JPH0390441A - 車輌用前照灯装置 - Google Patents

車輌用前照灯装置

Info

Publication number
JPH0390441A
JPH0390441A JP1226569A JP22656989A JPH0390441A JP H0390441 A JPH0390441 A JP H0390441A JP 1226569 A JP1226569 A JP 1226569A JP 22656989 A JP22656989 A JP 22656989A JP H0390441 A JPH0390441 A JP H0390441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
irradiation
lighting
light
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1226569A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Oda
悟市 小田
Hiroyuki Makita
博之 牧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1226569A priority Critical patent/JPH0390441A/ja
Publication of JPH0390441A publication Critical patent/JPH0390441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用前照灯装置の詳細を以下の項目に従って説
明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C9背景技術 り0発明が解決しようとする課題[ito図]E0課題
を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第9図] F−1,第1の実施例[第1図乃至第5図]a、外観[
第1図] b、前照灯ユニット[第2図] C7点灯回路[第3図、第4図] c−1,全体の回路構成[!3図] c−2,切替回路 C−3,電球点灯回路 C−4,放電灯点灯回路 d、動作[第5図] F−2,第2の実施例[第6図乃至第9図]a0点灯回
路[第6図、第7図コ a−1,副ビーム照射部の点灯回路 a−2,主ビーム照射部の点灯回路 す、動作[第8図、第9図] G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯装置に関する。詳しくは走
行ビームを照射する第1の照射部とすれ違いビームを照
射する第2の照射部とを備えると共に、第1の照射部の
光源に放電灯を用いた車輌用前照灯装置であって、すれ
違いビームから走行ビームへの切替時に一時的な照射光
量の低下が生じないようにした新規な車輌用前照灯装置
を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明車輌用前照灯装置は走行ビームを照射する第1の
照射部と、すれ違いビームを照射する第2の照射部とを
有し、第1の照射部の光源に放電灯が用いられた車輌用
前照灯装置であって、すれ違いビームの照射から走行ビ
ームの照射への切替時に、第2の照射部の光源の発光量
を徐々に低下させて消灯させる減光制御手段を設けるこ
とによって、照射ビームの切替時における一時的な照射
光量の低下を抑え、前記視認性の悪化を招くことがない
ようにしたものである。
(C,背景技術) ヘッドライトの薄型化や省電力化に対応し得る光源とし
て、従来のハロゲンランプに比して低消費電力、高効率
の、所謂メタルハライドランプが注目されている。この
メタルハライドランプは、そのガラス球内に一対の放電
電極が設けられると共に、アルゴン等の起動ガスや、水
銀、金属沃化物が充填されており、放電電極に高電圧が
印加されると起動ガスによるガス放電後に水銀アーク放
電が発生し、この時の発生熱により金属沃化物が気化し
、これが水銀アーク内で解離されるため金属原子の固有
のスペクトルをもった光放射がなされるものである。
(D、発明が解決しようとする課題)[第10図] ところで、このメタルハライドランプはハロゲン電球の
ように瞬時に明るくならず、最終的に安定した明るさに
なる迄に数秒の時間を要するため、照射】ビームの切替
時に単に光源の切替えを行なっただけ−では前照灯の照
射光量が一時的に低下し、前方視認性が悪化してしまう
という問題がある。
例えば、すれ違いビーム用のハロゲン電球の点灯から走
行ビーム用のメタルハライドランプへの点灯切替時には
、第10図に示すようにメタルハライドランプによる照
射光量が低い期間Tが生じてしまうことになる。尚、第
10図は時間経過に対する光源の光束(定格光束を基準
とした百分率で表わす。)の変化を概略的に示すグラフ
図であり、グラフ曲線aがハロゲン電球の光束、グラフ
曲線すがメタルハライドランプの光束を示している。
(E、課題を解決するための手段) そこで、本発明車輌用前照灯装置は上記した課題を解決
するために、走行ビームを照射する第1の照射部と、す
れ違いビームを照射する第2の照射部とを有し、第1の
照射部の光源に放電灯が用いられた車輌用前照灯装置で
あって、すれ違いビームの照射から走行ビームの照射へ
の切替時に、第2の照射部の光源の発光量を徐々に低下
させて消灯させる減光制御手段を設けたものである。
従って、本発明車輌用前照灯装置によれば、すれ違いビ
ームから走行ビームへの照射ビームの切替時において、
第2の照射部の照射光量が徐々に低下して最終的に消灯
状態に至るように減光制御が行なわれるので、−時的に
前照灯の照射光量が低下して前方視認性の悪化を招くよ
うなことがない。
(F、実施例)[第1図乃至第9図] 本発明車輌用前照灯装置の詳細を各実施例に従って説明
する。
(F−1、第1の実施例)[第1図乃至第5図コ 第1図乃至第5図は本発明車輌用前照灯装置の第1の実
施例1を示すものである。
(a、外観)[第1図コ 図中2.2′は各々前照灯ユニットであり、それぞれ走
行ビームの照射のために設けられた主ビーム照射部3.
