JPH0392426A - 歩行型作業機の伝動構造 - Google Patents
歩行型作業機の伝動構造Info
- Publication number
- JPH0392426A JPH0392426A JP23187089A JP23187089A JPH0392426A JP H0392426 A JPH0392426 A JP H0392426A JP 23187089 A JP23187089 A JP 23187089A JP 23187089 A JP23187089 A JP 23187089A JP H0392426 A JPH0392426 A JP H0392426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- engine
- input
- pulley
- shaft
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- Pending
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 99
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、PTO系変速機構及び走行系変速機構を備え
たミッションケースと、エンジンとを機体前後方向に配
列してある走行型作業機の伝動構造に関する。
たミッションケースと、エンジンとを機体前後方向に配
列してある走行型作業機の伝動構造に関する。
前述のような歩行型作業機ではエンジン及びミッション
ケースから横側方に、各々出力軸と入力軸とを突出させ
て、この出力軸と入力軸とに亘ってベルト伝動機構を架
設したような構造のものがある。これにより、エンジン
からの動力はベルト伝動機構を介してミッションケース
に伝達され、このミッションケース内において走行系と
PTO系とに分かれて行く。
ケースから横側方に、各々出力軸と入力軸とを突出させ
て、この出力軸と入力軸とに亘ってベルト伝動機構を架
設したような構造のものがある。これにより、エンジン
からの動力はベルト伝動機構を介してミッションケース
に伝達され、このミッションケース内において走行系と
PTO系とに分かれて行く。
前述のような構造では、ベルト伝動機構を異なるベルト
伝動機構に交換することにより、エンジンからミッショ
ンケースへの伝動比を変更することができるのであるが
、このようにすると走行系とPTO系の両方共に伝動比
が変わってしまう。
伝動機構に交換することにより、エンジンからミッショ
ンケースへの伝動比を変更することができるのであるが
、このようにすると走行系とPTO系の両方共に伝動比
が変わってしまう。
そこで走行系のみ、又はPTO系のみの伝動比を変更す
る場合には、ミッションケースを開けて走行系又はPT
O系のギヤ交換等を行わねばならず、非常に大掛かりな
作業となってしまう。
る場合には、ミッションケースを開けて走行系又はPT
O系のギヤ交換等を行わねばならず、非常に大掛かりな
作業となってしまう。
本発明は走行型作業機において走行系のみ又はPTO系
のみの伝動比変更を容易に行えるように構成することを
目的としている。
のみの伝動比変更を容易に行えるように構成することを
目的としている。
本発明の特徴は、PTO系変速機構及び走行系変速機構
を備えたミッションケースと、エンジンとを機体前後方
向に配列してある歩行型作業機において、次のように構
成していることにある。つまり、エンジンの出力軸をミ
ッションケース側に突出させ、この出力軸の突出部に第
1出力プーリーと第2出力プーリーとを取り付け、前記
PTO系変速機構の入力軸と走行系変速機構の入力軸と
をエンジン側に突出させ、この両入力軸の突出部の各々
に入力プーリーを取り付けると共に、出力軸の突出部端
部側の第1出力プーリーと、走行系変速機構の入力軸の
入力プーリーとに亘って伝動ベルトを巻回し、出力軸の
第2出力プーリーとPTO系変速機構の入力軸の入力プ
ーリーとに亘って伝動ベルトを巻回してあることにあり
、その作用及び効果は次のとおりである。
を備えたミッションケースと、エンジンとを機体前後方
向に配列してある歩行型作業機において、次のように構
成していることにある。つまり、エンジンの出力軸をミ
ッションケース側に突出させ、この出力軸の突出部に第
1出力プーリーと第2出力プーリーとを取り付け、前記
PTO系変速機構の入力軸と走行系変速機構の入力軸と
をエンジン側に突出させ、この両入力軸の突出部の各々
に入力プーリーを取り付けると共に、出力軸の突出部端
部側の第1出力プーリーと、走行系変速機構の入力軸の
入力プーリーとに亘って伝動ベルトを巻回し、出力軸の
第2出力プーリーとPTO系変速機構の入力軸の入力プ
ーリーとに亘って伝動ベルトを巻回してあることにあり
、その作用及び効果は次のとおりである。
前述のように構成すると、エンジンの出力軸からの動力
は、第1及び第2出力プーリーによりミッションケース
に入る前に、PTO系変速機構と走行系変速機構に分配
される。
