JPH04102762A - 閉回路油圧トランスミッションの油圧回路 - Google Patents

閉回路油圧トランスミッションの油圧回路

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JPH04102762A
JPH04102762A JP2218096A JP21809690A JPH04102762A JP H04102762 A JPH04102762 A JP H04102762A JP 2218096 A JP2218096 A JP 2218096A JP 21809690 A JP21809690 A JP 21809690A JP H04102762 A JPH04102762 A JP H04102762A
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JP
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hydraulic
pressure
circuit
valve
pressure oil
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JP2218096A
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Kazuo Uehara
上原 一男
Kazuyoshi Ishihama
石浜 和義
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変容量型油圧ポンプと油圧モータを閉回路
接続した油圧トランスミッションを左右一対備えた油圧
駆動車両における閉回路油圧トランスミッションの油圧
回路、特に車両停止時に閉回路を構成する第1・第2主
回路を短絡する中立バイパス弁と駐車ブレーキに関する
〔従来の技術〕
特開昭58−128558号公報に示す閉回路油圧トラ
ンスミッションの油圧回路が知られている。
つまり、可変容量型油圧ポンプと油圧モータを第1・第
2主回路で閉回路接続した油圧トランスミッションを左
右一対設け、左右の油圧トランスミッションの可変容量
型油圧ポンプの容量、吐出方向を制御して左右の油圧ト
ランスミッションの回転速度、回転速度を異ならせるこ
とで前進、後進、左右旋回走行する油圧回路である。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる油圧回路においては車両停止時に左右可変容量型
ポンプの容量をゼロとして左右油圧モータを停止してい
るが、左右可変容量型ポンプの容量制御レバーを操作し
てから容量がゼロになるまでに時間遅れがあるので、例
えば実開昭56−155932号公報に示すように左右
油圧トランスミッションの閉回路を構成する第1・第2
主回路を中立バイパス弁で短絡して左右油圧モータを停
止させている。
前述の中立バイパス弁は油圧モータのブレーキ制御圧力
を利用して駐車ブレーキを制動する時に開とし、駐車ブ
レーキを解放する時に閉としているので、中立バイパス
弁と駐車ブレーキは連動して作動する。
他方、車両発進時には中立バイパス弁を閉としてから駐
車ブレーキを解放しないと坂道発進時に車両が一担降板
するので危険であり、車両停止時には駐車ブレーキを制
動してから中立バイパス弁を開としないと坂道停止時に
車両が−担降するので危険である。
しかしながら、前述のように従来の中立バイパス弁はブ
レーキ制御圧力を利用して開・閉しているので、前述の
ように中立バイパス弁と駐車ブレーキの作動順序を2通
り満足することはできない。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした閉
回路油圧トランスミッションの油圧回路を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕閉回路を構成す
る第1・第2主回路を連通。
遮断する中立バイパス弁と駐車ブレーキを制動。
解放する切換弁を、可変容量型油圧ポンプの容量を変更
する圧油で切換作動し、その圧油が供給される圧力検出
回路にスローリターン弁を設けてブレーキ保持圧が圧力
検出回路よりゆっくり排出され、車両発進時には第1・
第2主回路が遮断された後に駐車ブレーキが解放状態と
なり、車両停止時には駐車ブレーキが制動状態となった
後に第1・第2主回路が連通ずるようにしたものである
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように、左油圧トランスミッションAと右
油圧トランスミッションBと操向操作部Cとより閉回路
