JPH039328Y2 - - Google Patents

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JPH039328Y2
JPH039328Y2 JP16437886U JP16437886U JPH039328Y2 JP H039328 Y2 JPH039328 Y2 JP H039328Y2 JP 16437886 U JP16437886 U JP 16437886U JP 16437886 U JP16437886 U JP 16437886U JP H039328 Y2 JPH039328 Y2 JP H039328Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばポジ型フオトレジストのパド
ル方式による現像処理等に利用される半導体製造
装置に関するものである。
従来の技術 半導体素子は、多数の処理工程を経た半導体ウ
エーハに複数個が一括して形成され、この後各素
子毎に細分割して得られる。
上記処理工程の1つに、フオトレジスト現象工
程があり、このフオトレジスト現像工程では、上
記半導体ウエーハ上のフオトレジスト膜に潜像と
して形成されているマスクパターンを実際のエツ
チングに対するマスクパターンとする現像処理が
行なわれる。ところで上記フオトレジスト材には
ポジ型とネガ型とがあり、夫々には別個の現像液
が用いられている。上記ポジ型フオトレジスト材
に用いられる現像液は、特に毒性が強く、使用量
を抑える必要があるため、第5図に示すような現
像装置が用いられている。
図面において、1は半導体ウエーハWの吸着保
持機構を備えたターンテーブル、2は現像液の供
給ノズル、3は純水等の洗浄液の供給ノズル、4
は上記ターンテーブル1を囲繞するように配設さ
れた回収槽、5は上記ターンテーブル1の外周縁
に近接させて配設され、上方に向けて開口する複
数の噴出孔5a,5a…を形成した半導体ウエー
ハW裏面用洗浄ノズル、6は、上記回収槽4の底
部に配設され、上記回収槽4を内側槽4aと外側
槽4bとに区画する分離壁、7a,7bは夫々上
記内側槽4a並びに外側槽4bの底部に設けた排
出管を示す。
以下、上記の現像装置によるフオトレジスト現
像処理について説明する。尚、上記の半導体ウエ
ーハW表面のフオトレジスト膜〔図示せず〕に
は、半導体素子のマスクパターンが予め露光工程
を経て潜像として形成されているものとする。
先ず、上記半導体ウエーハWをフオトレジスト
膜を上方に向けた状態で、上記ターンテーブル1
上に芯出しして位置決め載置し、吸着固定する。
次に、上記半導体ウエーハWの表面に、供給ノ
ズル2から所定の現像液を滴下して所定量を供給
する。この現像液は、上記半導体ウエーハWの表
面全体を覆うように供給され、表面張力によつて
所定の厚さに盛上がつた状態となつている。
次に、ターンテーブル1を静止、あるいは1秒
当り0.1〜数回転程度の超低速で回転させ、この
状態を所定時間維持して現像処理する。
次に、上記ターンテーブル1を低速で回転させ
て遠心力により半導体ウエーハW上の現像液を回
収槽4の内側槽4aに振り落し、この内側槽4a
の底部の排液管7aから排出して回収する。
次に上記ターンテーブル1を更に高速で回転さ
せながら、供給ノズル3から半導体ウエーハWの
上面に洗浄液を供給する。上記半導体ウエーハW
に供給された洗浄液は、遠心力により半導体ウエ
ーハWの表面上を流れ広がり、半導体ウエーハW
に僅かに残存する現像液を洗い流し、半導体ウエ
ーハWの周縁から上記の現像液との混合液として
外側槽4bに向けて振り飛ばされる。そして上記
の混合液は、排出管7bから回収される。尚、こ
の洗浄時において、半導体ウエーハWの下方に位
置する洗浄ノズル5は、上記ターンテーブル1か
ら露呈する半導体ウエーハWの裏面に向けて洗浄
液を噴射することにより、上記洗浄液と現像液の
混合液が、回収槽4の内側壁や分離壁5に衝突し
て跳ね返り、霧状の飛沫が上記半導体ウエーハW
の回転に伴つて生じる気流に乗つて回収槽4内を
流動して、半導体ウエーハWの裏面に付着するの
を防止している。
最後に、上記半導体ウエーハWへの洗浄液の供
給を中止し、遠心乾燥させて現像処理を終了す
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで上記の如き、半導体製造装置において
