部
    と、前記バッテリ収納部の左右両側の車体側壁にそれぞ
    れ形成されたバッテリ交換口と、バッテリを収容した状
    態で前記バッテリ収納部に収納されるバッテリケース
    と、前記バッテリケースに設けられ、ストッパピン受入
    れ用のピン穴が形成されているバッテリ側電極端子と、
    前記バッテリケースを前記バッテリ収納部の所定位置に
    配置した場合において前記バッテリ側電極端子の前記ピ
    ン穴に対して抜き差しできるように前記車体に設けら
    れ、先端部に車体側電極端子が形成されているストッパ
    ピンと、前記ストッパピンを駆動して前記バッテリ側電
    極端子に対して抜き差しさせるためのストッパピン駆動
    手段と、前記ストッパピン駆動手段を左右いずれの側か
    らも操作できるように前記車体の左右両側に設けられた
    操作手段と、から成る無人車のバッテリ収納装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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