は、第1及び第2出力プーリーによりミッションケース
に入る前に、PTO系変速機構と走行系変速機構に分配
される。
このように、分配構成をミッションケースの外側に設け
ることによって、第1出力プーリーと走行系変速機構の
入力プーリーを径の異なるプーリーに交換することによ
り走行系変速機構への伝動比を変更できるのであり、第
2出力プーリーとPTO系変速機構の入力プ−9一を径
の異なるプーリーに交換することによって、PTO系変
速機構への伝動比を変更できるのである。そして、各プ
ーリーが両軸の突出部に設けられている為に、その取り
外しも比較的容易に行える。
ることによって、第1出力プーリーと走行系変速機構の
入力プーリーを径の異なるプーリーに交換することによ
り走行系変速機構への伝動比を変更できるのであり、第
2出力プーリーとPTO系変速機構の入力プ−9一を径
の異なるプーリーに交換することによって、PTO系変
速機構への伝動比を変更できるのである。そして、各プ
ーリーが両軸の突出部に設けられている為に、その取り
外しも比較的容易に行える。
さらに、エンジンの出力軸をミッションケース側に突出
させ、ミッションケースの入力軸(走行系及びPTO系
)をエンジン側に突出させることにより、伝動構成をエ
ンジンとミッションケースの間の空間内に収容すること
ができる。これによって、機体の左右幅を狭くすること
が可能となる。
させ、ミッションケースの入力軸(走行系及びPTO系
)をエンジン側に突出させることにより、伝動構成をエ
ンジンとミッションケースの間の空間内に収容すること
ができる。これによって、機体の左右幅を狭くすること
が可能となる。
以上のように、ミッションケースを取り外して内部を開
ける等の大掛かりな作業を行わなくても、PTO系変速
機構への伝動比のみを、又走行系変速機構への伝動比の
みを比較的容易に変更できるようになり、作業性の向上
を図ることができた。
ける等の大掛かりな作業を行わなくても、PTO系変速
機構への伝動比のみを、又走行系変速機構への伝動比の
みを比較的容易に変更できるようになり、作業性の向上
を図ることができた。
そして、PTO系に比べて走行系の方が伝動比変更の頻
度は高いので、エンジンの出力軸において走行系変速機
構側の第1出力プーリーを第2出力プーリーの外側の突
出部端部側に設け、より取り外し易くすることによって
、さらに作業性の向上を図ることができた。
度は高いので、エンジンの出力軸において走行系変速機
構側の第1出力プーリーを第2出力プーリーの外側の突
出部端部側に設け、より取り外し易くすることによって
、さらに作業性の向上を図ることができた。
そして、機体の左右幅も狭いものに設定できて、作物と
作物の間等の狭い場所を通過し易くなった。
作物の間等の狭い場所を通過し易くなった。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に示すようにミッションケース(1)から後方に
フレーム2)が延出され、このフレーム(2)にエンジ
ン3)が搭載されると共に、ミッションケース(lの下
部に左右一対の車輪(4)、ミッションケースl)の上
部に操縦ハンドル(5)、ミッションケースl)の前部
にロータリモーア(6)が備えられて歩行型作業機が構
成されている。
フレーム2)が延出され、このフレーム(2)にエンジ
ン3)が搭載されると共に、ミッションケース(lの下
部に左右一対の車輪(4)、ミッションケースl)の上
部に操縦ハンドル(5)、ミッションケースl)の前部
にロータリモーア(6)が備えられて歩行型作業機が構
成されている。
次にエンジン(3)からミッションケース(1)への伝
動構造について詳述する。第1. 2. 3図に示
すように、エンジン(3)の前面からミッションケース
(1)側に出力軸(7)が突出しており、この出力軸(
7)に第1出力プーリー(8)と第2出力プーリー(9
)が取り付けられている(第1出力プーリー(8)が出
力軸(7)の端部側に位置)。これに対して、PTO系
の入力軸(10)がミッションケース(1)下部の前後
方向に貫通支持されており、この入力軸(10)のエン
ジン(3)側の端部に入力プーリー(11)が取り付け
られ、エンジン(3)の出力軸(7)の第2出力プーリ
ー(9)と前記入力ブーリー(11)とに亘って2本の
伝動ベルト(12)が巻回されている。
動構造について詳述する。第1. 2. 3図に示
すように、エンジン(3)の前面からミッションケース
(1)側に出力軸(7)が突出しており、この出力軸(
7)に第1出力プーリー(8)と第2出力プーリー(9
)が取り付けられている(第1出力プーリー(8)が出
力軸(7)の端部側に位置)。これに対して、PTO系
の入力軸(10)がミッションケース(1)下部の前後
方向に貫通支持されており、この入力軸(10)のエン
ジン(3)側の端部に入力プーリー(11)が取り付け
られ、エンジン(3)の出力軸(7)の第2出力プーリ
ー(9)と前記入力ブーリー(11)とに亘って2本の
伝動ベルト(12)が巻回されている。
前記PTO系の入力軸(10)においては、エンジン(