3′とすれ違いビームの照射のために設けられた副ビー
ム照射部4.4′とを有しており、これら前照灯ユニッ
ト2.2′は車輌前部の左右両端寄りの位置に設けられ
ている。そして、これら前照灯ユニット2.2′は後述
する点灯回路によって走行ビームとすれ違いビームとの
切替えを行うことができるようになっている。
(b、前照灯ユニット)[第2図] 前照灯ユニット2.2′は左右対称の構造とされている
ので、以下では車輌の前方から見て右側に配置される一
方の前照灯ユニット2についてのみ説明し、他方の前照
灯ユニット2′の各部については、前照灯ユニット2の
各部に付した符号に「′」を付加した符号を付すること
によってその説明を省略する。
5は前照灯ユニット2のランプボディであり、該ランプ
ボディ5は前面が開口した主反射鏡部6と該主反射鏡部
6に右斜め後方から隣接しこれも前面が開口した副反射
鏡部7とが一体に連設されて成り、該ランプボディ5の
前面間口8は稍上向きにかつ稍右(前方から見て)向き
(傾斜されている。
そして、反射鏡部6.7の各後部の中央部には取付孔9
.10が形成され、一方の取付孔9にはメタルハライド
ランプ11が支持され、他方の取付孔10にはハロゲン
電球12が支持されている。
また、ランプボディ5の開口部8に略前方に向って開口
したレンズ据付溝13が形成されている。
14は透明な合成樹脂又はガラスで形成されたレンズで
あり、略前方を向き首下がりにかつ右向きに傾斜した前
面部15と該前面部15の周縁から略後方へ向って突出
された周壁部16とが一体に形成されており、周壁部1
6の後端部がランプボディ5の据付溝13内に嵌合結合
されている。
しかして、主反射鏡部6とメタルハライドランプ11と
レンズ14のうち主反射鏡部6に対応した部分とによっ
て主ビーム照射部3が構成され、また、副反射鏡部7と
ハロゲン電球12とレンズ14のうち副反射鏡部7に対
応した部分とによって副ビーム照射部4が構成される。
(c、点灯回路)[第3図、第4図] 次に、車輌用前照灯装置1の点灯回路17の構成及び動
作について説明する。
(c−1,全体の回路構成)[第3図]18は直流電源
であり、電源電圧入力端子19.19′、間に接続され
ている。
20は切替回路であり、点灯スイッチやビーム切替スイ
ッチを含んでおり、走行ビームとすれ違いビームとの切
替用に設けられている。
21は電球点灯回路であり、ハロゲン電球12.12′
の点灯及びビーム切替時における減光制御を行うために
設けられており、その出力端子22.22′間にはハロ
ゲン電球12.12′が並列に接続されている。
23は放電灯点灯回路であり、その出力端子24.24
′間にはメタルハライドランプ11.11′が並列に接
続されている。
(c−2,切替回路) 図中25.25′は電源ラインであり、その−方25が
プラスライン、他方25′がグランドラインである。
26は点灯スイッチであり、その一端が電源電圧入力端
子19に接続されており、他端はビーム切替スイッチ2
7の入力側端子27aに接続されている。
(c−3,電球点灯回路) 28は二リレーであり、そのコイル28aの一端がビー
ム切替スイッチ27の出力端子の一方27b端子に接続
され、他端が接地されており、該コイル28aに逆並列
にダイオード29が接続されている。そして、リレー2
8のa接点28bがプラスライン25上に設けられてい
る。
30はタイマー回路であり、そのイネーブル端子がダイ
オード31を介してビーム切替スイッチ27の出力側端
子27bに接続されると共に、そのトリガ一端子がダイ
オード32を介してプラスライン25に接続されており
、可変抵抗33によって時間設定を行うことができるよ
うになっている。
34は駆動回路であり、上記タイマー回路30からの信
号を受けて後述するパワートランジスタの駆動制御を行
うために設けられており、その電源端子がダイオード3
