JPH0393871A - 印刷インキ - Google Patents
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- JPH0393871A JPH0393871A JP1231155A JP23115589A JPH0393871A JP H0393871 A JPH0393871 A JP H0393871A JP 1231155 A JP1231155 A JP 1231155A JP 23115589 A JP23115589 A JP 23115589A JP H0393871 A JPH0393871 A JP H0393871A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
1,下記一般式(1)または(2)で示されるアミノ酸
誘導体のうち少なくとも一種を0,1〜20重旦%含有
することを特徴とする印刷インキ.RI NHCHC
OOH CH2COOR2 ( 1〉 本発明は、印刷紙の走行安定性が良好で強固な印刷皮膜
面を与える印刷インキに関し、かかる印刷インキは枚葉
オフセットインキやヒートセットするオフセッ1へ輪転
印刷用のインキとして用いた場き特に優れた効果を発揮
する. (従来の技術) (ただし、Rl,R2およびR3はそれぞれ炭素TII
.6〜22のアルキル基またはアルゲニル基を示す.
) 2, アミノ酸誘導体の平均粒径が0.1〜50μ枚葉オフセ
ット印刷やオフセット輪転印刷時に生じる見当不良や裏
付きあるいは印刷面の擦れ傷の発生といったトラブルは
、印刷物の商品価値を著しく低下させるため、これを防
止する様々な手法が考案されている. mlえば、インキのタックを下げることにより印刷紙の
ブランケット離れを改善する、あるいはポリエチレンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリテトラフ
ルオ口エチレンなどの微粒子をインキ中に添加する、あ
るいは印刷面にスターチなどの粉末を散布し付着しに<
<シたり赤外線を照射することにより印刷塗膜面の乾燥
を促進するなどの方法がある. しかしながら、インキのタックダウンは汚れやミスチン
グなどの印刷トラブルを引き起こす原因となり、また、
ワックス成分の添加は印刷皮膜強度の改善には有効だが
ブランケットからの紙離れ改善には必ずしも有効ではな
い.また、スターチ粒子の散布は裏面への印刷や艶だし
加工時に弊害を引き、起こし易く、ポリテトラフルオロ
エチレンの微粒子などを添加する場合では、インキの光
沢が問題となる. すなわち紙離れ性や印刷紙の走行安定性を改良し、しか
も強い乾燥皮膜を与えるインキを提供せんとするもので
ある. (問題を解決するための手段) 本発明者らは、枚葉オフセットインキやオフセット論転
インキなどの調整に際し、平均粒径が0.1〜50μm
の範囲にある下記一般式(1)または(2)で示される
アミノ酸誘導体のうち、少なくとも一種をQ,l〜20
重旦%の範囲ないで含有させることによって、上述した
ような従来の印刷インキの欠点が解決されることを見い
だし本発明を完成した. R I NHCHCOOH CH2COOR2 ( 1)
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上のような従来の印刷インキの欠点、(ただ
し、R1、R2およびR3はそれぞれ炭素数6〜22の
アルキル基またはアルケニル基を示す. ) 本発明で用いられるアミノ酸誘導体は、粒子径0.1〜
50μm、好ましくは0.5〜30μmのものがよく、
かかる範囲より小さいものではブランケットからの紙離
れを改善する効果が少なく、また、大きい場合では印刷
時に版残りやブランゲット残りの原因となる。
誘導体のうち少なくとも一種を0,1〜20重旦%含有
することを特徴とする印刷インキ.RI NHCHC
OOH CH2COOR2 ( 1〉 本発明は、印刷紙の走行安定性が良好で強固な印刷皮膜
面を与える印刷インキに関し、かかる印刷インキは枚葉
オフセットインキやヒートセットするオフセッ1へ輪転
印刷用のインキとして用いた場き特に優れた効果を発揮
する. (従来の技術) (ただし、Rl,R2およびR3はそれぞれ炭素TII
.6〜22のアルキル基またはアルゲニル基を示す.
