JPH0392961A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文書処理装置に関し、特に文書名を忘れたフ
ァイルをそのファイルに関連する文字列で自動検索する
ようにしたものに関する。

〔従来技術〕

一般に、例えばワードプロセッサでは、新規の文書を作
威した場合、その文書に文書名を付けてファイルとして
テキストメモリやフロッピーディスクなどの外部メモリ
に記憶する。また、文書名に加えて文書作成日を文書に
関連づけて記憶するようにしたものもある。この場合、
テキストメモリや外部メモリでは、これらの文書は夫々
文書名や文書作威日で管理されている。

従って、既に作成した文書を編集或いは印字するときに
は、文書に付けた文書名のリストがディスプレイに表示
されるので、このリストから所望の文書名を選択できる
ようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のワードプロセッサにおいては、文書名を指定する
ことによりその文書名の文書がディスプレイに表示され
、或いは印字できる。

ところが、編集や印字をしたい所望の文書の文書名が思
い出せないときには、テキストメモリや外部メモリに記
憶している文書を１つずつ順次ディスプレイに表示させ
て文書内容を読むという操作を、所望の文書が表示され
るまで多数回繰り返すことになり、所望の文書を見つけ
るための操作が面倒となり且つ時間を浪費するという問
題がある。

本発明の目的は、文書名或いは文書名以外の文字列で所
望のファイルを自動検索し得るような文書処理装置を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段］ 本発明に係る文書処理装置は、第１図の機能ブロック図
に示すように、文字や種々の指令を入力する入力手段と
、文書情報と文書情報に関連し少なくとも文書名を含む
管理情報とからなるファイルを格納する記憶手段と、文
字や記号を表示する表示手段とを備えた文書処理装置に
おいて、入力手段から入力された文字列について記憶手
段に格納された各ファイルの管理情報或いは文書情報を
検索する検索手段と、検索手段から検索結果を受け、同
一文字列が検索されたときにはその文字列を含むファイ
ルの文書情報の少なくとも一部を表示手段に表示させる
出力制御手段とを備えたものである。

〔作用〕

本発明に係る文書処理装置においては、所望のファイル
に関連する文字列を入力手段から入力すると、検索手段
はこの文字列について記憶手段に格納された各ファイル
の管理情報つまり文書名及び文書情報を検索する。また
出力制御手段は検索手段からの検索結果を受けて、同一
文字列が検索されたときには、その文字列を含むファイ
ルの文書情報の少なくとも一部を表示手段に表示させる
。

〔発明の効果〕

本発明に係る文書処理装置によれば、以上説明したよう
に、検索手段と出力制御手段とを設けたので、所望のフ
ァイルの文書名を思い出せないときでも、その所望のフ
ァイルの文書情報が簡単な操作で且つ短時間に検索する
ことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面に基いで説明する。

本実施例はＣＲＴ表示装置を備えたワードプロセッサに
本発明を適用したものである。

第２図に示すように、ワードプロセッサ１の本体フレー
ム２の前部にはキーボード３が配設され、キーボード３
の後方で本体フレーム２内には印字機構ＰＭが配設され
ており、また本体フレーム２の後部上方にはＣＲＴディ
スプレイ装置ＣＤが配置されている。

キーボード３には、アルファベント十ーと数字キーと記
号キーを含む文字キー１０、スペースキー１１、リター
ンキー１２、ＣＲＴディスプレイ６５上のカーソルを上
下左右方向へ夫々移動させるためのカーソル移動キー１
３、各種の編集機能を実行させる実行キー１４及び終了
させる終了キ−１５、文書データを編集処理するための
各種の機能キーなどが設けられている。

前記印字機構ＰＭには、キャリッジを含む機械的機構と
その駆動モータ及び印字用紙を紙送りする機械的機構と
その駆動モータ及びディジーホイールとその駆動モータ
及び印字ハンマとその駆動ソレノイドなどから構威され
ている。

第３図に示すように、制御装置Ｃは、メインＣＰＵ１６
と、そのメインＣＰｔＪ１６にデータハスなどのバスｌ
７を介して接続されたＲＯＭ１８、ＲＡＭ１９及び図示
しない入出力インターフェイスや印字機構ＰＭの各モー
タやソレノイドを駆動する駆動回路からなり、キーボー
ド３及び印字機構Ｐ．Ｍは制御装置Ｃに接続されている
。