油圧トランスミッションを構成し、操向操作部Cを操作
することで左右油圧トランスミッションA、Bの回転速
度9回転方向を制御することで左スプロケットDと右ス
プロケットEを回転して直進、旋回走行するようにしで
ある。
前記左油圧トランスミッションAは左可変容量型油圧ポ
ンプ1(以下左油圧ポンプ1という)と左油圧モータ2
を左第1.第2主回路3,4で閉回路接続して成り、右
油圧トランスミッションBは右可変容量型油圧ポンプ5
(以下右油圧ポンプ5という)と右油圧モータ6を右第
1・第2主回路7,8で閉回路接続しである。
前記左右油圧ポンプ1,5は斜板1a、5gの角度を変
更することで容量、つまり1回転当り吐出量を可変とす
る斜板式の可変容量型油圧ポンプとなり、その斜板1a
、5aは左右サーボシリンダ9,10で傾動され、左右
サーボシリンダ9.10には左右制御弁11.12によ
って補助油圧ポンプ13の吐出圧油が供給される。
前記操向操作部Cは油圧パイロット弁14となり、その
油圧パイロット弁14は1本のレバー15を前後に揺動
することで第1・第2減圧弁16.17を作動し、レバ
ー15を左右に揺動すると第3・第4減圧弁18.19
を作動する構成であり、各減圧弁は前記補助油圧ポンプ
13の吐出圧油をレバー15の操作ストロークに比例し
て出力する構成である。
次に各部の詳細を説明する。
前記左第1・第2主回路3,4には一対のチエツク弁2
0.20を介して左チャージ回路21が接続し、左高圧
回路22と左低圧回路23が左シャトル弁24で高圧側
主回路、低圧側主路に接続されて左第1・第2主回路3
,4における高圧油を左高圧回路22に、低圧油を左低
圧回路23にそれぞれ導入できるようにしである。
前記右第1・第2主回路7,8には一対のチエツク弁2
5.25を介して右チャージ回路2Bが接続し、右高圧
回路27と右低圧回路23が右シャトル弁29で高圧側
主回路、低圧側主路に接続されて右第1・第2主回路7
.8における高圧油を右高圧回路27に、低圧油を右低
圧回路28にそれぞれ導入できるようにしである。
前記左チャージ回路21と右チャージ回路26は前記補
助油圧ポンプ13の吐出路13aに接続し、かつ安全弁
30が設けである。
前記左高圧回路22と右高圧回路27は一対のチエツク
弁31.31を介して接続し、さらに左高圧回路22と
右高圧回路27における前記一対のチエツク弁31.3
1の入口側がイコライズ弁32を介して連通している。
該イコライズ弁32は左右高圧回路22.27の左右高
圧油の圧力差がない時には絞り32aを有する連通位置
aに保持され、圧力差がある時には遮断位置すに切換わ
る構成となっている。
前記左低圧回路23と右低圧回路28は接続し、かつ低
圧リリーフ弁33.オイルクーラ34を経て前記左右油
圧モータ2,6の冷却回路2a。
6aに接続している。
前記左右高圧回路22.27における一対のチエツク弁
31.31間は中立バイパス弁35で前記左右チャージ
回路21,26、つまり補助油圧ポンプ13の吐出路1
3aに接続し、かつ安全弁36で前記低圧゛リリーフ弁
33の入口側に接続している。
前記中立バイパス弁35はバネ35aで連通位置Cに保
持され、受圧部35bのパイロット圧油で遮断位置dに
切換わる構成である。
前記安全弁30の低圧側は左右油圧ポンプ1゜5の冷却
回路1b、5bに接続している。
前記左右制御弁11.12はバネ力でドレーン位置eに
保持され、第1・第2受圧部11a。
11b、12a、12bと第3・第4受圧部11c、l
id、12c、12dのパイo−7ト圧油の圧力差で前
進位置f、後進位置gに切換えられる構成となり、左右
制御弁11.12が前進位置fとなると前記補助油圧ポ
ンプ13の吐出圧油が左右サーボシリンダ9,10のW
41室9a、10aに供給されて左右油圧モータ1゜5
の斜板1a、5aが前進側に傾動して左右第1主回路3
.7に高圧油を吐出し、左右油圧モータ2,6が正転し
て車両は前進し、左右制御弁11.12が後進位置gと
なると補助油圧ポンプ13の吐出圧油が左右サーボシリ
ンダ9゜10の第2室9b、10bに供給されて左右油
圧モータ1,5の斜板1a、5bが後進側傾動して左右
第2主回路4.8に高圧油を吐出し、左右油圧モータ2
,6が逆転して車両は後進する。
前記油圧パイロット弁14の各減圧弁の入口ポート40
は第1切換弁41.ダブルチエツク弁42を介して前記
補助油圧ポンプ13の吐出路13aに接続し、その入口
ポート40はレバー15を操作しない時には遮断され、
レバー15を操作することで出口ボート43に連通され
、第1減圧弁16の出口ポート43に第1パイロツト路
44が接続され、第2・第3・第4減圧弁17.18.