) 2, アミノ酸誘導体の平均粒径が0.1〜50μ枚葉オフセ
ット印刷やオフセット輪転印刷時に生じる見当不良や裏
付きあるいは印刷面の擦れ傷の発生といったトラブルは
、印刷物の商品価値を著しく低下させるため、これを防
止する様々な手法が考案されている. mlえば、インキのタックを下げることにより印刷紙の
ブランケット離れを改善する、あるいはポリエチレンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリテトラフ
ルオ口エチレンなどの微粒子をインキ中に添加する、あ
るいは印刷面にスターチなどの粉末を散布し付着しに<
<シたり赤外線を照射することにより印刷塗膜面の乾燥
を促進するなどの方法がある. しかしながら、インキのタックダウンは汚れやミスチン
グなどの印刷トラブルを引き起こす原因となり、また、
ワックス成分の添加は印刷皮膜強度の改善には有効だが
ブランケットからの紙離れ改善には必ずしも有効ではな
い.また、スターチ粒子の散布は裏面への印刷や艶だし
加工時に弊害を引き、起こし易く、ポリテトラフルオロ
エチレンの微粒子などを添加する場合では、インキの光
沢が問題となる. すなわち紙離れ性や印刷紙の走行安定性を改良し、しか
も強い乾燥皮膜を与えるインキを提供せんとするもので
ある. (問題を解決するための手段) 本発明者らは、枚葉オフセットインキやオフセット論転
インキなどの調整に際し、平均粒径が0.1〜50μm
の範囲にある下記一般式(1)または(2)で示される
アミノ酸誘導体のうち、少なくとも一種をQ,l〜20
重旦%の範囲ないで含有させることによって、上述した
ような従来の印刷インキの欠点が解決されることを見い
だし本発明を完成した. R I NHCHCOOH CH2COOR2 ( 1)
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上のような従来の印刷インキの欠点、(ただ
し、R1、R2およびR3はそれぞれ炭素数6〜22の
アルキル基またはアルケニル基を示す. ) 本発明で用いられるアミノ酸誘導体は、粒子径0.1〜
50μm、好ましくは0.5〜30μmのものがよく、
かかる範囲より小さいものではブランケットからの紙離
れを改善する効果が少なく、また、大きい場合では印刷
時に版残りやブランゲット残りの原因となる。
一方、かかるアミノ酸の添加旦は0.1〜20重旦%の
範囲に調整されるが、これより少ないとブランケットか
らの紙離れ性を改善する効果が少なく、また、多くなる
と印刷インキの流動性が低下し好ましくない. 本発明による印刷インキは、ロジン変性フェノール樹脂
、石油樹脂、アルキッド樹脂、またはこれら屹性油変性
樹脂などの樹脂成分20〜50重旦%と、アマニ油、桐
油、大豆油などの乾性油成分0〜30重量%と、ノルマ
ルパラフィン、イソパラフイン、ナフテン、α−オレフ
インまたはこれらの混合物などの溶剤戊分10〜60重
旦%と、有機顔料、無機顔料、体質顔11などの顔料成
分およびドライヤー、乾燥抑制剤などの添加剤O〜60
重旦%に上述したアミノ酸誘導体を所定旦添加すること
によって得ることができるが、これらの調製法について
木発明は特に規定するものではく、例えば上述した各成
分を混合しインキを調製する際に同時に添加する方法、
予め顔料成分と混合した後、残りのインキ戊分と混合す
る方法、あるいはインキを調製した後アミノ酸誘導体を
加え、再混合する方法などが適宜用いられる. 次に実施例を挙げ本発明をさらに詳しく説明する. 実施例 1 T K uアクワレス(東洋インキ■: 枚葉TAP版
用インキ)100部に対してN−ラウロイルリジン(味
の素■: アミホーブLL、平均粒径20μm)7部を
加え、ハイスピードミキサーで混合し、インキ1を調製
した. 実施例 2 TKニューブライト(東洋インキ■: 枚葉オフセット
インキ)100部に対してN−ラウリルアスパラギン酸
一β−ラウリルエステル(味の素■:フェイメックスA
−12、平均粒径lOμm)5部を加え、ハイスピード
ミキサーで混合し、インキ2を調製した. 実施例 3 TKニューブライト(東洋インキ■: 枚葉オフセット
インキ>100部に対してN−ステアリルアスパラギン
酸一β−ステアリルエステル(味の素■: フェイメッ
クスA−18、平均粒径15μm>3部を加え、ハイス
ピードミキサーで混合し、インキ3を@A製した. 実施例 4 TKニュータフく東洋インキ■: ヒートセットインキ
)100部に対してN−ステアリルアスパラギン醗一β
−ステアリルエステル(味の素■:フェイメックスA−
18、平均粒径15μm)3部を加え、ハイスピードミ
キサーで混合し、インキ4を調製した. 実施到 5 W Kアクワレス(東洋インキ■: ヒートセットイン
キ)100部に対してN−ステアリルアスパラギン酸一
β−ステアリルエステル(味の素■:フェイメックスA
−18、平均粒径15μm)3部を加え、ハイスピード
ミキサーで混合し、インキ5を調製した. 比較例 1〜5 表一l 実施到1〜5で用いた各種インキそのままをそれぞれ比
