JPH04103748U - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH04103748U
JPH04103748U JP245591U JP245591U JPH04103748U JP H04103748 U JPH04103748 U JP H04103748U JP 245591 U JP245591 U JP 245591U JP 245591 U JP245591 U JP 245591U JP H04103748 U JPH04103748 U JP H04103748U
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JP
Japan
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antenna
battery
cane
communication device
wireless communication
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Pending
Application number
JP245591U
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English (en)
Inventor
紀雄 下茂
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的]電話機の小形化に伴うアンテナの短縮化および
電池の小容量化による通話区域の縮小化および使用時間
の短期化を回避する。 [構成]杖1に沿わせたアンテナ素子7、8に電話機本
体20までのリード線25をアンテナ素子として直列に
接続し、杖1内に収納した電池18を電話機本体20の
電源として使用する。 [効果]アンテナ素子7、8およびリード線25の直列
接続によりアンテナの実効長を大としてアンテナ利得を
向上でき、また杖1内の電池18の使用により電話機本
体20の使用時間を延長できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特に高齢者が使用する場合に便利なように考慮された携帯用電話 機に適用して好適な無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話機は現在では一家に一台から一人に一台の時代に移行しようとしており、 これとともに携帯用電話機も普及して現在では、片方の手で保持できるだけの小 型化および軽量化が進み、ポケッタブルなものも開発され比較的容易に持ち運び ができ、一人一台時代に対応して老人や子供にも簡単に使用できるようになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのように携帯用電話機が普及されかつ小型化されるとアンテナ線それ 自体も短縮される傾向にあり、これによりアンテナ利得が低下して通話区域が狭 くなる問題点がある。また電話機の小型化によりこれに内蔵される電池が小容量 となってその使用時間が短期化する問題点がある。さらに特に高齢者や子供が携 帯用電話機を携行する場合にはこれを紛失する割合が多くなるおそれが生じる。 この考案は上述した点を考慮し、携帯用電話機の通話区域の縮小化および使用時 間の短期化を回避し、しかもその紛失をも回避できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するためこの考案においては、杖などの棒状体にアンテナ素 子を沿わせて配設するとともに、この棒状体に少なくとも電池を収納させ、さら にこの棒状体のアンテナ素子と、この棒状体とは別体の通信機本体またはイヤホ ーンを接続するリード線もアンテナ素子とすることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】 この考案では棒状体1にアンテナ素子(線)7および8を沿わせて配設してお り、リード線25もアンテナ素子7および8に対して直列に接続されてアンテナ 線の一部となるので、充分に長いアンテナ線が形成されてアンテナ利得を向上さ せることができる。また棒状体1内には電池18を収納しているので、通信機本 体20の使用時間を延長させることが可能となる。棒状体1が杖の場合は年寄り などでは携行時の必需品であるから、この無線通信装置を置き忘れることもなく 紛失するおそれも逓減される。
【0006】
【実施例】
続いて、この考案に係る無線通信装置の一例を図面を参照して詳細に説明する 。図1において1は棒状体としての杖の一部分を示し、全体的に材木などの絶縁 材で形成され、その握り部2の下方位置で上部3と下部4とに分離できるように 構成されている。即ちともに金属などの導電材料で構成されかつ互いに噛み合う ネジ溝5aおよび6aを有する凹環体(雌ネジ)5および凸環体(雄ネジ)6が 設けられ、凹環体5は上部3の下端に固定され、凸環体6は下部4の上部に固定 されており、凸環体6を凹環体5にねじ込むことによって、上部3と下部4とを 棒状に連結して杖として使用できるようにしている。
【0007】 杖1の上部3および下部4の外面にはそれぞれ杖1の延長方向に沿って長溝3 aおよび4aが形成され、これらにそれぞれアンテナ素子7および8が埋設され ている。アンテナ素子7は凹環体5に電気的に接続され、アンテナ素子8は凸環 体6に電気的に接続されており、凹環体5と凸環体6とを連結するとこれら両者 を介してアンテナ素子7および8は直列接続状態となる。杖1の上部3の下端面 には電池収納用凹部9が形成され、その奥部には発条兼用電極10が取り付けら れている。杖1の下部4の上端面には電池収納用凹部9と対向して電極11を有 する電極板12が取り付けられ、この電極板12が凸環体6の内周面に対して電 気的に接続されるように嵌入固定される。
【0008】 杖1の上部3にはジャック13が取り付けられ、その一方の端子14と発条兼 用電極10とがリード線16で接続され、ジャック13の他方の端子15とアン テナ素子7の上端とがリード線17で接続されている。従って上部3および下部 4の分離状態において、電池収納用凹部9内に電池(図1において一点鎖線で示 す)18を収納し、上部3と下部4とを連結したとき電池18の一方の極(例え ば+極)は、電極11−電極板12−凸環体6−凹環体5−アンテナ素子7−リ ード線17を介してジャック13の端子15に接続されることになり、一方電池 18の他方の極(例えば−極)は発条兼用電極10−リード線16を介してジャ ック13の端子14に接続されているので、このジャック13から電池18の電 力を取り出すことができるとともに、ジャック13の端子15からアンテナ信号 も取り出すことができる。
【0009】 図2はこの杖1のアナテナ素子7および8と電池18に接続して使用する無線 通信機本体例えば携帯用電話機本体20の一例を示す正面図であり、全体として 偏平な長方形状でポケットに入る程度の大きさに形成されており、その正面には ダイヤル操作またはその他の操作に必要な複数の操作釦21が設けられ、上方に は受話器(スピーカ)22が収納され、下方には送話器(マイクロホン)23が 収納されている。24は液晶などにより構成された表示部であって、ダイヤル先 の電話番号または着信の場合の相手先の電話番号などが表示される。
