JP3189602B2 - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

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JP3189602B2
JP3189602B2 JP29104594A JP29104594A JP3189602B2 JP 3189602 B2 JP3189602 B2 JP 3189602B2 JP 29104594 A JP29104594 A JP 29104594A JP 29104594 A JP29104594 A JP 29104594A JP 3189602 B2 JP3189602 B2 JP 3189602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電ランプの点灯装置に
係り、特に放電ランプを車輌用前照灯として用いた場合
の放電ランプ点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハロゲンランプに比べて、発光効
率が高い、演色性が良い、寿命が長い等の特徴を持つ放
電ランプが注目され、車輌用前照灯として使用されつつ
ある。従来の放電ランプ点灯装置には、昭和58年照明
学会東京支部大会論文集No.10に記載されたものが
ある。
【0003】図17は上述した従来の放電ランプ点灯装
置の基本構成図である。図17において、91は放電ラ
ンプであるメタルハライドランプであり、92はメタル
ハライドランプ91を始動・点灯するための点灯回路で
ある。点灯回路92は直流電源93とインバータ回路9
4と高圧パルス発生回路95とで構成されている。直流
電源93は商用の交流電源96の出力を整流平滑して直
流に変換する整流平滑回路97と、整流平滑回路97の
出力を入力し放電ランプ91に供給する電力を所定の値
に制御するトランジスタ98とダイオード99とチョー
クコイル100とコンデンサ101と抵抗102、10
3、104と制御回路105で構成される降圧形チョッ
パ回路106とで構成されており、降圧形チョッパ回路
106は抵抗102、103で出力電圧を検出して、抵
抗104で出力電流を検出し2つの検出信号を制御回路
105で演算し、降圧形チョッパ回路106の出力電力
が所定の値になるように制御回路105の出力信号によ
りトランジスタ98をON・OFF制御する。
【0004】インバータ回路94は、トランジスタ10
7、108、109、110と駆動回路111とで構成
され、駆動回路111の出力信号によってトランジスタ
107、110がONする期間とトランジスタ108、
109がONする期間を交互に発生させることによって
インバータ回路94は直流電源93の出力を交流に変換
して出力する。高圧パルス発生回路95はメタルハライ
ドランプ91を始動させるための高圧パルスを発生す
る。
【0005】以上のように構成された放電ランプ点灯装
置について、以下その動作を説明する。高圧パルス発生
回路95から発生する高圧パルスによりメタルハライド
ランプ91が始動する。始動後は抵抗102、103で
検出するメタルハライドランプ91のランプ電圧に比例
した信号と抵抗104で検出するメタルハライドランプ
91のランプ電流に比例した信号を制御回路105で演
算しメタルハライドランプ91に供給される電力が所定
のランプ電力になるようにトランジスタ98をON・O
FF制御し、インバータ回路94によって交流に変換さ
れた瞬時電力が時間的に変化せず常に一定の波形である
矩形の交流波形がメタルハライドランプ91に供給され
メタルハライドランプ91は点灯を維持する。なお、イ
ンバータ回路94によって変換される交流の周波数はH
IDランプ特有の音響的共鳴現象に起因した放電アーク
のゆらぎ、立消え、あるいはメタルハライドランプ91
の破裂などの問題を回避するため数100Hzに設定す
るのが通常である。放電ランプを車輌用前照灯に用いる
場合、交流電源96が直流のバッテリーに、また直流電
源93の構成が昇圧チョッパ回路となるが、基本的な構
成としてはほぼ同じである。
【0006】従来の車輌用前照灯としてはハロゲンラン
プが用いられ、2灯式の場合、図18に示すような構造
をしている。図18において、121はすれ違いビーム
用フィラメント、122は走行ビーム用フィラメント、
123はすれ違いビーム用フィラメント121の下方に
設置された遮光板、124はすれ違いビーム用フィラメ
ント121および走行ビーム用フィラメント122から
の光を前方に照射する放物面反射鏡、125は放物面反