ＲＡＭ１９には、複数のファイル（文書データ）を格納
するテキストメモリ２ｌと、メインＣＰ−Ｕ　１　６で
演算処理した結果を一時的に記憶する各種のメモリが設
けられている。

ＲＯＭ１８には、印字機構ＰＭを制御する制御プログラ
ム、入力されたコードデータの解読用プログラムなどが
予め格納されている。

ディスプレイ装置ＣＤは表示制御装置ＤＣとＣＲＴディ
スプレイ６５とで構威され、表示制御装置ＤＣは表示用
ＣＰＵ２５と、表示用ＣＰＵ２　５にデータバスなどの
ハス２６を介して接続されたＲＯＭ３　０とＲＡＭ４０
とキャラクタＲＡＭ６２と、アトリビュー｝ＲＡＭ６１
とキャラクタジエネレータ６３と、合戒回路６４及びＣ
ＲＴコントローラ６０とを備えた一般的なものである。

ＲＡＭ４０には、作戒中の文書データ或いはＲＡＭ１９
のテキストメモリ２１から読出した文書データを書き込
むテキストメモリ４１と、テキストメモリ４１において
ＣＲＴディスプレイ６５に表示されている複数行のうち
カーソルを含む１表示行の行データを書き込むラインバ
ッファ４２と、ラインバッファ４２においてカーソル表
示位置に対応するカーソルのカラムデータを格納するカ
ーソルカラムメモリ４３と、テキストメモリ４１におい
てカーソルが位置するラインバッファ４２のデータが文
書データの先頭行から何行目であるかを格納するカーソ
ルラインメモリ４４と、文字列検索制御が開始されたと
きに入力した検索文字列データを格納する文字列メモリ
４５と、テキストメモリ２１内の文書名データの１つの
アドレスを格納する文書名ポインタ４６及び日付データ
のｌつのアドレスを格納する日付ポインタ４７及び文書
データの１つのアドレスを格納する文書データポインタ
４８と、文字列メモリ４５内の検索文字列データと合致
する文字列データがテキストメモリ２１内の文書名デー
タにおいて検索されたときにセットする文書名フラグＮ
Ｆを格納する文書名フラグメモリ４９及び日付データに
おいて検索されたときにセットする日付フラグＦＤを格
納する日付フラグメモリ５０及び文書データにおいて検
索されたときにセットする文書データフラグＦＢを格納
する文書データフラグメモリ５ｌと、表示用ＣＰＵ２５
が演算処理した結果を一時的に記憶する各種のメモリが
設けられている。

ＲＯＭ３０には、キーボード３のカーソル移動キーｌ３
操作或いは文字データの入力に応じてラインバッファ４
２に書き込むデータの制御を含むカーソル移動制御プロ
グラム、ＣＲＴコントローラ６０を制御する制御プログ
ラム、メインＣＰＵｌ６から出力されるデータの入力処
理或いはテキストメモリ４ｌの文書データの編集処理を
制御する制御プログラム、文字列検索制御の制御プログ
ラムなどが予め格納されている。

次に、ワードプロセッサ１の表示制御装置ＤＣで行なわ
れる文字列検索制御のルーチンについて、第４図（ａ）
　　・　（ｂ）のフローチャートに基いて説明する。尚
、図中、Ｓｉ　　（ｉ＝１、２、３・・・）は各ステッ
プである。尚、文書作或処理及び文書鳩集処理のルーチ
ンについても簡単に説明する。

ワードプロセッサ１に電源が投入されるとこの制御が開
始されて先ず初期設定が実行され（Ｓ１）、所望の処理
内容を選択するためのメニューがディスプレイ６５に表
示される（Ｓ２）。このメニューには、「文書作或」、
「文書編集」、「文書検索」及び「その他」の処理内容
が含まれている。ここで、カーソル上・下移動キー１３
の操作でブロックカーソルを文書作或処理に移動させて
実行キー１４を操作すると文書作戒処理が開始され（Ｓ
３・Ｓ４）、先ず文書名や文書作戒の日付（管理データ
）をラインバッファ４２を介してテキストメモリ４１に
書き込む入力処理が実行され（Ｓ５）、次に入力された
文書データの入力処理が実行され、終了キー１５の操作
で文書作或処理が終了し（Ｓ６）、Ｓ２に戻ってメニュ
ーが表示される。このとき、テキストメモリ４１内の文
書データは管理データと共にテキストメモリ２ｌに格納
される。尚、管理データと文書データとでファイルが構
威されている。