2のカソードに接続されている。
35はPNP型のパワートランジスタであり、リレー2
8のa接点28bに並列に、即ち、そのエミッタがプラ
スライン25に接続され、コレクタが逆電流防止用のダ
イオード36を介して出力端子22に接続されており、
ベースが上記駆動回路34の出力端子に接続されている
(c−4,放電灯点灯回路) 37は直流昇圧回路であり、例えば、能動スイッチ素子
のスイッチング制御によって昇圧レベルを可変すること
ができるチョッパー型のDC−DCコンバータ回路が用
いられ、そのプラス側入力端子がビーム切替スイッチ2
7の他方の出力側端子27cに接続され、他方の入力端
子が接地されている。そして、直流昇圧回路37の出力
端子間には、その出力電圧検出用の分圧抵抗38.38
′が設けられると共に、グランド側の出力ライン上には
、出力電流の検出用抵抗39が設けられている。
40は制御回路であり、上記分圧抵抗38.38′や検
出用抵抗39による検出結果に応じて所定の制御信号を
作り出し、これを直流昇圧回路37にフィードバックし
て、その出力電圧のレベルを制御するために設けられて
いる。
41は高周波昇圧回路であり、上記直流昇圧回路37の
後段に設けられており、該直流昇圧回路37が出力する
直流電圧を交流電圧に変換した後、限流回路42を介し
てメタルハライドランプ11.11′に高電圧を印加す
るための回路である。尚、限流回路42はトリガートラ
ンス43の一方の巻線43aとコンデンサ44との直列
回路とされ、トリガートランス43の他方の巻線43b
がイグナイタ始動回路45に接続されており、該イグナ
イタ始動回路45によって起動パルスが発生され、メタ
ルハライドランプ11.11′のトリガーがかけられる
ようになっている。
(d、動作)[第5図] しかして、上記した点灯回路17の動作は以下のように
なされる。尚、第5図はメタルハライドランプ11.1
1’、ハロゲン電球12.12′の光束(定格光束を基
準とした百分率で表わす。)を縦軸心とり、横軸に時間
をとって、光束の時間的変化を概略的に示したグラフ図
であり、図中・ ’TOFFJで示す期間は、主ヒ゛−
ム照射部3.3′及び副ビーム照射部4.4′の光源が
ともに点灯していない消灯期間を表わしており、また、
’TLJで示す期間はすれ違いビームの照射期間を表し
、r7.」で示す期間は走行ビームの照射期間を表わし
ている。そして、これらの記号は後述する第2の実施例
においても同様の意味で用いることにする。
すれ違いビームの照射時には、ビーム切替スィッチ27
の接点が出力側端子27bの側になっており、点灯スイ
ッチ26の投入によって、リレー28がオンし、そのa
接点28bが閉じられるため、ハロゲン電球12.12
′に通電される。従って、第5図に実線で示すグラフ曲
線46のように、ハロゲン電球12.12′の光束が瞬
時に立ち上がり定格光束で安定する。尚、この時ダイオ
ード31はオン状態となっており、タイマー回路30は
作動しておらず、パワートランジスタ35はオフしてい
る。
その後、ビーム切替スイッチ27の接点を出力側端子2
7cの側に切替えると放電灯点灯回路23が作動する。
即ち、イグナイタ始動回路45によって発生された起動
パルスが、高周波昇圧回路41の出力する交流電圧に重
畳されて、メタルハライドランプ11.11’のトリガ
ーがかけられ、その後、制御回路40によって、直流昇
圧回路37の出力電圧が点灯初期に比して徐々に低下す
るように制御される。よって、メタルハライドランプ1
1.11′の光束は、第5図のグラフ曲線47(破線)
に示すように、ビーム切替スイッチ27の切替時から数
秒の後に定格光束に達し、略一定となる。つまり、走行
ビームの照射期間TH中は主ビーム照射部3.3′のみ
が光を照射する。
ところで、電球点灯回路21に関しては、走行ビームへ