射鏡124で反射された光を前方に投影するアウターレ
ンズである。
【0007】以上のように構成された従来の車輌用前照
灯において、すれ違いビームを形成する場合には、すれ
違いビーム用フィラメント121を発光させる。この
時、すれ違いビーム用フィラメント121が放物面反射
鏡124の焦点より前方に位置するために、すれ違いビ
ーム用フィラメント121から下方に向かう光は、放物
面反射鏡124で反射された後、上方へ向かう光となり
グレア光となるので、遮光板123で遮光する。また図
18に示すようにすれ違いビーム用フィラメント121
から上方へ向かう光は放物面反射鏡124で反射され、
アウターレンズ125で投影して所定のすれ違いビーム
を形成する。
【0008】一方、走行ビームを形成する場合には、走
行ビーム用フィラメント122を発光させる。この時、
走行ビーム用フィラメント122は、放物面反射鏡12
4の焦点より後方に位置するために、走行ビーム用フィ
ラメントから発した光は、放物面反射鏡124で反射さ
れた後、上下に広がりを持った光となり、アウターレン
ズ125で前方に投影され所定の走行ビームを形成す
る。すなわち2つのフィラメントを用いることで発光部
を2つ作り、それぞれを選択的に使用することによりす
れ違いビームと走行ビームの切り換えを行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の放電ランプ点灯装置では、放電ランプに発光部が1つ
しかないので、1つの配光パターンしか形成できないと
いう課題を有していた。さらに、放電ランプを車輌用前
照灯に用いた場合、ハロゲンランプを用いた従来の車輌
用前照灯のように、発光部を2つ作り、選択的にそれぞ
れを使用することができないため、すれ違いビーム専用
または走行ビーム専用しか構成できず、4灯式(片側2
灯)の車輌用前照灯でないとすれ違いビームと走行ビー
ムの切り換えができないという課題も有していた。
【0010】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るためのもので、1つのアークを有する1つの放電ラン
プで、少なくとも2つの配光パターンを形成できる放電
ランプ点灯装置を提供することを目的とし、特に放電ラ
ンプを車輌用前照灯の光源として用いたとき、2灯式で
もすれ違いビームと走行ビームの切り換えができる放電
ランプ点灯装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、点灯
回路と、前記点灯回路の出力端に接続された放電ランプ
と、前記放電ランプが発する光を所定の方向に照射する
光制御手段とを備え、前記点灯回路が出力周波数と電圧
または電流または電力の出力波形とのうち少なくとも1
つを可変できる特性を有し、前記点灯回路で前記放電ラ
ンプを点灯し、前記放電ランプの放電アークの形状を可
変できるものである。
【0012】第2に、形状の異なる放電アークを選択的
に形成するために、点灯回路が、出力周波数と電圧また
は電流または電力の出力波形とのうち少なくとも1つを
可変し、少なくとも2つの配光パターンを形成できる構
成としたものである。
【0013】第3に、2つの配光パターンを形成するた
めに、点灯回路が、出力周波数と電圧または電流または
電力の出力波形とのうち少なくとも1つを可変し、第1
の配光パターンをすれ違いビームに、第2の配光パター
ンを走行ビームに用い、車輌用前照灯としたものであ
る。
【0014】第4に直線状のアークと湾曲状のアークの
2つを形成し、使用頻度の高いビームに直線状のアーク
を使用する構成としたものである。
【0015】
【作用】本発明は前記した構成により、点灯回路から出
力周波数と出力波形のうち少なくとも1つを変化させた
複数の種類の信号を出力し、これを放電ランプに印加す
る。放電ランプはこの印加された信号の種類により、放
電アークの形状すなわち放電アークの曲がりが変化す
る。この放電アークの形状が変化すると、光学系との位
置関係に変化が生じ、配光パターンに変化が生じる。す
なわち、点灯回路の出力周波数と出力電流波形のうち少
なくとも1つを変化させることにより、放電アークの形
状を変化させ、複数の配光パターンを形成できる。
【0016】また、点灯回路の出力信号を2つの配光パ
ターンに対応するように構成しておき、車輌用前照灯と
して用いれば、第1の配光パターンですれ違いビーム、
第2の配光パターンで走行ビームを形成でき、すれ違い
ビームと走行ビームの切り換えができることになり、す
れ違いビームと走行ビームを1つの放電ランプで実現で
き、2灯式の放電ランプを使用した車輌用前照灯が構成