3〉とは反対側の端部に、スプライン構造にてスライド
自在な咬合部(13)が取り付けられると共に、エンジ
ン(3)側において人カプーリ−(11)と入力軸(I
O)との間に多板式の摩擦クラッチ(l4)が設けられ
ている。
3〉とは反対側の端部に、スプライン構造にてスライド
自在な咬合部(13)が取り付けられると共に、エンジ
ン(3)側において人カプーリ−(11)と入力軸(I
O)との間に多板式の摩擦クラッチ(l4)が設けられ
ている。
第4図に示すように、この摩擦クラッチ(14)は内装
されるスプリング(49)により入り側に付勢されてい
る。そして、入力軸(lO)に外嵌されている操作部材
(50)を回動操作すると、カム機構(5l)の作用に
より操作部材(50)が図中右方に移動して、摩擦クラ
ッチ(l4)の人力軸(■0)側の操作ディスク(52
)を押し操作して、摩擦クラッチ(14)が切り操作さ
れる。この場合、操作部材(50)は設定範囲以上には
回動しないので、摩擦クラッチ(14)の切り操作時に
おいて操作部材(50)と入力軸(lO)側の操作ディ
スク(52)との摩擦作用により、入力軸(10)に制
動が掛かり入力軸(10)が停止するのである。
されるスプリング(49)により入り側に付勢されてい
る。そして、入力軸(lO)に外嵌されている操作部材
(50)を回動操作すると、カム機構(5l)の作用に
より操作部材(50)が図中右方に移動して、摩擦クラ
ッチ(l4)の人力軸(■0)側の操作ディスク(52
)を押し操作して、摩擦クラッチ(14)が切り操作さ
れる。この場合、操作部材(50)は設定範囲以上には
回動しないので、摩擦クラッチ(14)の切り操作時に
おいて操作部材(50)と入力軸(lO)側の操作ディ
スク(52)との摩擦作用により、入力軸(10)に制
動が掛かり入力軸(10)が停止するのである。
次に、走行系の伝動構造について詳述する。
第1. 2. 3図に示すように、ミッションケー
ス(1)のエンジン(3)側部分に静油圧式無段変速装
置(15) (以下、HSTと略称する)が取り付けら
れており、このHST(15)の入力軸(16)がエン
ジン(3)側に突出している。そして、この入力軸(l
6)に取り付けられた入力プーリー(17)と、エンジ
ン(3)の出力軸(7)の第1出力プーリー(8)とに
亘って伝動ベルト(l8)が巻回されている。さらに、
この伝動ベルト(l8)に対しては、伝動入切用のテン
ションプーリー(19)が配置されている。又、人力軸
(l6)にはHST(l5)冷却用のファン(20)が
取り付けられると共に、HST(15)の上部にはオイ
ルチャージ用のオイルタンク(21)が取り付けられて
いる。
ス(1)のエンジン(3)側部分に静油圧式無段変速装
置(15) (以下、HSTと略称する)が取り付けら
れており、このHST(15)の入力軸(16)がエン
ジン(3)側に突出している。そして、この入力軸(l
6)に取り付けられた入力プーリー(17)と、エンジ
ン(3)の出力軸(7)の第1出力プーリー(8)とに
亘って伝動ベルト(l8)が巻回されている。さらに、
この伝動ベルト(l8)に対しては、伝動入切用のテン
ションプーリー(19)が配置されている。又、人力軸
(l6)にはHST(l5)冷却用のファン(20)が
取り付けられると共に、HST(15)の上部にはオイ
ルチャージ用のオイルタンク(21)が取り付けられて
いる。
さらに詳述すると、第5図に示すようにIsT(15)
の出力軸(22)がミッションケース(1)内に入り込
み、出力軸(22)の動力が第1べベルギャ(23)及
び第2ベベルギャ(24)を介して第1伝動軸(25)
に伝達される。そして、第1伝動軸(25)に対して第
2伝動軸(26)が並設され、第1伝動軸(25)及び
第2伝動軸(26)に第1ギヤ対(27)及び第2ギヤ
対(28)が相対回転自在に外嵌されている。これによ
り、第1伝動軸(25)の動力は第3ギヤ(29),第
2ギヤ対(28),第1ギャ(27)及び第4ギヤ(3
0)を介して第2伝動軸(26)に伝達される。
の出力軸(22)がミッションケース(1)内に入り込
み、出力軸(22)の動力が第1べベルギャ(23)及
び第2ベベルギャ(24)を介して第1伝動軸(25)
に伝達される。そして、第1伝動軸(25)に対して第
2伝動軸(26)が並設され、第1伝動軸(25)及び
第2伝動軸(26)に第1ギヤ対(27)及び第2ギヤ
対(28)が相対回転自在に外嵌されている。これによ
り、第1伝動軸(25)の動力は第3ギヤ(29),第
2ギヤ対(28),第1ギャ(27)及び第4ギヤ(3
0)を介して第2伝動軸(26)に伝達される。
第2伝動軸(26)からの動力は伝動チェーン(3l)
を介して、左右の車輪(4)を備えた車軸(32R),
(32L)に分配される。次に、その分配構造につい
て詳述する。第5図に示すように、左右の車軸(32R
), (32L)が互いに独立に回転自在に支持されて
おり、伝動チェーン(31)が巻回されている入力円筒
軸(33)が両車軸(32R). (32L)に相対回
転自在に外嵌されている。そして、両車軸(32R).