の切替えによって、リレー28がオフし、a接点28b
が開かれることになるが、同時にダイオード32がオン
し、タイマー回路30が作動するため、駆動回路34を
介してパワートランジスタ35に送出される信号によっ
て該パワートランジスタ35がオンし、その後時間経過
に伴って、パワートランジスタ35を流れる電流が減少
して行くように制御される。よって、ハロゲン電球12
.12’の光束はこれにつれて徐々に減少して行き、タ
イマー回路30の可変抵抗33によって規定される時間
の経過後にパワートランジスタ35がオフし、ハロゲン
電球12.12′が消灯する。
このように、メタルハライドランプ11.11′の光束
が定格値に達する迄の切替期間(これを「Tc、4」と
する。)中はハロゲン電球12.12′の明るさが徐々
に減少していくように制御がなされるため、すれ違いビ
ームから走行ビームへの切替時に照射光量が一時的C低
下するといった事態を避けることができる。
(F”−2,第2の実施例)[第6図乃至第9図] 第6図乃至第9図は本発明率輌用前照灯装置の第2の実
施例IAを示すものである。
尚、この第2の実施例に示す車輌用前照灯装置IAが前
記第1の実施例に示した車輌用前照灯装置1と相違する
ころは、走行ビーム、すれ違いビームを発する光源とし
て共にメタルハライドランプを用いた点のみである。従
って、前照灯ユニット2.2′の構造等、相違しない部
分については説明を省略し、また点灯回路において、前
記第1の実施例1の各部と相違する部分の説明や、相違
しない部分であってもその要部に関する説明については
、これを行い、その他の部分については、これに前記第
1の実施例1における同様の部分に使用した符号と同じ
符号を付することによって説明を省略する。
(a、点灯回路)[第6図、第7図] 図中48.48’は電源ラインであり、その−方48が
プラスライン、他方48′がグランドラインとされ、プ
ラスライン48上に点灯スイッチ26が設けられており
、その一端が電源電圧入力端子19に接続されている。
(a−1,副ビーム照射部の点灯回路)23Aは副ビー
ム照射部4.4′に関する放電灯点灯回路である。
49は遅延復帰動作回路であり、すれ違いビームを発す
るメタルハライドランプを点灯させ・る他、すれ違いビ
ームから走行ビームへの照射の切替時において、すれ違
いビームの光源としてのメタルハライドランプの減光制
御上のタイよングをとり、所定時間の経過後に消灯させ
るために設けられている。
該遅延復帰動作回路49は、ビーム切替スイッチ27の
入力側端子27aがプラスライン48に接続されると共
に、一方の出力側端子27bがLED50及びコンデン
サ51を介してグランドライン48′に接続されており
、エミッタ接地のNPNトランジスタ52のベースが抵
抗53を介してLED50とコンデンサ51との間に接
続され、かつ、そのコレクタがリレー54のコイル54
aを介してプラスライン48に接続されている。そして
、リレー54のa接点54bがプラスライン48上にお
いてコイル54aと後述する直流昇圧回路との間に設け
られている。尚、55はトランジスタ52のベース−エ
ミッタ間に介挿された抵抗、56はリレー54のコイル
54aに逆並列に接続されたダイオードである。
57は直流昇圧回路であり、一端がリレー54のa接点
54bに接続されたインダクタ58と、該インダクタ5
8の他端とグランドライン48′との間に設けられたN
チャンネルFET59と、プラスライン48上において
そのアノードがFET59のドレインに接続されたダイ
オード60と、該ダイオード60のカソードとグランド
ライン48′との間に介挿されたコンデンサ61とから
構成されている。そして、FET59は後述するPWM
 (パルス幅変調)制御用ICからゲート回路を介して
送られてくる制御パルスによって、そのスイッチング動
作が制御されるようになっている。