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。まず第1の実験結果についた説明する。これ
は、点灯回路の出力電流波形、出力周波数および放電ア
ークの曲がりの大きさの関係を示すものである。図19
は検討に使用した放電ランプであるメタルハライドラン
プの形状を示す図である。図19のメタルハライドラン
プにおいて131は放電空間を形成する石英ガラス、1
32、133は電極である。同図において、放電アーク
に交差する放電空間の長さLを放電空間の最大内径であ
る放電空間中央部の内径とすると、放電アークに交差す
る放電空間の長さLは2.7mmである。
【0018】図2は、図19に示す放電ランプを点灯し
た時の点灯回路の出力周波数と放電ランプの放電アーク
の曲がりの大きさとの関係を示す図である。放電アーク
の曲がりの大きさは電極の中心を結ぶ線と放電アークの
中心との距離を示す。実線Aは、点灯回路の出力電流波
形が三角波の時の点灯回路の出力周波数と放電アークの
曲がりの大きさの特性を示し、実線Bは点灯回路の出力
電流波形が正弦波の時の点灯回路の出力周波数と放電ア
ークの曲がりの大きさの特性を示し、実線Cは点灯回路
の出力電流波形が矩形波の時の点灯回路の出力周波数と
放電アークの曲がりの大きさの特性を示す。
【0019】図2において、点灯回路の出力電流波形が
同じであっても、出力周波数が異なれば放電アークの曲
がりの大きさも異なることがわかる。また、点灯回路の
出力周波数が同じであっても、出力電流波形が異なれば
放電アークの曲がりの大きさも異なることがわかる。す
なわち、点灯回路の出力周波数と出力電流波形のうち少
なくとも1つを変化させることにより、放電アークの曲
がりの大きさ、すなわち放電アークの形状を変化させる
ことがでる。またこの時、電圧を変化させて出力電流波
形を変化させても、放電アークの形状は変化させること
ができる。つまり、点灯回路を、出力周波数と出力電流
波形とのうち少なくとも1つを変化させることができる
構成としておけば、複数の形状の異なる放電アークを選
択的に形成することができるために配光パターンの切り
換えができ、複数の配光パターンを形成できる放電ラン
プ点灯装置を実現することができる。通常、放電ランプ
を高周波点灯すると、音響的共鳴現象に起因した放電ア
ークの揺らぎ、立ち消えなどが生じる周波数域と安定に
点灯する周波数域とが断続的に存在するが、ここでは、
各出力電流波形について、放電ランプが安定点灯した5
〜10kHzの範囲についてのみ放電アークの曲がりの
大きさを示した。
【0020】次にこの実験結果に基づいた具体的な実施
例について説明する。図1は本発明の第1の実施例にお
ける放電ランプ点灯装置の構成図を示すものである。図
1において、11は放電ランプ、12は放電ランプ11
を始動・点灯させるための点灯回路である。点灯回路1
2は、商用の交流電源13と交流電源13の出力を直流
に変換する整流平滑回路14とで構成された直流電源1
5、スイッチング素子であるトランジスタ16、17、
コンデンサ18とを有し直流電源15の直流出力を入力
し交流に変換するインバータ回路19、駆動周波数の切
り換えスイッチ(図示せず)を有しトランジスタ16、
17を交互にON・OFF制御する駆動回路20、放電
ランプ11のランプ電流を制限するリアクタンス素子で
あるチョークコイル21、放電ランプ11を始動させる
ための高圧パルスを発生する高圧パルス発生回路22と
で構成される。なお、高圧パルス発生回路22は放電ラ
ンプ11が点灯すると高圧パルスの発生を停止する。
【0021】以上のように構成されたこの実施例の放電
ランプ点灯装置において、以下その動作を説明する。交
流電源13より入力された交流を整流平滑回路14で直
流に変換し、インバータ回路19により再び交流に変換
する。このとき、インバータ回路19からの出力周波数
は、駆動回路20がトランジスタ16、17を交互にO
N・OFFするときの周波数により変化し、ここでは、
アークの形状が異なる組み合わせとして、例えば図2の
丸で示した5kHzと10kHzとする。放電ランプ1
1が始動するまでは高圧パルス発生回路22から放電ラ
ンプ11に高圧パルスが印加される。放電ランプ11が
始動するとインバータ回路19からの交流出力がチョー
クコイル21と放電ランプ11の直列回路に印加され、
チョークコイル21で電流制限されて放電ランプ11の
点灯を維持する。この時のランプ電流波形は図3に示す
ように、チョークコイル21によって三角波波形に近い
波形になる。また、インバータ回路19の出力周波数が