は、稼動時間の経過につれて半導体ウエーハW上
から遠心力で振り切つた現像液や使用済みの汚れ
た洗浄液が、回収槽4の内側壁や分離壁6の内側
壁に付着残存し、上記回収槽4や分離壁6の内側
壁が汚染されてくる。そしてこのように回収槽4
や分離壁6が汚染されてくると、これらが、半導
体ウエーハWの現像並びに洗浄時の現像液や洗浄
液によつて再び霧状の飛沫となり、半導体ウエー
ハWの表面を汚染する汚染源となる可能性が高か
つた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、半導体ウエーハを吸着保持するターンテーブ
ルと、上記ターンテーブルを囲繞するように配設
された回収槽と、上記ターンテーブルの外方位置
に上下動可能に設けられ、上記回収槽の内側壁面
に向けて洗浄液を噴出する洗浄ノズルとを具備し
た半導体製造装置である。
作 用 本考案に係る半導体製造装置は、洗浄ノズルか
ら洗浄液を上記回収槽の内側壁に向けて噴出する
ことにより回収槽を洗浄して上述の汚染源を取り
除くことができる。
実施例 第1図乃至第3図は、本考案に係る半導体製造
装置の一実施例を示すもので、第5図に示す半導
体装置と同一部材には同一参照番号を附して説明
を省略する。
本考案に係る半導体製造装置においては、上記
ターンテーブル1の外方位置に洗浄ノズル10を
配設したことを特徴としている。
上記洗浄ノズル10は、ターンテーブル1と半
導体ウエーハWの洗浄ノズル5との間の隙間に、
上下動可能に配設されており、更にこの洗浄ノズ
ル10は、上記の隙間に沿つてターンテーブル1
の円周方向に移動し得るように配設されている。
更に、この洗浄ノズル10からの洗浄液の噴出方
向は、回収槽4の内側壁あるいは分離壁6の内側
壁に略垂直に洗浄液が噴出されるようにターンテ
ーブル1の半径方向外側に向けて設定されてお
り、また、上記洗浄ノズル10は、第3図に示す
ように、上記の噴出方向に向けて洗浄液が略円錘
状に広がつて噴霧されるピンホール状の噴出口1
0aを有するストレートノズルを用いてある。
更に上記本考案実施例においては、上記半導体
ウエーハW用の洗浄ノズル5の噴出孔5a,5a
…の外側に斜め上方に向けて開口する分離壁6の
洗浄用の噴出孔11,11…を形成してある。
上記構成において、半導体ウエーハWの現像処
理、並びに現像処理後の洗浄処理は、上記洗浄ノ
ズル10をターンテーブル1より下方に退入さ
せ、かつ、噴出孔11,11…からの洗浄液の噴
出を停止させた状態で、従来同様にして行なう。
そして、上記回収槽4並びに分離壁6の洗浄に
際しては、半導体ウエーハWをターンテーブル1
から搬出した状態で、以下の如くして行なう。
先ず、回収槽4の内側壁の洗浄については、上
記洗浄ノズル10をターンテーブル1より上方に
上昇突出させておき、この状態で洗浄ノズル10
に洗浄液を供給することにより、上記洗浄ノズル
10と対向する回収槽4の内側壁に洗浄液を噴射
させ、そして、第2図に矢印で示すように、ター
ンテーブル1と洗浄ノズル5との隙間に沿つて上
記洗浄ノズル10を円周方向に移動させることに
よつて、上記内側壁を全周にわたつて洗浄し、こ
の洗浄後の洗浄液は、前記の外側槽4bより排出
管7bから排出する。
次に、分離壁6の内側壁の洗浄については、上
記の半導体ウエーハW用の洗浄ノズル5の外側に
斜め上方に向けて複数個形成した噴出孔11,1
1…に洗浄液を供給して、上記噴出孔11,11
…から洗浄液を上記分離壁6の内側壁に向けて斜
め上方に向けて噴出させることによつて行ない、
洗浄後の洗浄液は内側槽4aから排出管7aによ
つて排出する。
上記回収槽4並びに分離壁6の内側壁の洗浄が
終了すれば、上記洗浄ノズル10並びに噴出孔1
1,11…への洗浄液の供給を停止し、上記洗浄
ノズル10をターンテーブル1の上面より下方に
退入させた後、通常の現像並びに洗浄処理を行な
えばよい。
尚、上記の実施例においては、洗浄ノズル10
として、第3図に示すようなピンホール状の噴出
孔10aを有するストレートノズルを用いたが、
本考案装置は上記の如きものに限らず、例えば第
4図に示す洗浄ノズル10′のような、スリツト
状の噴出孔10a′を有するスプレーノズルを用
い、洗浄液を上下方向に幅広く噴出させるように
してもよい。
更に、上記の実施例においては、分離壁6の内
側壁は、半導体ウエーハW用の洗浄ノズル5の外
側に噴出孔11,11…を形成してこの噴出孔1