62はPWM制御用ICであり、例えば、第7図に示す
ように2つの誤差増幅器63.64が設けられ、その一
方63の非反転入力端子63aが直流昇圧回路57の出
力端子間に設けられた分圧抵抗65と66との間に接続
され、反転入力端子には所定の基準電圧がかけられてい
る。
また、直流昇圧回路57のグランド側出力ライン上に電
流検出抵抗67が設けられており、誤差増幅器64の非
反転入力端子64aには、電流検出抵抗67の端子電圧
が増幅回路68及び該増幅回路68の出力電圧のリップ
ル低減用に設けられたローパスフィルタ69を経た後送
られてくるようになっており、その反転入力端子には所
定の基準電圧が加えられている。そして、これら誤差増
幅器63.64の出力端子はPWMコンパレータ70の
マイナス入力端子にOR接続され、該PWMコンパレー
タ70のプラス入力端子にはオシレータ71からの鋸歯
状波が入力される。
72は休止期間調整用コンパレータであり、そのマイナ
ス入力端子がコントロール端子72aに接続され、プラ
ス入力端子はオシレータ71の出力端子に接続されてい
る。
そして、PWMコンパレータ70と休止期間調整用コン
パレータ72の出力端子が各々AND回路73の入力端
子に接続されており、該AND回路73の出力信号は出
力モード切替回路74、バッファ75を介して制御出力
端子76に送出されるようになっている。
77はゲート回路であり、上記制御出力端子76から送
られてくる制御パルスを受けて、直流昇圧回路57のF
ET59のゲートにパルス信号を送出し、該FE759
のスイッチング動作の高速化を図るために設けられてい
る。
78は積分回路であり、演算増幅器79の非反転入力端
子が、電源電圧入力端子19.19′間に設けられた分
圧抵抗80と81との間に接続されると共に、その反転
入力端子が抵抗82を介して接地されている。そして、
反転入力端子と出力端子との間Cはコンデンサ83が介
挿されており、該コンデンサ83に並列状態で抵抗84
及びフォトトランジスタ85が設けられている。尚、こ
のフォトトランジスタ85は遅延復帰動作回路49のL
ED50と共にフォトカブラを形成している。
86はダイオードであり、そのアノードが上記演算増幅
器79の出力端子に接続され、そのカソードが分圧抵抗
87と88との間に接続されている。尚、分圧抵抗87
の一端がPWM制御用IC62内に設けられた図示しな
い基準電圧回路の出力端子8つに接続され、分圧抵抗8
8の反抵抗87側の端子が接地されている。
そして、上記したPWM制御用I C82のコントロー
ル端子72aが、分圧抵抗87と88との間に接続され
、分圧抵抗87に並列にコンデンサ90が設けられてい
る。
91は高周波昇圧回路であり、直流昇圧回路57の後段
に設けられ、その交流出力が限流回路92を介して出力
端子93.93′に送出される。
94.94′はメタルハライドランプであり、これらは
出力端子93.93′間に並列に接続されており、その
一方94が前照灯ユニット2の取付孔10に支持され、
他方94′が前照灯ユニット2′の取付孔10′に支持
されている。
95はイグナイタ始動回路である。
(a−2,主ビーム照射部の点灯回路)主ビーム照射部
3.3′の点灯回路23に関しては、その直流昇圧回路
37(その構成は前述した直流昇圧回路37と同様にさ
れている。)の前段に遅延復帰動作回路96が配置され
ている。該遅延復帰動作回路96の回路は上記した遅延
復帰動作回路49と同様の構成とされ、そのLED97
のアノードがビーム切替スイッチ27の他方の出力側端
子27cに接続されている。
また、制御回路40は副ビーム照射部の点灯回路23A
と同様に分圧抵抗38.38′による検出電圧や、検出
用抵抗39による直流昇圧回路37の出力電流に対応し
た信号がPWM制御用ICに送られてくると、これらに