5kHzおよび10kHzの時の放電アークの形状は図
4の(a),(b)に示すようになり、それぞれの周波
数で、放電アークの形状が異なってくる。この放電アー
クの形状の違いは、光制御手段を含めて考えたとき、発
光部である放電アークと光制御手段との位置関係に変化
が生じ、配光パターンの変化となる。
【0022】以上のようにこの第1の実施例によれば、
駆動回路20の駆動周波数を切り換えてインバータ回路
19の出力周波数を変化させることにより、2つの異な
る形状の放電アークを選択できるので、2つの配光パタ
ーンを実現できる。
【0023】以下、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図5は本発明の第2の実施
例における放電ランプ点灯装置のブロック図を示すもの
である。図5において、31放電ランプ、32は放電ラ
ンプ31を始動させる高圧パルス発生回路、33は入力
に応じた波形で電力を増幅し放電ランプ31に電力を供
給するパワー増幅回路、34はパワー増幅回路33への
入力を切り換える切り換えスイッチ、35は三角波を発
生させる三角波発生回路、36は矩形波を発生させる矩
形波発生回路である。
【0024】以上のように構成されたこの実施例の放電
ランプ点灯装置において、以下その動作を説明する。高
圧パルス発生回路32から発生する高圧パルスにより放
電ランプ31が始動する。始動後はパワー増幅回路33
が放電ランプ31に電力を供給し点灯維持する。パワー
増幅回路33の出力電流波形は入力波形に依存し、本実
施例では三角波発生回路35および矩形波発生回路36
からの出力を切り換えスイッチ34を介してパワー増幅
回路33に入力されるので、パワー増幅回路33からの
出力電流波形は三角波または矩形波となる。ここで三角
波発生回路35および矩形波発生回路36の出力周波数
は、点灯時の放電アークの形状が異なりかつ安定点灯す
る周波数として、図2の三角印で示す、例えば7kHz
とする。三角波で点灯したときの放電アークの形状は、
図4の(b)に示すようになり、矩形波で点灯したとき
の放電アークの形状は、図4の(a)に示すようにな
る。このように点灯回路37からの出力電流波形を変化
させることにより、放電アークの形状を変化させること
ができる。この放電アークの形状の違いは、光制御手段
を含めて考えたとき、発光部である放電アークと光制御
手段との位置関係に変化が生じ、配光パターンの変化と
なる。
【0025】以上のように第2の実施例によれば、点灯
回路37からの出力電流波形を変化させることにより、
放電アークの形状を変化させることができ、切り換えス
イッチ34を切り換えることにより、2つの異なる形状
の放電アークを選択できるので、2つの配光パターンを
実現できる。
【0026】以下、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図6は本発明の第3の実施
例における放電ランプ点灯装置の構成図を示すものであ
る。図6において、41は放電ランプであるメタルハラ
イドランプであり、42はメタルハライドランプ41を
始動・点灯するための点灯回路である。点灯回路42は
直流電源43とインバータ回路44と高圧パルス発生回
路45と放電ランプ41のランプ電流を制限するリアク
タンス素子であるチョークコイル46で構成されてい
る。
【0027】直流電源43は商用の交流電源47の出力
を整流平滑して直流に変換する整流平滑回路48と、整
流平滑回路48の出力を入力し放電ランプ41に供給す
る電力を所定の値に制御するトランジスタ49とダイオ
ード50とチョークコイル51とコンデンサ52と抵抗
53、54、55と制御回路56で構成される降圧形チ
ョッパ回路57とで構成されており、降圧形チョッパ回
路57は抵抗53、54で出力電圧を検出して、抵抗5
5で出力電流を検出し2つの検出信号を制御回路56で
演算し、降圧形チョッパ回路57の出力電力が所定の値
になるように制御回路56の出力信号によりトランジス
タ49をON・OFF制御する。
【0028】インバータ回路44は、トランジスタ5
8、59、60、61と駆動周波数の切り換えスイッチ
(図示せず)を有する駆動回路62とで構成され、駆動
周波数の切り換えスイッチに応じた所定の周波数でトラ
ンジスタ58、61がONする期間とトランジスタ5
9、60がONする期間を交互に発生させることによっ
てインバータ回路44は直流電源43の出力を交流に変
換して出力する。高圧パルス発生回路45はメタルハラ
イドランプ41を始動させるための高圧パルスを発生す
る。
【0029】以上のように構成されたこの実施例の放電