カーソル上・下移動キー１３及び実行キー１４の操作で
文書編集処理が選択されてこの処理が開女台されると（
Ｓ３・Ｓ７）、テキストメモリ２１に格納された各ファ
イルの文書名が文書名ポインタ４６により順次読出され
て文書名のリストがディスプレイ６５に表示され（Ｓ８
）、カーソル上・下移動キー１３の操作でブロックカー
ソルを所望の文書名に移動させて実行キー１４を操作す
ると（Ｓ　９　）　、その文書名で管理されている文書
データがテキストメモリ２１から読出されてテキストメ
モリ４ｌに格納されてディスプレイ６５に表示され（Ｓ
ＩＯ）、次に編集処理が実行され、終了キー１５の操作
で編集処理を終了し（Ｓｌｌ）、Ｓ２に戻ってメニュー
が表示される。

次に、カーソル上・下移動キーｌ３及び実行キ−１４の
操作で文書検索処理が選択されてこの処理が開始される
と（３３・Ｓ１２）、Ｓ１３に移行して検索処理が開始
される。この検索処理が開始されると、フラグＦＮ，　
ＦＤ，　ＦＢの何れかがセットされているか否かつまり
検索中か否かが判定され（３３１）、検索開始直後には
何れのフラグＦＮ、ＦＤ，　ＦＢもセットされていない
ので、所望のファイルを検索するためにそのファイルに
関連する文字列データが入力され且つこの文字列データ
が文字列メモリ４５に格納される（Ｓ３２）。次に、最
初のファイルについて文書名ポインタ４６に文書名デー
タの先頭アドレスを格納し、日付ポインタ４７に日付デ
ータの先頭アドレスを格納し、文書データポインタ４８
に文書データの先頭アドレスを格納する（３３３）。次
に、先ず文字列メモリ４５の検索文字列データについて
文書名ポインタ４６で読出すテキストメモリ２Ｉに記憶
された文書名データが検索され（Ｓ３４）、同一文字列
データが検索できないときには（Ｓ３５）、検索文字列
データについて日付ポインタ４７で読出すテキストメモ
リ２１に記憶された日付データが検索される（Ｓ３５）
．そして同一文字列データが検索できないときには（Ｓ
３７）、検索文字列データについて文書データポインタ
４８で読出すテキストメモリ２Ｉに記憶された文書デー
タが検索され（３３Ｂ）、同一文字列データが検索でき
ないときには（Ｓ３９）、各ポインタ４６・４７・４８
に次のファイルの文書名データ、日付データ、文書デー
タの対応する先頭アドレスを夫々格納し（Ｓ４　１）、
３３４以降が繰り返して実行される。

そして、文書名データを検索中に同一文字列が検索され
たときには（Ｓ３５）、文書名フラグＦＮがセットされ
（Ｓ４２）、この検索処理を終了し、文書名ポインタ４
６に基いて同一文字列を含む文書名に対応する文書デー
タがテキストメモリ２１からテキストメモリ４１に転送
され、ディスプレイ６５に表示される（Ｓ１４・Ｓ１７
）。ここで、この文書が所望の文書のときには文字キー
１０のうちの「Ｙ」キーを操作すると（３１８）、各フ
ラグＦＮ，　ＦＤ，　ＦＢがリセットされ（Ｓ１９）、
３１１で編集処理が実行される。

また、日付データを検索中に同一文字列が検索されたと
きには（３３７）、日Ｉ寸フラグＦＤがセットされ（Ｓ
４３）、この検索処理を終了し、日付ポインタ４７に基
いて同一文字列を含む日付に対応する文書データがテキ
ストメモリ２１からテキストメモリ４１に転送され、デ
ィスプレイ６５に表示される（Ｓ１５・Ｓ１７）。ここ
で、この文書が所望の文書のときには「Ｙ」キーを操作
すると（３１８）、３１９を経て３１１で編集処理が実
行される。

更に、文書データを検索中に同一文字列が検索されたと
きには（３３９）、文書データフラグＦＢがセットされ
（Ｓ４４）、この検索処理を終了し、文書データポイン
タ４８で指示する文書データがテキストメモリ２１から
テキストメモリ４１に転送され、ディスプレイ６５に表
示される（Ｓ１６・Ｓ１７）。ここで、この文書が所望
の文書のときには「Ｙ」キーを操作すると（３１Ｂ）、
Ｓｌ９を経てＳｌｌで編集処理が実行される。

