JPH039655Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH039655Y2 JPH039655Y2 JP9269184U JP9269184U JPH039655Y2 JP H039655 Y2 JPH039655 Y2 JP H039655Y2 JP 9269184 U JP9269184 U JP 9269184U JP 9269184 U JP9269184 U JP 9269184U JP H039655 Y2 JPH039655 Y2 JP H039655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- ratchet wheel
- fishing line
- teeth
- fishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 8
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、ローターの逆転停止位置に係わる
魚釣用スピニングリールに関する。
魚釣用スピニングリールに関する。
従来、魚釣用スピニングリールのローターの逆
転停止位置は第３図イの外周に複数の歯を等間隔
に設けた爪車２１を用いて獲物の引きで釣糸が繰
り出される時には敏速に逆転防止されるようにし
たリールと、投擲準備でローラーを逆転させた時
釣糸ガイドローラーが反転操作位置に停止するよ
うにして操作を簡単にするために第３図ロの外周
に１箇所のみ歯を設けた爪車２２を用いたリール
があり、上記何れか一方の爪車を用いたリールは
他方の爪車が用いられた時の操作を行なう時は面
倒である欠点がある。
転停止位置は第３図イの外周に複数の歯を等間隔
に設けた爪車２１を用いて獲物の引きで釣糸が繰
り出される時には敏速に逆転防止されるようにし
たリールと、投擲準備でローラーを逆転させた時
釣糸ガイドローラーが反転操作位置に停止するよ
うにして操作を簡単にするために第３図ロの外周
に１箇所のみ歯を設けた爪車２２を用いたリール
があり、上記何れか一方の爪車を用いたリールは
他方の爪車が用いられた時の操作を行なう時は面
倒である欠点がある。
上記欠点を解消するために実公昭55−51174号
公報のように上記２種類の爪車を用い、２組みの
逆転防止爪を２組みの操作レバーと２組みの掛外
し爪を設けた魚釣用スピニングリールが提案され
ている。
公報のように上記２種類の爪車を用い、２組みの
逆転防止爪を２組みの操作レバーと２組みの掛外
し爪を設けた魚釣用スピニングリールが提案され
ている。
しかし、この提案の構造は複雑で部品点数が多
く、コスト高になると共に操作が面倒な欠点があ
る。
く、コスト高になると共に操作が面倒な欠点があ
る。
この考案は上記欠点に鑑み、構造簡単で部品点
数が少なく、機能的に上記２種類の爪車を用いた
と略同じ効果が得られる魚釣用スピニングリール
を提案することにある。
数が少なく、機能的に上記２種類の爪車を用いた
と略同じ効果が得られる魚釣用スピニングリール
を提案することにある。
この考案は、ローラーのベールアームの釣糸ガ
イドローラーの反転操作位置で逆転防止爪と爪車
の第１の歯が係合するように逆転防止爪を設け、
上記爪車の第１の歯から逆回転方向に爪車の他の
歯を外周の略半周の範囲に設けたことである。
イドローラーの反転操作位置で逆転防止爪と爪車
の第１の歯が係合するように逆転防止爪を設け、
上記爪車の第１の歯から逆回転方向に爪車の他の
歯を外周の略半周の範囲に設けたことである。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、魚釣用スピニングリールは第１図、第２図で
筐体１の前部に突出された軸筒２とスプール軸１
０と、軸筒に固定されたローラー３と、スプール
軸１０に取り付けられて前後に往復動されるスプ
ール１１と、筐体１内の上側に回動自在にビス１
２で支承された逆転防止爪４と、筐体１の軸筒２
の外周に形成されたピニオン２ａと、ピニオン２
ａの前側に回り止め嵌合された爪車５と、ピニオ
ン２ａと噛合された駆動歯車１３を介してロータ
ー３が回転されるハンドル回転軸１４と、筐体１