ランプ点灯装置において、以下その動作を説明する。高
圧パルス発生回路45から発生する高圧パルスによりメ
タルハライドランプ41が始動する。始動後は抵抗5
3、54で検出するメタルハライドランプ41のランプ
電圧に比例した信号と抵抗55で検出するメタルハライ
ドランプ41のランプ電流に比例した信号を制御回路5
6で演算しメタルハライドランプ41に供給される電力
が所定のランプ電力になるようにトランジスタ49をO
N・OFF制御する。
【0030】インバータ回路44は、駆動回路62の駆
動周波数の切り換えスイッチに応じた所定の周波数の交
流波形をメタルハライドランプ41に供給しメタルハラ
イドランプ41は点灯を維持する。ここではインバータ
回路44の出力周波数が、放電アークが安定に存在しか
つ放電アークの形状が異なる出力周波数、例えば400
Hzおよび10kHzに切り換えられるように駆動回路
62を構成しておく。インバータ回路44の出力周波数
が400Hzである時、400Hzは比較的低周波であ
るため、電流制限素子であるチョークコイル46の影響
を受けず、直流電源43により電流制限され、メタルハ
ライドランプ41に流れる電流は図7に示すように矩形
波状となる。また、インバータ回路44の出力周波数が
10kHzである時、電流制限素子であるチョークコイ
ル46によりメタルハライドランプ41に流れる電流
は、図3に示すように三角波状となる。この時、図4に
示すように、それぞれの出力周波数で点灯したときの放
電アークの形状は異なり、この放電アークの形状の違い
は、光制御手段を含めて考えたとき、発光部である放電
アークと光制御手段との位置関係に変化が生じ、配光パ
ターンの変化となる。
【0031】以上のようにこの第3の実施例によれば、
駆動回路62の駆動周波数を切り換えてインバータ回路
44の出力周波数を変化させることにより、点灯回路4
2の出力周波数および出力電流波形を可変でき、2つの
異なる形状の放電アークを選択できるので、2つの配光
パターンを実現できる。
【0032】次に第2の実験結果について説明する。図
8は図19に示すメタルハライドランプの封入物質とそ
の量および放電空間の内容積から求めた放電空間内の平
均音速と放電空間内の平均温度との関係を示す。放電ア
ーク中心の温度が約5000℃であり管壁付近の温度が
約1000℃である時、放電空間内の平均温度を300
0℃と推定でき、その時の放電空間内の音速は図8より
414m/sになる。以上の条件を一般式(数1)に代
入し周波数fを求めた結果を(表1)に示す。
【0033】
【数1】
【0034】
【表1】
【0035】(表2)は、(表1)に示した周波数の正
弦波波形、三角波波形および従来技術の400Hzの矩
形波波形で、図19に示すメタルハライドランプAを水
平点灯させた時の、放電アークの形状と放電アークの曲
がりの大きさ(電極間を結ぶ線と放電アーク中心の距
離)、発光効率、放電空間上部の温度、および放電空間
下部の温度を比較検討した結果を示す。
【0036】
【表2】
【0037】以上の結果から、従来技術の矩形波点灯方
式で点灯した時の放電アークの形状は明らかに湾曲して
いるのに対して、一般式(数1)から求めた周波数fの
三角波波形をランプに供給すると放電アークの形状は一
直線状になることがわかる。この理由は、放電アークか
ら発生する粗密波から説明できる。放電アークから発生
した粗密波が管壁方向に進行し管壁で放電アーク方向に
反射される時、放電アークから放電アークを取り巻く全
周方向に発生する粗密波は管壁で反射し、反射したすべ
ての粗密波は放電空間の垂直断面の中心部で振幅がすべ
て同じレベルになる。さらに、放電アークから発生する
粗密波の振幅はランプ電圧またはランプ電流またはラン
プ電力の瞬時値の変化にほぼ同期して変化すると考えら
れるが、一般式(数1)で示す周波数fで瞬時電圧また
は瞬時電流または瞬時電力が時間的に変化する波形を図
19に示すメタルハライドランプに供給すると、放電空
間の垂直断面の中心部で放電アークから発生する粗密波
の振幅と管壁で反射し、放電アークに戻ってきたすべて
の粗密波の振幅が同じレベルになる。
【0038】一方、一般式(数1)以外の周波数では、
放電アークから発生する粗密波の振幅と管壁で反射した
粗密波の振幅が同じレベルになることはなく、また放電
アークから発生する粗密波の位相によって放電アークか
ら発生する粗密波の振幅と管壁で反射した粗密波の振幅
の大小関係が変化するので、その結果、振幅レベルの低
い方に放電アークが移動するため放電アークが安定しな
い。すなわち、一般式(数1)で示す周波数fでは、放