較例インキ6〜10とした. 印刷試験 実施例1〜5、比較例1〜5のインキについて、三菱重
工製オフセット印刷機を用いて評価した.許価結果は以
下の記号で表示した. O・・・良好 Δ・・・一部不良 X・・・不良 評価結果 表−1に示したように、本発明によるアミノ酸誘導体を
含有してなる印刷インキは、紙離れ性に優れ、かつ光沢
や塗膜強度も良好であった.本発明で用いられるアミノ
酸誘導体は、いずれも低屈折率の白色結晶性の粉末でか
つ高い滑沢性を有するため、インキに添加しても色調を
損なうことなくインキの紙離れ性や印刷時の紙の走行安
定性を改善することができる.かかるアミノ酸誘導体は
、従来のインキ調製時に紙離れ性改善のために用いられ
る天然ワックス、パラフィンワックスなどと異なり、イ
ンキ中の溶剤や油分によって溶解、膨潤することがなく
、また、その融点も150゜C以上と高いため、かかる
点でも有利である.なぜなら、オフセット輪転インキな
どでは、印刷された後、紙面温度が100〜150℃に
加熱される場合があり、このとき低融点の添加物が存在
すると溶融し印刷物の光沢劣化を引き起こすからである
.また、かかるアミノ酸誘導体は無機顔f1などの顔料
分紋剤としての機能も有しており、これを用いることに
よって、インキの紙離れ性や印刷時の走行安定性が向上
するばかりでなく、インキの鮮明性や皮膜強度なども向
上する.
範囲に調整されるが、これより少ないとブランケットか
らの紙離れ性を改善する効果が少なく、また、多くなる
と印刷インキの流動性が低下し好ましくない. 本発明による印刷インキは、ロジン変性フェノール樹脂
、石油樹脂、アルキッド樹脂、またはこれら屹性油変性
樹脂などの樹脂成分20〜50重旦%と、アマニ油、桐
油、大豆油などの乾性油成分0〜30重量%と、ノルマ
ルパラフィン、イソパラフイン、ナフテン、α−オレフ
インまたはこれらの混合物などの溶剤戊分10〜60重
旦%と、有機顔料、無機顔料、体質顔11などの顔料成
分およびドライヤー、乾燥抑制剤などの添加剤O〜60
重旦%に上述したアミノ酸誘導体を所定旦添加すること
によって得ることができるが、これらの調製法について
木発明は特に規定するものではく、例えば上述した各成
分を混合しインキを調製する際に同時に添加する方法、
予め顔料成分と混合した後、残りのインキ戊分と混合す
る方法、あるいはインキを調製した後アミノ酸誘導体を
加え、再混合する方法などが適宜用いられる. 次に実施例を挙げ本発明をさらに詳しく説明する. 実施例 1 T K uアクワレス(東洋インキ■: 枚葉TAP版
用インキ)100部に対してN−ラウロイルリジン(味
の素■: アミホーブLL、平均粒径20μm)7部を
加え、ハイスピードミキサーで混合し、インキ1を調製
した. 実施例 2 TKニューブライト(東洋インキ■: 枚葉オフセット
インキ)100部に対してN−ラウリルアスパラギン酸
一β−ラウリルエステル(味の素■:フェイメックスA
−12、平均粒径lOμm)5部を加え、ハイスピード
ミキサーで混合し、インキ2を調製した. 実施例 3 TKニューブライト(東洋インキ■: 枚葉オフセット
インキ>100部に対してN−ステアリルアスパラギン
酸一β−ステアリルエステル(味の素■: フェイメッ
クスA−18、平均粒径15μm>3部を加え、ハイス
ピードミキサーで混合し、インキ3を@A製した. 実施例 4 TKニュータフく東洋インキ■: ヒートセットインキ
)100部に対してN−ステアリルアスパラギン醗一β
−ステアリルエステル(味の素■:フェイメックスA−
18、平均粒径15μm)3部を加え、ハイスピードミ
キサーで混合し、インキ4を調製した. 実施到 5 W Kアクワレス(東洋インキ■: ヒートセットイン
キ)100部に対してN−ステアリルアスパラギン酸一
β−ステアリルエステル(味の素■:フェイメックスA
−18、平均粒径15μm)3部を加え、ハイスピード
ミキサーで混合し、インキ5を調製した. 比較例 1〜5 表一l 実施到1〜5で用いた各種インキそのままをそれぞれ比
較例インキ6〜10とした. 印刷試験 実施例1〜5、比較例1〜5のインキについて、三菱重
工製オフセット印刷機を用いて評価した.許価結果は以
下の記号で表示した. O・・・良好 Δ・・・一部不良 X・・・不良 評価結果 表−1に示したように、本発明によるアミノ酸誘導体を
含有してなる印刷インキは、紙離れ性に優れ、かつ光沢
や塗膜強度も良好であった.本発明で用いられるアミノ
酸誘導体は、いずれも低屈折率の白色結晶性の粉末でか
つ高い滑沢性を有するため、インキに添加しても色調を
損なうことなくインキの紙離れ性や印刷時の紙の走行安
定性を改善することができる.かかるアミノ酸誘導体は
、従来のインキ調製時に紙離れ性改善のために用いられ
る天然ワックス、パラフィンワックスなどと異なり、イ
ンキ中の溶剤や油分によって溶解、膨潤することがなく
、また、その融点も150゜C以上と高いため、かかる
点でも有利である.なぜなら、オフセット輪転インキな
どでは、印刷された後、紙面温度が100〜150℃に
