JPH041019Y2 - - Google Patents

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JPH041019Y2
JPH041019Y2 JP5648286U JP5648286U JPH041019Y2 JP H041019 Y2 JPH041019 Y2 JP H041019Y2 JP 5648286 U JP5648286 U JP 5648286U JP 5648286 U JP5648286 U JP 5648286U JP H041019 Y2 JPH041019 Y2 JP H041019Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は合成樹脂、金属板等にて形成した大形
の略円筒状の容器を1個づつ運ぶ運搬車に関する
ものである。
(従来の技術及びその問題点) ドラム缶の様な筒状硬質容器を1個づつ運ぶ従
来の運搬車は、台車上に設けた昇降枠に容器を載
せる載せ台、或は容器の胴部を支持する支持装置
を配備し、昇降枠の上昇によつて容器を床面から
浮上させ、目的の場所へ移動させるのである。
ところが、上記運搬車では走行中に運搬車が傾
くと容器が倒れる虞れがあつた。
考案は、容器の上縁を支持し、容器を安全に運
搬出来る運搬車を明らかにするものである。
(問題点を解決する為の手段) 本考案の容器の運搬車は、台車1に立設した縦
柱12に昇降可能に昇降枠3を設け、該昇降枠の
下部に容器9の胴部支持装置5を配備し、昇降枠
3に支持板33を上向きに突設し、該支持板33
に摺動可能に昇降部材6を配備し、該昇降部材に
は縦柱12に形成した当り面12aに係合して落
下止めとなるストツパー65及び容器9の上端縁
に引つ掛かる下向き爪片72を具えた引掛け部材
7を配備している。
(作用及び効果) 昇降枠3が上昇するとき容器も支持枠に支持さ
れて同時に上昇し、容器の上昇途上で引掛け部材
7に容器の上縁が引掛かつて昇降部材6と一緒に
引掛け部材7も上昇する。
従つて運搬車に容器を載せて移動させるとき、
容器の上縁は引掛け部材7に引つ掛かつており、
倒れることはない。
昇降枠3の昇降によつて引掛け部材7は自動的
に容器の上縁に引つ掛かるため、引掛け部材7を
手作業で操作する面倒はなく、又、引掛け部材7
を容器に掛け忘れる虞れもない。
(実施例) 第1図は容器運搬車、第5図は容器を示してい
る。
容器9は合成樹脂にて高さ約100cm、直径約50
cmの円筒状に形成され、下部は徐々に縮径してテ
ーパ部92を形成し、容器9の上端縁に上向きの
短い周壁91を突設している。
運搬車は台車1に昇降可能に昇降枠3を設け、
昇降枠3に一対の支え部材4,4を略水平面内に
て回動可能に枢支している。
台車1はU字状枠11の中央に取付台13を突
設し、取付台13及びU字状枠11の両端に車輪
14,14を配備している。
上記取付台13上に中空の縦柱12を突設し、
該縦柱12の上部に後方に向けて手押しハンドル
15を突設し、縦柱12内に油圧シリンダー21
を配備してピストンロツド23を縦柱12の上端
から臨出させ、取付台13に設けた足踏み式油圧
ポンプ22をシリンダー21に連繋して昇降駆動
装置2を構成している。
ピストンロツド23の臨出端に短いピン24を
ロツド23に直交して固定し、ピン24の両端に
一対の支持板33,33を下向きに枢支する。
上記支持板33,33の下端を前記昇降枠3に
枢支連結する。実施例では支持板33はシリンダ
ー21のピストンロツド23と昇降枠3を連結す
る連結部材を兼用している。
昇降枠3の下部に容器9の胴部支持装置5を設
けると共に昇降枠3の前部には容器9が後方へ倒
れることを防止する受け板31が設けられてい
る。
胴部支持装置5は台車1のU字状枠11内に収
まるU字状支持枠32を水平に突設して該支持枠
32の両側を容器9を挟むアーム36,36とな
し、アーム36,36の先端に略水平面内にて回
動可能に支え部材4,4を枢支している。
実施例では支え部材4は支持枠32内に少し下
がりぎみに回動するように枢支されている。
各支え部材4,4は容器9の下部テーパ部92
の外周長さの1/3弱の長さの管材或は板材を該テ
ーパ部の曲率に対応して湾曲させて形成され、互
いに凹み側を対向させており、該凹み側の全長部
分が容器に対する受け部41となつている。
支え部材4の中央に外向きにリブ42を突設し
前記アーム36の先端に設けた枢支ピン38に該
リブ42を回動可能に嵌めている。
支え部材4には該部材4を外側回転方向に付勢
するバネ34が連繋される。該バネ34は支え部
材4を外向き付勢するに足りる力はあるが、後記