電空間の垂直断面の中心部で、放電アークから発生する
粗密波の振幅と管壁で反射したすべての粗密波の振幅が
放電アークから発生する粗密波の位相に関係なく、どの
位相でも常に同じレベルになるので放電アークが垂直断
面の中心部で安定になる。
【0039】(表2)に示す比較検討結果から放電アー
クが湾曲すると放電空間上部の温度が1000℃以上に
なるが放電アークの形状が一直線状になると放電空間上
部の温度を1000℃以下になることがわかる。図19
に示すメタルハライドランプを形成する石英ガラスは、
1000℃以上になると急速に劣化し、石英ガラスの失
透や変形(膨れ)が発生する。これらは、光束低下およ
び発光特性の変化の原因となるが、一般式(数1)で求
めた周波数fで点灯することにより、石英ガラスの最も
高温になる放電空間上部の温度を1000℃以下にで
き、石英ガラスの劣化を押さえることができるのでラン
プの長寿命化を実現できる。つまり、瞬時電圧または瞬
時電流または瞬時電力が時間的に変化する波形で一般式
(数1)で示される周波数fで放電ランプを点灯するこ
とにより、長寿命化できる。
【0040】尚、ここでは定格点灯時の平均温度として
3000℃としたが、図8から放電空間内の平均温度が
変化すれば放電空間内の平均音速が変化することがわか
る。すなわち、ランプ電流を可変し調光した時、周囲温
度が変化した時、ランプの点灯直後で放電空間内の平均
温度が所定の値に達するまでの期間などは定格点灯時の
平均温度3000℃とは異なる温度となるので、平均音
速の値は414m/sに対して異なる値になる。また図
8は、図19に示すメタルハライドランプの封入物質や
その封入量および放電空間の内容積から求めたものであ
り、封入物質やその封入量また放電空間の内容積が変化
すれば放電空間内の平均音速が変化するのは明かであ
り、放電空間内の平均音速はランプごとに固有の値を有
する。
【0041】以下、本発明の第4の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図9は本発明の第4の実施
例における放電ランプ点灯装置の構成図を示し、本発明
の放電ランプ点灯装置を車輌用前照灯として使用した場
合のものである。
【0042】図9において、72は放電ランプ、71は
放電ランプ72を始動・点灯させるための点灯回路、7
3は放電ランプ72から発した光を前方へ照射する放物
面反射鏡、74は配光制御を行うアウターレンズでる。
点灯回路71は、図10に示すように、電源であるバッ
テリー75とバッテリーの電圧を所定の電圧に昇圧する
昇圧回路76とで構成された直流電源77、スイッチン
グ素子であるトランジスタ78、79を有し直流電源7
7の直流出力を入力し交流に変換するインバータ回路8
1、駆動周波数の切り換えスイッチ(図示せず)を有
し、トランジスタ78、79を一般式(数1)で、求め
た周波数76.7kHzおよびそれ以外で放電アークが
安定する周波数、例えば図2より10kHzでON・O
FF制御する駆動回路82、放電ランプ72のランプ電
流を制限するリアクタンス素子であるチョークコイル8
3、放電ランプ72を始動させるための高圧パルスを発
生する高圧パルス発生回路84とで構成される。なお、
高圧パルス発生回路84は放電ランプ72が点灯すると
高圧パルスの発生を停止する。点灯回路71の出力周波
数が76.7kHz,10kHzのときの放電アークの
形状はそれぞれ図11の(a),(b)に示すようにな
る。
【0043】以上のように構成されたこの実施例の放電
ランプ点灯装置において、以下その動作を説明する。点
灯回路71は、第1の実施例と比較して、直流電源77
の構成が入力がバッテリーであるために直流で整流平滑
回路ではなく昇圧回路を含むこと、及びトランジスタ7
8,79の駆動回路の駆動周波数が76.7kHz,1
0kHzであること以外はほとんど構成が変わらず、基
本的動作としても第1の実施例とほぼ同じであるので説
明は省略する。まず、使用頻度の高いビームが走行ビー
ムである場合について説明する。
【0044】図12および図13は放電ランプ72を配
置する位置と光を照射する方向を示す図である。この場
合、放電ランプ72を、点灯回路71の出力周波数が7
6.7kHzすなわちアークの形状が図11の(a)に
示す形状であるとき、放物面反射鏡73の焦点が放電ア
ークのほぼ中心となるように配置している。点灯回路7
1の出力周波数を76.7kHzとし、放電ランプ72
を点灯すると、放電アークの形状は図11の(a)に示
すようストレート状になるため、発光部分である放電ア
ークの位置と放物面反射鏡73の焦点85とがほぼ一致