内の上側に横架された操作杆６と、ローラー３の
後側から前側に突設された２組の支持腕３ａ，３
ｂと、支持腕３ａに回動自在に設けられたアーム
取付腕７と、アーム取付腕７のローラー軸１５に
回転自在に取り付けられた釣糸ガイドローラー１
６と、ローラー軸１５と支持腕３ｂとの間に反転
自在に取り付けられたベールアーム１７と、筐体
１の上側に設けた支持脚１ａと、支持脚に固定さ
れた反転部材８とで構成されている。
と、魚釣用スピニングリールは第１図、第２図で
筐体１の前部に突出された軸筒２とスプール軸１
０と、軸筒に固定されたローラー３と、スプール
軸１０に取り付けられて前後に往復動されるスプ
ール１１と、筐体１内の上側に回動自在にビス１
２で支承された逆転防止爪４と、筐体１の軸筒２
の外周に形成されたピニオン２ａと、ピニオン２
ａの前側に回り止め嵌合された爪車５と、ピニオ
ン２ａと噛合された駆動歯車１３を介してロータ
ー３が回転されるハンドル回転軸１４と、筐体１
内の上側に横架された操作杆６と、ローラー３の
後側から前側に突設された２組の支持腕３ａ，３
ｂと、支持腕３ａに回動自在に設けられたアーム
取付腕７と、アーム取付腕７のローラー軸１５に
回転自在に取り付けられた釣糸ガイドローラー１
６と、ローラー軸１５と支持腕３ｂとの間に反転
自在に取り付けられたベールアーム１７と、筐体
１の上側に設けた支持脚１ａと、支持脚に固定さ
れた反転部材８とで構成されている。
上記逆転防止爪４は爪先４ａが筐体１の前部１
ｂに穿設された透孔１ｃ内で発条１８で爪車５に
係合するように付勢され、ハンドル回転軸１４の
外周に摩擦嵌合された作動部材９の突起９ａが逆
転防止爪４の突起４ｂに係合されてハンドル回転
軸１４とローター３が正転時、逆転防止爪４の爪
先４ａが爪車５から離脱するように構成されてい
ると共に操作杆６のレバー１９が第１図、第２図
のON位置から図示されないOFF位置に切り換え
られた時操作杆６の外周で逆転防止爪４の作動部
４ｃが押されて爪先４ａが爪車５から離脱される
ように構成されている。
ｂに穿設された透孔１ｃ内で発条１８で爪車５に
係合するように付勢され、ハンドル回転軸１４の
外周に摩擦嵌合された作動部材９の突起９ａが逆
転防止爪４の突起４ｂに係合されてハンドル回転
軸１４とローター３が正転時、逆転防止爪４の爪
先４ａが爪車５から離脱するように構成されてい
ると共に操作杆６のレバー１９が第１図、第２図
のON位置から図示されないOFF位置に切り換え
られた時操作杆６の外周で逆転防止爪４の作動部
４ｃが押されて爪先４ａが爪車５から離脱される
ように構成されている。
上記爪車５は逆転防止爪４の爪先４ａに係合し
てローター３の逆回転を防止する歯が第２図で第
１の歯５ａから他の歯５ｂ，５ｃ，……のように
時計方向の略半周の範囲、例えば角度180゜から
225゜において複数設けられると共に残りの範囲を
上記爪先４ａが係止しない欠歯部分５ｇに形成さ
れている。
てローター３の逆回転を防止する歯が第２図で第
１の歯５ａから他の歯５ｂ，５ｃ，……のように
時計方向の略半周の範囲、例えば角度180゜から
225゜において複数設けられると共に残りの範囲を
上記爪先４ａが係止しない欠歯部分５ｇに形成さ
れている。
上記操作杆６の中間には切欠部６ａが設けられ
て逆転防止爪４の作動部４ｃが対向され、操作杆
６の後部に切欠部６ｂが設けられて板バネ２０で
クリツクストツプするように構成されている。
て逆転防止爪４の作動部４ｃが対向され、操作杆
６の後部に切欠部６ｂが設けられて板バネ２０で
クリツクストツプするように構成されている。
魚釣用スピニングリールが上記のように構成さ
れてローター３の逆転防止がONされるときは第
１図、第２図のように操作杆６のレバー１９が
ON位置に切り換えられ、ローラー３が釣糸の繰
り出しで逆回転されると爪車５の歯５ａ，５ｂ，
５ｃ，…の何れかに逆転防止爪４の爪先４ｄが係
合されて逆転が防止され、ハンドル回転軸１４が
正回転されると作動部材９の突起９ａが逆転防止
爪４の突起４ｂに当接されて爪車５から爪先４ａ
が離脱される。
れてローター３の逆転防止がONされるときは第
１図、第２図のように操作杆６のレバー１９が
ON位置に切り換えられ、ローラー３が釣糸の繰
り出しで逆回転されると爪車５の歯５ａ，５ｂ，