加熱される場合があり、このとき低融点の添加物が存在
すると溶融し印刷物の光沢劣化を引き起こすからである
.また、かかるアミノ酸誘導体は無機顔f1などの顔料
分紋剤としての機能も有しており、これを用いることに
よって、インキの紙離れ性や印刷時の走行安定性が向上
するばかりでなく、インキの鮮明性や皮膜強度なども向
上する.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記一般式(1)または(2)で示されるアミノ酸
誘導体のうち少なくとも一種を0.1〜20重量%含有
することを特徴とする印刷インキ。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (ただし、R1、R2およびR3はそれぞれ炭素数6〜
22のアルキル基またはアルケニル基を示す。) 2、アミノ酸誘導体の平均粒径が0.1〜50μmの範
囲にある請求項1記載の印刷インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23115589A JP2861102B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23115589A JP2861102B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 印刷インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393871A true JPH0393871A (ja) | 1991-04-18 |
JP2861102B2 JP2861102B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=16919162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23115589A Expired - Lifetime JP2861102B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 印刷インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2861102B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06128515A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-05-10 | Canon Inc | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
JPH07126569A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Pentel Kk | 色 芯 |
JP2003226069A (ja) * | 1992-09-01 | 2003-08-12 | Canon Inc | インクジェット記録方法及びカラー画像形成方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183362A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-16 | Ajinomoto Co Inc | 易分散性有機顔料 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23115589A patent/JP2861102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183362A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-16 | Ajinomoto Co Inc | 易分散性有機顔料 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06128515A (ja) * | 1992-09-01 | 1994-05-10 | Canon Inc | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
JP2003226069A (ja) * | 1992-09-01 | 2003-08-12 | Canon Inc | インクジェット記録方法及びカラー画像形成方法 |
JPH07126569A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Pentel Kk | 色 芯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2861102B2 (ja) | 1999-02-24 |
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