し、図12に示すように反射鏡で反射された光は光軸に
対してほぼ平行な光となり、アウターレンズ74により
光を所定の方向に投影し、図16の(b)に示すような
走行ビームの配光パターンを形成する。
【0045】また点灯回路71の出力周波数を10kH
zとし、放電ランプ72を点灯すると、放電アークの形
状は図11の(b)に示すように、(a)に比べて曲が
った形状になり、発光部分である放電アークの位置が放
物面反射鏡73の焦点85よりも上部にくるため、図1
3に示すように反射鏡で反射された光は光軸に対して下
方に向かう光となる。そしてアウターレンズ74により
光を所定の方向に投影し、図16の(a)に示すような
すれ違いビームの配光パターンを形成する。
【0046】次に、使用頻度の高いビームがすれ違いビ
ームである場合について説明する。図14および図15
は放電ランプ72を配置する位置と光を照射する方向を
示す図である。この場合、放電ランプ72を、点灯回路
71の出力周波数が10kHzすなわちアークの形状が
図11の(b)に示す形状であるとき、放物面反射鏡7
3の焦点が放電アークのほぼ中心となるように配置して
いる。
【0047】点灯回路71の出力周波数を76.7kH
zとし、放電ランプ72を点灯すると、放電アークの形
状は図11の(a)に示すようにストレート状になるた
め、発光部分である放電アークの位置が放物面反射鏡7
3の焦点85の下部にくるため、図15に示すように反
射鏡で反射された光は光軸に対して上方へ向かう光とな
り、アウターレンズ74で倒立投影し、図16の(a)
に示すようなすれ違いビームの配光パターンを形成す
る。
【0048】また点灯回路71の出力周波数を10kH
zとし、放電ランプ72を点灯すると、放電アークの形
状は図11の(b)に示すように、(a)に比べて曲が
った形状になり、発光部分である放電アークの位置が放
物面反射鏡73の焦点85にほぼ一致し、図14に示す
ように反射鏡で反射された光は光軸に対して平行な光と
なる。そしてアウターレンズ74により倒立投影視し、
図16の(b)に示すような走行ビームの配光パターン
を形成する。
【0049】以上のようにこの第4の実施例によれば、
すれ違いビーム選択時と走行ビーム選択時で点灯周波数
を変えることにより、1つのアークを持つ1つの放電ラ
ンプを用いた前照灯で2つの配光パターンを形成でき、
すれ違いビームと走行ビームの切り換えができるので、
2灯式で放電ランプを使用した車輌用前照灯が実現でき
る。また、使用頻度の高いビームのときに、直線状の放
電アークとなるように設定しておけば、光束低下および
発光特性の原因となる放電ランプの失透および変形(膨
れ)を抑えることができ、寿命が長くなる。
【0050】なお、第1の実施例において、点灯回路1
2の出力周波数を例えば5kHzと10kHzとした
が、放電アークが安定しかつ形状が異なる周波数であれ
ば他の組み合わせの周波数としても良い。また、出力電
流波形を三角波としたが、他の波形(例えば正弦波)と
しても良い。また、実現する配光パターンを2つとした
が、点灯回路12の出力周波数を3つ以上にし、実現で
きる配光パターンを3つ以上としても良い。
【0051】また、第2の実施例において、点灯回路3
7の出力電流波形を、例えば三角波と矩形波としたが、
放電アークの形状が異なれば他の波形の組み合わせにし
ても良い。また、実現する配光パターンを2つとした
が、点灯回路37の出力電流波形を3つ以上にし、実現
できる配光パターンを3つ以上としても良い。
【0052】また、第3の実施例において、点灯回路4
2の出力周波数と出力電流波形を、例えば400Hz、
矩形波と10kHzの三角波としたが、放電アークが安
定しかつ形状が異なる組み合わせであれば、他の組み合
わせでもよい。また、実現する配光パターンを2つとし
たが、3つ以上としても良い。
【0053】また、第4の実施例において、光制御手段
として放物面反射鏡とアウターレンズとしたが、他の光
制御手段としてもよい。また、点灯回路71の出力周波
数を例えば76.7kHzおよび10kHzとしたが、
放電アークが安定に存在し、かつ放電アークの形状が異
なれば、他の周波数の組み合わせでも良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
点灯回路が複数の種類の出力信号を印加できるように構
成することにより、複数の配光パターンが実現できる。
また、本発明の放電ランプ点灯装置を車両用前照灯に使
用することにより、1つのアークを有する1つの放電ラ
ンプを用いた車両用前照灯で、すれ違いビームと走行ビ