５ｃ，…の何れかに逆転防止爪４の爪先４ｄが係
合されて逆転が防止され、ハンドル回転軸１４が
正回転されると作動部材９の突起９ａが逆転防止
爪４の突起４ｂに当接されて爪車５から爪先４ａ
が離脱される。
次にレバー１９がOFF位置に切り換えられる
と逆転防止爪４は操作杆６の外周で第１図の時計
方向に回動されて爪車５に係合されない。
と逆転防止爪４は操作杆６の外周で第１図の時計
方向に回動されて爪車５に係合されない。
上記逆転防止爪４と爪車５は爪先４ａと第１の
歯５ａが係合された時釣糸ガイドローラー１６は
反転部材８の近傍に停止され、ベールアーム１７
を投擲準備のために反転して釣糸を拾い上げて指
に掛ける操作が容易になり、爪先４ａと第１の歯
５ａを係合させる目的でローラー３を正回転後逆
回転させた時爪先４ａに第１の歯５ａ以外の他の
歯５ｂ，…が係合された時は、一旦釣糸ガイドロ
ーラー１６を反転部材８位置を通過するようにハ
ンドルを正回転させれば爪先４ａが欠歯部分５ｇ
に臨み、次の逆回転では爪先４ａに第１の歯５ａ
が係合されて容易に釣糸ガイドローラー１６が反
転部材８の近傍に停止して反転操作位置となる。
歯５ａが係合された時釣糸ガイドローラー１６は
反転部材８の近傍に停止され、ベールアーム１７
を投擲準備のために反転して釣糸を拾い上げて指
に掛ける操作が容易になり、爪先４ａと第１の歯
５ａを係合させる目的でローラー３を正回転後逆
回転させた時爪先４ａに第１の歯５ａ以外の他の
歯５ｂ，…が係合された時は、一旦釣糸ガイドロ
ーラー１６を反転部材８位置を通過するようにハ
ンドルを正回転させれば爪先４ａが欠歯部分５ｇ
に臨み、次の逆回転では爪先４ａに第１の歯５ａ
が係合されて容易に釣糸ガイドローラー１６が反
転部材８の近傍に停止して反転操作位置となる。
又、爪車５の歯５ａ，５ｂ，５ｃ…は欠歯部分
５ｇを除く外周に複数設けられているので、欠歯
部分５ｇを除く他の位置では逆転防止爪４が歯に
素早く係合されることになり、ローター３の逆回
転が敏速に停止され、構造が極めて簡単となり、
操作が容易となる。
５ｇを除く外周に複数設けられているので、欠歯
部分５ｇを除く他の位置では逆転防止爪４が歯に
素早く係合されることになり、ローター３の逆回
転が敏速に停止され、構造が極めて簡単となり、
操作が容易となる。
上記のように釣糸ガイドローラー１６が反転操
作位置に自動的に停止されると、ベールアーム１
７に手を触れない図示しない反転レバー装置が設
けられたリールでは反転操作がより敏速に容易に
なされる。
作位置に自動的に停止されると、ベールアーム１
７に手を触れない図示しない反転レバー装置が設
けられたリールでは反転操作がより敏速に容易に
なされる。
本考案は上述のように構成されたので、部品点
数が少なく構成が簡単で組立作業性が向上すると
共に、ローターの敏速な逆回転防止と釣糸放出準
備のためのベールアームの釣糸ガイドローラーの
反転操作位置設定が迅速かつ容易に行える等実用
上優れた効果を奏する魚釣用スピニングリールを
提供することができる。
数が少なく構成が簡単で組立作業性が向上すると
共に、ローターの敏速な逆回転防止と釣糸放出準
備のためのベールアームの釣糸ガイドローラーの
反転操作位置設定が迅速かつ容易に行える等実用
上優れた効果を奏する魚釣用スピニングリールを
提供することができる。
図面は本考案の一実施例が示され、第１図は魚
釣用スピニングリールの要部断面側面図、第２図
はローターが断面で示された正面図、第３図は従
来の爪車の正面図である。 １……筐体、３……ローター、４……逆転防止
爪、５……爪車、５ａ……第１の歯、５ｂ，〜５
ｆ……他の歯、１６……釣糸ガイドローラー、１
７……ベールアーム。
釣用スピニングリールの要部断面側面図、第２図
はローターが断面で示された正面図、第３図は従
来の爪車の正面図である。 １……筐体、３……ローター、４……逆転防止
爪、５……爪車、５ａ……第１の歯、５ｂ，〜５
ｆ……他の歯、１６……釣糸ガイドローラー、１
７……ベールアーム。
Claims (1)
- ローターの逆回転を防止する歯を爪車の外周の
略半周の範囲に複数設けると共に該爪車の残りの
外周部を欠歯部分に形成し、ローターを逆回転さ
せた時に釣糸の指掛け操作が容易な反転操作位置