(32L)には各々、円筒部材(34R),(34L
)が外嵌されており、ミッションケース(1)の内面に
設けられた係止部(la)に両円筒部材(34R),
(34L)の係合部(34Ra), (34La)が係
合して、ミッションケース(1)に対して両円筒部材(
34R), (34L)が固定状態にある。
を介して、左右の車輪(4)を備えた車軸(32R),
(32L)に分配される。次に、その分配構造につい
て詳述する。第5図に示すように、左右の車軸(32R
), (32L)が互いに独立に回転自在に支持されて
おり、伝動チェーン(31)が巻回されている入力円筒
軸(33)が両車軸(32R). (32L)に相対回
転自在に外嵌されている。そして、両車軸(32R).
(32L)には各々、円筒部材(34R),(34L
)が外嵌されており、ミッションケース(1)の内面に
設けられた係止部(la)に両円筒部材(34R),
(34L)の係合部(34Ra), (34La)が係
合して、ミッションケース(1)に対して両円筒部材(
34R), (34L)が固定状態にある。
そして、入力円筒軸(33)の左右両端部に各々2組ず
つ開孔(33a), (33b)が設けられると共に、
両円筒部材(34R), (34L)にも各々2組ずつ
の開孔(34Rb), (34Lb)が設けられている
。さらに、両車軸(32R), (32L)には縦長の
凹部(32Ra),(32La)が設けられると共に、
各開孔(33a), (33b)・・・に各々ボール(
35)が入り込ませてある。
つ開孔(33a), (33b)が設けられると共に、
両円筒部材(34R), (34L)にも各々2組ずつ
の開孔(34Rb), (34Lb)が設けられている
。さらに、両車軸(32R), (32L)には縦長の
凹部(32Ra),(32La)が設けられると共に、
各開孔(33a), (33b)・・・に各々ボール(
35)が入り込ませてある。
第5図における左側は円筒状の切換部材(36Lを外方
にスライド操作している状態であり、切換部材(36L
)によって入力円筒軸(33)側のボール(35)が、
入力円筒軸(33)の開孔(33b)と、車軸(32L
)の凹部(32La)とに亘って押し込まれており、車
軸(32L)が入力円筒軸(33)と一体で回転駆動さ
れる。この場合、車軸(32L)の回転作用により、円
筒部材(34L)側のポール(35)は車軸(32L)
の凹部(32La)に入り込んで行けない。
にスライド操作している状態であり、切換部材(36L
)によって入力円筒軸(33)側のボール(35)が、
入力円筒軸(33)の開孔(33b)と、車軸(32L
)の凹部(32La)とに亘って押し込まれており、車
軸(32L)が入力円筒軸(33)と一体で回転駆動さ
れる。この場合、車軸(32L)の回転作用により、円
筒部材(34L)側のポール(35)は車軸(32L)
の凹部(32La)に入り込んで行けない。
第5図における右側は切換部材(36R)を入力円筒軸
(33)側にスライド操作している状態であり、切換部
材(36R)によって円筒部材(34R)側のボール(
35)が円筒部材(34R)の開孔(34Rb)と、車
軸(32R)の凹部(32Ra)とに亘って押し込まれ
ており、車軸(32R)がミッションケース(1)に固
定される。この場合、入力円筒軸(33)側のボール(
35)は、入力円筒軸(33)の回転作用により車軸(
32R)の凹部(32Ra)に入り込めない。
(33)側にスライド操作している状態であり、切換部
材(36R)によって円筒部材(34R)側のボール(
35)が円筒部材(34R)の開孔(34Rb)と、車
軸(32R)の凹部(32Ra)とに亘って押し込まれ
ており、車軸(32R)がミッションケース(1)に固
定される。この場合、入力円筒軸(33)側のボール(
35)は、入力円筒軸(33)の回転作用により車軸(
32R)の凹部(32Ra)に入り込めない。
以上のように、左右の切換部材(36R). (36L
)のスライド操作によって、左右の車軸(32R),(
32L)の駆動及び停止を行って旋回を行うのである。
)のスライド操作によって、左右の車軸(32R),(
32L)の駆動及び停止を行って旋回を行うのである。
又、スプリング(53)は切換部材(36R),(36
L)を円筒部材(34R), (34L)側に付勢する
ものである。
L)を円筒部材(34R), (34L)側に付勢する
ものである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る歩行型作業機の伝動構造の実施例を
示し、第1図はエンジンからミッションケースへの伝動
系を示す平面図、第2図は第3図におけるIF−II方
向からの断面矢視図、第3図は歩行型作業機の全体側面
図、第4図はPTO系の摩擦クラッチの縦断側面図、第
5図はミッションケースの縦断正面図である。 (1)・・・・・・ミッションケース、(3)・・・・
・・エンジン、(7〉・・・・・・エンジンの出力軸、
(8)・・・・・・第1出力プーリー (9)・・・・