応じたデユーティ−サイクルの制御パルスを直流昇圧回
路37に送ってその昇圧比を制御するようになっている
そして、走行ビームからすれ違いビームへの照射切替時
に、上記LED97から積分回路98のフォトトランジ
スタ99への光がとだえると、これによって・該積分回
路98が作動し制御回路40によってメタルハライドラ
ンプ11.11′の減光制御がなされる。
(b、動作)[第8図、第9図] しかして、上記した点灯回路の動作は以下のようになさ
れる。
すれ違いビームの照射期間TLにおいては、点灯スイッ
チ26の投入によって、第8図に実線で示すグラフ曲線
100のようにメタルハライドランプ94・、94′の
点灯が開始され、数秒の後に定格光束に達し、明るさが
安定する。
即ち、ビーム切替スイッチ27の接点が出力側端子27
bの側であるためトランジスタ52がオン状態となり、
リレー54がオンし、そのa接点54bが閉じられ、点
灯動作が開始される。そして、直流昇圧回路57の出力
電圧及び出力電流に応じたデユーティ−サイクルの制御
パルスがPWM制御用IC62より発生され、これがゲ
ート回路77を介して直流昇圧回路57のFET59に
フィードバックされるため、該直流昇圧回路57の出力
電圧が制御される。
つまり、点灯直後にはランプ電圧が低く、直流昇圧回路
57の出力電流も小さいので、PWM制御用IC62の
出力する制御パルスのデユーティ−サイクルは分圧抵抗
87.88によって規定される最大値となり、直流昇圧
回路57の出力電圧が高められ、メタルハライドランプ
94.94′の発光が促される。そして、メタルハライ
ドランプ94.94′の光束が増加するにつれて、ラン
プ電圧が上昇してくると、直流昇圧回路57の出力電流
が増加してくるので、PWM制御用IC62の出力する
制御パルスのデユーティ−サイクルが低下していき、直
流昇圧回路57の出力電圧がこれに応じて減少して行く
。そして、最終的に直流昇圧回路57の出力電流が定常
レベルに飽和し、メタルハライドランプ94.94’の
光束が定格光束に落ちつく。
この間、LED50は発光し続けているので積分回路7
8の積分動作は行なわれておらず、ダイオード86はオ
フしている。
その後、すれ違いビームから走行ビームに切替えるため
、ビーム切替スイッチ27の接点を他方の出力側端子2
7c側にするとLED50はオフし、積分回路78の積
分動作が開始され、演算増幅器79の出力電圧が上昇し
ていき、ダイオード86がオンすると、この出力電圧が
PWM制御用IC62のコントロール端子72aに加わ
り、その電位が上昇して行く。よって、制御パルスのデ
ユーティ−サイクルは誤差増幅器63.64の出力電圧
に関係なく、休止期間調整用コンパレータ72の出力信
号のもつデユーティ−サイクルで規定されるようになり
、コントロール端子72aの電位上昇につれてデユーテ
ィ−サイクルが低下して行く。従って、これに応じて直
流昇圧回路57の出力電圧が低下してくるため、メタル
ハライドランプ94.94′の光束も低下し、制御パル
スのデユーティ−サイクルが0に近づく頃には、コンデ
ンサ51、抵抗53及び55からなる時定数回路によっ
てトランジスタ52がオフ状態となり、リレー54がオ
フし、メタルハライドランプ94.94′が消灯する。
第9図は、この切替時におけるタイムチャート図であり
、図中5W27はビーム切替スイッチ27の接点の状態
、R3’54はリレー54の動作、V721はコントロ
ール端子72aの電位、Lはメタルハライドランプ94
.94′の光束を各々表わしている。
一方、ビーム切替スイッチ27の接点が切替わると、点
灯回路23が作動し、メタルハライドランプ11.11
′の点灯が開始され、第8図に破線で示すグラフ曲線1
01のように光束が立ち上がり、数秒の後に定格光束に
達して明るさが安定する。
このように走行ビーム用のメタルハライドランプ11.