1,11…からの洗浄液によつて洗浄するように
したが、別にこのような噴出孔11,11…を設
けずとも、上記洗浄ノズル10,10′からの洗
浄液の噴出力を低下させたり、洗浄ノズル10,
10′を下方に移動させる等して、この洗浄ノズ
ル10,10′からの洗浄液を分離壁6の内側壁
に向けて噴出させることによつて洗浄するように
してもよい。
更に、本考案は、上記の如く回収槽4を分離壁
6によつて内側槽4aと外側槽4bに区画したパ
ドル方式の現像装置のみならず、回収槽4のみの
1重の槽を有するパドル方式の現像装置に適用し
てもよく、また、本考案を適用する装置は、上述
の如き現像装置の外、フオトレジスト塗布装置で
あつてもよい。
また、上記実施例では1本の洗浄ノズル10あ
るいは10′をターンテーブル1と洗浄ノズル5
との間の隙間に沿つて回動せしめる場合について
説明したが、回収槽4を回動せしめてもよい。い
ずれにしろ、上記隙間に沿つて洗浄ノズル10,
10′をn本等間隔で配設すれば、洗浄ノズル1
0,10′または回収槽4を360゜/nだけ回動す
ればよくなり、構造が簡単になる。更には、洗浄
ノズル10,10′を洗浄ノズル5,11のよう
に円筒状体に一体に配設すれば、洗浄ノズル1
0,10′または回収槽4の回動は全く不要にな
る。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係る半導体製造
装置は、洗浄ノズルから洗浄液を上記回収槽の内
側壁に向けて噴出することにより回収槽を洗浄し
て上述の汚染源を取り除くことができ、従つて、
回収槽を常に清浄状態に保つことができるため、
半導体ウエーハの汚染が防止されて半導体製造装
置の歩留りが向上し、更に、本考案の実施に際し
ては洗浄ノズルを付設することのみであるため、
極めて低コストで、上記の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本考案に係る半導体製造
装置の一実施例を示すもので、第1図は装置全体
の概略を示す縦断側面図、第2図は第1図の平面
図、第3図はノズルの拡大斜視図である。第4図
は上記ノズルの変形例を示す拡大斜視図である。
第5図は在来の半導体装置の一例の概略を示す縦
断側面図である。 W……半導体ウエーハ、1……ターンテーブ
ル、4……回収槽、10,10′……洗浄ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 半導体ウエーハを吸着保持するターンテーブル
    と、 上記ターンテーブルを囲繞するように配置され
    た回収槽と、 上記ターンテーブルの外方位置に上下動可能に
    設けられ、上記回収槽の内側壁面に向けて洗浄液
    を噴出する洗浄ノズルとを具備したことを特徴と
    する半導体製造装置。
JP16437886U 1986-10-27 1986-10-27 Expired JPH039328Y2 (ja)

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JP16437886U JPH039328Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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JP16437886U JPH039328Y2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27

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JPS6370144U JPS6370144U (ja) 1988-05-11
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JP2748324B2 (ja) * 1988-09-16 1998-05-06 大日本印刷株式会社 印刷機部品用洗浄装置
JP3876059B2 (ja) * 1997-09-29 2007-01-31 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置および周辺部材の洗浄方法

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