に釣糸ガイドローラーを停止するように上記爪車
の複数の歯の第１の歯を逆転防止爪に係合せしめ
たことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269184U JPS617960U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269184U JPS617960U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS617960U JPS617960U (ja) | 1986-01-18 |
| JPH039655Y2 true JPH039655Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30649717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9269184U Granted JPS617960U (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS617960U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2537908Y2 (ja) * | 1990-11-07 | 1997-06-04 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP9269184U patent/JPS617960U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS617960U (ja) | 1986-01-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0142461Y2 (ja) | ||
| US4614314A (en) | Spinning reel | |
| US5738292A (en) | Selective continuous anti-reverse mechanism for a fishing reel | |
| JPH039655Y2 (ja) | ||
| JP2540900Y2 (ja) | スピニングリールのストッパ装置 | |
| US3974978A (en) | Anti-reverse mechanism for fishing reels | |
| US4288046A (en) | Spinning reel with anti-reversal mechanism | |
| JPS5921664Y2 (ja) | 魚釣用リ−ルの糸フケ防止機構を備えたクリツク装置 | |
| JPH0327427Y2 (ja) | ||
| JP2553303Y2 (ja) | スピニングリール | |
| JPH0441831Y2 (ja) | ||
| JPH0610772Y2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
| JPS5820126Y2 (ja) | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 | |
| JPS6129266Y2 (ja) | ||
| JP2536460Y2 (ja) | スピニングリールのストッパ装置 | |
| JP2531613Y2 (ja) | 魚釣用スピニングリ−ルの逆転防止装置 | |
| JPH0451586Y2 (ja) | ||
| JPH0530621Y2 (ja) | ||
| JPS6118679Y2 (ja) | ||
| JPS5932283Y2 (ja) | 覆面型魚釣用リ−ルの逆転防止装置 | |
| JPH052072Y2 (ja) | ||
| JPS5810456Y2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
| JPS5930688Y2 (ja) | 魚釣用両軸受型リ−ルのドラグ調整ツマミ | |
| JPH029661Y2 (ja) | ||
| JP2530260Y2 (ja) | 魚釣用リ−ル |