11′が所定の明るさに達する迄の切替期間TcN中は
、すれ違いビーム用のメタルハライドランプ94.94
′が徐々に減光していくように制御がなされるため、照
射光量が一時的に低下して前方視認性が悪化するような
ことはない。
その後、再びすれ違いビームに切替えると、点灯回路2
3のLED97が消灯し積分回路98の積分動作がなさ
れ、メタルハライドランプ11.11′が徐々に暗くな
つ−て行く。そして、メタルハライドランプ11.11
′が消灯するころにはすれ違いビーム用のメタルハライ
ドランプ94.94′の光束は定格値に達しているため
、この切替時においても照射光量の一時的な低下は生じ
ない。
(G、発明の効果〉 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用前照灯装置は、走行ビームを照射する第1の照射部と
、すれ違いビームを照射する第2の照射部とを有し、第
1の照射部の光源に放電灯が用いられた車輌用前照灯装
置であって、すれ違いビームの照射から走行ビームの照
射への切替時に、第2の照射部の光源の発光量を徐々に
低下させて消灯させる減光制御手段を設けたことを特徴
とする。
従って、本発明車輌用前照灯装置によれば、すれ違いビ
ームから走行ビームへの照射ビームの切替時において、
第2の照射部の照射光量が徐々に低下して最終的に消灯
状態となるように減光制御が行なわれるので、−時的に
前照灯の照射光量が低下して前方視認性の悪化を招くよ
うなことがない。
尚、前記した各実施例はあくまで本発明に係る車輌用前
照灯装置の一例を示したものであって、本発明車輌用前
照灯装置の技術的範囲がこのようなものにのみ限られる
ことを意味する訳ではなく、ハロゲン電球やメタルハラ
イドランプの点灯回路の回路構成に応じた減光制御手段
を構じることは可能であり、例えば、メタルハライドラ
ンプに印加する交流電圧の周波数を可変して発光制御を
行なうようにした点灯回路であれば、照射ビームの切替
時に交流電圧の周波数を徐々に低減して消灯させれば良
く、本発明車輌用前照灯装置の技術的範囲を逸脱しない
限りでの各種態様での実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明車輌用前照灯装置の第1の実
施例を示すものであり、第1図は車輌用前照灯装置が車
輌に取付けられた状態を示す概略正面図、第2図は前照
灯ユニットの水平断面図、第3図は点灯回路の全体構成
を示す回路ブロック図、第4図は回路ブロック図、第5
図は前照灯の照射状態を説明するためのグラフ図、第6
図乃至第9図は本発明車輌用前照灯装置の第2の実施例
を示しており、第6図は回路ブロック図、第7図はp 
W M IJ御用ICの回路構成を示す回路ブロック図
、第8図は前照灯の照射状態を説明するためのグラフ図
、第9図はビーム切替時の動作を説明するためのタイム
チャート図、第10図は問題点を説明するためのグラフ
図である。 符号の説明 1・・・車輌用前照灯装置、 3.3′・・・第1の照射部、 4.4′・・・第2の照射部、 11.11′・・・放電灯、 12.12′・・・白熱電球、 21.30.34.35・・・減光制御手段、・車輌用
前照灯装置、 3A。 50. 62、 ・減光制御子 段、 94、 4 ・放電灯、 出 願 人 株式会社小糸製作所 1 ・ ・車輌用前照灯装置 4.4′ 第2の頭財部 概略正面図 第1図 62・ 雇f/1IIJ卯手段 2 第7図 タイム−8−ヤード図 (第2の寅廃の]) 第9図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行ビームを照射する第1の照射部と、すれ違い
    ビームを照射する第2の照射部とを有し、第1の照射部
    の光源に放電灯が用いられた車輌用前照灯装置であって
    、 すれ違いビームの照射から走行ビームの照射への切替時
    に、第2の照射部の光源の発光量を徐々に低下させて消
    灯させる減光制御手段を設けたことを特徴とする車輌用
    前照灯装置
  2. (2)第2の照射部の光源を白熱電球としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前照灯装置
  3. (3)第2の照射部の光源を放電灯とした ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前
    照灯装置
JP1226569A 1989-09-01 1989-09-01 車輌用前照灯装置 Pending JPH0390441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1226569A JPH0390441A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 車輌用前照灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1226569A JPH0390441A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 車輌用前照灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0390441A true JPH0390441A (ja) 1991-04-16