のように支え部材4,4間に容器9を抱えた状態
にて容器を前方に押し出す力はない。
アーム36の先端には支え部材4のリブ42に
当たつて支え部材4の外向き回転範囲を規制する
支え部材用ストツパー35が設けらる。
第2図の如く両支え部材4,4が該ストツパー
35に当つた状態にて支え部材4,4の内端間の
間隔Wは容器9のテーパ部92の最小直径より小
さい。
U字状支持枠32に支え部材4,4の内側への
回動範囲を規制する当り37,37が形成されて
いる。
両支え部材4,4が当り37,37に当接した
状態にて両支え部材4,4の受け部41,41を
通る仮想円Cの中心Pは、支え部材4,4の枢支
ピン38,38を通る直線Lよりも内側に位置す
る。
尚、U字状支持枠32に直接に支え部材4,4
を当ててU字状支持枠32を支え部材4,4の内
側への回動を規制する当りとなすことも出来る。
台車1の縦柱12の上端には、容器9の上端を
係止し容器92の前方への倒れを防止する上縁支
持装置8が配備される。
上縁支持装置8は金属板をコ字状に屈曲して形
成した昇降部材6を縦柱12に昇降可能に配備し
て昇降部材6の両屈曲片61,61を前記昇降枠
3の支持板33,33に被せる。
各屈曲片61,61には支持板33,33を前
後に挟んで一対ずつローラ62,63を回転自由
に軸支し、後部の一方のローラ63の枢軸を延長
して昇降部材用ストツパー65を形成し、該スト
ツパー65を縦柱12に形成した当り面16、実
施例では縦柱12の上端面に当てて昇降部材6の
落下を防止する。
屈曲片61,61間に設けた前方ローラ62,
62は他方の後方ローラ63より低い位置に取り
付けられている。
昇降部材6の重心は支持板33の幅中心よりも
前方に位置し、従つて前後のローラ62,63は
常時支持板33に接している。
屈曲片61の内面に前側ローラ62の上方及び
後側ローラ63の下方に揺動防止部材64,64
が設けられる。該揺動防止部材64,64は第3
図にて矢印Aで示す如く昇降部材6の前部に上向
きの力が掛かつたとき支持板33に食い込み方向
に係合して支持板33と一体に昇降する。
昇降枠3の前面中央に金属棒を逆L字状に屈曲
して形成した引掛け部材7がクランプ装置71に
よつて高さ位置調節可能に配備され、引掛け部材
7の水平部73の先端に下向きの爪片72が形成
されている。
昇降部材6のストツパー65が台車1の縦柱1
2の上端に当たつて昇降部材6が下降位置にある
状態で上記引掛け部材7の爪片72の下端は床面
上の容器の上縁高さより少し高位置になる様に引
掛け部材7の高さを調整する。
然して、昇降枠3を降ろした状態にて容器9に
向けて台車1を突つ込み、両支え部材4の先端を
容器の下部に当て、バネ34に抗して支え部材
4,4をアーム36,36の内側に回動せしめ
る。
支え部材4,4の回動に伴つて支え部材4上の
受け部41が容器9の下部周面に徐々に沿う。
支え部材4,4が最大内側に回動したとき、支
え部材4は容器の周面に沿い、受け部41を通る
仮想円Cの中心Pは支え部材4,4の回動中心を
通る直線Lよりも内側にあり、従つて容器の軸
芯、即ち重心も該線Lの内側にある。
油圧ポンプ22の足踏み操作によつて油圧シリ
ンダ21のピストンロツド23を上向きに突出さ
せ、支持板33,33を介して昇降枠3を上昇さ
せる。
昇降枠3を上昇させると容器下部のテーパ部9
2に支え部材4の受け部41が当つて容器の重量
が支え部材4,4に掛かるが、前記の様に容器の
重心は支え部材4,4の回転中心を通る直線Lよ
りも内側に位置しているため支え部材4がアーム
36,36の外側に回転することはない。
この理由は、両支え部材4,4の重心を通る直
線上に容器の重心が位置しておれば支え部材4,
4の回動中心から前方と後方には均等に荷重が作
用し、支え部材4,4は内側にも外側にも回動せ
ず静止状態が保たれるが、本願の場合、支え部材
4,4にて容器9を抱えた状態で容器9の重心は
支え部材4,4の回動中心を通る直線Lよりも内
側に位置しているため、支え部材4,4を外側へ
押す力R1よりも内側へ押す力R2が大きくなる
ためである。
支え部材4,4はアーム36,36間に最大入
り込んで、これ以上内側にも回転しないため容器
は支え部材4,4に抱えられた状態で上昇する。
前記の様に支え部材4,4は少し下がりぎみに
内側に回動するため、支え部材4,4にて容器を
抱えたとき、容器は少し後方に傾いて昇降枠3の
当り板31に当たつた状態で上昇する。
昇降枠3の上昇開始時、支持板33が上昇して
も上縁支持装置8の昇降部材6はローラ62,6
3が支持板33に接して回転するだけで、昇降部
材6の高さ位置は変らない。
容器9の上昇によつて、容器の上端が上縁支持