19の出口ボート43に第2・第3・第4パイロット路
45,46.47がそれぞれ接続しである。
なお、第1・第2減圧弁16.17のタンクポート48
は絞り49を経てタンク側に接続している。
前記第1パイロツト路44は左制御弁11の第1受圧部
11aと右制御弁12の第1受圧部12aに接続し、第
2パイロツト路45は左制御弁11の第3受圧部11c
と右制御弁12の第3受圧部12cに接続し、第3パイ
ロツト路46は左制御弁11の第2・第4受圧部11b
lidに接続し、第4パイロツト路47は右制御弁12
の第2・第4受圧部12b、12dに接続している。
これにより、レバー15は前側に揺動して第1減圧弁1
6を作動すると第1パイロツト44から左右制御弁11
.12の第1受圧部11a。
12aにパイロット圧油が供給されて左右制御弁11.
12が前進位置fとなるので、前述のように車両は前進
する。
レバー15を後側に揺動して第2減圧弁17を作動する
と第2パイロツト路45から左右制御弁11.12の第
3受圧部11c、12cにパイロット圧油が供給されて
左右制御弁11゜12が後進位置gとなるので、前述の
ように車両は後進する。
レバー15は斜め左側前方に揺動して第1・第3減圧弁
16.18を作動すると、第1・第3パイロット路44
.46にパイロット圧油が供給されて左右制御弁11.
12の第1受圧部11a、12aと左制御弁第2・第4
受圧部11b、lidにパイロット圧油がそれぞれ供給
され、左右制御弁11.12は前進位置fに切換えられ
るが、左制御弁11の切換えストロークが右制御弁12
の切換えストロークより短かくなって左油圧ポンプ1の
斜板角度が右油圧ポンプ5の斜板角度より小さくなって
容量が少なくなり、左油圧トランスミッションAの回転
速度が右油圧トランスミッションBの回転速度より遅く
なるので、車両は前進左旋回走行する。
レバー15を斜め左側後方に揺動して第2・第3減圧弁
17.’18を作動すると前述と同様に左右制御弁11
.12が後進位置gとなると共に、左制御弁11の切換
えストロークが右制御弁12の切換えストロークより短
かくなって左油圧ポンプ1の容量が右油圧ポンプ5の容
量より少なくなるので、車両は後進左旋回走行する。
レバー15を斜め右側前方に揺動して第1・第4減圧弁
16.19を作動すると第1・第4パイロット路44.
47にパイロット圧油が供給され、左右制御弁11.1
2の第1受圧部11a、12aと右制御弁12の第2・
第4受圧部12b、12dにパイロット圧油が供給され
るので、左右制御弁11.12は前進位置fに切換わる
と共に、右制御弁12の切換えストロークが左制御弁1
1の切換えストロークより短かくなって右油圧ポンプ5
の斜板角度が左油圧ポンプ1の斜板角度より小さくなり
、右油圧ポンプ5の容量が左油圧ポンプ5の容量より少
なくなって、右油圧トランスミッションBの回転速度が
左油圧トランスミッションAの回転速度より遅くなり、
車両は前進右旋回走行する。
レバー15を斜め右側後方に揺動して第2・第4減圧弁
17.19を作動すると、第2・第4パイロット45.
47にパイロット圧油が供給されて前述と同様に左右制
御弁11.12が後進位置gに切換わると共に、右制御
弁12の切換えストロークが左制御弁11の切換えスト
ロークより短かくなって右油圧ポンプ5の容量が左油圧
ポンプ1の容量より少なくなり、車両は後進右旋回走行
する。
前記第1切換弁41は連通位置iに保持され、操作部材
、例えばインチング・ブレーキペダルで遮断位置jに向
けて操作され、第1切換弁41を遮断位置jとする油圧
パイロット弁14の各減圧弁の入口ポート40がドレー
ンに連通し、左右制御弁11.12の各受圧部がドレー
ンに連通されて左右制御弁11.12はドレーン位置e
となり、左右油圧モータ1,5の斜板1a。
5aは最小角度位置となって最小容量となる。
前記第1や第2パイロット44.45はシャトル弁50
で圧力検出回路51に接続し、その圧力検出回路51は
スローリターン弁52を経て前記中立バイパス弁35の
受圧部35bに接続し、レバー15を前後に揺動して前
述のように車両を走行する時には第1パイロツト路44
又は第2パイロツト路45のパイロット圧油がシャトル
弁50て圧力検出回路51に検出され、その圧油が中立
バイパス弁35の受圧部35bに供給されて遮断位置d
とする。
前記左右スプロケットD、Eは駐車ブレーキ60を備え
、その駐車ブレーキ60はブレーキ板61をブレーキシ