ームの切り換えができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における放電ランプ点灯
装置の構成図
【図2】ランプの電流波形、点灯周波数と放電アークの
曲がりの大きさの関係を示す図
【図3】同実施例の点灯回路の出力電流の波形図
【図4】(a),(b)は放電アークの形状の違い示す図
【図5】本発明の第2の実施例における放電ランプ点灯
装置の構成図
【図6】本発明の第3の実施例における放電ランプ点灯
装置の構成図
【図7】同実施例の点灯回路の出力電流の波形図
【図8】放電空間内の平均温度と放電空間内の平均音速
の関係を示す図
【図9】本発明の第4の実施例における車輌用前照灯の
構成図
【図10】同実施例の点灯回路の構成図
【図11】(a),(b)は同実施例の放電アークの形状の差
を示す図
【図12】同実施例の走行ビーム形成時の配光方向を示
す図
【図13】同実施例のすれ違いビーム形成時の配光方向
を示す図
【図14】同実施例の走行ビーム形成時の配光方向を示
す図
【図15】同実施例のすれ違いビーム形成時の配光方向
を示す図
【図16】(a),(b)はすれ違いビームと走行ビームの配
光パターンを示す図
【図17】従来の放電ランプ点灯装置の構成図
【図18】従来の車輌用前照灯の構成図
【図19】実験に使用したランプの形状を示す図
【符号の説明】
11、31、41、72 放電ランプ 12、37、42、71 点灯回路 15、43、77 直流電源 19、44、81 インバータ回路 20、62、82 駆動回路 22、32、45、84 高圧パルス発生回路 43 降圧チョッパ回路 73 放物面反射鏡 74 アウターレンズ 131 石英ガラス 132、133 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 滋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−11895(JP,A) 特開 平5−54990(JP,A) 特開 平5−82271(JP,A) 特開 昭62−90843(JP,A) 特開 昭61−294751(JP,A) 特開 平7−14684(JP,A) 特開 平4−312793(JP,A) 特公 平5−57693(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/14 - 41/298

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点灯回路と、前記点灯回路の出力端に接続
    された放電ランプと、前記放電ランプが発する光を所定
    の方向に照射する光制御手段とを備え、前記点灯回路
    が、出力周波数出力電流波形、出力電圧波形、出力電
    力波形のうち少なくとも1つを可変できる特性を有し、
    前記点灯回路で前記放電ランプを点灯し、前記放電ラン
    プの放電アークの形状を可変にし、複数の配光パターン
    を形成できることを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】形状の異なる放電アークを選択的に形成す
    るために点灯回路は、出力周波数と電圧または電流また
    は電力の出力波形のうち少なくとも1つを可変し、少な
    くとも2つの配光パターンを形成できることを特徴とす
    る請求項1記載の放電ランプ点灯装置。
  3. 【請求項3】2つの配光パターンを形成するために、点
    灯回路が、出力周波数と電圧または電流または電力の出
    力波形のうち少なくとも1つを可変し、第1の配光パタ
    ーンをすれ違いビームに、第2の配光パターンを走行ビ
    ームに用い、車輌用前照灯としたことを特徴とする請求
    項2記載の放電ランプ点灯装置。
  4. 【請求項4】使用頻度の高いビームの時に、放電ランプ
    の放電アークの形状がほぼ直線状であることを特徴とす
    る請求項3記載の放電ランプ点灯装置。
  5. 【請求項5】使用頻度の高いビームの時の点灯回路の瞬
    時電圧または瞬時電流または瞬時電力の出力波形が時間
    的に変化する波形であり、Vを放電ランプの放電空間媒
    質中の音速、Lを放電ランプの放電アークに交差する放
    電空間の長さとした場合、出力周波数fが(nV)/
    (2L)(nは自然数)で示されることを特徴とする請
    求項4記載の放電ランプ点灯装置。
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