装置8の引掛け部材7の水平部73に当たり昇降
部材6の前部に上向きの力が掛かると、昇降部材
6の揺動防止部材64,64が支持板33に食い
込むように強く当たつて支持板33と昇降部材6
は一体に上昇する。容器9が床面から上昇すると
台車1を目的の場所まで押して容器を移動させ
る。
床面の凹凸等によつて台車1が前後に傾いても
昇降枠3には容器9の後方への倒れを防止する受
け板31が設けられ、容器の上縁の内側には上縁
支持装置8の爪片72が入り込んでいるため容器
9が前後に倒れる虞れはない。
容器9を目的の場所に移動させ、昇降枠3を下
降させるとき上縁支持装置8は該枠3の支持板3
3と一体に下降する。
昇降部材6が下降する途中でストツパー65が
縦柱12の上端の当り面16に当たつて引つ掛か
り、部材6の下降は停止するが、昇降枠3は更に
下降して容器の底が床面に接地する。
容器9が床面に接地した状態にて、台車1を容
器から引き離す方向に引つ張ると支え部材4,4
がバネ力及び容器に押されることによつて外側に
開き、容器をアーム36,36間から脱すること
が出来る。
本考案の運搬車にて運搬出来る容器は、上記の
ように下部が縮小するテーパ部92を形成したも
のに限定されることはなく、第5図に2点鎖線で
示す如く、容器9の真直な胴部に支え部材4,4
に引つ掛かるリブ93を突設したものでも運搬可
能である。
本考案の実施に於て、第2図に示すようにU字
状支持枠32にフオークリフトのフオーク(図示
せず)を嵌める鞘30,30を突設し、U字状支
持枠32をフオークリフトに搭載して使用するこ
とも出来る。この場合フオークリフト本体が台車
1となる。
又、U字状枠32の両端のアーム36,36を
切り離し、該アーム36,36を直接フオークリ
フトのフオークに嵌めて使用することも出来る。
又、第6図の如く支え部材4上に複数のリブ4
1aを容器9のテーパ部92の曲率に沿わせて支
え部材4上に取付けて受け部41を形成すること
も出来る。
更に、本考案は上記構成に限定されることはな
く、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々
の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は運搬車の斜面図、第2図は支え部材の
回動範囲の説明図、第3図は上縁支持装置の縦断
面図、第4図は同上の横断面図、第5図は容器の
正面図、第6図は受け部の他の実施例を示す平面
図である。 1……台車、3……昇降枠、4……支え部材、
5……胴部支持装置、6……昇降部材、7……引
掛け部材、8……上縁支持装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 台車1に立設した縦柱12に昇降可能に昇降
    枠3を設け、該昇降枠の下部に容器9の胴部支
    持装置5を配備し、昇降枠3に支持板33を上
    向きに突設し、該支持板33に摺動可能に昇降
    部材6を配備し、該昇降部材には縦柱12に形
    成した当り面16に係合して落下止めとなるス
    トツパー65及び容器9の上端縁に引つ掛かる
    下向き爪片72を具えた引掛け部材7を配備し
    ている容器の運搬車。 昇降部材6は、支持板33を挟んで転動する
    ローラ62,63を具えている実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の容器の運搬車。 ローラ62,63は、支持板33の前後にガ
    イド板33を挟んで設けられ、前方のローラ6
    2は後方のローラ63よりも低位置にある実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    容器の運搬車。 前方ローラ62の上方、後方ローラ63の下
    方に支持板33との間に僅かな〓間を存して揺
    動防止部材64,64が設けられている実用新
    案登録請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに
    記載の容器の運搬車。
JP5648286U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH041019Y2 (ja)

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JPS62167773U JPS62167773U (ja) 1987-10-24
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