リンダ62より成り、ブレーキシリンダ62をバネ63
で伸長付勢して制動状態とし、縮少室64に圧油を供給
することでブレーキシリンダ62を縮少すると解除状態
となり、その縮少室64はブレーキ回路65に接続して
いる。
該ブレーキ回路65は第2切換弁66で前記補助油圧ポ
ンプ13の吐出路13aと圧力検出回路51に連通制御
され、その第2切換弁66はバネ力で第1装置kに保持
され、第1・第2受圧部66a、66bのパイロット圧
油で第2位置gとなる構成で、その第1・第2受圧部6
6a、66bは前記圧力検出回路51.ブレーキ回路6
5に接続されている。
前記第1切換弁41の入口側にはチエツク弁67を備え
た圧油供給口68が設けてあり、別の油圧源より圧油を
′isl切換弁41の入口側に供給できるようにしであ
る。
次に本発明に係る中立バイパス弁について説明する。
前記中立バイパス弁35は第2図に示すように、弁本体
70のスプール孔71にスプール72を嵌挿し、スプー
ル孔71の両端部に第1・第2プラグ73.74を設け
て第1プラグ73とスプール72の一端部との間に受圧
部35bを構成し、第2プラグ74とスプール72の他
端部との間にバネ35gを設けて第1ボート75と第2
ポート76を連通する位置に保持し、第1プラグ74の
軸孔77より受圧部35bに圧油を供給することでスプ
ール72を第1ボート73と第2ポート74を遮断する
位置に移動できるようにし、前記第2プラグ74にネジ
杆78をネジ込んでロックナツト79で固定し、ロック
ナツト79を弛めてネジ杆78を締込むことでスプール
72を連通位置に手動操作で保持できるようにしてあり
、前記第1ポート75が一対のチエツク弁31.31間
に接続し、第2ボート76が安全弁30の高圧側に接続
し、軸孔77に検出回路51が接続している。
前記第2切換弁66は第3図のように、弁本体80内に
スプール81を嵌挿し、そのスプール81をバネ82で
上方に押して第1位置にとして第1ポート83をスプー
ル81の第1油孔84、***85.第2油孔86を経て
第2ポート87に連通し、さらにスプール81の上端部
を小径として第1受圧部66aを構成し、かつスプール
81の上端部に形成した盲穴88内にロードピストン8
9を嵌挿して第2受圧部66bを構成し、その第1受圧
部66aを第2ポート87に開口させ、第2受圧部66
bを***85に開口させて第1・第2受圧部66a、6
6bの圧力でスプール81を下方に押して第3ボート9
0を第1ポート83に連通する第2位置gとなるように
してあり、第1ポート83がブレーキ回路65.第2ポ
ート87が圧力検出回路51、第3ポート90が補助油
圧ポンプ13の吐出路13aにそれぞれ接続している。
次に中立バイパス弁35と駐車ブレーキ60の作動を説
明する。
車両を発進する時にはレバー15を揺動操作して第1又
は第2減圧弁16.17を作動して第1又は第2パイロ
ット路44.45にパイロット圧油を供給するので、そ
の第1パイロツト路44又は第2パイロツト路45のパ
イロット圧油がシャトル弁50で圧力検出回路51に導
入され、その検出回路51から中立バイパス弁35の受
圧部35bにパイロット圧油が供給されて遮断位置dと
なると共(こ、前記検出回路51のパイロット圧油は第
2切換弁66の第1位置によりブレーキシリンダ62の
縮少室64に供給されるが、その圧力が低いのでブレー
キシリンダ62が作動せずに駐車ブレーキ60は制動状
態のままであり、更に操作レバー15を操作してパイロ
ット弁の出力圧を高くすると第2受圧部66a内の圧力
も上昇して第2切換弁66が第2位置gとなって補助油
圧ポンプ13の吐出圧油がブレーキシリンダ62の縮小
室64に供給され、これによりブレーキシリンダ62が
縮小して駐車ブレーキ60が解放状態となる。
このように駐車ブレーキ60は中立バイパス弁35が遮
断位置dとなってから若干の時間経過後に解放状態とな
り、坂道発進時に車両が一旦降板することがない。
車両を停止する時には油圧パイロット弁14のレバー1
5を中立位置として各パイロット路をタンクに連通する
ので、前記検出回路51のパイロット圧油が低下し、第
2切換弁66の第1受圧部66gの圧力が低下してスプ
ール81が第1装置kに向けて移動し始めるが、駐車ブ
レーキ6のブレーキシリンダ62の縮小室64内にはバ
ネ63の戻し力に応じた圧力が生じ、その圧油が第2切
換弁66を通って圧力検出回路51に流出し、かつその