３１８において、表示された文書が所望の文書でないと
きには文字キー１０のうちの「Ｎ」キーを操作すると、
３１３に移行して検索処理が開始される。この場合、何
れかのフラグＦＮ，　ＦＤ，　ＦＢがセットされており
検索が継続となり（Ｓ３１）、文書名フラグＦＮがセッ
トされているときにはりセットされ（Ｓ４５・Ｓ４６）
、３３６以降が実行される。また、日イ寸フラグＦＤが
セットされているときにはリセットされ（Ｓ４７・３４
８）、Ｓ３８以降が実行される。更に、文書データフラ
グＦＢがセットされているときにはリセットされ（３４
９Ｌ　Ｓ４　１以降が実行される。

検索文字列データについてテキストメモリ２ｌの全ての
ファイルを検索した結果、同一の文字列データを検索で
きないときには、検索処理を終了して３１４〜Ｓ１６を
経て、ディスプレイ６５に「該当する文書なし」が表示
され（Ｓ２０）、Ｓ２に戻る。また、その他の処理が選
択されたときにはその処理が実行され（Ｓ２１）、３２
に戻る。

以上説明したように、所望のファイルの文書名が思い出
せないときでもそのファイルに関連する文字列を入力す
るだけで、その文字列と同一の文字列を含むファイルの
文書がディスプレイ６５に表示されるので、所望のファ
イルを簡単な操作で且つ短時間に検索することができる
。

ここで、文字列検索制御の検索処理のルーチンを第５図
に示すように部分的に変更し、３３４〜Ｓ４１に代えて
３６１〜３７２を設けてテキストメモリ２１に格納され
た複数のファイルの全ての文書名データを検索し、次に
全ての日付データについて検索し、更に全ての文書デー
タを検索するようにしてもよい。尚、この変更以外は前
記実施例と同様である。

即ち、検索処理が開始されると、５３１〜Ｓ３３を経て
検索文字データについて文書名データが順次検索され（
３６１〜Ｓ６４）、全ての文書名データが検索されると
（Ｓ６３）、次に検索文字データについて日付データが
順次検索され（３６５〜Ｓ６８）、全ての日付データが
検索されると（３６７）、次に検索文字データについて
、文書データが順次検索され（Ｓ６９〜３７２）、全て
の文書データが検索されるとこの処理制御を終了してＳ
１４に移行する。この場合においても、所望のファイル
を簡単な操作で且つ短時間に検索することができる。

尚、検索文字列データについて管理データ或いは文書デ
ータの何れか一方を指定して検索するようにしてもよい
。尚、フロッピーディスクなどの外部メモリに格納した
各ファイルを自動検索するようにしてもよい。尚、本発
明は各種のワードプロセッサに適用し得ることは勿論で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構戒を示す機能ブロック図、第２図〜
第５図は本発明の実施例を示すもので、第２図はワード
プロセッサの斜視図、第３図はワードプロセッサの制御
系のブロック図、第４図（ａ）　　・　（ｂ）は文字列
検索制御のルーチンの概略フローチャート、第５図は変
形例に係る検索制御のルーチンのフローチャートである
。 １・・ワードプロセッサ、　　３・・キーボード、２１
・・テキストメモリ、　２５・・表示用ＣＰＵ、　　３
０・・ＲＯＭ、　　４０・・ＲＡＭ、４５・・文字列メ
モリ、　４６・・文書名ポインタ、　　４７・・日付ポ
インタ、　　４８・・文書データポインタ、　　６５・
・ＣＲＴディスプレイ、ＤＣ・・表示制御装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字や種々の指令を入力する入力手段と、文書情
   報と文書情報に関連する少なくとも文書名を含む管理情
   報とからなるファイルを格納する記憶手段と、文字や記
   号を表示する表示手段とを備えた文書処理装置において
   、 入力手段から入力された文字列について記憶手段に格納
   された各ファイルの管理情報或いは文書情報を検索する
   検索手段と、 前記検索手段から検索結果を受け、同一文字列が検索さ
   れたときにはその文字列を含むファイルの文書情報の少
   なくとも一部を表示手段に表示させる出力制御手段とを
   備えたことを特徴とする文書処理装置。