Family

ID=16847220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1226569A Pending JPH0390441A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 車輌用前照灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0390441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028275A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Denso Corp 前照灯配光制御装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5679885A (en) * 1979-11-30 1981-06-30 Matsushita Electric Works Ltd Device for firing discharge lamp
JPS5776791A (en) * 1980-10-30 1982-05-13 Matsushita Electric Works Ltd Light compensating device for high voltage discharge lamp
JPS59134022A (ja) * 1983-01-19 1984-08-01 Toshiba Corp 車輌用前照灯装置
JPS6299233A (ja) * 1985-10-28 1987-05-08 Toshiba Corp 前照灯点灯装置
JPS62292548A (ja) * 1986-06-10 1987-12-19 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5679885A (en) * 1979-11-30 1981-06-30 Matsushita Electric Works Ltd Device for firing discharge lamp
JPS5776791A (en) * 1980-10-30 1982-05-13 Matsushita Electric Works Ltd Light compensating device for high voltage discharge lamp
JPS59134022A (ja) * 1983-01-19 1984-08-01 Toshiba Corp 車輌用前照灯装置
JPS6299233A (ja) * 1985-10-28 1987-05-08 Toshiba Corp 前照灯点灯装置
JPS62292548A (ja) * 1986-06-10 1987-12-19 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028275A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Denso Corp 前照灯配光制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940009326B1 (ko) 단방향 전류에 의한 크세논 금속 할로겐 램프의 음향 공명 동작 방법
US6417624B1 (en) Lighting system for vehicle
JPH10270190A (ja) 少なくとも1つの放電ランプの点灯方法及び回路装置
JP2001135109A (ja) 白熱ランプ
JPH0338441A (ja) 車輌用前照灯装置
US4894585A (en) Combination lamp
JP4279033B2 (ja) 車載ヘッドライト用の放電灯点灯装置
JP5551545B2 (ja) 放電灯点灯回路
JPH0390441A (ja) 車輌用前照灯装置
JPS5855015B2 (ja) 輝度レベル調整装置
US20050088114A1 (en) Discharge lamp lighting device
US8154208B2 (en) Method of supplying power to an automobile headlight lamp and headlight using that method
JP3189602B2 (ja) 放電ランプ点灯装置
KR0128694B1 (ko) 주간 주행등 점/소등장치
JPS62292548A (ja) 車輌用前照灯
JP2705292B2 (ja) 車両用前照灯
JP2954653B2 (ja) 車両の前照灯
JPH0330186Y2 (ja)
JPH05131870A (ja) 放電灯点灯装置
JP2000247180A (ja) 自動車用ヘッドランプ装置
JP3024352U (ja) 車両用多機能ランプ
KR100588086B1 (ko) 차량용 hid램프 제어장치
JPH03257794A (ja) 放電灯点灯装置
KR200374371Y1 (ko) 차량용 hid램프 제어장치
JP4345421B2 (ja) 車両用照明装置