圧力はスローリターン弁52で駐車ブレーキ60が制動
するまである圧力に保持され、その保持された圧力で中
立バイパス弁35は遮断位置dに保持されて駐車ブレー
キ60が制動状態となってから所定の時間経過後に中立
バイパス弁35が連通位置Cとなる。
中立バイパス弁35が連通位置Cとなると左右高圧回路
22.27と左右チャージ回路21゜26が連通するの
で、左右油圧トランスミッションA、Bの閉回路を構成
する左第1・第2主回路3.4及び右第1・第2主回路
7,8はそれぞれ短絡して左右油圧モータ2,6は停止
する。
このように、駐車ブレーキ60が解放状態となってから
若干の時間遅れをもって中立バイパス弁35が連通位置
Cとなるので、左右油圧トランスミッションA、Bの閉
回路を構成する第1・第2主回路が連通される以前に駐
車ブレーキ60が解放状態となり、坂道停止時に車両が
一旦降板することがない。
また、エンジン故障時に車両をけん引走行する際には補
助油圧ポンプ13の吐出圧油がゼロとなり、駐車ブレー
キ60を解放状態にできないので、圧油供給口68より
圧油を供給し、油圧パイロットバルブ14のレバー15
を前側に揺動して第1減圧弁16を作動し、 第1パイロット路44.チエツク弁50より検出回路5
1に圧油を導入して前述と同様に第2切換弁66を第2
位置gとして前記圧油供給口68より供給した圧油をブ
レーキシリンダ62の縮小室64に供給して駐車ブレー
キ60を解放状態とする。
この時、中立バイパス弁35の受圧部35bにも圧油が
供給されるが、ネジ杆78を締付けてスプール72を連
通位置に保持することで中立バイパス弁35を連通位置
Cに保持できるから、けん引走行がスムーズにできる。
〔発明の効果〕
車両発進時にはパイロット圧油で中立バイパス弁35が
遮断位置となった時に切換弁66が第2位置になって駐
車ブレーキ60が解放状態となり、車両停止時にはブレ
ーキシリンダ62の保持圧で中立バイパス弁35が遮断
位置に保持され、かつその保持圧はスローリターン弁5
2を通って排出されるから切換弁66が第1位置となっ
た後に中立バイパス弁35が連通位置となり、駐車ブレ
ーキ60が制動状態となった後に閉回路を構成する第1
・第2主回路が連通される。
したがって、坂道発進1発進時に車両が一旦降板するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第2図は中
立バイパス弁の断面図、第3図は切換弁の断面図である
。 Aは左油圧トランスミッション、Bは右油圧トランスミ
ッション、1は左可変容量型油圧ボンブ、2は左油圧モ
ータ、3は左第1主回路、4は左第2主回路、5は右可
変容量型油圧ポンプ、6は右油圧モータ、35は中立バ
イパス弁、60は駐車ブレーキ、62はブレーキシリン
ダ、66は切換弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 左可変容量型油圧ポンプ1と左油圧モータ2を左第1・
    第2主回路3、4で閉回路接続した左油圧トランスミッ
    ションAと、右可変容量型油圧ポンプ5と右油圧モータ
    6を右第1・第2主回路7、8で閉回路接続した右油圧
    トランスミッションBを備えた閉回路油圧トランスミッ
    ションの油圧回路において、 前記左右の第1・第2主回路を連通・遮断する中立バイ
    パス弁35と、左右の油圧モータの出力側を制動する駐
    車ブレーキ60を設け、該駐車ブレーキ60を常時制動
    状態とし、かつブレーキシリンダ62に圧油を供給する
    ことで解放状態となる構成とし、そのブレーキシリンダ
    62に圧油を供給する切換弁66を設け、 前記中立バイパス弁35をバネ力で連通位置に保持し、
    かつ前記左右の可変容量型油圧ポンプの容量を変更する
    パイロット圧油で遮断位置となる構成とし、 前記切換弁66を、ブレーキシリンダ62の圧油を前記
    パイロット圧油の圧力検出回路に流出する第1位置と補
    助油圧ポンプ13の吐出圧油をブレーキシリンダ62に
    供給する第2位置を有し、かつバネ力で第1位置に保持
    し、パイロット圧油で第2位置となるようにし、 前記圧力検出回路にスローリターン弁52を設けたこと
    を特徴とする閉回路油圧トランスミッションの油圧回路
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