【0010】 25はリード線であり、その先端には上述したジャック13に対して着脱自在 に連結されるプラグ26が接続されている。27および28はジャック13の端 子14および15と電気的に連結される端子である。従ってプラグ26をジャッ ク13に連結すると電池18の電力が後述するようにリード線25を通じて電話 機本体20内の回路装置に供給される。図3はプラグ26を杖1のジャック13 に連結し、電話機本体20を上着の胸ポケットに入れて携帯している状態を示し ている。
【0011】 図4は杖1内の電池18およびアンテナ素子7、8と電話機本体20との接続 関係の一例を示すブロック図であり、この図において29は高周波増幅回路、3 0は検波回路、31は中間周波増幅回路であり、その他図1〜図3で説明した部 分と対応する部分には同一符号を付してその説明を省略する。プラグ26のジャ ック13への連結により、端子15−回路(29、30、31)−端子14を通 じて直流電流が供給されてこれら回路(29、30、31)が動作し、またアン テナ素子7および8で得られたアンテナ信号が、プラグ26の端子28−ジャッ ク13の端子15−直流阻止用コンデンサー32を介して高周波増幅回路29の 信号入力端子に入力され通話が可能となる。
【0012】 なおこの例では杖1内の電池18を電話機本体20の電源として使用するよう にしているが、電話機本体20内に電池(図示しない)を収納して置き、プラグ 26をジャック13に連結したとき、杖1内の電池18のみを使用するように自 動的に電源回路を切り換えるように構成することもでき、これによって電話機本 体20内の電池の消耗を逓減することができる。
【0013】 図3から明らかなようにアンテナ素子7および8は互いに直列に接続され、こ れにさらにリード線25もアンテナとして直列に接続されるので、それだけアン テナの実効長が大となりアンテナ利得が高くなる。よって電話機本体20の小型 化に伴うアンテナ線の短縮化による通話区域の縮小化が回避される。なお図示し ないが受話器22としてイヤホーンを使用する場合は、例えば図3において電話 機本体20からそのイヤホーンまでのリード線をもアンテナ素子として使用でき 、アンテナの実効長が図3の場合に比してより一層大となる。また杖1内の電池 18としては電話機本体20の大きさに影響されることなく比較的大容量の電池 の使用が可能となり、よって電話機本体20の使用時間の短期化を回避できる。
【0014】 図5はこの考案に係わる無線通信装置の他の実施例を示すもので、この例では 棒状体1としての杖内に電話機本体20も収納した場合である。この図において 7はアンテナ素子、9は電池収納用凹部、34はそのカバー、18は電池、22 は受話器、23は送話器、33は操作釦21上を覆うカバーである。この例では 杖1内に電池18および電話機本体20などが全て収納されているので、この杖 1だけで通話が可能となりより一層携帯使用が便利となる。
【0015】 なお上述においては棒状体1として杖を使用した場合であるが、その他ピッケ ルおよび傘の柄などを使用でき、無線通信機本体20として携帯用電話機を使用 した場合であるが、この他トランシーバまたはテレポイント電話機などにも使用 することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のようにこの考案に係る無線通信装置によれば、棒状体内に電池およびア ンテナ素子を収納しているから充分に長いアンテナ線を使用することができ、よ ってアンテナ利得を高く採ることができて無線通信装置の小型化に伴う通話区域 即ち無線通信装置の使用区域が縮小されるのを回避できる効果がある。また無線 通信機本体内に収納した電池を使用する場合に比べて容量の大きな電池を使用で きるので、無線通信装置の小型化に伴う使用時間の短期化を回避できる効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る無線通信装置の一例を示す一部
分の断面図である。
【図2】この考案に係わる無線通信装置の通信機本体の
一例を示す正面図である。
【図3】この考案に係わる無線通信装置の使用状態を示
す図である。
【図4】アナテナ素子および電池と通信機本体との接続
関係を示すブロック図である。
【図5】この考案に係わる無線通信装置の他の例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 棒状体 7 アンテナ素子 8 アンテナ素子 13 ジャック 18 電池 20 通信機本体 25 リード線 26 プラグ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杖などの棒状体にアンテナ素子を沿わせ
    て配設するとともに、この棒状体に少なくとも電池を収
    納させたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 杖などの棒状体にアンテナ素子を沿わせ
    て配設するとともに、この棒状体のアンテナ素子と、こ
    の棒状体とは別体の通信機本体またはイヤホーンを接続
    するリード線もアンテナ素子とすることを特徴とする無
    線通信装置。
JP245591U 1991-01-29 1991-01-29 無線通信装置 Pending JPH04103748U (ja)

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JP245591U JPH04103748U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 無線通信装置

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ID=31730597

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JP245591U Pending JPH04103748U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 無線通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123263A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 アンテナ素子、通信装置、及び通信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123263A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 アンテナ素子、通信装置、及び通信方法
US10911076B2 (en) 2016-12-28 2021-02-02 Sony Semiconductor Solutions Corporation Antenna device, communication device, and communication method

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