・・第2出力プーリー(10)・・・・・・PTO系変
速機構の入力軸、(l1)・・・・・・入力プーリー、 (16)・・・・・・走行系変速機構の入力軸、 (17)・・・・・・入力プーリ一 (12), (18)・・・・・・伝 動ベルト。
示し、第1図はエンジンからミッションケースへの伝動
系を示す平面図、第2図は第3図におけるIF−II方
向からの断面矢視図、第3図は歩行型作業機の全体側面
図、第4図はPTO系の摩擦クラッチの縦断側面図、第
5図はミッションケースの縦断正面図である。 (1)・・・・・・ミッションケース、(3)・・・・
・・エンジン、(7〉・・・・・・エンジンの出力軸、
(8)・・・・・・第1出力プーリー (9)・・・・
・・第2出力プーリー(10)・・・・・・PTO系変
速機構の入力軸、(l1)・・・・・・入力プーリー、 (16)・・・・・・走行系変速機構の入力軸、 (17)・・・・・・入力プーリ一 (12), (18)・・・・・・伝 動ベルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 PTO系変速機構及び走行系変速機構を備えたミッショ
ンケース(1)と、エンジン(3)とを機体前後方向に
配列してある走行型作業機の伝動構造であって、 エンジン(3)の出力軸(7)をミッションケース(1
)側に突出させ、この出力軸(7)の突出部に第1出力
プーリー(8)と第2出力プーリー(9)とを取り付け
、前記PTO系変速機構の入力軸(10)と走行系変速
機構の入力軸(16)とをエンジン(3)側に突出させ
、この両入力軸(10)、(16)の突出部の各々に入
カプーリー(11)、(17)を取り付けると共に、出
力軸(7)の突出部端部側の第1出力プーリー(8)と
、走行系変速機構の入力軸(16)の入力プーリー(1
7)とに亘って伝動ベルト(18)を巻回し、出力軸(
7)の第2出力プーリー(9)とPTO系変速機構の入
力軸(10)の入力プーリー(11)とに亘って伝動ベ
ルト(12)を巻回してある歩行型作業機の伝動構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23187089A JPH0392426A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 歩行型作業機の伝動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23187089A JPH0392426A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 歩行型作業機の伝動構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392426A true JPH0392426A (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16930312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23187089A Pending JPH0392426A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 歩行型作業機の伝動構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0392426A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5588325A (en) * | 1995-05-30 | 1996-12-31 | Deweze Manufacturing, Inc. | Auxiliary power take off assembly and method |
JP2010057446A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Ihi Shibaura Machinery Corp | 歩行型芝刈機の動力伝達機構 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911522U (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-31 | ||
JPS5517414B1 (ja) * | 1970-12-07 | 1980-05-12 | ||
JPS562573U (ja) * | 1979-06-21 | 1981-01-10 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23187089A patent/JPH0392426A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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